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鞍馬寺を下りた遮那王は、京で母親と偶然再会し・・・。北崎拓『ますらお 秘本義経記』第2巻
この前大船までは行ったけど、鎌倉は行き損ねたことで、なんか行きたい感が高まってます。三月か五月に、鎌倉に行ってみたいと思ってるんですが、花粉症が辛いですね。今の時期の平日なら観光客(とくに学生)も少ないんじゃないかと思うので、今の内に行きたいのですが。

それはともかく。

北崎拓『ますらお 秘本義経記』第2巻

『ますらお 秘本義経記』第2巻

(北崎拓。小学館。少年サンデーコミックススペシャル。1994年。500円)
「1174年。鞍馬寺から平維盛とともに天狗探しに出た遮那王(牛若丸)は、山賊に捕まった子供たちを助けようとひとつ策をめぐらす。そして、なんとか山賊たちをやっつけることができた。その少女の中のひとり、『しずか』は山を下りようとする遮那王についてくるのだった。しかし、そんな二人を逃げた山賊たちが再び襲い・・・」

この前『北条時宗』読んで鎌倉関連で、と思ってこれを発掘。そういや同じ作者の『さくらんぼシンドローム』の方は無事完結しましたね。もうちょっと引っ張るかと思ったけど。

この巻で牛若丸は自分が藤原氏ではなく、源氏の直系の子供であることを知ります。そして、山で知り合った平氏打倒を目指す謎の老人、山賊の三郎、鞍馬寺を出た常陸坊、とともに活動することになります。京都で老人から手ほどきをうける遮那王は、街中で「かむろ」にからまれ問題を起こす中、偶然長く別れたままだった自分の母親に出会います。
孤児のしずかは維盛のところに残ることになりますが、今後どうなるんでしょうね〜。

この作品、「週刊少年サンデー」で連載された作品ですが、このネタなら「ヤングサンデー」でもよかったような。もうちょい大人向けな内容にしないと、ですけど。現在は新装の小学館漫画文庫版が出ています。

そういや、鎌倉時代とかあのあたりをネタにしたゲームってありましたっけ? 『源平討魔伝』以外で(鎌倉モノちがう
いや、なんか「信長の野望」とかみたいなシミュレーションゲームは作りづらかろうかと。

参照サイト
小学館 コミック
http://comics.shogakukan.co.jp/

関連記事
古代におけるエミシという呼称の使われ方の解説とそれがどういった人々かを検証。工藤雅樹『蝦夷の古代史』
http://xwablog.exblog.jp/7921152
なんで江戸に幕府が出来たのかに答える。岡野友彦『家康はなぜ江戸を選んだか』(江戸東京ライブラリー9)
http://xwablog.exblog.jp/8401258
少年たちが内戦下の日本で東京を目指す。北崎拓&工藤かずや『望郷戦士 ティアフルソルジャー』全7巻
http://xwablog.exblog.jp/9917896

あれ? 「ますらお」の第1巻って記事にしてませんでしたっけ? 無い。
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by xwablog | 2009-03-05 23:37 | 史劇
蒙古の脅威をひしひしと感じる時頼。さいとうたかを&高橋克彦『コミック北条時宗』2巻から4巻
web拍手レス
>昔、ある雑誌で元寇を背景にした小説が連載されておりまして。なかなか面白かったのですが
>いつの間にか打ち切りになり・・・・それはともかくこの漫画も面白そうですね。
読み切りならともかく、連載小説は一度消えると本になる可能性が低いから切ないですよね。
この漫画はさいとうたかを氏が描いてるだけあって、さすがに上手いです。さいとう氏は歴史もの好きなのか、他にも武田信玄とか描いてるんですよね。

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おおお、まさかの雪とは。今外見たら、道の上は溶けてましたが、車の上とかのは積もってました。明日大丈夫かな。
しかし、寒いですね。最近は室温が低いのがたまらないので部屋の中でもコート着てます。

それはともかく。
漫画版の『北条時宗』。一応4巻まで読みました。

『コミック北条時宗』第2巻さいとうたかを高橋克彦

『コミック北条時宗』第2巻

(さいとうたかを。原作/高橋克彦。脚本/道又力。講談社。2000年。571円)
「1251年、正室の涼子(あきらこ)から正寿丸(しょうじゅまる)、のちの北条時宗が産まれ喜ぶ北条時頼だったが、涼子は側室から生まれた長男の宝寿丸との対立を不安がる。鎌倉は時頼の政権掌握に不満を持つ足利泰氏や将軍頼嗣などの影響から不穏な動きがみられるようになってきていたのだった。また、そのころ、遠くモンゴルでは、モンケ・ハーンとその兄弟たちが、東西の諸国へと大規模な侵攻を開始する・・・」

北条時宗が生まれてから蒙古軍襲来に立ち向かうまでを描いた歴史漫画・・・なんですが、4巻まで読んでみてわかりましたが、ここまでの主人公は北条時頼でした! (ぇー
いや、北条家の問題とか時宗が生まれてからのいきさつとか描くのはいいんですが、メインで活躍するのが時頼なんですよね。国内の問題、とくに身内との諍いを乗り切りつつ、ひいきにしている博多の商人・謝太郎(しゃたろう。謝国明の息子)の言う「蒙古が凄い勢いだぞ。備えないとヤバいぞ」という話に、いつも「なんとかしなきゃ」と悩み奮闘しています。だから息子影薄いです。異母兄弟のことも、親の側の問題という感じもしちゃうので、息子の苦悩ってのも重みを増すのは4巻半ばあたりから。しかも、その決着そのものはだいたい時頼がつけちゃってる感じも。
だから、これは北条時頼が主人公の漫画だと思って読めばいいのじゃないかと。そうするとすんなり読めます。面白いですしね。

日本の話と同時にモンゴル側の話も語られ、フビライが対宋戦線の責任者として実力を蓄えて行く様子が描かれます。それを警戒しはじめるモンケとの確執が起きたりしますが、これはモンゴル側は兄弟間で対立し、日本では兄弟間で仲良くしたって、感じで対比されてるようですね。
フビライも、北条一家も、なんかやけに善人で正道を歩む人っぽく描かれてます。ひと昔前の歴史モノの感じがちょっとします。



『コミック北条時宗』第3巻_さいとうたかを高橋克彦

『コミック北条時宗』第3巻

(さいとうたかを。原作/高橋克彦。脚本/道又力。講談社。2001年。571円)

この漫画ではじめて知りましたが、北条時頼は出家(道崇と名乗った)した後に勧善懲悪の諸国巡りをしたという廻国伝説があるそうですね。この漫画ではは時宗と商人・謝太郎を連れて、東北・十三湊まで行って、そこから船で博多を巡る旅をしています。
諸国巡りしながら各地でいいことするなんて、なんか『水戸黄門』みたいな話ですね。



『コミック北条時宗』第4巻_高橋克彦さいとうたかを

『コミック北条時宗』第4巻

(さいとうたかを。原作/高橋克彦。脚本/道又力。講談社。2001年。571円)

4巻では1263年に北条時頼が死亡するまでが描かれます。時宗も前途有望な若者になるものの、若くして重責を担わされ苦悩したりとか。
モンゴルではフビライがモンケの死とともにハーンになろうと決意します。
また、この巻では鎌倉で説法する日蓮が登場。そうか、日蓮ってこの時期の人だったな、とか思ったり。

あと5巻6巻はまだ未入手。普通には買えないかな? ネットだとなー・・・



youtubeにこんなのありました。

鎌倉紫陽花巡りⅢ@北条時宗公御廟所・円覚寺:JR横須賀線・大船~北鎌倉
シリーズになってるみたいで、鎌倉の北条時宗関連の名所を巡ります


参照サイト
北条時頼(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%A1%E6%99%82%E9%A0%BC
北条時宗(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%A1%E6%99%82%E5%AE%97
さいとう・プロダクション公式サイト
http://www.saito-pro.co.jp/
クビライ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%93%E3%83%A9%E3%82%A4

関連記事
奥野さんの記事「バトゥのロシア遠征」も載ってる。『コマンドマガジン』vol.79 チンギスハン特集
http://xwablog.exblog.jp/8099527
ロシア海軍増強、熊の群れ、海外にもDQNネーム、カダフィの息子逮捕など、最近のニュース080729
http://xwablog.exblog.jp/9179994
新連載「悪霊(シュトヘル)」開始。あと「のぼうの城」がイイ。『ビッグコミックスピリッツ』2009年4-5号
http://xwablog.exblog.jp/10076447
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by xwablog | 2009-03-03 01:23 | 史劇
義経の伝説を絡めた和風異能もの漫画。皇なつき『アルカイック・チェイン』
美麗な作品で知られる皇なつき氏が作画担当の、義経=チンギスハン伝説を元にした、現代伝奇漫画(和風異能もの)の作品を読みました。

Archaic Chain(アルカイック・チェイン

『Archaic Chain(アルカイック・チェイン)』

(天河信彦&皇なつき。マッグガーデン。2005年。552円)
「少年・畝火鉄(うねびまがね)は、影手流と呼ばれる不思議な技を使う家の当主であったが、3年前から奈良にある香具山家に世話になってる。そこの一人娘・天鼓といっしょに京都で開催されていた大モンゴル展を見にいった時、光の剣を使う男が現れ、鉄たちを襲う。鉄は影手流の影の刀で応戦するが、男によって展示されていたテムジンの刀を奪れてしまい・・・・」

マッグガーデンの『コミックブレイドMASAMUNE』でやってました。


なんか、皇氏というと史劇もの(しかも中国史)が中心の作家さんで、他の作風は思いつかなかったのですが、めずらしく現代的な服装とかいろいろ見れて楽しかったです。残念ながら、1巻で打ち切られ終わり。特殊な霊能力みたいなのが使える人たちが出てきますが、その力があまり活用されてないのと、話のテンポが少し平坦な感じがしました。ネタ的には源義経が北に逃れたコースに沿って鉄や天鼓たちが移動しつつ謎とか敵に迫るみたいな感じだったようですが、北海道に渡る前で終わってます。チンギスハンとかと絡めてたはずなんですが、そこまで至らず。どうやら、そもそも義経のことは編集部側からの要望で取り入れたネタらしく、はじめは奈良中心のよくある事件解決型オリジナル霊能ものみたいな感じだったようです。上手い具合に義経もので引っぱってほしかったですね。

久々に見たけどやっぱり素晴らしい絵を描く人ですね。最近はチェックしてませんが、どこの雑誌で描いてるんでしょう。


ついでにこんな話。

【中国】【今日は何の日?】1967年:清朝最後の皇帝、溥儀が死去
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061017-00000000-scn-cn
「1967年10月17日、清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)が病気のため亡くなった。
 溥儀は1906年に光緒帝の弟の醇親王の子として生まれた。1908年11月に光緒帝と西太后が相次いで死去すると、2歳で清朝第12代の皇帝となった。年号を「宣統」としたので、「宣統帝」と呼ばれることが多い。
 しかし清朝は1911年に勃発した辛亥革命を抑えることができず、溥儀は1912年1月に退位。清朝は滅亡した。」(Yahoo!ニュース。サーチナ・中国情報局10月17日記事より抜粋。)


>最近よく見てるサイト
クロイチゴ
http://www8.plala.or.jp/kyo_/
狷介庵無聊雑録
http://d.hatena.ne.jp/kenkaian/
下手の考え休むに似たる
http://blog.livedoor.jp/heta_kan/


あと、ついでに不満をいっておく。
会社のトイレ、入るとゲ●・・・もとい吐瀉ブツの臭いがするんですよ。入るたんびに。なんで?


参照サイト
皇なつき公式
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/nasuga/

関連記事
狄の大軍の襲来の影に臏の旧知、魏国の龐涓が関与? 星野浩字『臏(ビン) 孫子異伝』第2巻
http://xwablog.exblog.jp/10153950
いままで抱いていたアイヌ観を変える様な一冊。瀬川拓郎『アイヌの歴史 海と宝のノマド』講談社選書メチエ
http://xwablog.exblog.jp/7924147
古代におけるエミシという呼称の使われ方の解説とそれがどういった人々かを検証。工藤雅樹『蝦夷の古代史』
http://xwablog.exblog.jp/7921152
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by xwablog | 2006-10-18 04:38 | 史劇