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ポーランド史の本といったらほぼコレ! ステファン・キェニェーヴィチ/編『ポーランド史』第1巻
ステファン・キェニェーヴィチ『ポーランド史』第1巻

『ポーランド史』第1巻

(ステファン・キェニェーヴィチ/編。加藤一夫&水島孝生/訳。恒文社。1986円。二冊揃9000円。400ページ)
序文
中世ポーランド(アレクサンデル・ギェイシトル)
第一章 国家形成前のポーランド
第二章 ポーランド国家の形成
第三章 ポーランド国家の揺籃期
第四章 ポーランド王制の成熟期
第五章 経済の発展と社会的変化の世紀
第六章 ポーランド王国の全盛期(14-15世紀)
シュラフタ共和制(7-9章ヤヌシュ・タズビル、10-13章エマニエル・ロストフォロフスキ)
第七章 「黄金時代」のポーランド(1492-1586年)
第八章 共和国の転換期(1586-1648年)
第九章 危機に立つ共和国(1648-1696年)
第十章 独立の危機(1697-1763年)
第十一章 ロシア支配下における国制改革の試み(1763-1788年)
第十二章 啓蒙時代の社会と文化
第十三章 共和国の独立と回復をめざす闘争(1788-1794年)

ポーランドの歴史を扱った本といえば、まずはこれが代表格でしょう。中世史に関してはほんとこれしかなかった時代が長かったので大変お世話になりました。これは1979年にワルシャワで出たアレクサンデル・ギェイシトル(Aleksander Gieysztor)氏などが書いた「History of Poland」という本の翻訳です。
結構ヘタれてきたので、新装版とか出してくんないかな。恒文社の他のも同様。
と、いいつつも、『ポーランド史』は1巻と2巻が一緒になって箱入りで売ってるはずですが、私は一巻しか持ってません。古本で買ったので。目次見ると解りますが、1巻だけで18世紀の終わりまでやっちゃうんですよね。ポーランド史は中世しか興味無かったので、結局ずーっと2巻買わないまんまです。どっかで2巻だけ売ってれば買っておいた方がいいかもしれませんが?
そういえば、最近、山川出版社が「ケンブリッジ版世界各国史シリーズ」というシリーズで、「ポーランドの歴史」も出してましたが、あれはあんまりにも使えないシリーズですから持ってません。
それ以外だと、クセジュの「ポーランド史」や、略史みたいな「ポーランド民族の歴史」もありましたが、やはり山川の世界各国史の「東欧史」で扱われてるのがよかったですね。あと、その系統で「ポーランド・ウクライナ・バルト史」がそれなりに使えます(少々問題のある本ですが)。
他の東欧諸国だと、中世史関連で研究書とか出てたりするのですが、なぜかポーランド史は全然ありません。あんだけ中世が面白い国なのに残念ですね。研究者がいないのか、売れないから出ないのか?
どうか私の生きている内にポーランド中世史の本が出ますように。

ちなみにこのポーランド史の本の著者キェニェーヴィチ氏は他にも本出してます。「歴史家と民族意識—ポーランドの民族的伝統についての省察」
あ、1949年という古い時代に帝国書院から「野の国ポーランド その歴史と文化」という本が出てますね。これはまったく見たことないなぁ。


ついでに。
昨日、心の底からどうでもいいことを思いつきました。

吉富昭仁『ツレビト(連人)』第1巻

『ツレビト(連人)』第1巻

(吉富昭仁。講談社。マガジンZKC。2007年。580円)

この「ツレビト」という漫画の表紙を、遠くからぼーっと見てると、タイトルの「ツレビト」が、「ソビエト」に見えませんか?
・・・いや、ただそんだけですが。



参照サイト
恒文社
http://www.ko-bun-sha.co.jp/
同人誌『初期ポーランド史』
http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/magf/mag_poland.htm

関連記事
ドイツから東欧への人の流れの歴史を追う。シャルル・イグネ『ドイツ植民と東欧世界の形成』
http://xwablog.exblog.jp/7908977
コミケ75受かりました。相変わらず本作りは遅々として進まず・・・
http://xwablog.exblog.jp/9808790
更新記録66の2・ポーランド王国史、という記事
http://xwablog.exblog.jp/8853146
二年前に、世界遺産・リトルポーランドの木造教会群の回を見た、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7182283
思ったよりかポーランド関連のこと記事にしてないなぁ。
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by xwablog | 2008-11-12 23:30 | 書庫
石川雅之の新作「純潔のマリア」が連載開始。中世フランスが舞台。 『good!アフタヌーン』が創刊。
web拍手レス
>純潔のマリアは「100年戦争」がモチーフの事。
>雑誌ダ・ヴィンチ2008年12月号に記事があったかと記憶してます。
情報ありがとうございます。たしか、私もどっかの記事でそうだと読んだんですが、明確に憶えてなかったもので。
ジャンヌが処刑されてた1431年から終結の1453年までの間のどこかのようですね。

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good!アフタヌーン。初号

『good!アフタヌーン』初号(創刊号)

(講談社。2008年。680円)
表紙・巻頭カラー・石川雅之「純潔のマリア」
虎哉孝征「カラミティヘッド」
高橋ツトム「地雷震 diablo」
藤島康介「パラダイスレジデンス」
ほか。

この前、『フェローズ』がエンターブレインから創刊されましたが、今度は講談社から『アフタヌーン』の増刊という形で、新漫画雑誌が創刊されました。隔月刊の『good!アフタヌーン』です。付録に「純潔のマリア」のマリアのフィギュア付き。
私にとっての目玉は、やはり『もやしもん』の石川雅之氏による「純潔のマリア」です。中世フランスが舞台のファンタジー漫画。魔女にして処女というちょっと変な魔女・マリアが、イギリス軍に淫魔を送ったりと、その力を発揮します。英軍と仏軍の戦いに竜まで出しちゃってるので、パラレルってことなのかな? サキュバスとマリアのやりとりがありつつ、話が進んでいくことになるのでしょうか。そういや、明記してなかったように思うけど、これって百年戦争後ってこと?(追記・記事にてそうだと明記あり) 「ラ・ピュセル」=ジャンヌ・ダルクが死んだ後みたいですし。
あと、「終戦のローレライ」の漫画を描いた虎哉孝征氏の「カラミティヘッド」が近未来の北アイルランドを舞台にしてていい感じです。考古学とかケルトとか、そこらへんも絡めつつの展開みたいです。

他の連載陣はこんな人たち。
(太田モアレ「鉄風」、沙村広明「ハルシオン・ランチ」、麻生みこと「路地恋花」、ハグキ「くりーくん」、本田透&銅☆萬福「ヒレフシ」、吉田基巳「夏の前日」、都筑和彦「やまとものがたり」、久保保久「出張版よんでますよ、アザゼルさん。」、平井清&篠崎司「このねこばなし」、板羽皆「3センチメンタル」、野中英次「赤い空白い海」、木村紺「巨娘」、香月日輪&みもり「地獄堂霊界通信」、若宮弘明「蹴球少女」、うみたまこ「いまドキッ♡」、千田有紀&カラスヤサトシ「喪男の社会学入門」)
大物も含まれていますし、新人さんもなかなか。いい感じになってくのではないでしょうか。

『アフタヌーン』本誌では、『ヒストリエ』がアレクサンドロスとエウメネスの関わりが描かれるようになってきました。いろいろ巻き込まれていくみたいです。『ヴィンランドサガ』は、レイフとトルフィンが衝撃の再会。こっちの方も楽しみですね。

参照サイト
good!アフタヌーン
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/13872
編集チーフの真夜中の事情
http://good-afternoon.weblogs.jp/blog/

関連記事
中世フランスが舞台の『純潔のマリア』も連載されます。2008年11月に『good!アフタヌーン』創刊予定
http://xwablog.exblog.jp/9367570
時は幕末、不穏な京都の街中で新撰組を密かに襲い続ける男がいた。石川雅之『人斬り龍馬』
http://xwablog.exblog.jp/7635723
それまでのアイルランド史観に一石を投じた一冊。ショーン・オフェイロン『アイルランド 歴史と風土』
http://xwablog.exblog.jp/7573861
森薫氏が描く19世紀のカフカスが舞台の新作登場。『fellows!(フェローズ!)』2008年10月号(創刊号)
http://xwablog.exblog.jp/9671068
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by xwablog | 2008-11-08 02:54 | 史劇
ワールシュタットの戦いのシーンがちょっとある。さいとうたかを『コミック北条時宗』第1巻
アブダビ土産写真四枚

アブダビ土産

祝日に、奥野さん宅にて集会がありまして、奥野さん、高田さん、ナポレオンさん、カノッサさん蒸しぱんさん晴天さん大鴉さん、そして私と、関東一円の名だたる諸公が集って偏った話題をしゃべりまくり、濃密な時間を過ごしました。おいしいご飯でお腹いっぱいにさせていただきました。
奥野さんがUAEのアブダビ行ったお土産もいただいてしまいました。ナツメヤシとか! あっちのカレンダーとか! お話も聞きましたが、えらい面白そうでしたよ。
写真、左上はその時出たアラブのお菓子、左下はナツメヤシ、右上はカレンダー、左下は皮革でできたラクダの置物(よく出来てる)。

で、その時荷物が多くて断念した、もって行こうとしてた漫画のひとつ。


『コミック北条時宗』第1巻さいとうたかを

『コミック北条時宗』第1巻

(さいとうたかを。原作/高橋克彦。脚本/道又力。講談社。2000年。571円)
「1246年、源頼朝が鎌倉幕府を開いて僅か50年余。源氏はその力を急速に弱め、北条氏がその権力を手にして一族内で争っていた。時の執権・北条時頼は、一族の名越光時と対立していたが、光時が四代将軍・九条頼経と組んだことで緊張が高まる。しかし、英邁な時頼は光時一派を破り、鎌倉の支配権を握ることに成功する。その中で、政略結婚として敵対する三浦氏側の毛利季光の娘を妻とし、そして二人の間には息子・時宗が生まれるのだが・・・」

2001年に放映されたNHKの大河ドラマ『北条時宗』がはじまるのに合わせ、さいとうたかをが描いた北条時宗の漫画。内容については「『ゴルゴ13』でおなじみのさいとう・たかをによって漫画化されている。但し、内容は原作「時宗」に沿っている。桐子など一部の重要人物が登場しない代わり、フビライ・ハンの半生にも重点が置かれている。」とwikipediaにあります。1巻見つけてちょっと読んでみましたが、これが思ったよりも面白かったです。
もっとも、この1巻ではパパの時頼が政敵と戦う話になっていて、この戦いの後、いろいろあって毛利季光の娘と結婚し、1巻の最後で時宗が生まれます。でも、時頼は毛利季光を殺したようなものなので、娘さんが恨んでまして、どうも母親にとっては望まれた子ではなかった、という展開。
この後どうなるのか気になりますが、この漫画自体古本で偶然見つけただけなんで、続きはずっと手に入らないだろうな〜

あと、これを読んでみようという気になったのは、冒頭にこういうシーンがあったから。

コミック北条時宗01冒頭1

一番はじめに「ポーランド王国レグニツァ近郊 1241年(仁治二年)四月」と出て、ポーランド諸公軍とモンゴル軍によるワールシュタットの戦い(レグニツァの戦い)のシーンがあるのです。16ページに渡ってそんなシーンがあるのは、もちろん後になって蒙古軍が日本に侵攻してくるから、それと話をリンクさせるために。



コミック北条時宗01冒頭2

「ポーランド大公ハインリッヒ2世」、つまりヘンリク敬虔公も登場します。彼、ポーランド大公ってことになってますが、下シロンスクを基盤とし、南西ポーランド一帯を影響下に治め、シロンスク公、クラクフ公、ヴィエルコポルスカ公となっていましたが、ポーランド大公となってポーランドを統一していたわけじゃないです。
漫画では、モンゴル軍と戦う中、

ヘンリク「つ、強いっ・・! あの蛮族めは余りに強いっ!」
部下「陛下! この場は危険です! 一刻も早く後方へ!」
ヘンリク「ならぬっ! ここで我らが盾にならねば、キリスト教世界が闇と化すっ! 神と祖国のために進めーっ!」

なんて言ってます。もうノリノリ。
漫画にヘンリク敬虔公が登場するなんて始めて見ました。これだけでも買ってよかったです。


参照サイト
北条時宗(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%9D%A1%E6%99%82%E5%AE%97
さいとう・プロダクション公式サイト
http://www.saito-pro.co.jp/
ワールシュタットの戦い
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

関連記事
中世ロシアの沈黙のイデオロギーによる知的体系の抵抗を読み解く。C・J・ハルパリン『ロシアとモンゴル』
http://xwablog.exblog.jp/8743923
初期のタタール政策とアレクサンドル・ネフスキー研究が中心です。栗生沢猛夫『タタールのくびき』読了
http://xwablog.exblog.jp/8694238
オスプレイのCampaign Series『カルカ河畔の戦い 1223年』他、カルカ河畔の戦い関連
http://xwablog.exblog.jp/8694245
奥野さんの記事「バトゥのロシア遠征」も載ってる。『コマンドマガジン』vol.79 チンギスハン特集
http://xwablog.exblog.jp/8099527
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by xwablog | 2008-10-14 05:01 | 史劇
陸海の要衝を抑え繁栄し長命を誇ったローマ帝国の継承国家。井上浩一『生き残った帝国ビザンティン』
生き残った帝国ビザンティン

『生き残った帝国ビザンティン』

(井上浩一。講談社。講談社現代新書。1990年。600円。254ページ)
プロローグ
ローマ皇帝の改宗
「新しいローマ」の登場
「パンとサーカス」の終焉
栄光のコンスタンティノープル
苦悩する帝国
ビザンティン帝国の落日
エピローグ

ローマ帝国が東方で継続された国家「ビザンティン帝国(ビザンツ帝国、もしくは東ローマ帝国とも)」のことを判り易く簡略に紹介した本。この複雑かつ重要な国ついての入門書としては最適の一冊かと。
実はこの本、この前再版されたみたいなんですが、見た事ないんですよね。今度は新書じゃなく、講談社学術文庫からみたいです。修正とか入ってたりするのかな?


参照サイト
講談社現代新書
http://shop.kodansha.jp/bc/books/gendai/
講談社 文庫・新書 新刊リスト
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/sinkan_list_x.jsp?x=S
日本ビザンツ学会
http://homepage.mac.com/nikephoros/

関連記事
中世のバルカン半島に広まったキリスト教の宗派を解説。ディミータル・アンゲロフ『異端の宗派ボゴミール』
http://xwablog.exblog.jp/7545773
一目見て楽しく簡単に理解する歴史地図。『地図で読む世界の歴史』古代ギリシア、ローマ帝国。
http://xwablog.exblog.jp/7834858
ビザンツ皇帝に仕えたヴァイキングたちを紹介する。ラーション『ヴァリャーギ ビザンツの北欧人親衛隊』
http://xwablog.exblog.jp/9171952
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by xwablog | 2008-09-15 23:55 | 書庫
12世紀ドイツの歴史などに詳しいちょっと古い歴史書。F・ラウマー『騎士の時代 ドイツ中世の王家の興亡』
騎士の時代 ドイツ中世の王家の興亡_ラウマー

『騎士の時代 ドイツ中世の王家の興亡』

(フリードリヒ・フォン・ラウマー。柳井尚子/訳。法政大学出版局。叢書・ウニベルシタス386。1992年。4944円。468ページ。)
序文
「ホーエンシュタウフェン家、ツェーリンゲン家、ヴェルフェン家」「ホーエンシュタウフェン家がザリエル家を継承、ロタール選ばれてドイツ王に」「ロタール王の敵対者としてのホーエンシュタウフェン家」「ドイツ国王に選ばれたホーエンシュタウフェン家のコンラート」「王コンラート3世の初期
「第二回十字軍観説」「1147-48年の第二回十字軍遠征」「1147年のスラヴ十字軍」」「末期のコンラート3世」「フリードリヒ・バルバロッサ」「ドイツの諸問題の解決」「フリードリヒの第一回イタリア遠征」「フリードリヒのドイツ支配」「教皇との争い、そしてロンバルディアの不穏な情勢」「フリードリヒの第二回イタリア遠征」「ハインリヒ獅子公の対スラヴ戦争」「ドイツにおけるフリードリヒ」「第三回イタリア遠征」「ドイツの混乱とイギリスとの同盟」「フリードリヒ・バルバロッサの第四回イタリア遠征」「シュタウフェンの王権とヴェルフェンの大公権」「1168-74年のイタリアの進展」「フリードリヒの第五回イタリア遠征とヴェネツィアの平和」「ハインリヒ獅子公に対する裁き」「1183年のコンスタンツの和議」「フリードリヒの最後のイタリア遠征」「十字軍遠征とフリードリヒ・バルバロッサの死」「ハインリヒ6世」「絶頂期の皇帝権」「ハインリヒ6世の帝国世襲権闘争と彼の死」「イノセント3世とシチリアの混乱」「シュヴァーベンのフィリップ」「フリードリヒ2世を求める声」「フリードリヒ2世、ドイツ王兼皇帝」「シチリアのフリードリヒ2世、十字軍遠征延期」「フリードリヒ2世の十字軍遠征とグレゴール9世」「フリードリヒ2世の立法と人間性」「ロンバルディアとの衝突と王ハインリヒの謀反」「フリードリヒ2世の最後のドイツ滞在」「ロンバルディア諸国およびグレゴール9世と闘うフリードリヒ」「教皇イノセント4世に対するフリードリヒ2世の最後の闘い」「コンラート4世」「マンフレッド」「コンラーディン」
結び
訳者あとがき
原注
参考地図
系譜図
君主一覧表
地名索引

19世紀に活躍した官吏で歴史家・ベルリン大学教授のラウマーの代表作である「Geschichte der Hohenstaufen und ihrer Zeit(ホーエンシュタウフェン家とその時代の歴史)」を改訂・縮約版として1968年に、「歴史記述の古典」シリーズのひとつとしてドイツで出たものを、日本語訳したのがこれです。
元の本は全六巻、第一記の「ローマ帝国の分割からゴットフリート・フォン・ブイヨンの死まで(395-1100)」から、第九記の「12、13世紀の遺産(1 教会の遺産、2 学問と芸術、3 家庭の事情、風俗と習慣)」まであるのですが、膨大な分量になってしまうので、第2記から第4記までをさらに短くまとめた今回の形で出したみたいです。
各章のサブタイトルみるとわかりますが、ホーエンシュタウフェン家のフリードリヒ1世とフリードリヒ2世の二人の皇帝の時代をメインで扱っています。
この本の中で私が嬉しいのは、「1147年のスラヴ十字軍」と「ハインリヒ獅子公の対スラヴ戦争」の章があることですね。北ドイツ・ポンメルンのスラヴ人の王ニクロートとその息子たちがキリスト教諸国と戦います。父ニクロートが戦死、兄ヴラディスラヴは屈服してしまいますが、森の中に隠れて反抗の機会を狙っていた弟プリビスラヴが、ついに決起。ザクセンのハインリヒ獅子公、デンマーク王のヴァルデマー1世、ブランデンブルクのアルブレヒト辺境伯といったそうそうたる敵を相手に必死の抵抗を続けるのです。中でも1159年頃のデミン近郊の戦いは超燃えます。

まあ、古い本ではありますが、読み応えがあり、楽しめる内容です。この時代をカバーしてる本があまり無い中で、貴重な一冊。

その他のこと。

毒キノコ中毒で一時意識不明 北広島の男性 「食べられる」通行人の一言で(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/116882.html
危ないな〜。食べられるって言った人もテキトーなこと言うのはまずいだろ。

北海道で震度5弱=青森、岩手にも津波注意報−十勝沖、M7.0・気象庁(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2008091100178
イラン南部のホルムズ海峡付近でM6.1の地震 被害不明(CNN)
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200809100029.html
北海道の方は被害がそれほどでもなかったみたいですが、イランの方のは情報まだ流れてないので心配ですね。

今月法政大学出版局から出る《ものと人間の文化史144》の『熊』(赤羽正春)が面白そうです。

今日はお休みもらって久々の平日休み。いや、体調悪いのが不安になったのでここで一旦休みもらおうかと。で、病院に行って診てもらったんですが、風邪ですら無いみたい。この寒気とか発汗とか、頭がぼーっとしたりするのは、なんなんだ。

参照サイト
法政大学出版局
http://www.h-up.com/

関連記事
ドイツを中心とした中世に生きた女性たちの姿。エーディト・エンネン著『西洋中世の女たち』
http://xwablog.exblog.jp/7830871
聖職者を任命する権利を巡って起こる多様かつ大規模な争い。オーギュスタン・フリシュ『叙任権闘争』
http://xwablog.exblog.jp/7271455
中世ドイツ国家の制度と組織を解説。ハンス・K・シュルツェ『西欧中世史事典 国制と社会組織』
http://xwablog.exblog.jp/7798331
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by xwablog | 2008-09-11 18:12
中世ロシアを舞台にしたファンタジー小説。富永浩史『死天使は冬至に踊る ルスキエ・ビチャージ』
この記事はサイトにある「史劇」コーナーからの転載です。

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死天使は冬至に踊る ルスキエ・ビチャージ_富永浩史

『死天使は冬至に踊る ルスキエ・ビチャージ』

(富永浩史。富士見書房。富士見ファンタジア文庫。1994年。500円。191ページ)
「976年、キエフ公国は不穏な空気が流れ始め、公国第2の都市ノヴゴロドを統治するノヴゴロド公ウラジーミルが兄のキエフ大公ヤロポルク1世との対立を深めつつあった。ノヴゴロドに住むレフ・ヴァシーリェヴィチと特別な出自を持つ姉イリョーシャは、そうした否応がなく巻き込まれていくのだが…。」

中世ロシアを舞台にした、類い稀なるファンタジー小説。富永浩史氏のデビュー作で、第五回ファンタジア長編小説大賞の佳作を受賞。作者はロシアの飛行機のマニアであり、それが初期ロシア史にはまってこうした作品を書いたとか。作中では登場人物などの設定が『ロシア原初年代記』の記述から大きくそれることもなく、作者が『ロシア原初年代記』を良く読んでいることが伺えます。作者が主催するサークルから「ルスキエ・ビチャージ977(上・下)」という、「死天使は冬至に踊る」の続編である同人誌が出ています。その中で、三兄弟の内の次男オレーグとの絡みで物語が展開していきます。一応、これでこのシリーズは終わりのようです。

参照サイト
祖国の翼WEB通信
http://www.cnet-sc.ne.jp/tsagi/
富士見ファンタジア文庫
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/series_21.html
富永浩史〜機械仕掛けの天使達〜(2ch)
http://salami.2ch.net/magazin/kako/990/990458672.html
史劇のページ デジタル・クワルナフ
http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/dramaf/drama_f.htm

関連記事
ビザンツ皇帝に仕えたヴァイキングたちを紹介する。ラーション『ヴァリャーギ ビザンツの北欧人親衛隊』
http://xwablog.exblog.jp/9171952
間に合うかはかなり微妙ですが、コミケ74は『リューリク家君主一覧』にしようかと思ってます。
http://xwablog.exblog.jp/9162711/
クワルナフの新刊同人誌完成しました。念願の『キエフ公国史2 イジャスラフ1世の時代』です。
http://xwablog.exblog.jp/7246274
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by xwablog | 2008-09-02 00:52 | 史劇
新世代の和を描く。沙村広明インタビューとか。『COMICS DRAWING(コミックス・ドロウイング』2008年No.03
コミケが終わったら時間に余裕が出来るかとか思ったらそうでもなかった馬頭です。

comicsdrawing2008年no.03


『COMICS DRAWING(コミックス・ドロウイング)』2008年 No.03

(誠文堂新光社。2008年。1500円。134ページ)
新世代の和を描く 漫画の最前線『無限の住人』沙村広明、『金魚屋古書店』芳崎せいむ
スペシャルインタビュー・あきまん
瑞姫玉蘭文倉十、まき(enpitsu)、
速水螺旋人&てなしも「歴史漫画のポイント、バッチリ教えちゃいます!」
HEAT CREATER 今もっとも熱いクリエイター達 『花やしきの住人たち』桂明日香
びっけ、オオツカマヒロ
「PandoraHearts」望月淳
「おはなしのプロットはこう作る」
「第1回Chara Art Arena」
りりんら「りりんらのお筆先紀行」
さとーあきら「アナログ漫画の描き方」
松成久美子「デジタルイラストの描き方」
川西ゆい「マンガdeポン」
アキツタカヤ「アシたのために」

今号は「歴史漫画のポイント、バッチリ教えちゃいます!」で速水螺旋人さんがオリガを描いてるという話を聞いて、さっそく買ってまいりました。今回「武器を手にしたヒロインたち」というお題で歴史上活躍した女性たちの話だったのですが、記事の方がジャンヌ・ダルクや巴御前、女王ゼノビア、女海賊アン・ボニーといったメジャーな人たちなのはともかく、イラストコラムの方はオリガのページ半分ぶち抜きにはじまり、皇后テオドラ、ソ連の女兵士たちと、もうやりたい放題でした!(褒め言葉)
この号には現在アニメ放映中の『無限の住人』の沙村広明氏のインタビューも載ってました。顔出してますね。
『花やしき』読んだ後だったので、桂明日香氏の話も面白かったです。
あと、あきまん氏とびっけ氏の記事があったのはよかった。


そういや、田中久仁彦画集『龍骨』の予約がもうそろそろ締め切りだ。急がないと。

参照サイト
誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/
空とぶ速水螺旋人
http://park5.wakwak.com/~rasen/
akiman's blog
http://blog.livedoor.jp/akiman7/
ハイノハナ
http://haino.mods.jp/
ぷにぷにクレープ
http://www2.odn.ne.jp/~crepe/


関連記事
中世フランスが舞台の『純潔のマリア』も連載されます。2008年11月に『good!アフタヌーン』創刊予定
http://xwablog.exblog.jp/9367570/
今の音楽とはちょっと違う性質の中世ヨーロッパの音楽について。皆川達夫『中世・ルネサンスの音楽』
http://xwablog.exblog.jp/9321429/
ビザンツ皇帝に仕えたヴァイキングたちを紹介する。ラーション『ヴァリャーギ ビザンツの北欧人親衛隊』
http://xwablog.exblog.jp/9171952/
間に合うかはかなり微妙ですが、コミケ74は『リューリク家君主一覧』にしようかと思ってます。
http://xwablog.exblog.jp/9162711/
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by xwablog | 2008-08-28 00:50 | 日記
中世フランスが舞台の『純潔のマリア』も連載されます。2008年11月に『good!アフタヌーン』創刊予定
goodアフタヌーンのチラシ

2008年11月に『good!アフタヌーン』創刊だそうです。

『月刊アフタヌーン』の増刊の体裁ですが、講談社系を中心とした各誌から結構著名な作家さんを集めてやるみたいです。隔月刊。
で、注目したいのが、このイラストにもある『もやしもん』で有名な石川雅之氏の『純潔のマリア』。なんと、中世フランスが舞台のファンタジー作品だそうです。
チラシの裏にはこう書いてありました。
「舞台は中世フランスです。皆様どんなイメージですか? 絢爛豪華な王侯貴族、美しくも勇ましい騎士達、王宮にて日々織りなされる甘いロマンス。えーーそんなモノはございません。戦争・街道荒らし・飢え・黒死病。これが中世フランスの人々を襲う日常でした。加えてもうひとつ、女性達にふりかかる恐怖。異端審問・魔女狩り。このお話は、英仏百年戦争下、歴史上最もローマ・カトリック教会の闇が猖獗した時代に、魔女でありながら聖母の名を持つ少女のお話であり、第1話のおまけにフィギュアが付くお話であります。」
とのこと。なんと、百年戦争ものですよ! いやいや、すばらしい。
石川雅之氏といえば、『もやしもん』で農学とかの人とか思われてるかもしれませんが、歴史物を描いてた人でもあるのです。『カタリベ』とか『人斬り龍馬』とか、かなりの歴史好きと思わせる作品なので、この『純潔のマリア』も期待したいですね!
11月7日発売。


参照サイト
good!アフタヌーン公式
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/13872
月刊アフタヌーン
http://www.e-1day.jp/afternoon/news/
石川雅之公式
http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/

関連記事
時は幕末、不穏な京都の街中で新撰組を密かに襲い続ける男がいた。石川雅之『人斬り龍馬』
http://xwablog.exblog.jp/7635723
かもして食べて飲んで、美容整形してテラフォーミングして?『もやしもん』第3巻特装版。
http://xwablog.exblog.jp/7696133
夏コミおつかれさまでした。新刊は無事出ましたよ。あと、寄稿もしてたのです。
http://xwablog.exblog.jp/9319387
Koei『BLADESTORM(ブレイドストーム) 百年戦争』が本日発売。これは、プレステ買おうか迷うじゃないか。
http://xwablog.exblog.jp/7372841
石川雅之の新作「純潔のマリア」が連載開始。中世フランスが舞台。 『good!アフタヌーン』が創刊。
http://xwablog.exblog.jp/9838239/
イギリス軍を骨抜きにする夢魔を操るのは、処女の魔女!? 石川雅之『純潔のマリア』第1巻
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-351.html
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by xwablog | 2008-08-25 23:55 | 日記
ルネサンスについての概説本。会田雄次『ルネサンス 新書西洋史4』
そういえば、「右舷/左舷」を「みぎげん/ひだりげん」と読むということを知ったのは『コミックコンプ』(昔の方)で連載されていたギャグ漫画でだったということを思い出した馬頭です。
えーと、なんて作家さんだっけか?

ルネサンス 新書西洋史4

『ルネサンス 新書西洋史4』

(会田雄次。講談社。講談社現代新書314。1973年。580円。194ページ)
序----地中海世界とヨーロッパ
1---ルネサンス(1ルネサンスの一般的基礎2ルネサンスの意味3イタリア都市の発達4新しい人間観と人文主義5新美術の開花6イタリア以外のルネサンス)
2----新しい世界の発見(1科学精神の生成と発明・発見2ヨーロッパの拡大--新航路と新大陸の発見)
3---教権的統一の崩壊(序--宗教改革の一般的基礎1異端運動2ルターの宗教改革3英仏の宗教改革4反動宗教改革の起源と発展)
参考文献
あとがき
年表
人名索引
事項索引

ここ最近、本屋で講談社現代新書見るたんびに思うのですが、この装丁はただの手抜きだろうなぁ、とか。昔の方がよかったです。
この本はルネサンスについての本。古いやつですが、手元にあったので。ここ最近は、足下に置いてある新書を入れた紙袋から何も見ないで抜き出した本を紹介してこうかと。
この本では東欧ロシア関連の情報はほぼ無いです。異端運動についてフスの話が1ページちょっと。そんだけ。あと、三十年戦争のことが三ページくらいでしょうか。
ルネサンスの発生と伝播の簡単な説明の本だと思っておいてください。この著者の会田雄次氏は、『アーロン収容所』ってのがメインの人みたいですが、他にもいろいろやってて何がなんだか。とりあえず、ルネサンスやヨーロッパ史の専門家ではなさそうです。

あと、その他の話。

若ノ鵬、解雇へ=理事長が厳罰示唆−大相撲(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008082000518
北オセチア出身の若ノ鵬が麻薬で捕まって解雇ということに。
そういや、前にロシア料理店に入った時に、あとから相撲取りの外人が入ってきたのには吃驚しました。

部屋の汚さが極限まで達し、この部屋に住みたいかと私を含めた100人に聞けば、100人がイヤだと答えるまでになってしまいました。漫画だけでも処分しようとしても、友達とかはいらないって言うし、会社の先輩後輩に配ってまわってますが、なかなか減りませんよ。

そういや、この前会社の先輩に『虐殺器官』『高い城の男』を布教することに成功。『高い城の男』の方は、「ぜんぜん盛り上がるところがないじゃないか」とか言われた。そういうものなんです、と説明はしといた。あれ、面白いけど、そういう風に言う人に説明するのは難しいなぁ。なんて言えばいいんだろ。


参照サイト
講談社現代新書
http://shop.kodansha.jp/bc/books/gendai/
正式呼称普及同盟のページ
http://www.codama.jp/doumei.html

関連記事
今の音楽とはちょっと違う性質の中世ヨーロッパの音楽について。皆川達夫『中世・ルネサンスの音楽』
http://xwablog.exblog.jp/9321429/
ヨーロッパ知的世界の連続性を見逃すな! ハスキンズ『12世紀ルネサンス』
http://xwablog.exblog.jp/7255910
二律背反の聖なる都が占領される。アンドレ・シャステル『ローマ劫掠 1527年、聖都の悲劇』
http://xwablog.exblog.jp/8121368
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by xwablog | 2008-08-20 00:35 | 書庫
今の音楽とはちょっと違う性質の中世ヨーロッパの音楽について。皆川達夫『中世・ルネサンスの音楽』
web拍手レス
>「天使にラブソングを」という映画思い出しました。なるほど。聴覚で・・・・・
>昔の音楽が再現できないというのは寂しいですね。きっと他にも、色々な物が歴史の闇に消えていったのでしょう。
>日本の伝統音楽は恵まれている部類なのでしょうね。もちろん伝承者の苦闘のおかげでしょうけ
>ど・・・・と、「なずなのねいろ」読みつつ考えています。
日本の伝統音楽もやはり時代とともにいろいろな影響を受けてしまい、中世のまんまというわけにはいかないでしょうが、まだマシな方なんでしょうね。

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中世・ルネサンスの音楽

『中世・ルネサンスの音楽』

(皆川達夫。講談社。講談社現代新書472。1977年。390円。221ページ)
中世・ルネサンス音楽のたのしみ
第一章 キリスト教と音楽
第二章 中世世俗音楽の隆盛
第三章 多声音楽の展開
第四章 新しい芸術の誕生
第五章 ルネサンス音楽をつくった作曲家たち
第六章 ルネサンス音楽の広がり イタリア・フランス
第七章 宗教改革のはざまで スペイン・ドイツ・イギリス
日本と中世・ルネサンス音楽
あとがき
付録---ミサ通常文とその訳
中世・ルネサンス音楽史年表
索引

今現在われわれが聴くことのできるような音楽と、古代から中世にかけてヨーロッパで聴かれていた音楽は、ちょっと違う理論で作られていたようです。たとえば、昔の音楽がいわゆるポリフォニーと呼ばれる種類の演奏の仕方で、主従の別がなく、全体でひとつの音楽となるものらしい。今のはホモフォニーという主旋律と伴奏が別れてるものです。こういった基本的なルールが違う音楽が普通だったそうです。この本ではそれの歴史やどういったものかを紹介します。

この本によれば、昔の音楽は、当時そのままに復元することはほとんど不可能だそうです。楽譜が残っていたとしても、解読は困難だとか。いろいろなルールとか、演奏の方法とか、基本的な部分が伝わっていないわけです。そういや、前に知り合いたちと中世ヨーロッパ音楽を再現するというコンサートを聴きに行った時の話でも、当時の楽器は絵から再現できても演奏方法とかは模索するしかない、みたいな話してたような。

昔のヨーロッパでは音楽とキリスト教が深い関連を持っていたのですが、この本のはじめの部分で、東方教会の話が少し入っています。東方教会の聖歌は昔から歌われていたものですが、今伝わっている聖歌が3世紀とか5世紀とかに歌われていたものとまったく同じかどうかというと、聖歌ははじめは口授だけで、古楽譜はその後作られるようになったから、違うんじゃないかとのこと。

あと面白いと思ったのは、キリスト教では聖歌が重要な役割を担うことになるのは(イスラムでもそうですが)、偶像崇拝が禁止されているから、神を感じることができるものを視覚ではなく聴覚にも担わせようとして、そうなったのでは、と推測しています。


ついでに。

フェローズ!のチラシ

今度、エンターブレインから新しい漫画雑誌が出るそうです。
『Fellows!(フェローズ!)』
チラシをもらいましたが、『エマ』の森薫氏がイラスト描いてます。なんか楽しそうな絵ですね。
これは作品というわけじゃないでしょうが、もしかして森薫がここで新連載とか?

追記
どうやら森薫氏の新連載は「乙嫁語り(おとよめがたり)」というシルクロードを舞台にした物語らしい。
『Fellows! 2008-OCTOBER volume 1 』は10月14日発売予定。

参照サイト
ポリフォニー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%8B%E3%83%BC
講談社現代新書
http://shop.kodansha.jp/bc/books/gendai/

関連記事
当時の本を手本にイタリア貴族のマナーを語る。彌勒忠史『イタリア貴族養成講座』
http://xwablog.exblog.jp/9155024
第九と歓喜とシラーによせて、という記事があった
http://xwablog.exblog.jp/7211632
アルメニアの教会建築の素敵な雰囲気!歴史的な経緯等。『アルメニアにおけるキリスト教建築の展開』
http://xwablog.exblog.jp/7751465
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by xwablog | 2008-08-19 01:09 | 書庫