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タグ:現代史 ( 32 ) タグの人気記事
フィンランドの功労者・マンネルヘイム大統領の伝記。『グスタフ・マンネルヘイム』。あと『独立への苦悶』
今週号の『スピリッツ』で「シュトヘル(悪霊)」読みました。けど、「シュトヘル」以外は単行本で読むつもりのが多いのであまり読む気がおきないなぁ。シュトヘルも単行本待ちかな。そういや、今週号の「上京アフロ田中」面白過ぎ。

それはともかく。

グスタフ・マンネルヘイム フィンランドの白い将軍

『グスタフ・マンネルヘイム フィンランドの白い将軍』

(植村英一。荒地出版社。1992年。2600円。247ページ)
序章 神話の国フィンランドの奇跡
第1部 ロシア帝国の陸軍で
第1章 グスタフ・マンネルヘイムの生い立ち 1867-1886
第2章 ツァーの青年将校 1886-1904
第3章 日露戦争 1904-1905
第4章 アジア大陸横断騎行 1906-1908
第5章 第一次世界大戦とロシア革命 1908-1917
第2部 祖国フィンランド
第6章 独立戦争 1917-1918
第7章 フィンランドの執政 1918-1919
第8章 大戦と大戦の間 1919-1939
第9章 冬戦争 1939-1940
第10章 戦争と戦争の幕間 1940-1941
第11章 継続戦争 1941-1943
第12章 休戦 マンネルヘイム大統領 1943-1944
第13章 マンネルヘイム大統領の晩節 1944-1946
第14章 グスタフ・マンネルヘイムの終焉 1946-1951
第15章 余録

1月28日はマンネルヘイムの命日なので、この本でも紹介しておきます。
帝政末期のロシアの実質的な領土の一部だったフィンランド大公国に生まれ、ロシアの軍人として出世し、ロシア革命の後は、フィンランド独立のために尽力し、ついに大統領になったカール・グスタフ・エミール・マンネルヘイムの伝記です。書いた人は元軍人。
帝政ロシアにおいて非ロシア人は多くいて、マンネルヘイムもオランダ系スウェーデン人の貴族の家系に生まれています。17世紀末にオランダ人で軍人の祖先が、フィンランドに移住し、1808年にフィンランドがロシア領になると、そのまま残ってロシアの貴族になった一門だそうで、母親もスウェーデン系貴族の娘なので、どうやらロシア語どころかフィンランド語も母語ではないようです。そんな人でもロシアでは近衛部隊に入れてしまうのです。
近衛兵として勤務した彼は、その後、日露戦争に参戦したり、中央アジアの探検を行ったり、あと、日本にもやってきてたりします。第一次世界大戦にも参戦しますが、革命が起きるとフィンランドに帰って内戦に白軍で指揮をとります。さらにいろいろありますが、1939年からの冬戦争や継続戦争の指揮もとって、大国ソ連を相手に一歩も引かない死闘を戦い抜き、独立を保持。1944年には大統領となります。最後はスイスで病没。
なんというか、本をはじめて読んだ時も思いましたが、物語の主人公のような人生でかっこいいです。日本と意外に関わりがあったりするのも嬉しい。

フィンランド関連の本は意外と出ているので『雪中の奇跡』とか『流血の夏』もお薦め。映画の『ウィンターウォー』と『若き兵士たち』も燃えます。私はロッカ・アンティ萌え。
あ、こーゆーのもあります。

独立への苦悶 フィンランドの歴史

『独立への苦悶 フィンランドの歴史』

(斎藤正躬。岩波書店。岩波新書79。1951年。100円。180ページ)
ヘルシンキ
スエーデン時代
大公国
帝政のたそがれ
抵抗
文化人達
共和国の誕生
ソ・フィン戦争
主な参考書

斎藤正躬(さいとうまさみ)氏によるフィンランドの通史。フィンランド大公国から独立までがメイン。
古い本で、ずっとコピーしか持ってなかったのですが、やっとのことで本物を手に入れました。ホントはフィンランド史好きの友人が欲しがるかと思ったのですが、いまいち盛り上がってなかったので私のものに。
これも非常に面白い本です。簡単に読めるし。


参照サイト
荒地出版社
http://www.jinbutsu.co.jp/arechi/
岩波書店
http://www.iwanami.co.jp/
カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%8
2%BF%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%8
3%9E%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%A0
冬戦争(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E6%88%A6%E4%BA%89

関連記事
ひと癖、ふた癖、み癖くらいあるファシストたちが大集合! 長谷川公昭『世界ファシスト列伝』
http://xwablog.exblog.jp/9525554
海賊が戦車強奪、フィンランド銃乱射、パキスタンでの戦闘、小さなガンジーなど最近のニュース。081003
http://xwablog.exblog.jp/9620941
戦局が悪化する東部戦線での戦車戦を描く。小林源文『黒騎士物語』
http://xwablog.exblog.jp/9601013
独ソ戦を面白く解説するこの一冊。内田弘樹&EXCEL『どくそせん』。イカロス出版
http://xwablog.exblog.jp/7432019
まんがの森では下旬となってたよ。今月発売予定『萌えよ!戦車学校02式』
http://xwablog.exblog.jp/8853122
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by xwablog | 2009-01-28 04:19 | 書庫
守りたいから私は飛ぶ! 謎の飛行体ネウロイと戦う少女たちの物語。『ストライクウィッチーズ』
ども。馬頭です。
久しぶりに『BE-BOP-HIGHSCHOOL』を読んでるのですが、これがやっぱり面白いです! 学生時代に流行った作品ですが、当時の状況とか思い出したり、これに影響されてバカなことしたヤツとか思い出したり、なんか異様に懐かしいとともに改めて楽しめてよかった。
で、これ読んで思い出したのですが、ゲームで『ビーバップ』のやつって出てましたっけ? 「メンチビーム」っていうビームを目から出して喧嘩するゲームがあったような気が。

それはともかく。なんか放映は終わっちゃったらしいのですが、これについて。



『ストライクウィッチーズ』DVD第1巻

(原作/島田フミカネ&Projekt Kagonishiプロイエクトカーゴニッシュ。監督/高村和宏。キャラクターデザイン原案/島田フミカネ。制作/GONZO。キャスト/福圓美里、千葉妙子、名塚佳織、沢城みゆき、他。6090円。)
「1939年にこの世に襲来した謎の巨大飛行体ネウロイは、五年でヨーロッパ大陸を制圧するまでになっていた。人類は彼らに対抗することのできるのは魔力のみのため、魔力で動き空を飛ぶ機械ストライカーユニットを開発して戦うことになるのだった。そして、ヨーロッパに唯一残った人類圏のブリタニアには、各国のエースパイロットたる少女たちが集まり、連合軍第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」を結成し、ネウロイとの戦いに力を尽くすのだった。そんな中、はるか東方の島国、扶桑皇国の学生・宮藤芳佳は、その潜在能力を買われウィッチーズに入らないかと言われる。だが、ユニットの開発者だった父との別れが、戦争のせいだとして戦うことを拒み・・・」

最近流行り(?)の萌えミリタリーもののひとつで、飛行脚「ストライカーユニット」というのを脚に履いて、空を飛んで敵と戦うという話。いわゆる擬人化モノの変則的な形態ともいえる「戦闘機化した少女」というのがミソになっています。(そういや、レシプロ機ものもじわじわ増えてますね)
で、なんでこれを取り上げたかというと、この話で敵となる謎の巨大飛行物体の名前が「ネウロイ」となっているからなんです。
この「ネウロイ」は、ヘロドトスが『歴史』の中でも言及している古代のスラヴ人とみられる人々を指す名称「ネウロイ人(Neuroi)」から取ったのだと思います。ネウロイ人に関する記述は、ダレイオス1世のスキタイ遠征の部分、四巻(岩波文庫だと中巻)の17節、51節、102節、105節、などに名前が登場します。それによると、現在のベラルーシ・ウクライナにあたる部分などに住んでいたとされています。あと105節に書かれていることは興味深いです。

「ネウロイ人はスキュティア風の慣習に従っているが、ダレイオスの遠征により一世代以前に、彼らは蛇の襲来にあい、全国土から退散せねばならぬという羽目に陥った。この国に多数の蛇が発生したのみならず、さらに多数の蛇が、北方の荒野から来襲したためで、遂には困窮の果て故国を捨ててブディノイ人とともに住むことになった。この民族はどうやら魔法を使う人種であるらしく、スキュタイ人やスキュティア在住のギリシア人のいうところでは、ネウロイ人はみな年に一度だけ数日にわたって狼に身を変じ、それからまた元の姿に還るという。」

これは、スラヴ人たちに広まっていた信仰やその儀礼のことじゃないかとされています。現在もバルカンなどでは人狼の伝説などが多く残っています。ここらへんについては『スラヴ吸血鬼伝説考』を参照するのがいいでしょう。まあ、『ストライクウィッチーズ』では、謎の飛行体についての名称というだけになってしまい、人狼とか関係ないですが。

うーむ、しかし、まさかコレを持ってくるとは。いいセンスしてます。
テレビ無いので見てなかったものの『ストライクウィッチーズ』が話題になっているのは知ってましたが、ネウロイのことはこの前知りました。で、とりあえずどんなもんかとDVD1巻を見てみたのです。
内容的には『戦闘妖精雪風』と『ガンパレードマーチ』と広義の魔法少女ものを合わせた感じで、少女の成長と仲間たちとの関係を描きつつ、戦うことの意味を問うていくことになりそうです。作画もよく、普通に楽しめました。あと、描きたいものが何かを正直に追求する姿勢には感服。突っ込みどころは、まさにそこで、若い女の子がスカートを履かないのがデフォという世界観と、執拗に股間をアップにする演出でしょうか。


参照サイト
ストライクウィッチーズ アニメ公式
http://s-witch.cute.or.jp/
島田フミカネ公式
http://www.ne.jp/asahi/humikane/e-wacs/

関連記事
トラキアの黄金遺物の記事有り。『ナショナルジオグラフィック日本語版』2006年12月号
http://xwablog.exblog.jp/8040974
テルモピュライの戦いは100万対300人のガチンコバトル。F・ミラー『300(スリーハンドレッド)』その1
http://xwablog.exblog.jp/7489963
ハイパー美少女系ミリタリーマガジン創刊!『MC☆あくしず』vol.1という記事
http://xwablog.exblog.jp/7720558
次期皇妃を水上偵察機の後席に乗せ、中央海を単機敵中翔破せよ。犬村小六『とある飛空士への追憶』
http://xwablog.exblog.jp/8861288
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by xwablog | 2008-10-23 00:07 | 日記
戦局が悪化する東部戦線での戦車戦を描く。小林源文『黒騎士物語』
「黒騎士中隊の戦士達に休息はない。あるのは鉄の棺桶だけだ」

黒騎士物語_小林源文

『黒騎士物語』

(小林源文。日本出版社。アップルコミックス。1986年。850円。164ページ)
「1943年の秋。ロシアへと侵攻したドイツ軍はツィタデレ作戦後は防戦に回り、ロシア南部にいた第8中隊もこの悪化する戦局に翻弄されていた。バウアー中尉率いる第8中隊は多数の戦車を擁する部隊だが、ある日、補充兵のウェーバーがやってくる。彼らは困難な局面にあいながらも、数多の戦いをくぐり抜けていく・・・」

小林源文(こばやしもとふみ)先生の代表作ともいえる第二次世界大戦の独ソ戦を描いた作品。数台の戦車を擁し活躍する「黒騎士」と呼ばれる部隊。それ率いるバウアー中尉とその部下たちが、ソ連軍相手に東部戦線を転戦するのですが、敵戦車部隊との戦闘、敵部隊の集結地への奇襲、包囲からの脱出、不名誉な転属、第八中隊の再生、そして激戦につぐ激戦と、さまざまな戦いを見ることができます。バウアー中尉もこれらの戦いを経て、ついに騎士十字章を貰うまでに。
非常に味のある作品で戦争漫画として楽しませてくれるのですが、いろんな所で使われているギャグの元ネタが出てくることでも楽しめます。ああ、これが元ネタか〜、というのがいくつも登場します。
ちなみに『黒騎士物語』には外伝があるみたいなんですが未読です。



で、この『黒騎士物語』のパロディの同人誌をこの前買いました。

縞騎士物語_EXCEL

『妄想版 縞騎士物語』
作者はサークルGewaltのEXCEL氏。『どくそせん』の漫画担当をした人ですね。この同人誌では『どくそせん』に登場した女の子になったバウアーとシュガポフがメインで戦車戦を見せてくれます。だから『どくそせん』の同人誌ともいえるのかな。
内容はギャグだけかと思ったら、しっかり話作ってあってちゃんと戦ってるし、シリアスなとことか締めるとこは締めてて、非常によい同人誌です。
巻末に速水螺旋人さんたちのゲストイラストがありますよ。
この「縞騎士物語」は、2006年に出たのもあるみたいです。





『MCあくしず』vol.10

(イカロス出版。2008年。1400円。174ページ)
速水さんがロシア妄想主義概論の中で小林源文漫画での言い回しについて書いてましたが、「ゲルマンスキー」とか「魔女のバアサン」とかはロシアでは実際には使ってないのです。そういや、このことがさっそくwikipediaに書かれてました。対応早いな(笑。「T-34」のwikipedia記事で、昔は「ロジーナと呼ばれてた」って書いてあったんですが、これも直ってる。速水さんや奥野さんや晴天さんの記事のおかげでしょうか。だれだろ、直したのは。
あと、wikipediaによると「教育してやる」はドイツの有名な戦車乗りたちの会話が元だとか。しかし、ほんと印象的な台詞が多い作品です。




参照サイト
GENBUN WORLD(源文氏公式)
http://www.genbun.net/
CG LAB(Excel氏公式)
http://zuya.jp/usr/excel/
日本出版社
http://www.nihonshuppansha.net/

関連記事
独ソ戦を面白く解説するこの一冊。内田弘樹&EXCEL『どくそせん』。イカロス出版
http://xwablog.exblog.jp/7432019
手先は器用だけど生き方は不器用な、英雄にしてエンジニア。『カラシニコフ自伝 世界一有名な銃を創った男
http://xwablog.exblog.jp/9564507
まんがの森では下旬となってたよ。今月発売予定『萌えよ!戦車学校02式』
http://xwablog.exblog.jp/8853122
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by xwablog | 2008-09-30 23:05 | 史劇
極北の地を遺伝子工学が生み出した超戦闘犬がひた走る! 谷口ジロー『ブランカ』と『神の犬』各2巻
谷口ジロー『ブランカ』第1巻

『ブランカ』第1巻

(谷口ジロー。小学館。小学館文庫。1999年。571円。273ページ)
「凍結したベーリング海峡を越えてアラスカにやってきた一匹の白い犬・ブランカ。この通常の犬の能力をはるかに越えた存在であるこの犬を巡り、密猟者や学者、アニマルトレッカー、そして日本人・シバが巨大な秘密に巻き込まれていく・・・」

谷口ジロー氏が、祥伝社の「マガジン・ノン」に1984年から1986年にかけて連載した作品。連載時から大幅加筆されているとのこと。
遺伝子工学によって人工組成された戦闘犬ブランカが、ソビエト連邦内のR(エール)共和国の研究所を抜け出し、はるかアメリカのニューヨークにいる飼い主の孫娘に会うため走りはじめます。もともとはアメリカに亡命したリャプコワ教授によって作られたのですが、リャプコワ教授はR共和国によって拉致され、戦闘犬の開発に協力させられていました。しかし、彼はブランカだけは逃がし、孫娘のパトリシアの元へと向かわせます。
アラスカに入ったブランカを機密保持のために殺そうとするR共和国は、密猟者などを雇って狩らせようとするのですが、これはブランカの戦闘能力によってあっさりと失敗してしまいます。この時巻き込まれた密猟者の日本人・シバは、ブランカのことで恋人を殺されるなど散々な目にあってしまい、ブランカに恨みを抱くようになります。また、ブランカを一目見てその魅力に取り憑かれた動物生態学の女学者ヘレンも、ブランカを追いはじめるのです。そして、R共和国も、他人を使ってではなく、秘かに直接兵隊を送り込んで本格的に殺そうとします。東へ東へと行くブランカ。かれを追って人びとの思惑が錯綜していくのです。

なによりも犬でしかないブランカの犬を超えた活躍が非常に楽しい作品でした。カリブーよりも速く長時間走り、跳躍は河をも越え、もっとも『銀牙--流れ星銀』みたいに喋ったりはしませんが。冷戦ネタだし、1980年代の時代的なテイストが入ってて、なんだか懐かしく感じられた作品でした。
それにしても、ソ連をただ「ソ連」にして簡単に扱うのではなく、「R共和国」というソ連の一共和国を使って描いているのは珍しいし感心しますね。どうやら「R共和国(エールとルビがふってありますが、もちろんアイルランドとは関係無しです)」は、ソ連のしかものちの展開ではロシア連邦内の一共和国という設定みたいです。このR共和国のシュミット大佐が、ロシア共和国に対する主導権争いで勝利するために、すさまじい能力を持った戦闘犬を必要とし、研究させていたという設定。「バカな。犬ごときで国家同士の駆け引きを有利にするか」など思うかもしれませんが、ブランカの能力はもう、犬とかどうとか言う問題じゃないですよ。確かにこれならば、とか思わせ・・・・いや、やり過ぎか? (笑)
まあ、それはともかく、シュミット大佐の野望も、最終的に特殊部隊を派遣してまでのブランカ追撃に失敗することで潰えるのですが、実はこの漫画、続きがあります。

谷口ジロー『神の犬』第1巻

『神の犬 DO』第1巻

(谷口ジロー。小学館。小学館文庫。2000年。571円。272ページ)
「カナダでついに死んでしまったブランカ。しかし現地の狼を母として彼の子供が生まれていたのだった。それを知ったシュミット大佐は、その仔オオカミ犬の捕獲をめざし、ついに一匹の黒いオオカミ犬・タイガを捕えることに成功する。戦闘犬として育てられるタイガだが、そのころあの捕獲網を抜け出していたタイガの兄弟ナギは、囚われたタイガを求め、西へと移動を開始する・・・」

今度は、あれから少したった時期の話。ちょうど、ソ連崩壊の後が舞台になってるので、1990年のことみたいです。ということは前の『ブランカ』は1989年だったってことになりますが、まあ、『神の犬』は1995年から1996年に『ビッグコミック』で連載されたものなので、後付け設定かも。
こちらの方でも、シュミット大佐やワーレン中尉、ヘレンやニック、といった前のシリーズの登場人物が出てきます。前ので重要なキャラだったシバは登場しなくなりますが、同じく日本人で、研究者のケンが登場。
話の方は、タイガとナギの兄弟が、西と東からお互いを求めて移動をし、シベリアで戦わなくてもいいのに戦わざるを得ないことになってしまいます。戦いの舞台がサハ共和国というのが渋い。


参照サイト
小学館
http://www.shogakukan.co.jp/
軍犬(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8D%E7%8A%AC
谷口ジローの街(ファンサイト)
http://www.jiro-taniguchi-fan.com/

関連記事
日本とクルドの混血児の少年が家族との再会を求めトルコ・クルディスタンを行く。安彦良和『クルドの星』
http://xwablog.exblog.jp/9461332/
山に生きる男の渇望と相克。作/夢枕獏&画/谷口ジロー『神々の山嶺(いただき)』全5巻
http://xwablog.exblog.jp/9429177/
1907年に行われた沿海州の地理学人類学的な探検紀行。アルセーニエフ『デルスウ・ウザーラ 沿海州探検行』
http://xwablog.exblog.jp/8938250
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by xwablog | 2008-09-12 00:40 | 史劇
日本とクルドの混血児の少年が家族との再会を求めトルコ・クルディスタンを行く。安彦良和『クルドの星』
どうも。こんばんわ。馬頭です。
昨日、眉毛をいじってたら、異様に長い眉毛が抜けまして、なんか長い鼻毛が抜けたときよりも感動しますな。

それはともかく。

安彦良和『クルドの星』1巻

『クルドの星』第1巻

(安彦良和。中央公論社。中公文庫コミック版。1998年。571円。280ページ)
「1985年、生き別れたクルド人の母親からの手紙を受け取った日本人の少年・ジローは、家族との再会を求めイスタンブールへとやってくる。しかし、疑念にまみれた再会の時、突如としてトルコ軍兵士たちが踏み込んできた。逃げ出すジローたちは、クルドゲリラの闘士・デミレルに導かれ、トルコ東部・クルディスタンへと行くことになり・・・」

やーっと、読むことができました。読むまでがほんと長かったです。巨匠・安彦良和氏がクルド人たちをメインに扱って描いた冒険活劇です。これは徳間書店が出していた『月刊少年キャプテン』という漫画雑誌に連載され、1985年の昭和60年2月18日号から1987年の昭和62年4月18日号に掲載されました。当時はまだイラン・イラク戦争の最中で、クルド人のことなんかほとんど知られていなかった時代です。今思えば、よくこんなネタ思いついたものだな〜、と。
今回、この中央公論社が出した文庫版全2巻で読みましたが、この漫画、他の出版社からも出ています。はじめはもちろん徳間ですが、下の画像のは、チクマ秀出版というところが出したものですし、さらに学習研究社からも「安彦良和選書 クルドの星」というのも出ています。



安彦良和『クルドの星』上巻

『クルドの星』上巻

(安彦良和。チクマ秀出版。レジェンドアーカイブスコミックス。2005年。1600円。290ページ)

このチクマ秀出版からのが一番新しいし、カラーイラストも収録されています。あと、下巻の解説が福井晴敏氏です。
サイズはA5なので、これが一番いいのかもしれませんが、文庫版の方がまだ手に入れ易いかも。実は、はじめはこれの上巻だけ手に入れて、下巻を探していたのですが、どうにも見つからなくて、しょうがなく文庫版の方で手に入れました。



安彦良和『クルドの星』1巻

『クルドの星』第1巻

(安彦良和。徳間書店。ノーラコミックス。1986年。370円。208ページ)

で、文庫版の1〜2巻を買った後に、古本屋で見つけてしまったのが、この徳間書店版です。少年キャプテンコミックスなんて買うの久々だな〜。
手にしたこれは、20年も前の単行本とは思えないほどの美品でして(まあ、焼けはありますが)、もう文庫版で手に入ってるのに、つい買ってしまいましたよ。この新書サイズの徳間版は全三巻になっています。
3つのバージョンを見比べてみましたが、見た限り加筆とかは入ってないみたいです。

この話は、読むまではもっと泥臭い民族紛争ものかと思ってたんですが、本の紹介文にもあるようにSF冒険活劇なんですよね。ジローの父・真名部敏郎博士がアララト山でみつけたあるモノに話が収束していく感じです。ソ連が関わってますので、二巻からはそこらへんも登場。あまりクルドについての込み入った話にはならないのですが、安彦氏はあとがきで、クルド問題とか深く考えずにネタとして使用しただけでギュネイの映画を見た後では後悔したとか、そういう話も書いています。そもそも、安彦良和氏は、『アリオン』のアニメ化の前に、ギリシア旅行をしようということで行って、その時にトルコも旅程に入れたのがトルコ好きになったきっかけだともしています。ちなみにこのギリシャ行きの時に回った場所は、アテネ、ヴォロス、パルナッソス、メテオラ、テッサロニキ、といったところだそうです。1980年はじめあたりの初の海外旅行でこういった場所にいけたってのはいいですね〜。

さて、安彦良和作品であと読んでないのは、『トロツキー』の残りと、初期に描かれたテニスもの(?)と、『ガンダム』ものかな。

参照サイト
クルド人(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%89%E4%BA%BA
安彦良和の宮殿(ファンサイト)
http://www.asahi-net.or.jp/~sj2n-skrb/yas/
中央公論新社
http://www.chuko.co.jp/

関連記事
安彦先生も歴史好きだからこーゆーの描くのは楽しかろうさ。『我が名はネロ』、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7751445
日蒙混血の学生ウムボルトが関東軍の謀略に巻き込まれていく。安彦良和『虹色のトロツキー』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/8074316
トルコに暮らした漫画家が描くドタバタ面白エッセイ漫画。高橋由佳利『トルコで私も考えた 21世紀編』
http://xwablog.exblog.jp/8513299
ガムをかんで献花。アタチュルクに対する不敬罪。トルコというニュース
http://xwablog.exblog.jp/7480885
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by xwablog | 2008-09-08 00:59 | 日記
故郷に帰ったウムボルトはそこで孫逸文と再会する。安彦良和『虹色のトロツキー』第2巻
安彦良和『虹色のトロツキー』第2巻

『虹色のトロツキー』第2巻

(安彦良和。中央公論新社。中公文庫コミック版。2000年。533円。252ページ)
「石原莞爾からトロツキーを建国大学に招く案を聞いたウムボルト。通遼に帰郷した彼は憲兵によって連れていかれてしまうが、その前に憲兵に追われているジャムツこと孫逸文と再会する。そして陰謀の手はこの地まで伸び、ウムボルトは襲撃を受けることになるのだが・・・」

『虹色のトロツキー』の第2巻。一巻は潮出版社から出てる大きな版のやつを手に入れましたが、二巻以降がどうしても手に入らないので、しょうがなくこれも中公文庫コミック版で買いました。
故郷・通遼に帰り、ジャムツこと孫逸文との再会、そして、母が殺されたあの事件にさらに近づくウムボルト。彼を追ってやってきた楠部も動きだし、ウムボルトは危険を犯して徐々に秘密を知って行くことになります。ここには銀巴里の美人歌姫・麗花もいて、実は彼女も反日組織の一員だったことがわかってきます。そして、彼女とともに潜んだ村でジャムツと会っているところを憲兵に襲撃されてしまい、一緒に逃亡することになったりも。
もう、どんどん後戻りできないところまできてしまいました。一時的に建国大学に戻ったりもするのですが、大学の中でも反抗する学生が出たりと、不穏な様子。いや、まあ、はじめからこの陰謀に巻き込まれた段階で、逃げられない立場だったのかもしれません。

巻末に越澤明氏による「満州国の首都・新京の都市計画とその思想」という記事があります。


今月、中央公論新社から出る『黒船以前 パックス・トクガワーナの時代』(
中村彰彦/山内昌之)という本が面白そうですね。

参照サイト
中央公論新社
http://www.chuko.co.jp/bunko/
安彦良和の宮殿(ファンサイト)
http://www.asahi-net.or.jp/~sj2n-skrb/yas/

関連記事
日蒙混血の学生ウムボルトが関東軍の謀略に巻き込まれていく。安彦良和『虹色のトロツキー』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/8074316
火の民族の足跡を辿り現代と古代が交錯する。星野之宣『ヤマタイカ』第1巻、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7696180
安彦先生も歴史好きだからこーゆーの描くのは楽しかろうさ。『我が名はネロ』、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7751445
ゲバラの若き日の姿を描くロードムービー。ガルシア・ベルナル主演『モーターサイクルダイアリーズ
http://xwablog.exblog.jp/7985331
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by xwablog | 2008-09-06 02:54 | 史劇
山に生きる男の渇望と相克。作/夢枕獏&画/谷口ジロー『神々の山嶺(いただき)』全5巻
夢枕獏&谷口ジロー_神々の山嶺_第1巻

『神々の山嶺(いただき)』第1巻

(作/夢枕獏&画/谷口ジロー。集英社。集英社文庫。2006年。323ページ)
「1993年、カメラマンとして登山隊に同行してエベレストにやってきた深町誠は、登頂の失敗の後、ネパールのカトマンドゥに滞在していた。そこで深町は古びたコダックのカメラを見つける。それは、あのマロリーが1924年の登頂の時持っていたカメラかもしれなかった。この時、深町はビカール・サン(毒蛇)と名乗る一人の日本人と出会う。その出会いは深町を、山に生きる男の凄まじい執念の物語へと導いていくのだった・・・」

夢枕獏の書いた原作を、谷口ジローが漫画化!(前にも『餓狼伝』で組んでるコンビです)。2000年頃『ビジネスジャンプ』に連載された登山漫画の傑作です。文庫版だと全5巻。
実は最近、山ものの漫画をたくさん読んでまして、これもそのひとつです。今のところ『オンサイト』を2巻、『イカロスの山』を4巻まで、『岳』を6巻まで、と立て続けに読んでます。先にオンサイトとイカロスを読んでたんですが、『岳』はコミケの打ち上げの時に友達夫婦が読んでるって聞いて、読みたくなったのでつい。そういや、昔、『山靴よ疾走れ』は読んでたけど、これは単行本で3巻か4巻くらいでとまっちゃってます。
この『神々の山嶺』は作画の谷口ジロー氏が『ブランカ』っていうソ連が舞台の犬の漫画を描いてるので、そっち経由で知りました。
1924年に標高8848メートルのエベレスト初登頂をめざして登り、そのまま帰ってこなかったイギリスの登山家・マロリーとアーヴィン。この時、マロリーが頂上で使うはずだったカメラが、なぜかカトマンドゥの怪しい登山道具屋で売られているのをカメラマン・深町が見つけ、手に入れます。これを取り返しにきた男・ビカール・サンは、どうやら日本人で、しかも深町も話に聞いたことのある伝説的な日本人登山家・羽生丈二でした。消息不明だった羽生がなぜネパールに? あのカメラのこともあり、興味を持った深町は、羽生という人間について調べはじめることに。そして、その山が全てであり、全てが山だった羽生の人生をかいま見るにつれて、深町はその深みへとハマっていってしまいます。語られる壮絶な過去、そして徐々に判ってくる羽生の目的とは・・・・!?
マロリーのカメラのことも絡み合って、過去から現在までの山に生きる男たちの凄まじい生き様の描写が、繊細稠密かつパワー溢れる谷口ジローの絵で漫画となり、圧倒されるような面白い作品となっています。
超オススメ。

登山家・ジョージ・マロリーは1924年に第三回目のイギリス隊に参加し、アーヴィンと一緒に頂上へ向けて登って、登頂に成功したかどうかは不明なまま消息を断ったのですが、1999年にエベレスト8160メートル付近のところでマロリーの遺体が発見されています。夢枕獏氏はこの発見の前に原作小説を書いたわけですね。ちなみに作中でも紹介されているマロリー伝は、『エヴェレスト初登頂の謎―ジョージ・マロリー伝 』として出ています。
ビカールサン=羽生丈二のモデルになった人物で森田勝って人がいまして、この人については『狼は帰らず—アルピニスト・森田勝の生と死 』って本が有ります。

参照サイト
エベレスト(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%99%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88
蓬莱宮
http://www.digiadv.co.jp/baku/

関連記事
後北条氏の重要拠点。北条氏照が作った八王子城の跡に行ってまいりました。
http://xwablog.exblog.jp/7961506
西部ギリシア地震、ディケンズの机、王宮退去、アキバ通り魔、リトアニアの騎士など、最近のニュース080612
http://xwablog.exblog.jp/8781162
バチカンが中国と国交樹立交渉開始、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7457672
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by xwablog | 2008-09-04 02:14 | 日記
ロマノフ家に巣食う翼手の策略を挫く。スエカネクミコ『BLOOD+ A(ブラッドプラス アダージョ)』第2巻
暑い日は部屋でクーラーが一番。
暑い日は部屋でクーラーが一番!(2度言った!

BLOOD+ A(ブラッドプラス アダージョ)』第2巻

『BLOOD+ A(ブラッドプラス アダージョ)』第2巻

(スエカネクミコ。原作/Production I.G Aniplex。角川書店。角川コミックスA。2006年。560円)
「ロシア宮廷で暗躍するラスプーチンのもくろみは、デーヴァが皇太子アレクサンドルを手にかけてしまうことで、崩壊へと向かう。反ラスプーチンの貴族たちも動きだし、サヤは逃れられない戦いの運命を歩まされることに・・・」

アニメ『BLOOD+』の外伝漫画の第2巻。舞台が帝政末期のロシア宮廷というわけでして、ラスプーチンをはじめとした吸血鬼「翼手」が暗躍する中、同じ存在であるサヤ(小夜)と、そのシュヴァリエであるハジが戦います。
この時代の話はこれで、完結ということになります。物語全体の中の一部分を補完しつつも話として一応独立した感じになってて、楽しめました。アニメ版でもロシアのシーンはありましたが、さらりと済んでしまいました。もっとがっちりネタに組み込んでほしかったですね。

最近、ネタにするものがヴァンパイアもの多いな。


そうそう、この記事とは関係ない話なんですが、『極大射程』とかのボブ・リー・スワガーのシリーズの最新刊の『四十七人目の男』が凄いらしい。相当凄いらしい。スワガーが日本刀もって日本で大暴れとかいう展開で、しかも勘違い日本がかなりキてるとか。スワガー・サーガでキルビルって、どうしちゃったんだろう、スティーヴン・ハンター・・・


参照サイト
DAD(スエカネクミコ公式)
http://super.amain.jp/
BLOOD+アニメ公式
http://www.blood.tv/
ロマノフ家君主の統治期間の比較(デジタル・クワルナフ)
http://www.toride.com/%7Edigxwa/digxwaFiles/hisf/his_etcromatoutikikan.htm

関連記事
吸血鬼物語が描かれ楽しまれてきた歴史について紹介。仁賀克雄『ドラキュラ誕生』
http://xwablog.exblog.jp/9211644
帝政末期のロシア。帝室に巣食う吸血鬼を狩れ。スエカネクミコ『BLOOD+ アダージョ』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9163711
ヴラド串刺し公の伝記。ストイチェスク『ドラキュラ伯爵 ルーマニアにおける正しい史伝』
http://xwablog.exblog.jp/8974359
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by xwablog | 2008-08-08 23:47 | 史劇
アラブ世界の大金持ちは桁違い! 石油とアラブと王族と。前田高行『アラブの大富豪』
どうも。馬頭です。同人誌は全然進んでません。今、スヴャトポルク2世・・・って、半分行ってないじゃん。

アラブの大富豪_前田高行

『アラブの大富豪』

(前田高行。新潮社。新潮新書251。2008年。680円。190ページ)
はじめに
第1章 サウジアラビア王家と御用商人たち
第2章 世界一多忙なドバイのCEO
第3章 王族投資家アルワリード王子
第4章 踊る湾岸マネー----アブダビ、カタル、クウェイト
第5章 ムハンマドの末裔、ジョルダン・ハシミテ王家
第6章 アラブの政商
あとがき


おお! これ面白い!!
いつも見てる「ブルガリア研究室」てサイトで紹介してて、凄く気になって読んでみましたが、これはアタリです。アラビア石油で働いていた著者がその経験を活かして書いたアラブ世界の石油とマネーの現状とその独特な世界を紹介します。
どうも、アラブというと中東の混乱したそれほど豊かではない後進国のイメージを抱いてしまったりしますが、金持ちとしてのアラブ世界について、初心者にも非常に判り易く書いてあります。
その金持ちっぷりの凄さには驚きます。それにドバイなどの開発や今後の政策の展望も面白いし、王族がいる国の独特なシステムとその利点についてなど、目から鱗かと。エネルギー問題についても、石油が枯渇すればここらの国なんか衰退する、みたいな考えは思い込みに過ぎないと。
欧米優位の世界観だけでは今までの諸状況やニュースを読み間違えてるんじゃないかと思わせるなかなか考えさせる一冊です。

著者は、アラビア石油時代はサウジのカフジ勤務、1996年〜1999年までJETRO(日本貿易振興機構)のサウジアラビア・リアド事務所長だったそうです。

八月に『実は見かけない、アラブの大富豪 』(トニー高橋)って本が出ますが、少し怪しそうですが、これもちょっとタイトルが気になりますね。

参照サイト
中東経済を解剖する
http://www2.pf-x.net/~informant/index.html
アラビア半島定点観測ー半島各国の社会経済及び支配王家に関する動向分析(前田高行)
http://www2.pf-x.net/~informant/index.html
石油文化
http://www.k3.dion.ne.jp/~maedat/news.htm
石油の内外情報を読み解く
http://blog.goo.ne.jp/maedatakayuki_1943

関連記事
『外務省調査月報』なる雑誌をはじめて読んだ。これが面白かった。オマーンの部族政策のこととか。
http://xwablog.exblog.jp/9041848/
大塚駅の近くにあった不思議な形のモスク。
http://xwablog.exblog.jp/8631973/
トルコに暮らした漫画家が描くドタバタ面白エッセイ漫画。高橋由佳利『トルコで私も考えた 21世紀編』
http://xwablog.exblog.jp/8513299/
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by xwablog | 2008-08-07 23:55 | 書庫
ルーデル、古代の養蜂、中国テロ、シナイ写本、18世紀の豚小屋、千億ドル札など最近のニュース080724
どうも。お茶漬けはご飯少なめでお茶多め派の馬頭です。
最近、お茶漬けにキムチ入れるのにハマってます。白菜のコリコリ感がお茶漬けに良く合うし、辛くて美味しいです。

それはともかく、ここ最近のニュースでも。

カラジッチ被告の国際戦犯法廷移送、手続き始まる(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20080722-OYT1T00618.htm
この人の昔の髪型ってアニメ絵っぽかった憶えが。今はすっかりファンタジー風に。

政府高官ら、コンピューター習熟しなければ失職も ロシア(CNN)
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200807180016.html
「読み書き出来ない人間を雇う事は出来ない。今日ではコンピューターを使いこなす能力も同じ事だ」とメドベが言ったそうですが、歳をとってからは辛いだろうな~。

レーザー光線を観客の目に照射、30人超が失明か(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080715_blinded_light/

ロシアの美術館、所蔵品の「行方不明」は5万点(CNN)
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200807180030.html
東欧諸国も酷いらしい。

チャベス大統領、ロシアへ 「対米防衛の同盟」結びたいと(CNN)
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200807220034.html
そんなの買ってる余裕あるのか?

新約聖書の「シナイ写本」、ネットで全文公開へ(CNN)
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200807230027.html
発見されたあとのシナイ写本の経歴が面白く、19世紀にシナイ山にある聖カタリナ修道院で、ドイツの聖書学者コンスタンティン・フォン・ティッシェンドルフが発見し、どういうわけかロシア皇帝に献上されたそうです。そして、悲しいことにソ連の苦しい時代の1933年にイギリスの国立図書館が347ページ分を買いました。残りは、ドイツのライプツィヒの大学図書館が43ページ分を所蔵。ロシア・サンクトペテルブルクの国立図書館とかエジプトの修道院にもあるそうです。

18世紀の豚小屋にリフォームを施して人が住めるように(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080714_pigsty_reuse/
1780年に建てられたもうボロボロの石造りの豚小屋。

皇太子さま、国王の宮殿で夕食会に出席(MSN)
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080718/imp0807180839001-n1.htm
フアン・カルロス一世とサルスエラ宮殿でしたみたいです。

コスト削減で大幅な人員合理化、ロシアの天然ガス独占企業(CNN)
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200807190008.html

テレビや新聞で詳しく報道されない「毎日新聞英文サイト変態記事事件」、一体何が問題なのか?(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080721_mdn_mainichi_jp/
非常によくまとめてあります。そして笑える。

フォトショップされちゃってるイランのミサイル発射写真(エルエル)
http://10e.org/mt2/archives/news/
確か英語で「フォトショ野郎」みたいな罵倒があったと思ったけど、なんて言うんだっけか?

アンサイクロペディアに嘘を言わせなかった男「ハンス・ウルリッヒ・ルーデル」とは?(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080718_hans_ulrich_rudel/
確かにアンサイクロペディアの方が「判り易い」。キャラが立ってる、というか立ち過ぎだ。

3000年前の養蜂場跡発掘で聖書の内容が明らかに(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070907_beehives/
そういえば、聖書に登場する動物たちを解説した本がありましたね。『聖書の中の動物たち』。それ以外にも結構聖書の動物たちを扱った本がありました。『聖書動物事典』(教文館)ってのと、『聖書動物大事典』(国書刊行会)ってのとか。

ピサの斜塔で写真を撮る人々のちょっとマヌケな姿(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080718_torre_di_pisa/
考えることはみな同じなのネ。

世界で最も古い5000年前のガムが発見される(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070821_oldest_gum/
クチャクチャ。

統一教会創始者、ヘリ不時着で負傷=韓国(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008071900305
監督。

日本人米陸軍大尉を起訴 光学式照準器の無許可輸出
http://webnews.asahi.co.jp/ann_i_180722029.html
無許可じゃ駄目なんだ~

幻の源氏物語写本を発見 重文級、独自の文も
http://www.excite.co.jp/News/entertainment/20080721/Kyodo_OT_CO2008072101000466.html
「54帖がすべてそろい、国学者小杉榲邨による1907年の鑑定書なども添えられており、重要文化財級という」だそうです。70年間もどこやってたんだか。

オバマ氏は「社会主義者より左」=マケイン氏が異端視−米(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008071900184
それがほんとならどれだけ面白いことになるか。

オリンピックに向けた中国のテロ対策訓練の様子(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080710_anti_terro_exercise_china/

中国の雲南省で住民・警官が衝突、2人死亡
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080719AT2M1902S19072008.html
北京でこのレベルのことが起こらないよう警備は凄いんだろうな~。

中国雲南省でバス連続爆発、2人死亡(CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200807210009.html
でも、爆弾テロとかは防ぎようもない。開催中に北京で起きたらどうなるんだろ。会場内は防ごうとできるけど、会場近くでのは防げないし。

チャベス氏「黙らない」=スペイン国王を挑発−ベネズエラ(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008072100026
ガキの喧嘩レベルだ。

ロシアのアクロバティックでセクシーなチアリーダーの写真いろいろ(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080628_cheerleaders_russia/

【20世紀のきょう】北アイルランドで「血の金曜日」事件(1972・7・21)(MSN)
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080721/acd0807210311003-n1.htm

4番目の準惑星は「マケマケ」 豊穣の神にちなみ命名(asahi.com)
http://www.asahi.com/science/update/0722/TKY200807220075.html
イースター島の神様。イースター直後に発見したからって・・・なぁ?

Tales from beyond the grave(BBC)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/7509348.stm
イギリスで大量に発掘されている昔の人骨。17000もあるのが処理されて展示にされていくとかどうとか。

年間インフレ率220万%のジンバブエ、「1000億ドル札」が登場(AFP)
http://www.afpbb.com/article/economy/2420115/3147564
インフレにもほどがある!

「死に神」問題 朝日回答に被害者団体不満噴出 「質問に答えてない」(MSN)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080721/trl0807212116003-n1.htm
答えるわけないじゃないか。自分たちは質問する側でされる側ではないと思ってるんだから。さらに、これに答えることで、社としての姿勢・方針に上限が出来ることを避けたいというのもあるんじゃないの?

やめてよ! 女子中生、足蹴りでヒグマ撃退 妹と勘違い(MSN)
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080721/trd0807212128016-n1.htm
知らぬが仏。

こんにゃくゼリー「新製品作らぬ」 事故巡り遺族と和解(アサヒ.com)
http://www.asahi.com/national/update/0723/NGY200807230012.html
子供に危ないもの食べさせた親のせいなのになぜか企業のせいに。

外国人受け入れ、単純労働含め全業種で 自民PT方針(日経ネット)
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/top/index.cfm?i=2008072006644b1
是非、ロシア系移民を増やしてください。

“洞窟ツアー”にご注意!
http://www.excite.co.jp/News/society/20080723/Cabrain_17267.html
コウモリがいる洞窟で病気になる人がいるらしい。「マールブルク病」とか。

就職3年内離職52% 県内大卒者「構造的失業」半数(琉球新聞)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-134450-storytopic-1.html
仕事は辞められる内が華。

<地震>岩手県で震度6強 午前0時26分
http://www.excite.co.jp/News/society/20080724/20080724M40.156.html
ちょうど記事書いてるあたりで来ました。なんとなく地震は深夜に多い、という気がしたりしますが、たぶん気のせい。昼とかだと判んない時とか多いし。

参照サイト
ポリネシアの神話と伝統 マケマケとイースター島の鳥
http://www.legendaryhawaii.com/poly/pol09.htm

関連記事
越境射殺、加藤の妄言、鳥取スイカ、本で圧死など、最近のニュース。080713
http://xwablog.exblog.jp/9038657/
珍宝島事件の結末が40年振りにつく。ロシアが中国に島の半分を返還。中ソ紛争の影響。
http://xwablog.exblog.jp/8994478/
聖堂落書き、20面サイコロ、聖戦司令官、42年前に死亡、槍で殺害、など。最近のニュース080625
http://xwablog.exblog.jp/8887207/
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by xwablog | 2008-07-24 01:29 | ニュース