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  デジタル・クワルナフ
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第15回東京国際ブックフェアに行ってきました。楽しかったけど買い逃しアリ
どもども。馬頭です。記事にするタイミングはずしてしまいましたが、とうとうこの前カウンタが60000万を越えました。来ていただいたみなさんありがとうございます。少しずつですが、記事数も増えてきて、多少なりと読めるものが含まれていればいいのですが。今後も書いていきますのでよろしくおねがいします。

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それはともかく、今日は有明まで東京国際ブックフェアを見てまいりました。

東京国際ブックフェア080712その2

第15回東京国際ブックフェア(2008年)
今年も去年同様、有明ビッグサイトの西館ふたつを使って開催。昨日からやってて、私は今日お休みもらって一般で参加。
だいたい12時15分くらいに到着。入場手続きはスムーズでした。予定では一時間くらい見て、三時くらいまでに家に帰ろうとか思ってたのですが、それは甘い考えでした。去年もそうだった。


東京国際ブックフェア080712その1

ちなみに今日ははじめえらい天気良かったです。夏だっ! 何もせぬまま夏になってしまったっ!



東京国際ブックフェア080712その3

会場内はすでにたくさんの参加者でいっぱい。まあ、それでも移動が困難とか、ぎゅうぎゅうで展示が見れない・本が買えないということもなく。



東京国際ブックフェア080712その4

出版業界の現状などを解説するトークがありました。光和コンピューターのブースでの公演。語りは出版メディアパル編集長の下村昭夫氏(でいいんですよね?)。たしか去年もやってたような気がします。その時は少し聞いて立ってるの辛くて移動しちゃったんですが、今年は聞いてみました。
すでに行った時ははじまってたので、話の方は半分くらい(?)は聞かせてもらいましたが、大変興味深い内容でした。「書籍の推定販売部数の推移」「新刊点数の金額返品率の推移」「出版産業の成長率とGDPの推移」といったものをグラフを見せながら出版・書店の状況を解説。実際ここらへんのことは勉強不足だなと実感。もうちょっといろいろ知らないと。

展示は去年と似た感じでした。本を20%引きで売ってたり、新刊の展示販売や、各種製作環境のソフトとハードの新規商品の紹介やら。
宗教系出版社と韓国(あと中国)の印刷会社が相変わらず多かった。ソフトなどのメーカーは減った? それと、教育ツール系のアイテムを売るとこが元気あったような。
奥のほうにはまた洋書古本の安売りワゴンセールがやってまして、一応こんなの買いました。


svebsk_finlands_bygdedrakterフィンランド民族衣装

『SVENSK FINLANDS BYGDEDRAKTER』
(YNGVAR HEIKL。BEAGES GORLAG。1956年。60ページ)
フィンランド中部あたりの民族衣装を紹介した小冊子? 100円でした。
本当は1350年から16世紀あたりまでのイギリスの年代記らしきものの解説本みたいのもあったんですが、これは買い逃した。後で買おうかと思ったんだけど、使い道を思いつかなかったのでやっぱやめました。500円だったので興味ある人は明日にでも。



で、本当は中央公論社のブースで『世界の歴史20 近代イスラームの挑戦』(中公文庫・山内昌之)を買おうかと思ってたんですが、これも先に買われてしまって買い逃しました。荷物になるから後回しで、と思ったのが敗因でしょう。

物語 チェコの歴史

『物語 チェコの歴史 森と高原と古城の国』

(薩摩秀登。中央公論新社。中公新書1838。2006年。820円。267ページ)
20パーセント引きで新品で650円くらい。そういや『図説チェコとスロヴァキア』はまだ買ってなかったっけか。



復刻版 シベリアの歴史 加藤九◯

『シベリアの歴史』

(加藤九祚。紀伊國屋書店。精選復刻紀伊國屋新書。1994年。1800円。202ページ)
20パーセント引きなんで、新品が1500円くらいでかえました。
どっちも別に今日買わないでもよかったけど、『世界の歴史』を買えなかった反動で。

あと今日見た中で特に気になった本が雄松堂書店の『ヴェリスラフ聖書 Velislai biblia picta』というやつ。14世紀のボヘミア、ヨハン盲目王とカレル1世の時代に活躍した宮廷公証人・司祭であったヴェリスラフという人が作らせた彩色写本の絵解き聖書。現在チェコ共和国国立図書館に所蔵するそれの複製。ファクシミリ版。限定799部で、65万1000円!!! 欲しいが無理だ......orz
だれが買うんだろ。ここって、前にも『ベリー公のいとも美しき時祷書』(大型本なら岩波書店から出てます)とか『グーテンベルク聖書』とかのファクシミリ版作ってますね。

そんなこんなでだいたい15時くらいまでいました。そっからいろいろ寄って、帰り着いたのは19時になってしまいました。疲れた。一日中、何も食べずに行動してのも辛かったです。


参照サイト
東京国際ブックフェア
http://www.bookfair.jp/
メディアパル
http://www.mediapal.co.jp/
日本出版学会
http://www.shuppan.jp/
シベリアの歴史 紀伊國屋ブックweb
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4314006463.html
中央公論新社
http://www.chuko.co.jp/shinsho/
雄松堂書店
http://yushodo.co.jp/
Velislai biblia picta(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Velislai_biblia_picta

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by xwablog | 2008-07-12 22:00 | 日記
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