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こうしてエウメネスはマケドニアへ・・・。岩明均『ヒストリエ(HISTORIE)』第5巻
ども。馬頭です。
実は先日勧誘のおっさんが来たのにちょうど会って、思いつきというかその場の勢いで部屋の回線をNTTの光にすることを決めてしまいました。なので、今のdionのアドレスを知ってる方は、砦サーバのメールアドレスか、こっちからの連絡があれば、それを登録しておいてください。二週間後に変わります。それに伴い、IP電話も使えなくなります。
あ、そうそう。昔のブログも記事を全部削除したのですでに見れるものはありません。こっちのブログに移すのは、ブログそのものをどうするか決めてから。なんか回線変わる時にプロバイダも変更になるそうなんで、その時についでにexciteのサービスやめようかな〜、とか考えてます。ここのブログサービスって、いろんなタグやサービスや張り付けやアフィリエイトも無いシンプルなのに適したとこだったので、今だといろいろ支障が出て来てしまいまして。

それはともかく。

ヒストリエ(HISTORIE)第5巻_岩明均

『ヒストリエ(HISTORIE)』第5巻

(岩明均。講談社。アフタヌーンKC。2009年。543円)
「カルディアで父母の死や友人たちの今を知り、目的を果たしたエウメネス。しかし、彼を奴隷としたヘカタイオスたちと悶着を起こしたことで早々にカルディアを出なければならなくなった。そしてあの隻眼の男・アンティゴノスとともに街を出て彼のもとで働くことを決断するのだが・・・」

待ちに待った『ヒストリエ』の第5巻ですよ。てか、まだ5巻だったんだ! もう凄い壮大なドラマを読み続けてた気分だったのに、実はまだ序章みたいなもんだったという・・・。ペラの鳥瞰図とか連載時にラフだったところとかも描かれています。
この巻でカルディアでのことに蹴りをつけ、とうとうマケドニアに行くことになります。マケドニア王フィリッポス2世の下で働くことになるのですが、アッタロスの家に居候しながら王宮の人間関係が少し垣間見えたりとか、さっそくエウメネスの知恵と感性がいい感じに役立ったりして彼自身の人間関係もちょっとずつ作られていきます。
この巻ではフィリッポス王がたくさん出たりしてくれていいですが、変なおっさんのアッタロスもいいですね。あとメナンドロスがかっこよかったり。あ、あと気になるのはアッタロスの奥さん。いい味出してます。アレクサンドロス王子もちょっとだけ登場。

なんか、また一巻から読み直したくなりました。

どうやら、次の号の『アフタヌーン』2009年4月号は、『ヒストリエ』が表紙みたいですよ。両人ご対面。

参照サイト
アフタヌーン 講談社
http://www.e-1day.jp/afternoon/magazine/
HISTORIA
http://pezetairoi.hp.infoseek.co.jp/index.html

関連記事
ショボい超能力を持った大学生が不思議な古い一族の謎に巻き込まれる。岩明均『七夕の国』全4巻
http://xwablog.exblog.jp/10142647
エウメネスのはじめての戦い。パフラゴニア編完結。岩明均『ヒストリエ』第4巻
http://xwablog.exblog.jp/7280445
マケドニアの王子の恋と戦いを描く。赤石路代『アレクサンダー大王 天上の王国』
http://xwablog.exblog.jp/9923422
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by xwablog | 2009-02-25 00:23 | 史劇
その80年の生涯と語られ続けた思想を紹介する。中野幸次『人と思想 プラトン』
人と思想 プラトン

『人と思想 プラトン』

(中野幸次。清水書院。センチュリーブックス。1967年。400円。194ページ)
目次
プラトンについて
1 プラトンの生涯(ソクラテスとの邂逅、プラトンの生まれた時代--戦争と頽廃、ソクラテスの刑死----プラトンの回心、プラトンの前半生----苦悩と遍歴の時代、プラトンの活動----アカデメイア創立による講義と哲学の深化、晩年のプラトン----理想国への情熱と著述、プラトンの著作----多彩にして巨視的)
2 プラトンの思想(真理の旅人----永遠の発見とそれへの対応、理想国における人間の条件-----愛知への純粋無垢なる参加、学の形成とその方法の成立-----弁証法の世界、純粋存在と現象の世界----善のイデアとそれにあずかるもの)
年譜
参考文献
さくいん


プラトンの生涯と思想を簡単にまとめた新書。かなり古い本ですが、なかなか読めます。
書いたのは昭和女子大学教授・中野幸次氏。この「人と思想」のシリーズは他にも古今東西の思想家・哲学者・宗教家を扱っています。
古代ギリシアに生まれた知の巨人。その影響力ははかりしれません。この本にかぎらず、この人のことについては一度簡単なもので触れておいた方がいいですよ。

参照サイト
清水書院
http://www.shimizushoin.co.jp/
プラトン(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%B3
松岡正剛の千夜千冊『国家』プラトン
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0799.html

関連記事
古代から広く読まれた超有名な寓話たち。アイソポス『イソップ寓話集』
http://xwablog.exblog.jp/7368533
議論好きのギリシア人は、昔から食事の時にもこんな面白い話をする。プルタルコス『食卓歓談集』
http://xwablog.exblog.jp/7564827
アトランティスの謎が今解かれる! 魚戸おさむ&東周斎雅楽『イリヤッド 入矢堂見聞録』第15巻(最終巻)
http://xwablog.exblog.jp/7359776
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by xwablog | 2008-07-04 00:28 | 書庫
一目見て楽しく簡単に理解する歴史地図。『地図で読む世界の歴史』古代ギリシア、ローマ帝国。
なんか12月入ってからもあんまり寒くならないなー、とか思ってたら、おとといあたりから寒くなってきました。ちょっと前までは手袋しないで自転車乗っても平気だったけど、辛くなってきました。


ソバカス提督じゃない方のアッテンボローの『The Private Life of Plants』のDVDがあったのでレンタルしたのですが、日本タイトルが『植物の世界』というシリーズ名でその二巻が「エピソード2 食虫植物の生態」となっていたので見たら、全然そんな内容じゃなかった。たしかに一部出てくるけど、実際には「植物の栄養と生長」みたいな感じの内容でした。すっげーワクワクしながら見始めたのに、すっかり騙されました。
だいたい、ネットで調べると日本語版のサブタイトルでもはじめはそんなの付いてなくて、第2巻は「生きのびる企み」ってなってる。本当のサブタイトルは「Growing」だったし。レンタル用にまた改題したのかもしれないけど、どこが「食虫植物の生態」だ。これはあまりにあんまりだ。

それはともかく。

THE HISTORICAL ATLAS地図で読む世界の歴史古代ギリシア


『THE HISTORICAL ATLAS 地図で読む世界の歴史 古代ギリシア』

(ロバート・モアコット。監修/桜井万里子。訳/青木桃子。河出書房新社。1998年。2000円。142ページ)
1 クレタ、ミュケナイと英雄の時代
2 暗黒時代からアテナイの興隆へ
3 強敵ペルシア
4 ペリクレスからフィリッポスへ
5 アレクサンドロスとその後の時代
参考文献
索引

テーマを決め各時代やある事物に焦点をあててビジュアル化した歴史地図のシリーズ。私が持ってるのはこの古代ギリシアとローマ帝国のやつ。



THE HISTORICAL ATLAS 地図で読む世界の歴史 ローマ帝国


『THE HISTORICAL ATLAS 地図で読む世界の歴史 ローマ帝国』

(クリス・スカー。監修/吉村忠典。訳/矢羽野薫。河出書房新社。1998年。2000円。142ページ)
1 都市から帝国へ
2 皇帝による支配
3 平和な帝国
4 混乱の世紀
5 復興と没落
ローマの支配者たち(BC753-AD565)
参考文献
索引



多くの地図でわかりやすく当時の状況を図解。さらにいくつものカラー写真や図版もついて、見て分かる、という点に努力を払ったたいへん楽しいシリーズとなっています。
残念ながら、これにはロシアバージョンがあるのですが、私の見たいところに関してが少しパワー不足の内容となっていて、持ってなかったりします。いつか欲しいけど。

「古代ギリシア」の方みてると、古代ギリシア世界のややこしいのが少しはわかりやすくなります。スパルタの展開とか見てるのも面白いですが、黒海沿岸への移民、植民の様子も楽しい。あと、ペルシアすげーでかいなぁ、とか思ったりしますが、最後はマケドニアすげぇぇアレキサンダーかっこええ、という締めかたしてます。
「ローマ帝国」の方は、よく属州の名前と場所とかで迷ったときに見ます。『ビザンツ帝国史』の方がちゃんとしてるんだけど、あれ開くのが大変だから・・・


参照サイト
『The Private Life of Plants』(デイビッド・アッテンボロー)
http://www.tvfactual.co.uk/private_life_of_plants.htm
河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/index.html
サー・デイビッドアッテンボロー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB
%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AD%E3%83%BC
ダスティ・アッテンボロー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%B9%E3%83%86%E3%
82%A3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83
%9C%E3%83%AD%E3%83%BC

関連記事
アルメニアの教会建築の素敵な雰囲気!歴史的な経緯等。『アルメニアにおけるキリスト教建築の展開』
http://xwablog.exblog.jp/7751465
スパルタVSペルシアのガチンコ勝負! DVD『300(スリーハンドレッド) 特別版2枚組』が発売
http://xwablog.exblog.jp/7499530
壮大な謎が徐々に解明されていく。北アフリカへ。『イリヤッド』10巻の記事
http://xwablog.exblog.jp/7683756
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by xwablog | 2007-12-18 02:13 | 書庫
スパルタVSペルシアのガチンコ勝負! DVD『300(スリーハンドレッド) 特別版2枚組』が発売
昨日は待ちに待った『300』のDVDの発売日でしたので、さっそく購入。

300スリーハンドレッドDVD


『300(スリーハンドレッド) 特別版2枚組』

(アメリカ映画。原作/フランク・ミラー。監督/ザック・スナイダー。配給/ワーナーブラザーズ。出演/ジェラルド・バトラー、ロドリゴ・サントロ、レナ・ヘディー、デイビッド・ウェナム、ドミニク・ウェスト、ビンセント・リーガン、マイケル・ファスペンダー、トム・ウィズダム、アンドルー・ブレビン、アンドル−、ティアナン)
「紀元前480年。南部ギリシアの軍事国家スパルタに、ペルシア帝国からの使者がやってくる。彼らは服従を求めるが、スパルタ王レオニダスは、その使者を殺し、奴隷になるよりも戦うことを選ぶ。しかし、買収された神官たちによって戦うことを禁じられてしまう。だが、レオニダスは自分の親衛隊300人を率いて北の防衛地点・狭隘な山道まで向かうのだった。彼らはそこに陣取り、たった300人で100万の大軍の前に立ち向かう・・・」

前にも解説したので、内容はそちらを参照。
テルモピュライの戦いは100万対300人のガチンコバトル。F・ミラー『300(スリーハンドレッド)』その1
http://xwablog.exblog.jp/7489963
テルモピュライの戦いは100万対300人のガチンコバトル。F・ミラー『300(スリーハンドレッド)』その2
http://xwablog.exblog.jp/7489973

いやいや、男臭いこと極まれりな作品ですが、そこもいい。映像的な面白さとかはたまらないほどです。
雄叫びを挙げ、動きまくりながら戦う男達。なぎ倒される敵・敵・敵。
前、映画館で見た時ほどの迫力はありませんでしたが、今度は何度も見れるので、細かいところをチェックしつつ、繰り返し見ようかと思います。
久々に見て思いましたが、思ってたよりもさらに話が単純で、展開も速い。まあ、分かりやすくてよかったですが。
結末も上手いこと盛り上げてくれて最後まで楽しめました。色々言われてますが、頭使わないで楽しいとこだけ楽しめるのであれば、これは面白いですよ(変な日本語だ)。オススメ。
もちろん、前の記事で書いたような点とか見てみれば、ちょっとアレなんですが、そこらへんはまた別の楽しみ方でいけます。そういう意味でもオススメ。


参照サイト
300
http://wwws.warnerbros.co.jp/300/
デジタル・クワルナフ
http://www.toride.com/%7Edigxwa/
アケメネス家の系図
http://www.toride.com/%7Edigxwa/digxwaFiles/genf/g_akemenesu.htm

関連記事
テルモピュライの戦いは100万対300人のガチンコバトル。F・ミラー『300(スリーハンドレッド)』その1
http://xwablog.exblog.jp/7489963
テルモピュライの戦いは100万対300人のガチンコバトル。F・ミラー『300(スリーハンドレッド)』その2
http://xwablog.exblog.jp/7489973
廃虚なのに壮麗なる街。シルクロード紀行No.18ペルセポリス
http://xwablog.exblog.jp/7280616
アレクサンドロス大王の生涯を描く超大作。映画『ALEXANDER(アレキサンダー)』のDVDをとうとう
http://xwablog.exblog.jp/7261234
アカイメネス朝(Achaemenes。アカイメネス家)_用語辞典
http://xwablog.exblog.jp/7174480
アメコミ原作のテルモピュライの戦いを映画化『300』。かなり不安な内容か?という記事
http://xwablog.exblog.jp/7489985
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by xwablog | 2007-09-27 06:59 | 史劇
アトランティスの謎が今解かれる! 魚戸おさむ&東周斎雅楽『イリヤッド 入矢堂見聞録』第15巻(最終巻)
ギリシャのペロポネソス半島で起きている大火事。なんか大変なことになってるみたいですね。大丈夫かな。他のヨーロッパ諸国からも消防士がやってきてたりもするようですね。
オリンピアへの延焼も心配されましたが、これは平気だったみたい。しかし、このごに及んで放火で数人逮捕ってのは、どういう経緯なんだろ。

それはともかく。
ちょっと記事書くの遅れちゃいましたが、『入矢堂』の最終巻です。

イリヤッド 入矢堂見聞録』第15巻(最終巻


『イリヤッド 入矢堂見聞録』第15巻(最終巻)

(魚戸おさむ&東周斎雅楽。小学館。ビッグコミックス。2007年。505円)
「遂にアトランティスまであと一歩のところまでやってきた入矢たち。皆の意見をつき合わせる中、トロヤ説の他にも重要な候補地が出て来る。そして、入矢たちはそこへと向かうのだが、それを阻止すべく、グレコ神父たちも動き出すのだった・・・」

前巻・・・最後でああやってアトランティス=トロヤ説を盛り上げといて、さらにぐるんぐるんと、語り回して、最後にみんなで出発ということになります。
もちろん、山の老人側もオコーナーを排除し、グレコ神父が直々にそれを追いかけます。
最後の探訪のメンバーは、イリヤ、ユリ、デメル、プリツェル、そしてレイトン卿の5人です。
アトランティスがどこだったのか、という点については、実際に漫画を読んで御確かめください。

ここから先は少しエンディングに絡む部分なので、読むつもりの人は読まない方がいいかも。

この漫画、壮大なネタを次から次へと繰り出してきて、あらゆる所に連れ回し、ネタをネタで繋げる上手さは極上で、盛り上がりまくりましたが、最後は、締めは決めたけども、ちょっとネタを振りすぎて焦点が絞り切れず、散漫になった感じが少ししました。
イリヤの過去のアーサー王の部分はとうとう語られましたが、それをエンディングで消化しつつも、きっちり最後までは見せないという想像を働かさせる演出はちょっとあの結末から行くと、もう少しハッピーさとでも言うようなものを出した方がよかったかしれない。
しかし、そうは言っても、アトランティスの謎に迫るこの物語全体の壮大さは脱帽もの。何度も感動させられたし、感心もさせられた。ヒロインのユリがもう少しイリヤと絡むような感じのにならないのがまた好感が持てます。各人の夢と強い意志の成長・克服の物語でもあったのです。
これは歴史好きの人には絶対お勧め。知り合いとも話していたのですが、ある程度の事前の知識があることが、よりより面白くしてくれますよ。

参照サイト
忙しい人のための『イーリアス』
http://home.highway.ne.jp/skondoh/il_story.html
Greeks step up fire investigation(BBC)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/6965666.stm

関連記事
エウメネスのはじめての戦い。パフラゴニア編完結。岩明均『ヒストリエ』第4巻
http://xwablog.exblog.jp/7280445
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by xwablog | 2007-08-28 05:26 | 史劇
シュリーマンがトロイから発掘したものとは? 久正人『ジャバウォッキー』第3巻
拍手の返事
>2:25 サイトリニューアル、お疲れ様でした。
ありがとうございます。今後もどんどん充実させていく予定ですよ〜。

ところで、今気付いたけど、web拍手の一言コメントの弱点として、もらったコメントが1日で消えちゃうことが分かりました。どういうタイミングで消えるんだろ? 深夜12時になって日付が変わったら、とかだったら困るなぁ。よく深夜に帰ってくるぐらいなんだし、見れないまま消えちゃう場合もあるかも。

追記
>web拍手の一言コメントの弱点として、もらったコメントが1日で消えちゃうことが分かりました。
そんなことなかった。その日の「解析」を見ればそれぞれに載ってたのです。まとめて載せてくれた方が嬉しいんだけどなぁ・・・

そろそろ自転車がやばくなってきた馬頭です。
ブレーキきかないのは前々からですが、そこら中錆びてきてるし、部品はどんどん無くなってくし、あとペダルがすぐに壊れるのはなんで?
一応壊れた時のことを考えて、新しい自転車の下見とかしたけど、こんなに高かったっけ、と思うくらいの値段。マウンテンバイクの方がいいんですが、このままだと久々にママチャリ時代がやってきそう。

それはともかく。
『マガジンZ』連載中のクールな漫画の最新刊!

『ジャバウォッキー』第3巻


『ジャバウォッキー』第3巻
(久正人。講談社。マガジンZKC。2007年。552円)
「西太后の下で暗躍する空飛ぶ暗殺者たちを統括していたミクロラプトル一族の女王。彼女こそ、清朝が始まるまでの歴代中国皇帝を背後から支援してきた『応龍』の末裔だったのだ。しかし、赤ん坊の毛沢東が行うことの予言を聞いたものの、自分の子供を道具として使い捨てる彼女に怒るリリーは・・・」

この漫画はやはり継続して紹介していかねばなりますまい。
めちゃくちゃ私好みのかっこよさと面白さ。歴史ネタもたっぷりに、恐竜と人間のコンビが送る19世紀末のアクション漫画。『ジャバウォッキー』の第3巻です。相変わらず絵がカッコイイです。
今回の巻は、毛沢東を赤子の内に殺そうとする翼ある恐竜・ミクロラプトル族の話の決着編と、シュリーマンがトロイから発掘したアダムの肋骨の話。サバタの因縁の相手、射撃の名手ジャンゴが登場。トロイ戦争の裏にあった恐竜と人間の恋、そして恐竜による人間たちへの戦争を誘う道具として使われようとするアダムの肋骨。アメリカ政府も絡んでて、話がどんどん大きくなってきましたよ。
この巻はあの場面で終わりましたが、あれって一応ジャンゴが言ってた「あの方」とやらが出てないから、まだ続くのかな?
あと、「応龍(ミクロラプトル)」が清朝となって「角龍(サウロロフス)」になった的なことが書いてありましたが、そういうイメージはなかった。いわゆる五爪の龍の話くらいしかしらない。
今回のミクロラプトルがあるということは、これはメキシコ・マヤ文明系の話になって、ケツアルコアトル関連なこともあり得るかな。
とにかく、続きが早く読みたい漫画です。

参照サイト
マガジンZ公式
http://www.kodansha.co.jp/zhp/hp.htm
福井県立恐竜博物館(FPDM)
http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
恐竜模型展示室(徳川広和)
http://www2.neweb.ne.jp/wc/A-fragi/
日本古生物学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/psj5/

関連記事
恐竜と人間がクールにヒートアップ! 久正人『ジャバウォッキー』1巻・2巻同時発売!という記事
http://xwablog.exblog.jp/7340558
帝政ロシアが舞台。久正人『ジャバウォッキー』。オススメ漫画をいくつか、忘れないうちに紹介。という記事
http://xwablog.exblog.jp/7340555
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by xwablog | 2007-08-24 03:55 | 史劇
ブラピVSエリバナ! え? ブルームは脇役だったの? ペーターゼン監督作品・映画『TROY(トロイ)』
投票行ってきたんですが、なんかなんでみんなして無所属なんだ。変なのもいるし。

それはともかく。
映画『TROY(トロイ)』をとうとう見ました。

TROY(トロイ)映画DVD2004

『TROY(トロイ)』

(アメリカ映画。監督/ウォルフガング・ペーターゼン。出演/ブラッド・ピッド、オーランド・ブルームほか。2004年。163分。3129円)

なんというか、今までさんざん聞いてた評判が偏ってたのか、とても面白かったので吃驚しました。評判に比べ全然いいじゃないのさ?

原作は入矢堂見聞録じゃないほうの「イリアッド(イリアス)」ですね。書いた人はホメロス。トロイ戦争がメインとなってて、主人公はアキレス(アキレウス。役はブラッド・ピット)。
ギリシャ全土を統一したミュケナイ王アガメムノン(ブライアン・コックス)にはスパルタ王メネラウスという弟がいるのですが、彼の妻ヘレン(ダイアン・クルーガー)は和平交渉で来ていたトロイの王子パリス(オーランド・ブルーム)と恋に落ちます。そしてパリスは後先考えずにヘレンを帰国する船に乗せて連れてってしまいます。

こうして古代ギリシャ世界全体を巻き込むトロイ戦争がはじまります。トロイは大城壁に囲まれた難攻不落の町であり、さらにパリス王子の兄で最高の戦士ヘクトル(エリック・バナ)がいます。アガメムノン王は無敵の勇者アキレスをなんとか引っ張り出し、さらにトロイに倍する兵士を連れて攻め寄せることになるのですが・・・
てな話でして、まあ、有名な「トロイの木馬」で決着がつくやつです。
160分もの超大作で、戦いにつぐ戦いが見れるし、セットとかもすげー頑張ってます。
思ってたよりもかなり面白かったので、大満足です。
基本的に難しい話は何もない。女がらみで喧嘩になって、力と知恵で相手を出し抜く、という面白い話の諸要素が揃ったもので、映画としても分かりやすく作ってます。最後のまとめ方はどうかと思ったけどね。でも、一応ひとつの映画として上手くまとめたのでは?
それに戦いのシーンはなかなか迫力がありました。集団戦闘も個々の戦いも。

しかし、ヘクトルはなんか悲惨だな。たぶん「なんで俺が(こいつらのせいで)こんな苦労しなきゃいけないんだよー」とか思ってるはず。私、はじめはブラピVSブルームな映画かと思ってたので、ちょっと驚きました。
あと、ヘレンは超美人の設定なんだから、お尻出すのはもう少し後でも良かったかもね。
それと、オチュッセウス役のショーン・ビーンが良かったかと思うのですがどうでしょう。

せっかく、今年の頭に盛り上がってしまった古代熱がやっと冷めてきて、中世ロシア史に集中できるぞー、とか思ってましたが、なんかまた熱があがりそう・・・


参照サイト
忙しい人のための『イーリアス』
http://home.highway.ne.jp/skondoh/il_story.html
イーリアス原典完読を目指して
http://elinika.txt-nifty.com/
イーリアス
http://www.aurora.dti.ne.jp/~eggs/iliad.htm

関連記事
エルサレムを守る騎士バリアンの活躍。リドリー・スコット『キングダム・オブ・ヘブン』
http://xwablog.exblog.jp/7856096


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by xwablog | 2007-04-05 01:37
壮大すぎるアレクサンドロス大王のドラマに感動。安彦良和『文明の道 アレクサンドロス』
元旦の深夜に映画『アレキサンダー』がやってましたね。その繋がりで安彦先生の『アレクサンドロス』を読みました。
実はこれ、一ケ月くらい前に買ってたんですが、時間が無くて読めなかったもの。

NHKスペシャル文明の道1 アレクサンドロス

『COMIC Version NHKスペシャル文明の道1 アレクサンドロス 世界帝国への夢』

(安彦良和・NHK「文明の道」プロジェクト。NHK出版。2003年。1600円)

マケドニアの王子として生まれ、20歳でマケドニア王となり、ペルシアを征服し、中央アジア、インドにまで遠征した偉大な征服者・アレクサンドロス大王の生涯を漫画にした傑作。
いやこれホント面白い。もう「文明の道」なんて関係ないです。というか、「文明の道」のメディアミックス(って言うのか?)に乗っかって、描きたいことを好きなように描いたような作品。いつもの安彦先生の作風です。星野之宣先生が『宗像教授』で描いた『文明の道 クビライ』とは好対照です。あっちは「文明の道」の内容を消化しながらも自分の作品の中に上手く融合させてひとつの作品に仕上げてますから。安彦良和版「文明の道」は、テレビとかで言ってたような説明的な内容はほとんど触れることは無く、アレクサンドロス大王とその大事業に関わった人々の心理面や人間関係といったものを上手く描きだしています。いやー、映画の『アレクサンダー』観た後だっただけに話の作りの上手さを心底感じました。『我が名はネロ』もよかったけど、こちらも上手く一巻でまとめてます。長生きして、死ぬまで漫画描いて欲しいですね。あといくつ歴史漫画描いてくれるのかな~。

しかし、オリバーも『アレキサンダー』を映画にするなら、イッソスかガウガメラまでにしとけばよかったのに。そこまでの遠征部分における人間関係に焦点をあてればカッコよく気持ちいい映画作れたのになぁ。裸シーンばっかりより、戦闘シーン中心で。女が出したいなら、あんな母親役じゃなく、バルシネからめて上手くやれたんじゃないか、とか思います。まあ、オリバーのやりたかったのはそういうのではなかったんだろうけど、作ったのがあんま面白く無いのが問題かも。

そうそう。映画『アレキサンダー』ではプトレマイオス(プトレマイオス朝エジプトの開祖)がエジプトを支配した後、書記に記述させるためアレクサンドロスのことを語る、という形で話しをしますが、漫画の『アレクサンドロス』はリュシマコスを語り部としています。年老いたリュシマコスの語り口は泣かせます。

あ、ちなみに漫画の中で、『ヒストリエ』の主人公エウメネスもちょっとだけ出てきます。

参照サイト
安彦良和の宮殿
http://www.asahi-net.or.jp/~sj2n-skrb/yas/
デジタル・クワルナフ
http://www.toride.com/%7Edigxwa/
アケメネス家の系図
http://www.toride.com/%7Edigxwa/digxwaFiles/genf/g_akemenesu.htm

関連記事
こうしてエウメネスはマケドニアへ・・・。岩明均『ヒストリエ(HISTORIE)』第5巻
http://xwablog.exblog.jp/10403921
17世紀イタリア絵画、コルトーナ「ダリオの敗北」のポストカードを調べる
http://xwablog.exblog.jp/7293902
ネタの中心はアレクサンダー大王。『シルクロード紀行29』マケドニア・ブルガリア、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7683804

この記事へのコメント

松の内が終わりそうなので、そうなる前に新年のご挨拶をしておくべきでした。
あけましておめでとうございます。

アレクサンドロスについて書くなら、やはり前半のペルシア帝国を一気に征服していくところと後半の尾羽打ち枯らして(と言うとちょっと言い過ぎですが)インドから引き返すところはやはり書いてほしいなあと思うので、前半だけで終わらせるのはちょっともったいないなあと。あの映画の場合は後半部分に偏りすぎだったとおもいますが…。トロイ訪問の話とか、エジプトでの話とか位は入れてほしかったですね。
Posted by ひで at 2007年01月07日 19:40

あけおめです~

>アレキサンダー
全部やるならやっぱりドラマにして24話~50話くらいに! 確かにトロイ訪問やエジプトでファラオになるとことか、いいエピソードはやってほしかったですね。自分的にはゴルディオンのとことか。
まあ、2時間~3時間が限度の映画ならどこかに絞って欲しかったなぁ、ということで。ハリウッド的なアクション大作作るならペルシア戦がいいかと。

映画と漫画でまたアレクサンドロス熱が上がってきました。ついつい『世界の戦争1アレクサンダーの戦争』を読み直してしまいましたよ~
やっぱり面白いですね~
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年01月08日 03:19
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by xwablog | 2007-01-02 00:11 | 史劇
同名の本は何か副題をつけるようにして欲しい。『イヴァン雷帝』トロワイヤとスクルィンニコフ
古い記事です。


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2006年07月14日
同名の本は何か副題をつけるようにして欲しい。『イヴァン雷帝』トロワイヤとスクルィンニコフ

昨日はある本を探してて代わりにいいものを発見。『世界地理風俗大系』(新光社刊)ですよ。昭和5年のやつ。文字が読み辛いのは難ですが、図版が多くて嬉しい限り。東欧・ロシア・ドイツ・北欧・中欧は押えました。
しかし、どれも分厚いデカイ本なのです。・・・部屋を片づけようとしてる人間のすることじゃないですな。

それはともかく。
今必死に読んでるのはイヴァン雷帝関係の本です。

『イヴァン雷帝』


『イヴァン雷帝』

(アンリ・トロワイヤ。中央公論社。470円)



イヴァン雷帝の生涯を紹介した名作。
イヴァン雷帝は1552年にヴォルガ河中流域を支配するカザン汗国を征服し、広大な領土を獲得しました。そのカザン汗国の首都だったカザンに今回旅行することができて、とてもよかったです。本当なら画像をお見せしたいところですが、出来ないのが残念。
このカザン旅行の時にも携帯したのが『イヴァン雷帝』の文庫でした。『ロシア建築案内』の時にもカザンの記事があるのですが、こっちは日本でコピーして持ってきました(ロシアだとコピーは手軽に出来ないことに行ってから気付いた!)。
夜行電車の中とかホテルとかでカザンに関する部分だけ読んだんですが、これで久々に読んだせいで再び興味が沸立てられてしまったのですよ。

しかし、手持ちの本の中には↓は入ってなかった。古本屋で探してたという本もこれのこと。で、無かったので、わざわざ借りてきました。



イヴァン雷帝


『イヴァン雷帝』

(スクルィンニコフ。成文社。1994年。3800円)



ペテルブルク大学の教授で中世ロシア史の専門家であるスクルィンニコフが1975年に書いた本の邦訳。訳者は栗生沢猛夫先生。
今、読み途中ですが、凄く面白いです。なんというか、トロワイヤの『イヴァン雷帝』はドラマチックで情緒的に過ぎる感じですが、スクルィンニコフのはより読みやすく、解説的。ただ、ちょっと希望的推測の部分を断定しすぎなところもあります。
翻訳自体は1994年でスクルィンニコフも、新情報などを提供してるそうなんで、多少古いとはいえ十二分にお役立ちですよ!


話は変わりますが。
今日の『高校講座 世界史』でやってた「銅銭と銀」は面白かったです。モンゴルの支配と元の貿易、そして明の時代に、それにともなう貨幣に対する政策の違いが、周辺諸国に大きな影響を与えたことが語られました。相変わらず吉村民はダメですが、面白く分かりやすい番組です。モンゴル・元の銀を中心とした経済が、宋の時代の銅銭を流出させ、周辺地域の経済圏を統一させ、そのまま統一勢力の誕生にひとやく買ったというのはなかなか燃える。明の銀を排除した政策がそのまま朝貢貿易に繋がるというのも面白い。

この前、『ヘロドトス』という本が出てました。著者は藤縄謙三氏。5250円なのですぐには買えません。
あと、『ケプラー疑惑』とかも面白そう。

Posted by 管理人・馬頭 at 00:27 |Comments(2) |TrackBack(0) | ロシア・CIS , 本<歴史>

この記事へのコメント

こちらでははじめまして。
「ヘロドトス」(藤縄謙三)は同じ著者の「歴史の父ヘロドトス」(新潮社)の新装改訂版じゃないかと思われます。
Posted by ひで at 2006年07月17日 00:02

>ひで さま
どうも〜。書き込みありがとうございます。
『歴史の父ヘロドトス』の新版でしたか。ハードカバーのあんなデカイやつだったのでまったく気付きませんでした。なんか普通は新版というと、文庫化かと思ってたので・・。
しかし、これがわざわざ新版で出されるというのは、古代ギリシャに対する何かしら盛り上がりがあるのかも? 『ヒストリエ』もそのひとつ?
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年07月17日 04:30

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特に盛り上がりってものは無いようです....orz


関連記事
初期のタタール政策とアレクサンドル・ネフスキー研究が中心です。栗生沢猛夫『タタールのくびき』読了
http://xwablog.exblog.jp/8694238
奥野さんの記事「バトゥのロシア遠征」も載ってる。『コマンドマガジン』vol.79 チンギスハン特集
http://xwablog.exblog.jp/8099527
ヴォルガ・ブルガール史で見えてくる周辺地域との繋がり。梅田良忠氏『ヴォルガ・ブルガール史の研究』
http://xwablog.exblog.jp/7387555
オスプレイのCampaign Series『カルカ河畔の戦い 1223年』他、カルカ河畔の戦い関連
http://xwablog.exblog.jp/8694245
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by xwablog | 2006-07-14 02:39 | 書庫
残りのネタまとめて。マケドニア・ビザンツ古銭とかフィギュア王とか魔女とかイエスの弟子とか漫画とか!
古い記事

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2006年07月06日
残りのネタ、まとめて。マケドニア・ビザンツの古銭とかフィギュア王とか魔女とかイエスの弟子とか漫画とか。


ちょっと前のニュースを見たら、イランがW杯でも孤立しているとか。核開発問題で「政治的配慮」が働くらしく、どの国も練習試合の相手になってくれないとも。

で、結果は、Dグループの中で最下位・予選落ちだったそうです。



ひでさんの「ヒストリア」の掲示板ではじめて知りましたが、講談社が面白そうなシリーズを出す予定のようです。
興亡の世界史
http://shop.kodansha.jp/bc/books/koubou/
『興亡の世界史』のタイトルを見るとどれも面白そうですが、中でも第14巻で、土肥恒之氏が「ロシア・ロマノフの大地」というのを出します。来年のようですが買うつもり。あと10巻の「オスマン帝国500年の平和」も楽しみ。


そういや、この前ヤフーオークションで、マケドニアの古銭が出てましたね。

「古代マケドニア「アレキサンダー テトラドラクマ銀貨」
直径:24.7ミリ
重量:17.0グラム

というやつ。
20000円だけど。
えー

この同じ人(お店)がビザンツのノミマスとソリドゥスの金貨銀貨も出してました。どれも珍しいので画像とっときました。こーゆー画像って、使えないのが勿体ない。
ああ、それにしても、どれも20000〜40000円くらいじゃなきゃなぁ・・・。
でも、実はさらにはパルティアの銀貨(!)もあって、8000円だったので、ちょっとだけ心動いたりしました。
古銭はあこがれるけど、本気で手を出すのは躊躇われるジャンルだな〜。

ちなみに出品してたお店はこれ。
大和文庫
http://www.yamatobunko.co.jp/
でも、ここって東洋ものがメインみたいで、西洋ものが無い。もしかしたら、依託されてやったものかも。

参照サイト
注文の多い記帳台(HISTORIAの掲示板)
http://bbs.infoseek.co.jp/Board01?user=pezetairoi



『マガジンZ』連載の『エンカン999(エンカンナイン)』がいつの間にか最終回っぽいのですが、納得いきません。『マガジンZ』の連載陣の中では一二を争うほど大好きな漫画なんですよ。




『フィギュア王』の101号を見て思いましたが、楳図かずおって自分で漫画と同じ顔が出きてる。すげえ。顔だけなら漫画描くまでもない。

参照サイト
フィギュア王公式
http://www.monomagazine.com/figureoh/main.html
楳図かずお公式
http://umezz.com/mt/archives/000740.html


今日、久々に八房龍之助氏の『宵闇眩燈草紙』の六巻を読んだ。
もう、もう、面白くて読むの止まらない漫画ってのはあるんだってホント!
皮肉がきいててとても好きです。


『黄金伝説』が出たのは覚えてるけど、あと何か面白い本をこの前見つけたのに、タイトル忘れた。『黄金伝説』は2000円くらい。買う、けど、すぐには無理!



イエスとその弟子



『イエスとその弟子 聖書を読む』
(ピーター・ミルワード。講談社現代新書。1978年。390円)


これ、旅行の時に飛行機の中で読もうと持っていったやつなんですが、面白くなかったです。
なんとういか、何かを崇拝している人間の書いたものというのは、そうではない人間が読むと、両者の間の断絶がくっきりしてきて、読んでも共感を覚え難いですね。あと、これはちょっと上から見た視点で書いてるような鼻につく感じがありました。気にしすぎ?



Posted by 管理人・馬頭 at 11:42 |Comments(4) |TrackBack(0) | 雑記 , 漫画 , 歴史


この記事へのコメント

>「オスマン帝国500年の平和」
500年・・・・???
やはり買うしかないのでしょうか・・・。
スウェーデン関係(エリック14世家族を調べるため)を買ったら、今月はすでに大赤字ですが・・・。
Posted by 大鴉 at 2006年07月06日 21:16

>500年
アンカラの戦いあたりから、滅亡まで全部ということじゃないかと。オスマン朝というと、ついヨーロッパ勢力との戦争のことばかり思い出されますが、タイトルで「平和」としているので、もっと内政とか統治方法とかの話をしてくれるのではと期待しています。
ちなみに、これの発売は今年の11月からで、このオスマン朝のやつは来年くらいのはずなので大丈夫ですよ〜

>エリック14世
それは羨ましいですね。何を買ったんですか?
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年07月07日 03:46

>何を買ったんですか?

いや、たいしたものではないです。
スウェーデン関係の基礎本が数冊です。「物語スウェーデンの歴史」とか。
ただ、カトリーナ・モンデストルとエリック14世の本当の関係とか、なんでグスタフ・ヴァーサの子供には精神異常が多いの?みたいな疑問がありまして。
あとは「錬金術師」であり「パラケルススの再来」と言われたエリック14世の息子グスタフ・エリクソンについても知りたかったのですが、これは空振りでした。やはりロシアのプスコフに墓があるのかも。(ゴドウノフが始末したというが)
Posted by 大鴉 at 2006年07月07日 21:40

ヴァーサ家は面白いですよね〜。
しかし、やはり日本の本だけでは限界があるかも。
昔、スウェーデン近世近代の戦史を専門にやってた『北欧〜』ってサイトがあったはずですが、今もあるんでしょうかね。あそこが残ってるならいろいろネタ持ってるかも。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年07月08日 04:26



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by xwablog | 2006-07-06 02:22 | 日記