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  デジタル・クワルナフ
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更新記録75・「同人誌」に新刊情報を掲載。「『イヴァン雷帝』人名辞典」完成
やーっと、やっと、完成です!
コミックマーケット71で出す新刊を入稿しました!

イヴァン雷帝人名辞典

「『イヴァン雷帝』人名辞典」

詳細はこちら!(デジタル・クワルナフの同人誌のページ)

はー、今回もギリギリか~。
しかし、なんとか間に合った良かったです。で、先日の金曜に文京区のビーラー・ホラにある同人こんびに・共信印刷さまに入稿してきたのですが・・・・

な、なんと、データが間違ってたッ! あよーん。実は今回、初のカラー表紙だったんですが、間違ってグレースケールでeps書き出ししてしまってたという・・・。「この間抜けめ!」などと言われてもおかしくない場面でしたが、なんとかその場は逃げ帰り、今日、間違ってたデータを直して持っていって入稿完了。
ふうっ。これで一安心・・・とか思ったら、カラーにはなってたけど、サイズが横幅があと3ミリないとダメっぽかった。あよーん。お前は仕事を辞めてしまえ! とか自分を罵倒しつつ、共信印刷のビルから逃げ去りましたよ。

そのまま神保町に立ちよって、アンリ・トロワイヤの『イヴァン雷帝』の中古本を探したんですが、どうにも売ってない。実は品薄商品らしいです。自分的にはどこぞの安古本屋で、ゴミのように扱われてるかわいそうなシリーズだとか思ってたんですが、そんなことはなかったらしい。今度のコミケで、古本で安く買い集めたやつを新刊買ってくれた人に先着の何人かに配ろうかと思ってましたが、無しにしました。残念。
あと、『持つ者と持たざる者』って題名の本があると思ってずっと探してたんですが、見つからず。どうやら勘違いだったみたいで無い。酷く時間を無駄にして、よりによって何も本を買わずに、ここをも逃げ去る羽目に。し、しどい。

まあ、こんな状態だったので、3日の日曜日は、休暇を普通に休暇に使えて良かったです。蒸しパンさんのとこの企画に乗っかって、中近東文化センターに行ってまいりました。
前にも記事にした、企画展示の「古代ユーラシアの青銅器」を見て、さらに上杉彰紀先生の「南アジアの青銅器時代」というお話を聞いてきました。
凄い面白かったです。これについてはまた記事にします。

あと日曜日にお会いした武藤さんと相互リンクさせていただきました。西夏史を中心にやってらっしゃる「むとうすブログ」です。

参照サイト
デジタルクワルナフ同人誌のページ
http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/magf/mag_f.htm
デジタルクワルナフ相互リンク
http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/linkf/link_f.htm
共信印刷
http://www.kyoshin.net/
貂主の国
http://blog.goo.ne.jp/north_eurasia/
むとうすブログ
http://samayoi-bito.cocolog-nifty.com/mutous/
注目サイト
日本の古本屋
http://www.kosho.or.jp/


この記事へのコメント

>アンリ・トロワイヤの『イヴァン雷帝』

そういえば、雷帝の「ら」の字も知らない頃に読んだのが、この本でした。古本を購入したのですが、そのときは適当に買った中のひとつだったと思います。
まさか、この本からあんなHPを作るまでに歴史資料漁りをすることになるとは。

>日曜日

日曜日、参加できればしたかったんですが。
借りっ放しのものがあちこちに・・・そして、欲しいものも。

12月16日の「第29回中央アジア学フォーラム 」・・・個人的にはなんだかタイムリーな(とくにハザル)内容のようで、行きたい・・・と思ったら「勤労動員の日」でした。おまけに関西か・・・。

P.S
ところでHPの「言葉」の中身が、フレーム外に出てくるのですが?
Posted by 大鴉 at 2006年12月05日 22:54

完成おめでとうございます。そして、お疲れ様でした。500人分とはまた…表紙で睨みを利かせる雷帝の肖像といい、凄い力作ではないですか。冬の陣での健闘をお祈りしております。

トロワイヤの『イヴァン雷帝』ですが、僕も自分の「ロシア史人生」が始まる前に読んだ1冊だったと思います。これがきっかけで今の道に進んだというわけではないのですが、それでも早かったですね。我々のような者にとっては、人生の早い段階で出会うべくして出会う書物なのかもしれません。あるいは、若い頃にこれを読んで「もうダメ。ついていけない」となるか、あるいは「面白そうじゃねえか」となるか、によってその後の人生が大きく変わる、試金石的な魔の小説、と言うべきなのか。
考えてみれば、同じトロワイヤでも、『女帝エカテリーナ』などとは全く違う世界ですからね。『イヴァン雷帝』や『大帝ピョートル』は、まかり間違っても池田理代子に漫画化はしてもらえないでしょう。むしろ長谷川哲也あたりが狙い目か。
Posted by 奥野 at 2006年12月06日 05:59

>アンリ・トロワイヤ
ロシア史にのめり込んでいない普通の人にも読ませる、という力を持った作品ですよね。
自分は実はこれを読んだのは結構遅く、すでにロシア史とか興味あった段階で読んだのですが、確か8年くらい前だから『ロシア原初年代記』より後に読んだことになります。それまで16世紀とかには興味なかったですが、これ読んだ以降は多少は気になるようになりました。まあ、最後はこんな本つくっちゃうことになったのですが。

>ついていけない or 面白そう
エグいシーンも多いですし、それはありそうですね。ある種、通過儀礼のようなものかも。

>長谷川哲也
それはいい選択です!
「オプリーチニナは世界最強ォォォ!」とかなりそうですが。自分的には原哲夫に『ジャンプ』で連載してもらうのもいいかと、ちょっと思いました。あえて『バンチ』じゃなく。毒杯をあおったスタリツキー公がそれを吐きそうになった時、イヴァン雷帝がいきなり登場して「こんなところで出すんじゃない」とかいいつつ蹴りを入れたりとか、いろいろ間違った歴史的事件が!

>フォーラム
これは自分も見て見たかったですが、関西というのはちょっと敷居が高いですね~

>言葉
いや、これはたぶん一応これでいいはず。何か理由があってフレーム内に入れないことにした、という憶えが。何が原因だったか忘れましたが・・・。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年12月06日 11:54

スタリツキー公の処刑(毒殺)をそんな場面にしてしまうってのは馬頭さんならでは。どうせなら武論尊の代わりに原作を書いてみてはいかがですか?毒薬を取り出したイヴァン雷帝に「これだあ!こいつは利くぜえ!」と言わせてみるとか…って、雷帝がケンシロウとコマクの二役になってしまいますが。

もっとも、長谷川哲也や原哲男に漫画化させるのなら、『大帝ピョートル』の方が向いているかもしれません。主人公の強烈さばかりでなく、手強い強敵(とも)とか個性的な手下にも事欠かないし。
Posted by 奥野 at 2006年12月07日 23:33

>ピョートル
確かに原哲夫や長谷川哲也氏なら『大帝ピョートル』の方がバリバリやってくれそうですね。ピョートル帝は肖像画で見るとちょっと顔が丸いので、また『影武者徳川家康』の時みたいにスマートなイケメンにしてもらって・・・
そうするとイヴァン雷帝のほうですが、これはこうなったら荒木飛呂彦氏にお願いするという手が良いかも。私は、荒木飛呂彦氏にロシアものを描かせたら実は結構マッチするのでは、とか思ってる口です。こうなると大変ですよ。御雇いドイツ人技術者たちは、みんなして「ドイツの技術力は世界一ィィィィ」って、シュトロハイムばりに言い出しますから。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年12月08日 02:05

遅ればせながら、新刊の入稿おめでとうございます。
500人分の人物辞典とは恐れ入りました。
当日のお披露目、楽しみにしております。
こちらも無事に入稿を果たしましたが、ページ数が予定の倍になって、すごいことに…
当方も人物伝105人分と用語辞典59項目で、馳せ参じる所存でございます。
Posted by みはらフゴ at 2006年12月10日 16:02

そちらこそ入稿おめでとうございます。
おお。そちらも105人分とはさすがです。
なんか、事典系とか一覧とかは、いつの間にか文の量が増えてしまって困りますね。こちらもちょうど100ページになってしまいました。共信印刷のフルカラーセットのページ数上限を越えてて、少し高くかかってしまいました。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年12月10日 16:44

 『サトラップの息子』を読んで,これはと思いアンリ・トロワイヤのおすすめはなにかなとぐぐってたら,ここにたどり着きました。関係ないですが,『サトラップの息子』はマルジャン・サトラピ『ペルセポリス』の連想でたまたま目に留まったのがきっかけです。カージャール朝の王胤サトラピさんによる現代イラン史を描いた初のマンガ本です。
Posted by とおりすがり at 2006年12月25日 23:16

いらっしゃいませ~。
『サトラップの息子』はまだですが、いつか読んでみたいです。
『ペルセポリス』はいつも自分が行ってるような店じゃ置いてないんですよね~。これもいつかチェックしたいです。しかし、作者がカジャール朝の末裔とは知らなかった。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年12月26日 04:32

トラバ送ってみました。
この本を紹介するには、どのページにリンクはったらいいですかね?

…ああ、なんかジョジョのセリフが似合いそう、と思ったのは馬頭さんの影響なのかな?(笑)
Posted by 雪豹 at 2007年04月29日 19:14
by xwablog | 2006-12-04 00:44 | 日記
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