デジタル・クワルナフ
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人が人を食べることから読み取れるものとは。中野美代子『カニバリズム論』
web拍手レス
>カニバリズム・・・・怖いけど、確かに興味を引かれます。そういえば西南戦争関係の本に
>そういう話が出てきて驚いたことがあります。日本でも、だいぶ後まで残っていたのでしょう。
薩摩の兵士が相手を喰ったとかなんとかでしたっけ? ひえもんとったりー。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この前、むちゃくちゃ暖かい日がありましたが、あの日以来、花粉のせいで目やら鼻やら顔やらが痒くて痛くてたまりません。早く夏にならないかな。もしくは砂漠に移住しよう。

それはともかく。

カニバリズム論_中野美代子

『カニバリズム論』

(中野美代子。福武書店。福武文庫。1987年。600円。288ページ)
序(澁澤龍彦)
1 
カニバリズム論--その文学的系譜
迷宮としての人間---革命・悪・エロス
食の逆説--開高健氏『最後の晩餐』をめぐって
中国人における血の観念
2
魔術における中国--仏陀とユートピア
中国残酷物語--マゾヒズムの文化史
虚構と遊戯--中国人の性格について
3
王国維とその死について--一つの三島由紀夫論のために
恐怖の本質--アンドレーエフ「血笑記」と魯迅「狂人日記」
単行本あとがき
文庫版あとがき
初出一覧
解説(荒俣宏)

中国文学の研究者で、北海道大学の教授だった中野美代子氏がいろいろな所に書いたカニバリズム(食人)についての記事をまとめた本。1975年に出したものの文庫化です。
中国の話が多いですが、古今東西のいろいろな食人の事例を出しつつ、その行為の意味、本質、そしてその行為が問いただす事、を解きほぐすとこんな感じかもといったような事が書いてあります。
人喰いという異常性は表面ばかり見てると簡単な結論に落ち着きがちですが、深く考えれば考えるほど行為と観念のパラドックスでこんがらがってきます。なかなか興味深い。
どの話も面白く、読み始めると止まりませんね。怖いものみたさ故か、それともある意味パズル的な試考の故か。

人の肉を、というと、私としてはどうしても子供の頃に読んだ『三国志』の話が強烈に印象に残ってますね。
あと、最近だと『宗像教授』シリーズの話や、『キノの旅』の「人を喰った話」でしたっけ? あれとか。

参照サイト
カニバリズム(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0

関連記事
ネネツ族(Nenetsy。ユクラ。ユクラ・サモエード)_クワルナフ用語辞典
http://xwablog.exblog.jp/7158460
イタリアでの騒々しい美食の日々。ヤマザキマリ『それではさっそくBuonappetito!(ブォナペティート)』
http://xwablog.exblog.jp/10297589
タバスコ中瓶と無敵屋と牛乳酒、という記事。
http://xwablog.exblog.jp/7280561
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# by xwablog | 2009-02-18 01:11 | 書庫
人々が生きる中世ヨーロッパ世界とは・・。堀米庸三/編『生活の世界歴史 6 中世の森の中で』
ども。馬頭です。
この前の日曜にコミティアあったらしいけど、その日は久々に地元の方に行きました。実家には帰らなかったけど。1年半ぶりくらいに友達と会って飲み会。積極的に連絡しないタイプばかりなので、無理にでも集まらないと飲み会もできない。というか、最近みんなPS3とかで、電源無しのゲームはほとんどやってないらしい。一番ゲームやってる人間に『馬車馬大作戦』を布教しつつ、「コンベンションとか行かないと駄目なんじゃないか?」と言ってみても、「そういうのは俺が働いてる土日なんだよ!」とのこと。まあ、そりゃそうか。

あと、最近ネットが不調です。アクセスできないことの方は確認中。さらにそれとは関係ないけど昨日あたりから、理由がよくわからないままエキサイト商品情報も検索できなくなっちゃいました。

それはともかく。

生活の世界歴史 6 中世の森の中で

『生活の世界歴史 6 中世の森の中で』

(堀米庸三/編、木村尚三郎、渡邊昌美、堀越孝一。図版監修/松村赳。河出書房新社。1991年。680円。353ページ)
プロローグ 自然と時間の概念
市民の一日、農民の一年
攻撃と防禦の構造
城をめぐる生活
神の掟と現世の掟
正統と異端の接線
「知(アルス)」の王国
エピローグ パリ一市民の日記
参考文献
索引

もとは1975年に出たシリーズの文庫版。人気があって、何度も出てますね。
その中でも、この6巻の「中世の森の中で」は、中世ヨーロッパ社会というものがどういったものだったのか、人々の生活を覗き見つつ紹介します。
社会史ものが好きならOKですし、中世世界というものがそこに生きる人々にとってどういうものだったのかを知りたい人なら手始めにばっちりの一冊。
文庫なのに図版が多く、当時の文献からの抜粋なども多くあって、楽しい一冊です。

参照サイト
河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/index.html

関連記事
昔の人の生活の様子を再現した絵本みたいな本『カラーイラスト世界の生活史』シリーズの手持ちを並べてみた
http://xwablog.exblog.jp/9826760
歴史家たちの歩んだ人生とその業績を集めた本。刀水書房『20世紀の歴史家たち』世界編・上下巻
http://xwablog.exblog.jp/9171981
かわいい狼神ホロと若い行商人ロレンスの二人旅。支倉凍砂『狼と香辛料』第1巻の感想その2
http://xwablog.exblog.jp/7265985
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# by xwablog | 2009-02-17 00:26 | 書庫
大きな鼻がコンプレックスの剣士の活躍と苦悩。エドモン・ロスタン『シラノ・ド・ベルジュラック』岩波文庫
コミケの申し込みがオンラインなら間に合うとのことだったので、やってみました。ギリギリだったけど、間に合ってよかったよかった。
あと、サイトの更新が出来ないのはまだ理由は不明。いや、調べるの面倒くさくて。ソフトの更新のせいかと思っていろいろ試したけど駄目でした。ウチのマシン側の理由じゃないのかも。
それはともかく。

シラノ・ド・ベルジュラック_エドモン・ロスタン

『シラノ・ド・ベルジュラック』

(エドモン・ロスタン。訳/辰野隆&鈴木信太郎。岩波書店。岩波文庫赤563-1。初版1951年。1983年改版発行。持っているのは1995年。570円。323ページ)
第一幕 ブウルゴーニュ座芝居の場
第二幕 詩人無銭飲食軒の場
第三幕 ロクサアヌ接吻の場
第四幕 ガスコーニュ青年隊の場
第五幕 シラノ週報の場
解説

1897年にフランスのエドモン・ロスタンが作った傑作戯曲。実在する17世紀のフランスの軍人で作家サヴィニヤン・ド・シラノ・ド・ベルジュラックを主人公に、従姉妹で想い人でもあるロクサーヌとの間をとりもって欲しいと同僚から頼まれて、四苦八苦する話。鼻が大きいことをコンプレックスにするシラノは、ロクサーヌに告白できないでいるわけです。物語の時代は四幕までが1640年で、五幕がシラノが死亡する1655年となっています。1640年はシラノが三十年戦争のアラス攻防戦に参加した年でもあるので、第四幕はその話になっています。
大人気の作品で、映画化もされています。これがまたなかなか良いのです。
なんとなく、『アラトリステ』に似てる気がしたので、引っ張り出してみました。

シラノは先駆的SFのひとつ『月世界旅行記』を書いた人でもあります。梅毒で死去。
ちなみに作者のロスタンは、1918年にスペイン風邪で死去。

映画にはモノクロの古い『シラノ・ド・ベルジュラック』の他に、カラーで1990年に撮影された『シラノ・ド・ベルジュラック』がありますが、新しい方はVHSのビデオしか出てないみたいです。うーん、DVD出してくれないかな。

参照サイト
シラノ・ド・ベルジュラック(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%BB%E
3%83%89%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF
シラノ・ド・ベルジュラック(戯曲)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%
BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%B8%E3
%83%A5%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF_(%E6%88%AF%E6%9B%B2)
映画シラノ・ド・ベルジュラック(allcinema)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11112

関連記事
スペインの剣客の活躍を描く。ヴィゴ・モーテンセン主演の映画『ALATRISTE(アラトリステ)』見てきました
http://xwablog.exblog.jp/10174394
人類で二番目に古い職業の栄枯盛衰。菊池良生『傭兵の二千年史』
http://xwablog.exblog.jp/10190877
近世ドイツを生きる人びとの世界。P・ラーンシュタイン『バロックの生活 1640年~1740年の証言と報告』
http://xwablog.exblog.jp/8532065
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# by xwablog | 2009-02-16 23:32 | 史劇
19世紀フランスのデザイナーが集めた古今東西の装飾。オーギュスト・ラシネ『世界装飾図』カラー文庫版
ども。馬頭です。
どうやら次のコミケの申し込みは終わってしまったようです。惚けてて出し忘れてしまいました。
先週はいろいろあったからなぁ。

それはともかく。

世界装飾図 (L'ORNEMENT POLYCHROME)オーギュスト・ラシネ

『世界装飾図 (L'ORNEMENT POLYCHROME)』

(オーギュスト・ラシネ。マール社。マールカラー文庫2。1994年。300円。159ページ)
原始美術/エジプト/アッシリア/ギリシア/ギリシア・ローマ/中国/中国と日本/インド/インドとペルシア/アラブ/ケルト/ビザンチン/ローマ・ビザンチン/マウル/ロシア/中世/ルネサンス/16世紀/17世紀/17・18世紀/18世紀/19世紀

19世紀のフランスでもっとも有名なデザイナーの一人であったラシネ(Auguste Racinet 1825-1893)が出した『世界装飾図集成』(全4巻)の超ダイジェスト版。文庫版なので原著に比べると少ししか載ってませんが、これの完全翻訳版がマール社からその後出たようです。これは宣伝ようのパンフみたいなもんか? 値段もオールカラーなのに異常に安いし。

この中でロシアの編紐模様をして「スラブ民族の春を愛する心の反映」としています。異国風の影響はあるが基本はスラブ独自の模様だとも。私はロシアの装飾を見て、古いのはともかく、中世のはなんとなくペルシアの影響が強く感じられるようにも感じますが、実際はどうなんでしょうね。

これのちゃんとしたバージョンの方は、原著通りに全4巻で、各3500円で出てます。さらにはどうやら普及版という少し廉価なバージョンまで出すとか書いてありますが、これは出てないみたいですね。

このマール社のカラー図版もののシリーズは「民族衣装」とか「文様博物館」とか、いろいろ出してます。

参照サイト
美術・デザイン出版:マール社
http://www.maar.com/

関連記事
身体表現の社会的許容度。アルバニアでトップレス騒動。という記事
http://xwablog.exblog.jp/10317534
古代ユーラシアを席巻した遊牧民の興亡を紹介する。林俊雄『興亡の世界史02 スキタイと匈奴 遊牧の文明
http://xwablog.exblog.jp/8699947
あんま日本だからというのと関係ないけど鍵の話が面白かったです。妹尾河童『河童が覗いたニッポン』
http://xwablog.exblog.jp/7938521
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# by xwablog | 2009-02-14 23:51 | 書庫
美依のかつての同級生というライバルが登場!? 草凪みずほ『NGライフ』第7巻
寝不足のまま会社に行くと、仕事中に酷く眠くて堪りません。特に午前中。あまりにも眠い時は足の指を思いっきり変な方向に曲げて床とかに押し付けると、痛くて少し目が醒めます。家に帰ってもまだ痛いのが難点ですが。

そうそう。ローマものといえば、これが出てたのに記事書いてなかったですね。

『NGライフ』第7巻_草凪みずほ

『NGライフ』第7巻

(草凪みずほ。白泉社。花とゆめコミックス。2009年。390円)
「みんな一緒で複合遊戯施設に遊びに来た冴木敬大たちだが、あちこちでバイトしている深影はこんなところでも働いていた。彼に叶わぬ恋心を抱く麗奈は彼の言葉に落ち込んでしまうのだが・・・」

古代ローマと現代とを結ぶ七転八倒の転生ラブコメディの第7巻。
今回は表紙の通り、敬大の両親のお話が入っています。あと、敬大と美依の出会いも語られ、それに関連して新キャラ・琴宮清彦も登場。美依の中学時代に同じ美術部だった少年で、どうやら彼女に気があるようです。強力なライバル(?)が登場かもしれませんよ。もしかしてエンディングが近いのかな?

あと、最後に前世編でシリクスとロレイウスの出会いも語られます。


参照サイト
NGライフ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/NG%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95
花とゆめ公式
http://www.hanayume.com/hanayume/

関連記事
ポンペイで死んだ妻の生まれ変わりはこんなに可憐な男の子! 草凪みずほ『NGライフ』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/8032425
古代ローマの激動の時代を描く長編テレビドラマ。ジョン・ミリアス監督『ROME(ローマ)』
http://xwablog.exblog.jp/8032543
柔道世界王者が古代のコロッセウムにタイムトリップ。義凡&信濃川日出雄『ヴィルトゥス(VIRTUS)』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9215462
古代ローマを舞台に少年奴隷の全てをかけた戦いのドラマ。技来静也『拳闘暗黒伝セスタス』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/8160165/
経済面と文化・倫理面に注目したローマ帝国興亡論。弓削達『ローマはなぜ滅んだか』
http://xwablog.exblog.jp/10343646/
前世の記憶が戻る苦悩と消える苦悩の中で・・・。草凪みずほ『NGライフ』第6巻
http://xwablog.exblog.jp/9674224
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# by xwablog | 2009-02-13 22:40 | 史劇
経済面と文化・倫理面に注目したローマ帝国興亡論。弓削達『ローマはなぜ滅んだか』
web拍手レス
>本村凌二先生ですね?中央公論新社の世界史シリーズでも書いていましたよ。
>穀物配給券の逸話は笑っちゃいました・・・・・が、同時に感心しました。
>なるほど。心が弱くてもアタマで補える・・・・・
「興亡の世界史」のシリーズはまだ三つしか読んでないのです。本村凌二氏の本も読んだことないので、ちょっと手を出してみようかな。

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前に指摘されて気になってた、スラヴ神話のチェルノボーグの記事のことを調べてみたんですが、参考文献として書いた『世界の神話伝説 総解説』とか『世界神話事典』とか見ても、どうにも元になった情報が見つからない。となると、ネット上にあった情報(wikipedia?)をそのまま信じて書いたとかかもしれない。もうちょい調べてなければ修正しないと。

それはともかく。

ローマはなぜ滅んだか_弓削達

『ローマはなぜ滅んだか』

(弓削達。講談社。講談社現代新書968。1989年。550円。241ページ)
序--「ローマはなぜ滅んだか」となぜ問うのか
1--ローマ帝国の繁栄とは何か
2--道路網の整備
3--ローマ帝国の経済構造
4--経済大国ローマの実体
5--爛熟した文明の経済的基礎
6--悪徳・不正・浪費・奢侈・美食
7--性解放・女性解放・知性と教養と文化
8--ローマ帝国の衰退とは何か
9--第三世界(「周辺」)への評価の岐れ道
10--ローマはなぜ滅んだか
あとがき
参考文献
略年表
索引

経済学・古代ローマ史の弓削達(ゆげとおる)氏の新書。20年も前の本なんで、ということもありますが、直接的原因としてパターン化したような社会的倫理の崩壊を持ってくるあたりは作者の意図したものかもしれません。手軽に読むなら、今ならむしろ『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』(本村凌二)を読むのとかがいいのかも、と思いますが、これはこれで面白かったです。
ローマといえば道路網ですが、それが庶民に直接的に恩恵をもたらさない、基本的に普通の人にはあってもなくても同じという点はへーとか思ったり。(実際どうなんでしょうね)

参照サイト
講談社現代新書
http://shop.kodansha.jp/bc/books/gendai/
スラヴ神話の神々
http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/hisf/his_kiev002.htm

関連記事
孤島の訓練所へ送り込まれた尊たちが互いに殺し合う。義凡&信濃川日出雄『ヴィルトゥス(VIRTUS)』第2巻
http://xwablog.exblog.jp/9739393
ローマで信仰されていた神々の流行や多彩さに驚きます。小川英雄『ローマ帝国の神々 光はオリエントより』
http://xwablog.exblog.jp/9029672/
「カエサル暗殺」までの前半部分を観ました。ジョン・ミリアス『ROMA(ローマ)』episode01-12
http://xwablog.exblog.jp/8577307/
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# by xwablog | 2009-02-12 02:49 | 書庫
ウィンフィール王国で求める狼の足の骨は見つけられるのか? 支倉凍砂『狼と香辛料』10巻
旧ブログから大量の記事を削除。でも、まだまだ残ってます。いつ終わるのか・・・。
あと、画像がUPできないと、二度手間ですね。またいろいろ試したけど、失敗。

それはともかく。

支倉凍砂『狼と香辛料』X (第10巻)

『狼と香辛料』X(第10巻)

(支倉凍砂。アスキー・メディアワークス。2009年。590円。イラスト/文倉十)
「船でウィンフィール王国へと渡ったロレンスとホロ、そしてコル。ここのブロンデル大修道院には『狼の足』の骨があるという。しかし、それを見るためには修道院の奥へと入ることができなければならなかった。しかも、この島は現在経済的困難に見舞われ、よそ者として動きづらく・・・」

『狼と香辛料』の第10巻目です。
イギリスみたいな島国ウィンフィール王国で、「島安陸高」の不況が島の財産へと打撃を与えています。ロレンスたちが前の話で手に入れた情報によると、この島のブロンデルという修道院に狼の足の骨が安置されているという話ですが、それに近づくのはいろいろ不都合がありそうです。しかも、ルウィック同盟という商業組合の連合体が、修道院の土地を狙っていて一波乱、といった感じになってきます。
ホロと同じく古い神々の末裔のひとりである黄金の羊も登場。狼の骨の存在の有無を確認するため、ルウィック同盟の商人のひとりピアスキーと組み、修道院から同盟が利益を出すことに協力します。

この話だけでウィンフィール王国の話は終わりみたいです。どうやらヨイツの方で何やらありそうですから、たぶん次はそっちに向かうのでは。

関連サイト
支倉凍砂 すぱイしー ているず
http://ameblo.jp/hasekura2/
ハイノハナ(文倉十)
http://haino.mods.jp/
電撃文庫&hp
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/index.php
狼と香辛料アニメ公式サイト
http://www.spicy-wolf.com/

関連記事
『狼と香辛料』(支倉凍砂/著)の世界を紹介する充実のガイドブック。『狼と香辛料ノ全テ』
http://xwablog.exblog.jp/10015288
ホロの故郷ヨイツの情報を求め修道院を探すのだが。支倉凍砂『狼と香辛料』第4巻の感想
http://xwablog.exblog.jp/7266069
商人としての命運をかけ、危険な密輸に手を出すが・・。支倉凍砂『狼と香辛料』第2巻の感想
http://xwablog.exblog.jp/7266023
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# by xwablog | 2009-02-07 22:20 | 日記
ヨーロッパのキリスト教が魔女をどう定義し扱ってきたか。上山安敏『魔女とキリスト教 ヨーロッパ学再考』
自分の住んでいる部屋が思った以上に声が筒抜けなのにいまさらながら気づいたわけですが、あれもこれも聞かれていたと想像すると身悶えものの恥辱ですが、羞恥プレイと割り切れば、結構平気だったりする今日このごろ、皆さんはどうお過ごしでしょうか。私は忙しい日が続いてますが、仕事で忙しいわけじゃなく、時間を無駄にしてるせいで忙しいのは私の不徳のいたすところ。もう腹を切って詫びるしかありませんと思い立ったものの、まだ読んでない本があると切るのを思い直して、今日も今日とて積み本の処理の日々。

それはともかく。

魔女とキリスト教 ヨーロッパ学再考_上山安敏

『魔女とキリスト教 ヨーロッパ学再考』

(上山安敏。講談社。講談社学術文庫1311。1998年。980円。404ページ)
第一篇 キリスト文明と魔女
第一章 ディアナ信仰とキリスト教
第二章 ユダヤ教 一神教と自然宗教の間
第三章 民間伝承としての魔女信仰
第四章 初期キリスト教と異教
第五章 魔女の二類型 南欧型と北欧型
第六章 悪魔学の成立へ
第七章 マリアと魔女 女性像の二極分化
第八章 ユダヤ人迫害と魔女狩り
第二篇 魔女狩りの構図
第九章 異端審問と教会位階制
第十章 キリスト教エリート文化と民衆文化
第十一章 産婆と魔女
第十二章 『魔女への鉄鎚』の周辺
第十三章 十六、十七世紀の魔女裁判
第十四章 悪魔憑きと魔女裁判
第三篇 ヨーロッパ思想の中の魔女
第十五章 ルネサンス魔術と魔女裁判
第十六章 魔女狩りとプロテスタンティズム
第十七章 魔女狩りの衰退と神学の変容
第十八章 基層に生きる魔女
第十九章 魔女の祖型 ヨーロッパ精神史の陰影
第二十章 魔女の現在 フェミニズムと魔女
あとがき(原本)
学術文庫版あとがき
参照文献
引用文献

1993年にでた本の文庫化。ヨーロッパにおける「魔女」と、キリスト教がどのような関わりにあったかについての歴史と思想を紹介。
非常に面白い一冊でした。著者は西洋法制史が専攻の法学者。うえやまやすとし。


参照サイト
講談社文庫新刊
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/sinkan_list_x.jsp?x=S
上山安敏(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E5%B1%B1%E5%AE%89%E6%95%8F
魔女(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%94%E5%A5%B3

関連記事
中世ヨーロッパを異教のまま生きる少女の物語。『ドロテア(Dorothea) 魔女の鉄槌』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/7755042
キリスト教が支配するヨーロッパの中における異教。B・ジョーンズ&N・ペニック『ヨーロッパ異教史』
http://xwablog.exblog.jp/7249842/
多様だった中世の信仰と迷信の形。ジャン=クロード・シュミット『中世の迷信』
http://xwablog.exblog.jp/7249791
1600年に行われたパッペンハイマー裁判の詳細。ミヒャエル・クンツェ『火刑台への道』
http://xwablog.exblog.jp/10272518
宗教改革に揺れるオーストリアを舞台にした処刑人となった男の物語。英・墺映画『ダークソード 処刑人』
http://xwablog.exblog.jp/10266804/
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# by xwablog | 2009-02-06 02:51 | 書庫
スペイン黄金時代の女王の生涯。小西章子『スペイン女王イザベル その栄光と悲劇』
今年の冬は暖かいような気がします。でも、私の部屋は寒い。ツーンとする。
そういや、今日、会社でかかってたラジオで、スウェーデンと日本のハーフの映画評論家・LiLiCo(リリコ)氏が、日本の冬は寒い、部屋が寒いって言ってました。スウェーデンの方が部屋が暖かいって。 昔から日本の家屋は、暑さに対処してるけど、寒さは耐えるのみ、って感じですから(朝鮮は逆)。けど、今の家屋ってそんな違わないような気も。

それはともかく。

スペイン女王イザベル その栄光と悲劇

『スペイン女王イザベル その栄光と悲劇』

(小西章子。朝日新聞社。朝日文庫。1985年。474円。322ページ)
プロローグ
第一部 カスティーリャの春
1 王女時代のイザベル
2 アラゴン王子、フェルナンドとの邂逅
3 カトリック両王の治世
第二部 女王と四人の娘たち
4 長女イザベルと次女フアーナ
5 三女マリーアと四女カタリーナ
6 次女フアーナの悲劇
エピローグ
解説 ホセ・デベーラ
イザベル女王年表

15世紀半ばから16世紀はじめにかけてのレコンキスタ終盤と大航海時代初頭という重要な時期に、イベリア半島最大の国、カスティーリャの女王として活躍した女性の伝記。
夫と会わせて「カトリック両王」と呼ばれ、スペイン黄金時代の初期を代表する人物。夫のフェルナンド2世よりか有名なような。大航海時代の画期的転換点を作るコロンブスに援助したわけですから当然か。敬虔なカトリックとして異教徒には酷い人でもありました。

参照サイト
イサベル1世 (カスティーリャ女王)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%99%E3%83%AB1%E4%B8%96_(%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%A3%E5%A5%B3%E7%8E%8B)

関連記事
スペインの剣客の活躍を描く。ヴィゴ・モーテンセン主演の映画『ALATRISTE(アラトリステ)』見てきました
http://xwablog.exblog.jp/10174394
ドン・ペドロの活躍がまだまだ見れた! 青池保子『アルカサル -王城- 外伝』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/10046983
ついに完結! カスティリア王ドン・ペドロの栄光と結末。青池保子『アルカサル----王城-----』第13巻
http://xwablog.exblog.jp/7448608
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# by xwablog | 2009-02-05 02:11 | 書庫
メディチ家出身のフランス王妃の波瀾万丈な人生。桐生操『王妃カトリーヌ・ド・メディチ』
相変わらず画像はUPできません。ソフトのアップデートしたせいか?

それはともかく。

王妃カトリーヌ・ド・メディチ(桐生操

『王妃カトリーヌ・ド・メディチ』

(桐生操。ベネッセコーポレーション。福武文庫。1995年。650円。341ページ)
第一章 フィレンツェの少女
第二章 フランス宮廷生活
第三章 即位
第四章 フランソワ二世の時代
第五章 シャルル九世と宗教戦争
第六章 サン・バルテルミーの大虐殺
第七章 アンリ三世の時代とヴァロア朝の終焉
単行本あとがき
主要参考文献
解説 篠沢秀夫

桐生操氏の本。もとは1982年に出た本で、文庫化されたもの。
イタリアのメディチ家出身で、アンリ2世と結婚してフランス王妃となり、その後の権力闘争・ユグノー戦争に活躍した人。サンバルテルミーの虐殺で有名です。このサンバルテルミで、ナバラ王アンリとカトリーヌの娘マルグリットが結婚しようとした所でおきた事件。でも、よく言われるカトリーヌが虐殺の指示を出したというのは違うようです。

この本、さらにPHP文庫から新装版が出てますね。「王妃カトリーヌ・ド・メディチ―ルネッサンスの悪女」。試し読みもできるみたい。

参照サイト
カトリーヌ・ド・メディシス - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%8
3%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%
87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%82%B9
サン・バルテルミの虐殺(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%90%E
3%83%AB%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%81%AE%E8%99%90%E6%AE%BA

関連記事
チャランポランの青年錬金術師が囚われの身となり・・・。やまざき貴子『LEGAの13』第1巻と2巻
http://xwablog.exblog.jp/10296921
聖堂落書き、20面サイコロ、聖戦司令官、42年前に死亡、槍で殺害、など。最近のニュース080625
http://xwablog.exblog.jp/8887207
西洋の起源はここらへんにもあるのですよ。トゥールのグレゴリウス『フランク史 10巻の歴史』
http://xwablog.exblog.jp/7896763
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# by xwablog | 2009-02-04 01:58 | 書庫
イタリアでの騒々しい美食の日々。ヤマザキマリ『それではさっそくBuonappetito!(ブォナペティート)』
web拍手レス
>ヤマザキマリ先生の作品、ちらりと読んだ記憶があります。なかなか楽しかった。こんな単行本も出てるんですね。試してみます。
>長谷川哲也先生の「ナポレオン」が、つい最近までイタリアを舞台にしていました(今はエジプトに上陸したところです)
>しかし戦ばかりで風土とか住民はほとんど・・・・・作品そのものは面白いのですが!!

『それではさっそくBuonappetito!(ブォナペティート)』は『モーレツ イタリア家族』の続編的内容なので、『モーレツ』からお薦めします。もちろん、こっちだけでも面白く読めます。
『ナポレオン 獅子の時代』は私も連載で読んでますが、エジプト編でマムルーク強く描いてくれてるのが嬉しいですね。イタリア編はほぼ墺軍との戦いですからしょうがない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そういや、去年の年末だかにスキャナーの上に本を置き過ぎて壊してしまったわけですが、新しく導入したスキャナーも、また上に本を置き過ぎたせいか、擦れるような変な音がするようになってしまいました。買って2ヶ月なのに。
今後は大事に扱って、上に3冊以上は置かないようにしようかと思います。

それはともかく。
イタリアといえば、これを記事にするの忘れてました。

それではさっそくBuonappetito!

『それではさっそくBuonappetito!(ブォナペティート)』

(ヤマザキマリ。講談社。ワイドKC。2008年。667円)

イタリア人のもとに嫁いだ作者によるグルメエッセイ漫画。
前作『モーレツ!イタリア家族』でイタリア人の熱さをたっぷり語ってくれたヤマザキマリ氏ですが、この本でもひきつづきイタリア人、そしてポルトガル人(夫の仕事の関係でポルトガルにも住んでるそうです)の熱さを語りつつ、今度は現地の料理についての面白おかしい美味しい話をしてくれます。
スパゲッティの日本風の「ナポリタン」に文句を言われたり、南北のピッツァの生地の厚さの違いで争ったり、おにぎりを食べてたら驚かれたり、日本風のパン粉がなくてトンカツが作れなかったり、といった笑える逸話がてんこもり。

これ、ほんと面白いんですが、続編とかやってくれ無いのでしょうかね。


そういや、この作者さんのblogのある記事で、「それともう一つ、実は旦那が激しく押し黙ってしまった漫画があります。「これはバチカンからいづれ何か言われる時が来るのじゃないだろうか」と。」と言及されている漫画は、たぶん『聖☆おにいさん』じゃないかと。たしかにあれはヤバい。ある意味、『ヘタリア』よりも。

参照サイト
ヤマザキマリ・Somos em Portugal
http://moretsu.exblog.jp/
Kiss
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/02292
それではさっそく
http://kc.kodansha.co.jp/product/top.php/1234597932

関連記事
ローマのレストランを舞台に老紳士の静かな色気に魅了される。オノ・ナツメ『リストランテ・パラディーゾ』
http://xwablog.exblog.jp/8365577
イタリア各地を巡った体験を漫画に。小栗左多里&トニー『さおり&トニーの冒険紀行 イタリアで大の字』
http://xwablog.exblog.jp/9797131
チャランポランの青年錬金術師が囚われの身となり・・・。やまざき貴子『LEGAの13』第1巻と2巻
http://xwablog.exblog.jp/10296921
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# by xwablog | 2009-02-03 00:52 | 日記
チャランポランの青年錬金術師が囚われの身となり・・・。やまざき貴子『LEGAの13』第1巻と2巻
どうも。馬頭でございます。
最近、ポテトチップスを食べる時に、味が足らないということで、一味唐辛子とカイエンヌペッパーパウダーをかけて食べてるのですが、凄い辛くて非常にイイです。唐辛子だけだとあんま辛くないんですが、カイエンペッパーだと続けて食べれないほど辛くなります。あと、柚子入りの唐辛子を使うもの美味しいです。

それはともかく。

『LEGAの13(レーガのじゅうさん)』第1巻やまざき貴子


『LEGAの13(レーガのじゅうさん)』第1巻

(やまざき貴子。小学館。フラワーコミックス。2007年。390円)
「16世紀後半のヴェネチアで薬屋を営む傍ら、錬金術の探求にいそしむゲオルグ・サルヴィアティとその息子レガーレ。腕の良さから『ストレーガ(魔法使い)』と渾名されるゲオルグとは違い、ちゃらんぽらんのレガーレは、毎夜遊び歩いては浮きを流す毎日だった。しかし、ある日、父ゲオルグが魔女の疑いで逮捕されてしまい・・・」

『っポイ!』や『ZERO』のやまざき貴子氏が、なんと16世紀のイタリア・ヴェネチアを舞台にした漫画を描いてます。『っポイ!』の後半や『ZERO』あたりで、ちょっと離れてしまった作家さんでしたので久々です。そして、やっぱりこの人の漫画面白いなぁ、と再確認。
不真面目で陽気で小さい頃から幽霊(?)クラリーチェが見える、快楽主義者の青年レガーレ(レーガ)が、父の逮捕をきっかけに、ヴェネチアの元首(ドゥーチェ)の下で錬金術によって金を作り出すことを強制されることになります。彼は権力者たちの策謀に巻き込まれたりしながら、のらりくらりととらわれの身の生活を送るのですが、その中で彼をはめた謎の多いコルヴォ・ポポラーレや、互いに魅かれ合うことになる元首の娘アルフォンシーナ、ひょんなことからレーガの弟子になる道化の少年ピエロといった、いろいろな人に出会い、そして自分の知りたい事、知らなかった事へと近づいていくことになります。



『LEGAの13(レーガのじゅうさん)』第2巻やまざき貴子

『LEGAの13(レーガのじゅうさん)』第2巻

(やまざき貴子。小学館。フラワーコミックス。2008年。390円)

レガーレたちが求める錬金術で黄金を求める方法は、何かの鉱石と混ぜると金にさせることができるという「賢者の石(哲学者の石)」の発見です。タイトルにある「LEGA(レーガ)」とは「合金」のこと。レガーレは12個の候補をみつけてるので、13個めとして賢者の石を探してるというわけです。

パスクアーレ・チコーニャ(Pasqual Cicogna)は1585年から1595年の元首。作中の年代が何年になるのかは不明。
話の中でゲオルグたちの出身地でキーとなる土地としてフィレンツェが出てくるので、ヴェネツィアだけじゃなく、フィレンツェに行ったりするのでしょうかね。

当時の事物のネタがいろいろ出てきますが、もしかしたら結構いろいろ資料みて頑張ってるのかもしれません。この時代だと、イタリアはあまりパっとしないのですが、今後、メディチ家の衰亡と話を絡めてくるのかも。
今後の展開が楽しみです。

たしか『メディチ家の滅亡』とかなんとか言う本持ってたはずですが、見つからない。三十年戦争関連の情報が欲しくて手に入れたような憶えがあるけど、ほぼ読んでない本だったはず。

あ、やまざき貴子氏は北海道の東端の方の出身なんですね。

参照サイト
小学館コミック -flowers
http://flowers.shogakukan.co.jp/
ヴェネツィアのドージェ一覧(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%8D
%E3%83%84%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%81%AE%E3%83%89%E3%
83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E4%B8%80%E8%A6%A7
Pasquale Cicogna(wikipedia)イタリア語
http://it.wikipedia.org/wiki/Pasquale_Cicogna

関連記事
イタリア各地を巡った体験を漫画に。小栗左多里&トニー『さおり&トニーの冒険紀行 イタリアで大の字』
http://xwablog.exblog.jp/9797131
飛べない豚はただの豚だ。飛ばない豚はよく訓練された豚だ。宮崎駿『紅の豚』のDVD
http://xwablog.exblog.jp/8870917
当時の本を手本にイタリア貴族のマナーを語る。彌勒忠史『イタリア貴族養成講座』
http://xwablog.exblog.jp/9155024
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# by xwablog | 2009-02-02 23:21 | 史劇
互いの動きを操り合う姉川の戦いという緊迫した戦場ドラマ。宮下英樹『センゴク』第4巻と5巻
ども。馬頭です。
最近になって新紀元社のメンアットアームズシリーズを集めようと思ったのですが、思った以上に値上がりしてしまってて欲しい本に手が出ません。やっぱ中世もの西欧ものが高いですね〜。重版してくれないのかな。

それはともかく。

宮下英樹『センゴク』第4巻

『センゴク』第4巻

(宮下英樹。講談社。ヤンマガKC。2005年。514円)
「明智隊と協力して金ヶ崎の退き口を乗り切った木下隊とセンゴク(仙石秀久)。信長はこの苦境をもたらした元凶の浅井家に対して即座に軍団を動かし、浅井領へと攻め入るが、木下藤吉郎は浅井家家臣のもとに身を寄せている竹中半兵衛のもとへ赴き・・・」

金ヶ崎の退き口編が終わり、今度は姉川の戦い編です。浅井領を攻める信長軍ですが、琵琶湖東岸にある小谷城・佐和山城といった重要拠点があり、浅井軍最強の磯野員昌の軍が守るのです。そしてその磯野軍の中心的人物で、無双の強さと知略を誇る覆面の猛将・山崎新平が、信長、そして仙石秀久の前に立ちはだかろうとしているのです。
そこで木下藤吉郎(豊臣秀吉)は、浅井家の家臣・堀家の家老の樋口直房のもとに客人として滞在する竹中半兵衛を訪ね、隠遁生活からぬけだし再び戦場に出るよう言うことになります。久々の再会で、「大きくなった」印象のある木下、そしてセンゴクを見て、半兵衛は決意を固め、小谷城・佐和山城の中間の要衝・長比砦を守る堀家の寝返りを企図して動き出すのです。

ちなみに山崎新平は実在の人物らしいですが、細かいことが何もわかってない人物で、人物像はほとんど創作らしい。



宮下英樹『センゴク』第5巻

『センゴク』第5巻

(宮下英樹。講談社。ヤンマガKC。2005年。514円)

4巻で小谷城を包囲し、5巻で壮絶な決戦となります。
小谷城のすぐ近くで行われた姉川の戦いは、通説の不備を説明しつつ(磯野員昌の11段抜きとか)、別の説を持ってしてドラマチックに描いています。
うーむ、そういう風に見れるのか〜、と思いました。これは面白い。


参照サイト
センゴク ヤンマガ
http://www.yanmaga.kodansha.co.jp/ym/rensai/ym/sengoku/sengoku.html
山崎新平(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E6%96%B0%E5%B9%B3
姉川の戦い(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%89%E5%B7%9D%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84
坂井尚恒(久蔵)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E4%BA%95%E5%B0%9A%E6%81%92

関連記事
全滅必至の金ヶ崎の退き口の絶望的状況の中で・・・。宮下英樹『センゴク』第3巻
http://xwablog.exblog.jp/10210619
試し合戦にて奮迅する仙石秀久に引きずられるようにして・・・。宮下英樹『センゴク』第2巻
http://xwablog.exblog.jp/10148738
マイナー武将・仙石秀久が主人公。戦国時代の真実の姿を描く! 宮下英樹『センゴク』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9919918
今川義元と太原雪斎が駿河の国を大きくしていく。宮下英樹『センゴク外伝 桶狭間戦記』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9850096
細密な池上絵と重厚な工藤話の描き出す織田信長の生涯。池上遼一&工藤かずや『信長』全8巻
http://xwablog.exblog.jp/10137965/
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# by xwablog | 2009-02-01 01:43 | 史劇
ロンドンのロシアンマフィアと関わってしまった看護婦の話。クローネンバーグ監督『イースタン・プロミス』
また、砦サーバの方に画像がUPできない状態になってしまってます。今回はこっちの設定とかせいなのかな? よくわかりませんが、画像が直ってから貼ります。

それはともかく。
レンタル屋行って、『U.S.A vs マンティコア』を借りようと思ってたんですが、少し冷静になってこっちにしました。

イースタン・プロミス(Eastern Promises)

『イースタン・プロミス(Eastern Promises)』

(イギリス・カナダ・アメリカ映画。2007年。監督/デヴィッド・クローネンバーグ。出演/ヴィゴ・モーテンセン、ナオミ・ワッツ、ヴァンサン・カッセル。100分。3990円)
「ある夜、ロンドンのトラファルガー病院にひとりの少女が担ぎ込まれた。彼女は14歳だったが、麻薬を射っていた形跡があり、妊娠していて、出産後死亡してしまう。看護婦として彼女を担当したロシア系の家に生まれたアンナは、彼女の日記を持ち帰り、生まれた赤ん坊を家族のもとに返してやろうとする。しかし、手がかりを求めて尋ねたレストランは、彼女に売春をさせていたロシアマフィアが経営していて・・・」

ロンドンのロシアンマフィアに関わることになってしまった看護婦のクライムサスペンス風メロドラマ。
監督がクローネンバーグで、ヴィゴ・モーテンセンにヴァンサン・カッセルなら、結構なアクションサスペンスになるかと思ったのですが、そんなことはなく、落ち着いた雰囲気の中、マフィアに加入しようとする雇われ運転手ニコライと看護婦アンナの密やかな恋愛ものみたいな感じになってました。
いまいち盛り上がらないので、犯罪もの・抗争ものを期待してる人は要注意。
会話の半分くらいがロシア語?
キリル役のヴァンサン・カッセルが、こういうなさけない役やらされるのはちょっとどうかと思いました。いや、似合いすぎててね・・・。
あと、サウナでの全裸格闘ってのはロシアものならではなのか? しかも、修正無しで全部丸見えだし!(笑) あそこまで見せる必要はあったのかどうかな(笑)

作中に出てくるような、東欧・ロシアの少女たちが騙されて売春婦にされる話は、『ユーロマフィア』に載ってます。

次は何を借りようかな。たしかこの前ドイツ騎士団もののファンタジー系の映画があったような気がしたんですが、タイトル忘れちゃったなぁ。

参照サイト
映画「イースタン・プロミス」オフィシャルサイト
http://www.easternpromise.jp/
ロシアン・マフィア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2

関連記事
危険なヨーロッパの裏社会の繁栄。ブライアン・フリーマントル『ユーロマフィア』
http://xwablog.exblog.jp/9275624
スペインの剣客の活躍を描く。ヴィゴ・モーテンセン主演の映画『ALATRISTE(アラトリステ)』見てきました
http://xwablog.exblog.jp/10174394
犯罪が横行するソ連で果敢に戦う検事の記録。F・ニェズナンスキイ『犯罪の大地 ソ連捜査検事の手記』
http://xwablog.exblog.jp/9997184
内戦の混乱の中で生きる少年と少女たちの生きるための戦いについて。『裸者と裸者』上下巻、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7533952
質が高い上にやりたい放題の『BLACK LAGOON(ブラックラグーン)』のアニメ。かっこいいぞ。という記事
http://xwablog.exblog.jp/7695901
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# by xwablog | 2009-01-31 22:54 | 日記
1600年に行われたパッペンハイマー裁判の詳細。ミヒャエル・クンツェ『火刑台への道』
仕事中、眠たさをごまかすために飴を舐めたりするのですが、それが続きすぎて一日に一袋くらい食べちゃうことがあります。これはよくないなぁ。ちなみに最近気に入っている飴は『塩キャラメル』というやつ。フランスのロレーヌの岩塩を使用。

それはともかく。昨日につづき処刑人繋がりで。

火刑台への道_ミヒャエル・クンツェ

『火刑台への道』

(ミヒャエル・クンツェ。訳/鍋谷由有子。白水社。1993年。2800円。315ページ)

第一章 塔
第二章 街道
第三章 高き所
第四章 谷間
第五章 奈落
第六章 水車小屋
第七章 魔女の集会
第八章 拷問部屋
第九章 処刑場
あとがき
原註

1600年にバイエルン公国の首都ミュンヘンで処刑された放浪者一家の処刑までの顛末を、史料や当時の社会状況を紹介しながら解説する一冊。原題は1982年にドイツで出された「Strasse ins Feuer. Vom Leben und Sterben in der Zeit des Hexenwahns」
当時の裁判で容疑者がどのようにして取り調べられ、拷問され、罪が決定していくか、そしてどのようにして処刑されるのかが細かく書かれていて、この悲惨で不幸なミヒャエル・パッペンハイマーの一家が子供も含めてどんな目にあったかが400年たった今でもよくわかります。この事件は当時有名で「パッペンハイマー裁判」として知られているようです。
当局にとって迷惑な存在であった放浪者たちに対する見せしめという意味もこめて、「魔女」の一家ということで彼らに罪を拷問で「自白」させ、見せ物のように処刑します。そう。処刑というものが当時のエンターテイメントだったのがよくわかります。
処刑される方のことも詳しいですが、する側の方についても詳しく書いてあります。処刑人というものがどういうものかもよく解ります。
あと処刑した側のトップは、もちろんバイエルン大公ですが、当時のバイエルン大公は、あのマクシミリアン1世・偉大公です。強力な君主で、敬虔かつ狂信的なカトリック教徒で、連盟(リーガ)側の指導者で、三十年戦争では家臣のティリー伯とともに重要な役割を見せていたあの人。当時はまだ若く、27歳前後だったようです。

ところで、著者のミヒャエル・クンツェ氏は、本来は作詞家・脚本家としての活動がメインで、グラミー賞までとってます。宝塚で何度も上演されている『エリザベート』はこの人の作品。
けど、この人、昔は法律を学んでて博士号まで持ってます。だから、この裁判をとりあげた本について書けたのですね。

ともかく、これも非常に面白い本で、私の「お薦め歴史本10冊」の中に入る良作です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ところで、ロシア正教会の次の総主教が決まったようです。
ロシア正教会、第16代総主教にキリル府主教を選出(朝日)
http://www.asahi.com/international/update/0128/TKY200901280271.html?ref=rss
モスクワおよび全ルーシの総主教には、やはり総主教代理をつとめたスモレンスク・カリーニングラードのキリル府主教がなることが決定しました。就任式は2月1日。


参照サイト
白水社
http://www.hakusuisha.co.jp/
マクシミリアン1世 (バイエルン選帝侯)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B31%E4%B8%96_(%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%B3%E9%81%B8%E5%B8%9D%E4%BE%AF)
ミヒャエル・クンツェ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%92%E3%83%A3%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%83%84%E3%82%A7
ミヒャエル・クンツェ公式
http://www.storyarchitekt.com/
宝塚大劇場 エリザベート
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/backnumber/07/snow_takarazuka_elisabeth/index.html

関連記事
宗教改革に揺れるオーストリアを舞台にした処刑人となった男の物語。英・墺映画『ダークソード 処刑人』
http://xwablog.exblog.jp/10266804/
多数派でない者は枠からはずれ、人の感情を害する。白水社『中世のアウトサイダーたち』
http://xwablog.exblog.jp/8181408/
近世ドイツを生きる人びとの世界。P・ラーンシュタイン『バロックの生活 1640年~1740年の証言と報告』
http://xwablog.exblog.jp/8532065
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# by xwablog | 2009-01-30 10:34 | 書庫
宗教改革に揺れるオーストリアを舞台にした処刑人となった男の物語。英・墺映画『ダークソード 処刑人』
ども。馬頭です。
昔から家電製品とかを買った時、梱包されてた箱を捨てるタイミングがうまく計れなくて、ついつい使い道のない箱がずーっと残ってしまってたりします。今も一年前に買ったi-Macの箱がそのまんま置いてあったり。捨てようかなーと思うと、何か使い道は無いかと考え出して、結局そのまま。他にもスキャナとかHDとかゲームの箱が。すっぱりまとめて捨てないと。

それはともかく、先週借りたDVDのことでも。

ダークソード 処刑人

『ダークソード 処刑人』

(イギリス・オーストリア映画。2006年。監督/サイモン・アービー。出演/ピーター・マクドナルド、スティーヴン・バーコフ、ニコライ・コスター=ワルドー、ジュリー・コックス。108分。3990円)
「1520年、オーストリアの小都市の修道院で育った二人の少年、捨て子のマティアスと大司教の庶子・ゲオルグ。永遠に兄弟たろうと誓いあった二人だが、マティアスは皇帝軍の兵士として徴用され、別れ別れになってしまう。それから15年。修道院長となっていたゲオルグのもとに中尉に出世したマティアスが訪れ二人は再会するのだった。しかし、処刑執行人の娘に一目惚れしたマティアスはゲオルグの忠告を無視して彼女と結婚してしまう。地位を投げ捨てて賤民である処刑人職を継いだマティアスだったが、そのころ、街では再洗礼派の人々が迫害され不穏な動きがみられていた。そしてマティアスの前には、彼の結婚式を挙げてくれた再洗礼派の司祭が連れてこられ・・・」

16世紀・宗教改革時代のオーストリアを舞台に、処刑人となった軍人とその幼馴染みの修道院長たちといった、信仰と社会制度に翻弄され、友情と愛の困難に直面する人々の苦悩を描きます。原題は『THE HEADSMAN SHADOW OF THE SWORD A HEADSMAN'S TALE』。やはりこれも日本語タイトルがアレですね。
どうでもいいことですが、allcinema.onlineのデータではイギリスと「オーストラリア」の映画となっています。まあ、間違えられてるのには慣れっこですが、こーゆー間違いを見てもやはり「オーストリー」はねえな、と思います。それくらいなら「エスターライヒ」で。
それはともかく。
宗教改革で揺れる16世紀の神聖ローマ帝国が舞台で、主人公が処刑人、いわゆる「首斬り役人」だということだけでも美味しいのですが、これが物語としても結構見れる内容でして、ド派手なところはないものの、話を楽しめました。お城や町中などのセットも良くて、力が入ってるように見えました。見物人たちの前での処刑シーンや、聖体行列もなかなか。戦場で戦うシーンとか、剣劇の類いはないので、そういうのを期待してると落胆してしまうかもしれませんが。

中世の処刑人については、阿部謹也氏が賤民についての本とかで書いてますし、前に紹介した『中世のアウトサイダーたち』の中にも一章がもうけられています。
そしてなにより、当時の史料としてこの本が非常に面白いです。


ある首斬り役人の日記

『ある首斬り役人の日記』

(フランツ・シュミット。訳/藤代幸一。白水社。1987年。1900円。239ページ)
訳者まえがき
序言
ある首斬り役人の日記 第一部
文化史的・法制史的解説(J.C.ヤーコプス)
ある首斬り役人の日記 第二部
文学史と民俗学からの解説(H.レレケ)
訳注
事項索引

16世紀後半から17世紀にかけてニュルンベルク市で処刑人をやっていたフランツ・シュミット親方の日記をまとめたもの。原題は『ニュルンベルクの死刑執行人フランツ親方の日記』で、18世紀にエンターという人がまとめて出版し、世に知られることになります。これはその翻訳ということになります。
フランツ親方は361人も斬ったり締めたりで死刑にし、他にもむち打ちや身体刑を与えたりしたのですが、それを記録に残してくれたわけで、非常に史料的な価値があるとともに、実はこれが読み物としても面白くなっているというのが凄いです。
はじめはまさに記録のためといった感じで、日時、氏名、出身地、罪状、処刑法が箇条書きで書かれていたものが、徐々に詳しく書き始め、処罰される人間が、どういう人間で、どいういうことをどういう経緯でしたのか、どんな逸話があるのか、どのように処分し、お金のことや持ち物のこと、発言についてなど、といったことが事細かに書かれるようになってきます。処罰される人たちの人生もひとつひとつが興味深く、そういう意味でも面白いです。
これ、古い版ですが、2003年に新書の白水Uブックスから新版が出てますね。

映画で起こったような当時の状況については、ちょうどこれなんかがマンマですね。


宗教改革の真実 カトリックとプロテスタントの社会史

『宗教改革の真実 カトリックとプロテスタントの社会史』

(永田諒一。講談社。講談社現代新書1712。2004年。700円。226ページ)
プロローグ
第一章 社会史研究の発展
第二章 活版印刷術なくして宗教改革なし
第三章 書物の増大と識字率
第四章 文字をあやつる階層と文字に無縁な階層
第五章 素朴で信仰に篤い民衆
第六章 聖画像破壊運動
第七章 修道士の還俗と聖職者の結婚
第八章 都市共同体としての宗教改革導入
第九章 教会施設は二宗派共同利用で
第十章 宗派が異なる男女の結婚
第十一章 グレゴリウス暦への改暦紛争
第十二章 「行列」をめぐる紛争
エピローグ
あとがき
参考文献

これは面白い上に読み易いのでお薦め。出版事情の変化が宗教改革に大きな影響を与えたことも書かれていますが、これがわかれば映画の中でなんで焚書をしてたのかが納得いくかと。

ところで、今回、映画みたあとに自分の本棚を見返してみて、宗教改革関連の本がぜんぜん無いことに気づきました。何か改革の歴史を通しで見ることができて判り易いのあればいいんですが。
ちなみに再洗礼派について手持ちの本で簡単に調べてたら、『オーストリア史』に面白い話が。なんでもオーストリアでは長い間、ルター派よりも再洗礼派の方が農民にウケてたそうです。でも「前代未聞の教義」のために当初から弾圧されてたみたいです。なんか再洗礼派というとスイスとライン川沿いというイメージがありますが、ドナウ川沿いからモラヴィアにもちゃんと広まってたんですね。ちなみにオーストリア・ドナウ沿岸とかで活躍した一派はフープマイヤーとかフーター(フッター)とかだそうです。

再洗礼派といえば、研究者の方の「ミュンスター再洗礼派研究日誌」というblogが面白いのでちょくちょく見てます。専門的すぎる研究の話とかはわからないんですが、それ以外の記事とかでも興味深い話が多いです。


映画の出演者について調べてたら、ニコライ・コスター=ワルドーという役者さんは『ブラックホークダウン』のゴードン役の人で、スティーヴン・バーコフは、『ランボー 怒りの脱出』のポドフスキー役の人でした。

参照サイト
ミュンスター再洗礼派研究日誌
http://d.hatena.ne.jp/saisenreiha/
アナバプテスト(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%90%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88

関連記事
多数派でない者は枠からはずれ、人の感情を害する。白水社『中世のアウトサイダーたち』
http://xwablog.exblog.jp/8181408/
中世ヨーロッパを異教のまま生きる少女の物語。『ドロテア(Dorothea) 魔女の鉄槌』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/7755042/
ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲンの自伝『鉄腕ゲッツ行状記 ある盗賊騎士の回想録』。痛快極まる面白さ!
http://xwablog.exblog.jp/8335876
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# by xwablog | 2009-01-29 04:01 | 史劇
フィンランドの功労者・マンネルヘイム大統領の伝記。『グスタフ・マンネルヘイム』。あと『独立への苦悶』
今週号の『スピリッツ』で「シュトヘル(悪霊)」読みました。けど、「シュトヘル」以外は単行本で読むつもりのが多いのであまり読む気がおきないなぁ。シュトヘルも単行本待ちかな。そういや、今週号の「上京アフロ田中」面白過ぎ。

それはともかく。

グスタフ・マンネルヘイム フィンランドの白い将軍

『グスタフ・マンネルヘイム フィンランドの白い将軍』

(植村英一。荒地出版社。1992年。2600円。247ページ)
序章 神話の国フィンランドの奇跡
第1部 ロシア帝国の陸軍で
第1章 グスタフ・マンネルヘイムの生い立ち 1867-1886
第2章 ツァーの青年将校 1886-1904
第3章 日露戦争 1904-1905
第4章 アジア大陸横断騎行 1906-1908
第5章 第一次世界大戦とロシア革命 1908-1917
第2部 祖国フィンランド
第6章 独立戦争 1917-1918
第7章 フィンランドの執政 1918-1919
第8章 大戦と大戦の間 1919-1939
第9章 冬戦争 1939-1940
第10章 戦争と戦争の幕間 1940-1941
第11章 継続戦争 1941-1943
第12章 休戦 マンネルヘイム大統領 1943-1944
第13章 マンネルヘイム大統領の晩節 1944-1946
第14章 グスタフ・マンネルヘイムの終焉 1946-1951
第15章 余録

1月28日はマンネルヘイムの命日なので、この本でも紹介しておきます。
帝政末期のロシアの実質的な領土の一部だったフィンランド大公国に生まれ、ロシアの軍人として出世し、ロシア革命の後は、フィンランド独立のために尽力し、ついに大統領になったカール・グスタフ・エミール・マンネルヘイムの伝記です。書いた人は元軍人。
帝政ロシアにおいて非ロシア人は多くいて、マンネルヘイムもオランダ系スウェーデン人の貴族の家系に生まれています。17世紀末にオランダ人で軍人の祖先が、フィンランドに移住し、1808年にフィンランドがロシア領になると、そのまま残ってロシアの貴族になった一門だそうで、母親もスウェーデン系貴族の娘なので、どうやらロシア語どころかフィンランド語も母語ではないようです。そんな人でもロシアでは近衛部隊に入れてしまうのです。
近衛兵として勤務した彼は、その後、日露戦争に参戦したり、中央アジアの探検を行ったり、あと、日本にもやってきてたりします。第一次世界大戦にも参戦しますが、革命が起きるとフィンランドに帰って内戦に白軍で指揮をとります。さらにいろいろありますが、1939年からの冬戦争や継続戦争の指揮もとって、大国ソ連を相手に一歩も引かない死闘を戦い抜き、独立を保持。1944年には大統領となります。最後はスイスで病没。
なんというか、本をはじめて読んだ時も思いましたが、物語の主人公のような人生でかっこいいです。日本と意外に関わりがあったりするのも嬉しい。

フィンランド関連の本は意外と出ているので『雪中の奇跡』とか『流血の夏』もお薦め。映画の『ウィンターウォー』と『若き兵士たち』も燃えます。私はロッカ・アンティ萌え。
あ、こーゆーのもあります。

独立への苦悶 フィンランドの歴史

『独立への苦悶 フィンランドの歴史』

(斎藤正躬。岩波書店。岩波新書79。1951年。100円。180ページ)
ヘルシンキ
スエーデン時代
大公国
帝政のたそがれ
抵抗
文化人達
共和国の誕生
ソ・フィン戦争
主な参考書

斎藤正躬(さいとうまさみ)氏によるフィンランドの通史。フィンランド大公国から独立までがメイン。
古い本で、ずっとコピーしか持ってなかったのですが、やっとのことで本物を手に入れました。ホントはフィンランド史好きの友人が欲しがるかと思ったのですが、いまいち盛り上がってなかったので私のものに。
これも非常に面白い本です。簡単に読めるし。


参照サイト
荒地出版社
http://www.jinbutsu.co.jp/arechi/
岩波書店
http://www.iwanami.co.jp/
カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%8
2%BF%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%8
3%9E%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%A0
冬戦争(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%AC%E6%88%A6%E4%BA%89

関連記事
ひと癖、ふた癖、み癖くらいあるファシストたちが大集合! 長谷川公昭『世界ファシスト列伝』
http://xwablog.exblog.jp/9525554
海賊が戦車強奪、フィンランド銃乱射、パキスタンでの戦闘、小さなガンジーなど最近のニュース。081003
http://xwablog.exblog.jp/9620941
戦局が悪化する東部戦線での戦車戦を描く。小林源文『黒騎士物語』
http://xwablog.exblog.jp/9601013
独ソ戦を面白く解説するこの一冊。内田弘樹&EXCEL『どくそせん』。イカロス出版
http://xwablog.exblog.jp/7432019
まんがの森では下旬となってたよ。今月発売予定『萌えよ!戦車学校02式』
http://xwablog.exblog.jp/8853122
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# by xwablog | 2009-01-28 04:19 | 書庫
子供会のキャンプで起こったかつての惨劇が蘇る・・。きづきあきら&サトウナンキ『バーバ・ヤガー』第1巻
この前、芥川賞に『ポトスライムの舟』(津村記久子)というのが選ばれましたよね。あれのタイトルをはじめ見た時、「ポストスライムの舟」って読みました。どんな舟だ。・・・そう、そこで思ったのですが、それは、「泥の舟」→「スライムの舟」→「ポスト・スライムの舟」という風に続く、次世代型の駄目舟じゃないかと。

それはともかく。

バーバ・ヤガー』第1巻

きづきあきら&サトウナンキ『バーバ・ヤガー(baba-yaga)』第1巻

(メディアファクトリー。MFコミックスアライブシリーズ。2009年。543円)
「数年前に失踪事件が原因で中止されていた子供会のキャンプを知る当時の関係者たちが集まって一泊二日の同窓会を同じ山で行うことになった。事件のあった時、『山姥を見た』と言った犬丸も来ていたが、彼女はまたしてもその言葉を繰返す。かつていじめられっ子だったアッコは犬丸に辛くあたるが、それを犬丸にストーカーされているという溝呂木が庇い、『私達は山姥を探しに来た』と言うのだが・・・」

『ヨイコノミライ』のさとナンコンビが放つ最新作。人の心の暗闇を巧みな演出で描き出す作風が強く出ているサスペンス&ミステリーとなっています。
小学校時代にキャンプで衝撃を受けた少年少女たちが、数年後に同窓会を開き、ふたたび過去の事件に関わりはじめます。誰もがそれぞれ秘密を持っていて、それが現在の彼らの姿・言動に影響しているのですが、過去の出来事が彼らの関係にどう変化をもたらすのかドキドキしますね。

ちなみにタイトルがロシアの山姥(魔女)「バーバヤガー」から取られてますが、ロシアものとかではないですよ。バーバヤガーといえば、鶏の脚の生えた小屋に住む老婆としてイメージされるものですが、あんまり日本では知られてはいませんね。


マザー・ロシア ロシア文化と女性神話

『マザー・ロシア ロシア文化と女性神話』

(ジョアンナ・ハッブズ。坂内徳明/訳。青土社。2000年。2800円。366ページ)
序 母としてのロシア
第一部 母親たち
第一章 始まりの母
第二章 ロシアの女神復興 ルサルカとヤガー婆
第三章 ロシアの大女神復興  母なる大地
第四章 キリスト教伝来 聖母マリヤと女性聖人パラスケヴァ・ピャートニツァ
第二部 母の息子たち
第五章 叙事詩の英雄と奔放な息子たち
第六章 聖なる息子から専制的父親へ 支配者の神話
第七章 プーシキンとインテリゲンツィヤ
結び ロシアという母

訳者あとがき
参考文献
索引

これにロシアの女性神格やフォークロアの女性たちについてと、聖女の話とか載ってますが、少しだけバーバ・ヤガーについても書いてあります。
物語が読みたいなら、絵本で『バーバヤガー』というのがありますし、民話の本とか見るといいかもしれません。


ところで、きづきあきら・サトウナンキの『まんまんちゃん、あん。』の最終巻3巻が出たのですが、前の1巻と2巻を誰にあげたのか忘れちゃいました。3巻渡したいので言ってください。


そういえば、今度サハリンにメドベージェフ大統領が来ますが、そこで麻生首相との会談をすることになりそうですね。

日ロ首脳会談受諾へ 首相、初のサハリン訪問(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/143273.php

あとついでに。

ロシア正教会、新総主教を選出へ=政権との関係占う節目に(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009012700522
まあ、本命のキリル府主教でしょうね。


参照サイト
月刊コミックアライブ オフィシャルサイト
http://www.mediafactory.co.jp/comic-alive/index.php
きづきあきら 缶詰の地獄
http://blog.livedoor.jp/k_akira777/

関連記事
原書から43篇を抜粋。マーチャーシュ王の登場する話もあります。オルトゥタイ『ハンガリー民話集』
http://xwablog.exblog.jp/9785540/
動物ものが少し多めでした。金光せつ/編訳『ロシアのむかし話2』
http://xwablog.exblog.jp/9780019/
読めばその魔力に魅入られること請け合い。五十嵐大介『魔女 WITCHES』第1集
http://xwablog.exblog.jp/8505755
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# by xwablog | 2009-01-27 20:53 | 日記
中近世ゾロアスター教の思想。青木健『ゾロアスター教の興亡 サーサーン朝ペルシアからムガル帝国へ』
ども。自転車通勤者の馬頭です。
実は今住んでるアパートの敷地内に自転車を置いているんですが、昨日と今日、私の自転車が敷地外に撤去されるということが続いています。理由も誰がやってるのかも不明。近くの道ばたに置いてあるんで、元に戻すんですが、今日の場合は、私がいつも付けっぱなしにしているライトを取り外そうとした形跡があって、移動するついでに盗むつもりだったんじゃないかと・・・。えー、誰だ、やってんのは?
私は二階に住んでて、一階の他人の部屋の前に置いてますが、一階の人が自分の部屋の前に置くなってことでやってんのかもしれないけど確証はなし。もしくは大家さん? もしくは、最近アパート前に自転車置いてるやつが、自分のスペースが欲しくて? もしくは、ここの近場に住んでるやつが? わけわかりません。明日、大家に言って、それでも駄目ならこの寒空にやりたくはないですが、待ち伏せして取っ捕まえてやりましょう。
どうか最後は笑えるオチがついてきますように。

それはともかく。ついでなんでこれも紹介しておきます。

ゾロアスター教の興亡 サーサーン朝ペルシアからムガル帝国へ

『ゾロアスター教の興亡 サーサーン朝ペルシアからムガル帝国へ』

(青木健。刀水書房。2007年。8500円。377ページ)
序文
第1部 サーサーン王朝時代のゾロアスター教思想
概説その1 ザラスシュトラ・スピターマの到来から10世紀まで
第1章 サーサーン王朝時代ゾロアスター教における聖地の概念
第2章 サーサーン王朝時代ゾロアスター教の神官聖火 その1
第3章 サーサーン王朝時代ゾロアスター教の神官聖火 その2
第4章 9世紀ペルシア州のゾロアスター教神官団の教義改変
第2部 ムガル帝国時代のゾロアスター教思想
概説その2 イラン・イスラームにおけるゾロアスター教の遺産
第5章 アーザル・カイヴァーンの軌跡
第6章 新聖典『ダサーティール』の創出
第7章 アーザル・カイヴァーン学派の聖典思想
第8章 アーザル・カイヴァーン学派の哲学思想
第9章 アーザル・カイヴァーン学派の神秘主義思想
第10章 アーザル・カイヴァーン学派の救世主思想
第2部に関する文献資料解題
まとめ
謝辞
参考文献

図版一覧
索引

中世から近世にかけてのゾロアスター教の歴史とその思想についての研究書。ゾロアスター教が皇帝たちの重要な宗教となった中世ペルシアのサーサーン朝(ササン朝)と、初代のアクバル帝が個人的にゾロアスター教徒を重用したムガル帝国(ムガル朝)が話の中心になっています。著者は『ゾロアスター教史』を書いた青木健氏。
第一部では聖なる火について、第二部では16世紀のゾロアスター教の思想家アーザル・カイヴァーンの思想についてです。
これも非常に面白かったです。
いつも思いますが、図版や表をちゃんと付けてくれるのが嬉しいですね。


そういえば、この前こんなジュースみつけました。

ペルシャざくろ

『ペルシャざくろ』
(ジェイティー飲料株式会社。350ml。140円。2009年1月19日から販売)
艶やかな潤い。プロリンとグリシン入りのすっきりカロリーオフで果汁10パーセント未満。実は買っておいてまだ飲んでないのですが、イメージでは酸味が強そう。でも説明で適度な酸味って書いてあります。
ちなみにコーワ・リミテッドから『ペルシャザクロ』という濃縮エキスが売ってるみたいですね。500mlで9000円って高いですね〜。


(それにしても、このblogの各記事ごとのタイトルの文字制限が厳しいですよ。もう10字ほど欲しい)

参照サイト
JT飲料株式会社
http://www.jti.co.jp/softdrink/
ペルシャざくろ
http://www.jti.co.jp/softdrink/product/new_102/index.html
アクバル(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%AB

関連記事
ゾロアスター教の通史。青木健『ゾロアスター教史 古代アーリア・中世ペルシア・現代インド』
http://xwablog.exblog.jp/10251326/
ゾロアスター特集が載っていたので。『ムー』2007年10月号。ネタか本気か、そこが問題だ。
http://xwablog.exblog.jp/7417342
ガザ地区空爆、海賊討伐派遣、アルバート通り改変、流行の名前、など。最近のニュース。090101
http://xwablog.exblog.jp/10125029
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# by xwablog | 2009-01-26 03:55 | 書庫
ゾロアスター教の通史。青木健『ゾロアスター教史 古代アーリア・中世ペルシア・現代インド』
変な発熱があるものの、どうも休みだったせいか寝て過ごすという気にもなれずにいたのですが、今になってやはり寝ておけばよかったかと後悔してます。そういや、最近流行のインフルエンザじゃなきゃいいんですが。

それはともかく。

ゾロアスター教史 古代アーリア・中世ペルシア・現代インド

『ゾロアスター教史 古代アーリア・中世ペルシア・現代インド』

(青木健。刀水書房。刀水歴史全書79。2008年。2800円。308ページ)
序論
プロローグ 原始アーリア民族の移動
第一章 教祖ザラスシュトラの啓示から原始教団の発展
第二章 第一次暗黒時代 ヘレニズム時代からアルシャク朝時代まで
第三章 サーサーン朝ペルシア帝国での国家宗教としての発展
第四章 第二次暗黒時代 ムスリム支配下での改宗と脱出
第五章 インドでの大財閥としての発展
エピローグ 現代のゾロアスター教徒とゾロアスター教研究
あとがき
日本ゾロアスター教研究小史と参考文献
付録1 ゾロアスター教関連年表
付録2 アーリア語(イラン語)名称対応表
付録3 本書に登場するイラン高原〜中央アジアで活躍したアーリア民族
索引

『ゾロアスター教の興亡 サーサーン朝ペルシアからムガル帝国へ』を書いた青木健氏によるゾロアスター教の通史。前の『ゾロアスター教の興亡』が中世・近世がメインでその思想について詳しく書いていたのと違い、今度のはゾロアスター教という宗教がどのように発展し、どのように衰退し、どういう経緯を経て現在に至るのかがわかります。今までゾロアスター教の通史の本が日本語で出てなかったのでありがたいことです。それに内容も、凄い面白かったです。
今更ですが、この宗教のもたらした影響の凄さを感じます。
通史の中では、初代のアルダシール1世(アルダフシール1世)自身が神官階級出身だったというのもあるでしょうが、サーサーン朝建国の中で重要視され皇帝が「神官皇帝」としての側面を持っていた、という点はなんか燃えます。そういえば、イランは宗教的勢力の中から建国者出てくるというのが他にもありますね。そういうのが受けいられ易いとか?
中世のサーサーン朝は結局、ビザンツ帝国との戦いで疲弊した所を、イスラム軍によってやられてしまうわけですが、実はすぐに改宗していったのはイラクとかの平原地域の人たちらしく、イラン高原の人たちは少しの間は古来の宗教を守ったみたいです。まあ、それも幾度かの反乱と、教団を支援した交易商人たちの衰退とともにおいやられてしまうのですが。なんか、現代のイランのゾロアスター教徒はかなり弱々しい存在らしいです。そういえば、ゾロアスター教はキリスト教やイスラム教に対抗できるほどの広がりとかを見せなかったわけですが、どうやら文字を持つのが遅かったことも関係しているとか。

そういえば現代のインドに住むゾロアスター教徒、いわゆるパールシーは、この前テロのあったムンバイ(ボンベイ。ここちょっと前に改名してたんですね。気づいてなかった。1995年)を中心とした地域に住んでます。インドの経済界で成功した一族(財閥はいくつかある)なのでこっちのゾロアスター教徒は恵まれた状況にありますが、あのテロってこうしたパールシーに対する反発からムンバイで実行した、ということはあるのでしょうかね? いや、ターター家とかジージーボーイ家、ワーディアー家といった家門のインド経済の中での存在感の大きさが思ってたよりデカくて吃驚しました。テロの時占拠された場所のひとつ、タージマハル・ホテルもターター財閥初代総帥ジャムセートジーが造りました。

あと、ちょっと面白かったのは、ターター財閥の前代の総帥・ジェハーンギールは、1917年から1918年まで一次戦の戦禍をさけて横浜に住んでたことがあって、アメリカ系のイエズス会中学校に通ってたらしい。ちなみに初代総帥のジャムセートジーは1893年に来日して大阪・ボンベイ間の航路を開通させた人だとか。

それと今回はじめて知りましたが、アヘン貿易(三角貿易)を考えた人は、ジージーボーイ家の貿易商ジャムセートジー・ジージーボーイだとか。彼は英国に多大な貢献をしたことでインド人としてはじめて男爵の爵位を貰った人ですが、その富はアヘン貿易によって得たものだそうです。中国に最近の研究ではアヘン貿易をやっていた人の中国語名が書かれた史料から、貿易に携わっていたのがインドのパールシーのアヘン商人たちだったということが解って来たらしい。彼らは英国の国籍を持って活動していたので、まとめてイギリス人扱いされてたわけです。今後の研究が楽しみですね。


参照サイト
刀水書房
http://www.tousuishobou.com/
ゾロアスター教史
http://www.tousuishobou.com/rekisizensho/4-88708-374-5.htm
ゾロアスター教(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%95%99
ムンバイ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%90%E3%82%A4
アルダシール1世(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%80%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%AB1%E4%B8%96

関連記事
ゾロアスター特集が載っていたので。『ムー』2007年10月号。ネタか本気か、そこが問題だ。
http://xwablog.exblog.jp/7417342
廃虚なのに壮麗なる街。シルクロード紀行No.18ペルセポリス
http://xwablog.exblog.jp/7280616
アカイメネス朝(Achaemenes。アカイメネス家。アケメネス家。アケメネス朝。ハハーマニシヤ)
http://xwablog.exblog.jp/7174480/
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# by xwablog | 2009-01-25 01:49 | 書庫
エジソンが狙う恐竜の発明品に仕掛けられた罠とは? 久正人『ジャバウォッキー』第7巻
・今日は帰ってきたら謎の体調悪化。寒さのせいか?
『アフタヌーン』の最新3月号買ってきましたが、どうやら来月に『ヒストリエ』の5巻が出るようです。あと『ヴィンランド・サガ』の7巻も。ヒストリエの方はあのペラの街の絵とかもちゃんとなってるようでした。ちなみに今号ではアンティパトロスとかディオドトスとか登場。
しかし、今のアフタヌーンは古代ギリシャにヴァイキングと、私の好みばっちりの作品があって嬉しいですなぁ。

それはともかく。

ジャバウォッキー第7巻_久正人

『ジャバウォッキー』第7巻

(久正人。講談社。マガジンZKC。2009年。571円。222ページ)
「エジソンたちを撃った狙撃手を追ってワイルドウェストショーに潜り込んだリリーとサバタ。謎の産業で栄えるモンコで地下の秘密工場を発見したのだが、彼らは自分たちがエジソンの策略で動かされていたことに気づく。さらには一座の人たちが国の諜報機関のメンバーであることがわかり、これと共闘することになってしまうのだが・・・」

『ジャバウォッキー』の第七巻です。『マガジンZ』の休刊にともない現在連載していたweb雑誌『ZOO』も休刊し、残念ながらこれが最終巻となります。でも、最後はうまいことまとめてあって、突如終わったという感じは全然しません。一応予定通りなのかな?
モンコにある「有翼の蛇」教団の秘密工場で何かが作られていることを調べるため、潜入するリリーとサバタですが、バッファロー・ビル率いるワイルドウェストショーのCIAメンバーたちもこれを調べてて、現場でバッティングすることになります。さらにはイフの城をだまくらかして動かし、この工場を見つけるのを手伝わせたエジソンは、その恐竜たちの発明品を奪いとるために自らの私兵部隊「99」を送り込みます。恐竜たちと99の死闘の中、現れたのは高性能な「自動車」でした。奪い取られる新技術。しかし、それはあまりにも大きな罠となっているのです・・・!
いやはや、ほんとこの漫画面白かったですね〜。そうくるかー、とかいつも吃驚させられました。最終巻では人類史を俯瞰した陰謀が明らかになりゾクゾクもの。最後はリリーとサバタのことも上手くいって良かったけど、いや、ほんと、これで終わっちゃうのもったいないなぁ。日本編とかあれば見たかった。


参照サイト
マガジンZOO
http://www.kodansha.co.jp/zhp/zooindex.html
マガジンZ公式
http://www.kodansha.co.jp/zhp/hp.htm
福井県立恐竜博物館(FPDM)
http://www.dinosaur.pref.fukui.jp/
恐竜模型展示室(徳川広和)
http://www2.neweb.ne.jp/wc/A-fragi/
日本古生物学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/psj5/
西部開拓時代(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E9%83%A8%E9%96%8B%E6%8B%93%E6%99%82%E4%BB%A3
自動車(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A
石油(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%B2%B9

関連記事
恐竜たちの教団「有翼の蛇」が登場。久正人『ジャバウォッキー(JABBERWOCKY)』第5巻
http://xwablog.exblog.jp/8982729
恐竜と人間がクールにヒートアップ! 久正人『ジャバウォッキー』1巻・2巻同時発売!という記事
http://xwablog.exblog.jp/7340558
帝政ロシアが舞台。久正人『ジャバウォッキー』。オススメ漫画をいくつか、忘れないうちに紹介。という記事
http://xwablog.exblog.jp/7340555
シュリーマンがトロイから発掘したものとは? 久正人『ジャバウォッキー』第3巻
http://xwablog.exblog.jp/7340586
ロンドンを震撼させる切り裂き魔の正体は恐竜!? 久正人『ジャバウォッキー』第4巻
http://xwablog.exblog.jp/8492115
不自然に船を沈めるモビーディックの正体は巨大な海竜? 久正人『ジャバウォッキー(JABBERWOCKY』第6巻
http://xwablog.exblog.jp/9674123
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# by xwablog | 2009-01-24 00:03 | 史劇
オバマ大統領就任、ガザ撤退、日本人大主教が得票、ガス供給再開など、最近のニュース。090123
web拍手レス
>フェリーの話興味深いです。元々、狭い海(あるいは川)の両岸を結ぶ船を指したのでしょうね。広島県で見たフェリーは船首と船尾が同じ形でした。
船首と船尾が同じ形というのは珍しい船ですね。なんか合理的なのか機能が重複してるから無駄なのかわかんないですね。

>食用油は腐敗する前に酸化します>ラー油。過酸化脂質は有害ですが、瓶詰めの賞味期限
>は便宜上のものなんで、1年2年過ぎた程度で死にはしません。開封後1年経過とかなら、ちょっと躊躇しますが。
情報ありがとうございます。
開封後一年半くらい? なので、やはり別のにしたほうがよいかもしれませんね。

>主代郁夫(しゅよ! いくお!)と読めますね。宗教指導者にふさわしい名前かもしれません(苦笑)
「主よ! 逝くよ!」ですか!

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賞味期限切れで食べるか食べないかだったら、食べる方の馬頭です。
パンとかなら一週間は、調味料系なら1年くらいならセーフだと思ってますが、ラー油ってそもそも腐ったりするんでしょうか? 今、たまたまラー油をたくさん使う機会があるんですが、今の小瓶使い終わったら、賞味期限切れのやつ使わないといけないものの、そもそもラー油って腐るんだかな、とか考えたり。

それはともかく。

次期ロシア正教会総主教のネット人気投票、日本人大主教がダントツ1位に…「日本アニメのファンが原因」とロシアマスコミ (痛いニュース)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1210939.html
なにそれー! ホントなったら笑いますが。まあ、ロシア人たちが「ありえないからこそ」入れてる感じなんでしょうか?
しかし、ダニイル主代郁夫氏の「主代(ぬしろ)」って苗字珍しいですね。

オバマ政権、待望の船出=キング牧師の「夢」結実(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009012100108
夢見がちの国民が夢見心地で選んだ大統領。演説が非常にイイです。
ところで、この人が「黒人」大統領ってのはどうなんでしょうね。経歴見ると、どうしても「黒人っ!」って感じじゃないんですよね。黒人と言うには違和感が。定型の「黒人らしさ」が売りにされてないのがよかったのかも。まあ、このアイデンティティのあいまいさが今の時代らしいのかもしれない。

オバマ大統領就任演説 第44代 初の黒人米国大統領 新たな自由の誕生(ダイジェスト)

オバマ大統領就任演説(1)

オバマ大統領就任演説(2)

ちなみに演説の全文はこちら。「米大統領就任演説全文(日本語訳)」(京都新聞)
ところで、wikiを見てて、ちょっと気になったのが、この人が大統領になったことで、アメリカで銃規制が強まるんじゃないかという話。そして、それを見越して銃がよく売れてるという話が!(笑
「なお、オバマが大統領当選後、アメリカ国内で銃器の売り上げが一時急増したという。これはオバマや副大統領候補のバイデンが銃規制に前向きであると見られていたからであり、オバマ政権発足後の銃規制強化を懸念した人々からの注文が増加しており、ライフルや自動小銃の売り上げが伸びているという」(wikiより抜粋。)

カストロ前議長、2カ月ぶり写真公開=オバマ氏論評で連日の論文−キューバ(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009012400004
オバマ評価してるみたいですね。

ハイブリッド戦車などCO2削減対策…自衛隊も省エネ作戦(読売)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000042-yom-pol
地球に優しい軍隊。

国連停戦決議を拒否=イスラエルとハマス-ガザ攻撃続行、死者800人に迫る(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009010900893&j1
これ、停戦を拒否しても、それだけのメリット・必要性がある、と考えての軍事行動なんでしょうが、そこまでしなければならないイスラエルの状況というのが興味有りますね。もちろん、これがアメリカのブッシュ政権と示し合わせての、終わる前に「やってしまおう」的な行動でもあるのでしょうが、そこらへんのタイミングの話とか、イスラエル側とブッシュ側の利益がどうなるのとか知りたいですね。

イスラエル:一方的停戦決定へ…ガザ地区封鎖は継続(毎日)
http://mainichi.jp/select/today/news/20090118k0000m030073000c.html
で、死者が1000人越えてしまいましたが、やっと停戦。まあ、勝手にはじめて勝手にやめて、やりたいようにやったわけです。しかも、きっちりオバマ大統領就任の直前にやめるあからさまさ。なんで誰もつっこまないんだ。

ハマスのナンバー3、イスラエル軍の砲撃で死亡 (CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200901160006.html
ハマス側のダメージってどうなんでしょうね。

米国とイスラエル、武器密輸対策で覚書調印 ガザ情勢
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200901170015.html
抜け目ない。

「誇りをもって去る」=ブッシュ大統領、最後の週末演説-米
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009011800006
置き土産がアレじゃあなぁ・・・・

ガザ侵攻:イスラエル軍が「白リン弾」使用…人権団体指摘(毎日)
http://mainichi.jp/select/today/news/20090112k0000m030064000c.html?inb=ff
「どうせ侵攻自体が非難されるんだから、ついでにコレも使っとく?」「ああ、いいねソレ。使っとこう」、みたいな会話が上の方であったと妄想します。

<窃盗>警備会社のステッカーは金持ち…コロンビア空き巣団(毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000137-mai-soci
逆効果かよ!

海賊被害の大型タンカー解放=身代金2億7000万円支払いか-ソマリア(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009011000032
儲かるのか。

海自派遣、民主「反対」で調整 ソマリア沖海賊対策(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/142621.html
「社民、国民新両党は「海上保安庁が行うのが筋で、最初から海自に頼むのは危険だ」と指摘した」とのこと。
いやいや。ちょ、まて。海保の装備で海賊に勝てるかどうかの方が問題じゃないか?

アラブ諸国、金融危機で225兆円損失 クウェート外相 (日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090117AT2M1700I17012009.html
凄い額です。

ロシア主催の国際会議、欧州首脳は出席見送り (日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090117AT2M1702917012009.html
ロシア:天然ガス問題 ウクライナで停止半月、市民に不安広がる 「政治家に責任」(毎日)
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2009/01/17/20090117dde007030006000c.html
ロシア:天然ガス問題 欧州へ供給再開(毎日)
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2009/01/20/20090120dde007030068000c.html
まあ、なんとか再開しますね。再開するのは解ってましたが、思ってたよりも時間かかったなぁ。

ブルガリアはトイレにあらず!=芸術作品めぐりチェコ謝罪−EU(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009012300550
アート系の皮肉とかは時と場所を選ぶ。置いた場所が悪かった。けど、逆に言うと成功か?

アイヌの今:民族共生に向けて/中 生活 /北海道(ヤフー・毎日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000009-mailo-hok
ナコルルが差別と戦うゲームとか出したらいいんじゃないか。ノベルゲームでもいいよ。差別主義者を鷹に襲わせて「大自然のおしおきよ」とか言い出す始末。
てか、このニュースの記事おかしくないか?

風力タービンの羽根落下でUFO騒ぎ 英東部(CNN)
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200901090005.html?ref=ng
イギリスはUFOネタ好きだな。

フェリー転覆250人不明 インドネシア、荒天で(MSN)
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090111/asi0901112122001-n1.htm
フェリーといえば魔改造天国のフィリピンですが、今回はインドネシア。
「フェリー(Ferry)」って英語の原義は「渡し船」「渡し場」だそうです。最近、英語ではローパックス・フェリーと呼ぶらしい。

英王子の恋人、定職に 女王の苦言受け?(MSN)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080903/erp0809030019000-n1.htm
さらっと結婚、というわけにもいかないので、間が持たないのか。

一方ロシアはパラモーターにタイヤを付けた(小太郎ぶろぐ)
http://www.kotaro269.com/archives/50765276.html
そうきたか。

袋田の滝:氷点下、凍る流れ…茨城・大子町(毎日)
http://mainichi.jp/select/today/news/20090118k0000m040061000c.html
昔、自動車免許とるために合宿で近くまで行ったことあります。滝は見ませんでしたが。町中にある蒟蒻神社は見た。こんにゃくの神社。

ジョン・モーティマー氏死去 英作家
http://www.excite.co.jp/News/society/20090117/Kyodo_OT_CO2009011701000250.html

米国画家のアンドリュー・ワイエスさんが死去 (ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/gei/200901/g2009011714_all.html
な、なんと。すげー、いい絵描く人でした。

「田原総一朗ノンフィクション賞」が設立(新文化)
http://www.shinbunka.co.jp/news2009/01/090116-01.htm
うさんくさそうだ。

パキスタンの吉本、客激減…突然の女優ダンス禁止令(zakzak)
http://www.zakzak.co.jp/gei/200901/g2009011702_all.html
「パンジャブ州ラホールに、市民に人気の「ステージドラマ」と呼ばれるコメディー舞台劇」「ラホールで20年ほど前に誕生したといわれるステージドラマは、テレビやインターネットを通じパキスタン全土に人気が広がっているが」などなど。パキスタンにもそういったものがあるのか~。もっともっと厳格なのかと思ったけど。まあ、今回駄目出しされたみたいですが。

世界に門戸開くカザフスタン
http://mainichi.jp/sp/kazakhstan/index.html?link_id=TK000
マラット・タジン外相からのメッセージです。

オランダへの女児連れ去り、施設入所反対の男らが関与(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090119-OYT1T00006.htm
おお。小説みたいだ。

暴力団組員の生活保護不正受給94件…判明分だけで4億円(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090118-OYT1T00857.htm?from=top
あと障害者を騙る手も多いそうで。

報道は捏造まみれ......その実態を共同通信OBが暴露!(エキサイト)
http://www.excite.co.jp/News/society/20080922/Cyzo_200809_post_948.html
もとより公正な報道なんてないけど、これからの時代はさらにどんどんグダグダになってくような感じがします。

英ポンドは「英国病」時代以来の安値!?(MSN)
http://money.jp.msn.com/investor/mktsum/columns/columnarticle.aspx?ac=fp2009012200&cc=04&nt=04
はずかしながら「英国病」って言葉はじめて知りました。

イワノビッチ、接戦落とす=全豪テニス(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2009012301088
クレイバノワに2時間44分も戦って負けました。

積み出し式にロシア大統領出席へ サハリン2からの対日輸出
http://www.excite.co.jp/News/world/20090123/Kyodo_OT_CO2009012301000549.html
「来月中旬の積み出し式に、メドベージェフ大統領が出席する見通し」とのこと。おおー、この人もフットワーク軽いのかな。

アマゾンジャパン、早稲田大学と共同で書籍割引サービス(新文化)
http://www.shinbunka.co.jp/news2009/01/090123-01.htm
いいな〜。8パーセントは大きいですよ。

平等院鳳凰堂 壁画に「頼通」の姿 平安中期 全面調査で判明(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009012300199&genre=M2&area=K00

バチカンもユーチューブ活用 英独伊など4カ国語で(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009012300226&genre=E1&area=Z10
特設ページはこちら。
YouTube vaticanさんのチャンネル
http://jp.youtube.com/vatican

そういや、最近youtubeで面白い映像が流れてますね。
The T-Mobile Dance

駅構内で突然踊りがはじまって、周りの人がどんどん引き込まれていく様子が楽しい。


参照サイト
ラー油(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BC%E6%B2%B9
バラク・オバマ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%90%E3%83%9E
フェリー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%BC
藤原頼通(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%8E%9F%E9%A0%BC%E9%80%9A

関連記事
ガザ地区空爆、海賊討伐派遣、アルバート通り改変、流行の名前、など。最近のニュース。090101
http://xwablog.exblog.jp/10125029/
ギリシア暴動、パナマの露海軍、シンセキ氏、悪魔王子、ナイジェリア虐殺などなど、最近のニュース。081207
http://xwablog.exblog.jp/9999902/

ロシア正教会のトップ、総主教のアレクシー2世が亡くなりました。享年79歳。
http://xwablog.exblog.jp/9993549/
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# by xwablog | 2009-01-23 05:03 | ニュース
オランダの支配する台湾を舞台に日本人が活躍する。安彦良和『麗島夢譚(うるわしじまゆめものがたり』1巻
昨日は『龍骨』の補足本「碧瑠璃」「紅琥珀」の注文をしてきました。結局、せっかく買ったけど『ホビージャパン』も『電撃黒マ王』も必要なかったなぁ。
本が届くのは3月だそうです。

それはともかく。

麗島夢譚(うるわしじまゆめものがたり)第1巻_安彦良和

『麗島夢譚(うるわしじまゆめものがたり)』第1巻

(安彦良和。徳間書店。リュウコミックス。2009年。571円)
「1639年、南海を航行するオランダ船に秘かに近づき襲撃する海賊船があった。そこで彼らを率いる松浦藩主の息子・伊織は、囚われの身の異国人と一人の日本人と出会う。伊織はその日本人・シローがあの島原の乱で死んだはずの反乱軍首魁・天草四郎ではないかと素性を問うのだが・・・」

安彦良和先生の歴史ものの最新作。『ガンダム』の方をあんなに描いていてなお、これだけの作品も同時に描けてしまうというそのバイタリティに驚きますね。ほんと。
今度の歴史ものは、台湾を中心とした不穏な状況の東アジアの海洋が舞台のようで、タイトルにある「麗島」とは当時この地を占領していたオランダ人たちが「麗わしの島(フォルモサ)」と呼んだ台湾のこと。
神懸かり的な(そして人の話を聞かない男)シローこと天草四郎と、彼をマカオへと逃がそうとする謎の白人ミカ・アンジェロ、そして彼らと関わりはじめてしまった松浦藩主・宗陽隆信の息子・伊織が出会い、オランダの勢力が優勢なこの海域を抜け、スペインの勢力圏へ行こうとします。伊織はゼーランジャ城に捕まってしまいますが、それをミカが助けて・・・
彼らの他にも、流浪の身の上の剣豪・宮本武蔵や、肥後から派遣されてきた渋川右京亮も登場。そしてなにより、ミカ・アンジェロが実は三浦按針の息子(領地を継いだジョゼフ?)で徳川幕府の隠密(外人忍者!)だったりと、当時の日本の著名人とかも引っ張り込んで、なかなかややこしい状況を作り上げています。これ、どう始末つける気なのが凄く楽しみですね。

連載は『comicリュウ』。連載当時はとびとびの連載だったりしましたが、最近は調子良く掲載してます。

そういや、この前、『リュウ』『解剖医ハンター』という連載がはじまったって言いましたが、あれ、前後編の二回で終わってしまいましたね。なんだ残念。けど、面白かった。

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ついでに。
最新号の『ビッグコミックスピリッツ』も見ました。『シュトヘル(悪霊)』の第三回。ウィソ(すずめ)と呼ばれる少女の兵士が陥落する砦で果敢に戦うシーン。このウィソがどうにかなって恐れられる「シュトヘル」となるのでしょうか?
ちなみに登場する人名についてはむとうさんのところで、コレじゃないか、というようなことを書いてます。


参照サイト
コミックリュウ
http://comicryu.com/top.html

関連記事
戦国時代の貿易を通してみる日本史。武光誠『海外貿易から読む戦国時代』。けど、ちょっと断定的過ぎ。
http://xwablog.exblog.jp/8718748
海賊が戦車強奪、フィンランド銃乱射、パキスタンでの戦闘、小さなガンジーなど最近のニュース。081003
http://xwablog.exblog.jp/9620941
お家再興をするために逆玉狙いの嫁探し珍道中。田中ほさな『乱飛乱外(らっぴらんがい)』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/7700851
江戸時代におけるイギリスのイメージの変遷。T・スクリーチ『江戸の英吉利熱 ロンドン橋とロンドン時計』
http://xwablog.exblog.jp/8721490
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# by xwablog | 2009-01-22 21:25 | 史劇
11世紀の天文学者にして詩人、オマル・ハイヤームの生涯を描く。映画『ロスト・キングダム スルタンの暦』
最近、レンタル屋で借りようと思ってるDVDに、第2次世界大戦中にナチスによってポーランドの古城から復活させられたガーゴイルが戦闘機と戦う『ガーゴイル・トゥルーパーズ』というのと、イラク駐留中の米軍が古代遺跡から復活したマンティコアと戦う『マンティコア vs U.S.A.』というのがあって、どっちにしようか迷ったけど、こんなの見つけてしまったので、こちらを借りてみました。

ロスト・キングダム スルタンの暦

『ロスト・キングダム スルタンの暦』

(アメリカ映画。ジェネオン エンタテインメント。ゼイリブ。監督/カイバン・マサイーク。出演/ブルーノ・ラストラ、ラデ・シェルベッジア、モーリッツ・ブライブトロイ、 C・トーマス・ハウエルほか。2005年。81分。3990円)
「現代のアメリカ・テキサスに生きる少年カムランは、イランの伝承を伝える一族の末裔であり、重篤の兄ナデルの見舞いに行くたびに、自らの先達たるペルシアの学者オマル・ハイヤームについて尋ねるのだった。11世紀に生まれた少年オマルは、12歳で父を亡くし、高名な学者の弟子となり研鑽を重ねる。しかし、青年になった頃、隣家の奴隷で親しくしていた少女ダリヤが遠方へと売られてしまい・・・」

グレゴリウス暦より正確なジャラーリー暦を作った11世紀のペルシアの数学者・天文学者で、『ルバイヤート』を詠った詩人としても知られる、オマル・ハイヤームの映画です。原題は『THE KEEPER: THE LEGEND OF OMAR KHAYYAM』。
映画の中では、話が二つ交互に進行する形で、セルジューク朝時代のペルシア、ニーシャープールに生まれ(ちなみにマリクシャーはイスファハンに遷都してるので、舞台はイスファハンのはず)、マリク・シャーのもとで天文学者として活躍したオマル・ハイヤーム(ウマル・ハイヤーム)の生涯についての物語と、現代に生きる少年の自分の由来に関しての探求の物語が描かれていきます。
まさかこんな映画があるとは驚きですが、この日本語版のタイトルつけた人は、もうちょっと考えてタイトルつけるべきでした(笑) 。はじめ、ファンタジーものかと思ったほどです。
現代編と中世編が交互に語られていくのですが、現代編では少年カムランが自分のルーツと「ルバイヤート」を求めてイギリスに、そして祖父のいるイランへと行きます。中世編ではオマルの成長、彼の子供のころからの友人、奴隷の少女ダリアと、戦士階級の家系に生まれた少年ハサンたちとの友情と恋愛の話、マリク・シャーに仕えてからの出世、その業績などが語られ、友人ハサンとマリクシャーの対立、失われた初恋の奴隷娘ダリヤとの再会が話を盛り上げていきます。いや、盛り上げてって言うけど、実はそんなに盛り上がりはしません。しょうがない。だって天文学者の生涯と少年の旅行じゃーな(笑)
ちなみに11世紀のペルシアでの場面は、全部英語で話しています。

今回映画のこと調べてて知ったことで面白かったことがいくつかあります。
『ルバイヤート』の語源についてで、古代アラビア語の「ルバイ」は「4」の意味があるそうで、11世紀のペルシア詩人にとって「ルバーイイ」は四行詩のことを指すようになったとか。
「ハイヤーム」が「天幕造り」の意味で、オマルの父親が天幕職人だったんじゃないかということ。
オマル・ハイヤームの伝承で、彼の学友に宰相となったニザーム・アル・ムルクと、暗殺教団の創始者ハサニ・サッバーフがいるという話があるということ。物語の中でも友人ハサンは反マリク・シャーの頭領として台頭していくという風に登場しますが、ニザーム・アル・ムルクは最初から老人の宰相としてマリク・シャーに仕えています。
当時の社会では高名な学者の元で学んだ人物たちは誰もが栄誉を得ると信じられてたとか。
あと、中世の美麗な『ルバイヤート』の写本があったけど、タイタニック号とともに沈んだとか。

まあ、ともかく、こういう映画なんてのもあるんですよ、ということで。

参照サイト
ロスト・キングダム/スルタンの暦<未>(2005)(allcinema)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=332954
ウマル・ハイヤーム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%
83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%E3%83%A0
マリク・シャー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AF
%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC

関連記事
ファンタジーの源流たる叙事詩をCGを駆使し映画化。ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ 呪われし勇者』
http://xwablog.exblog.jp/10220366/
ポーランド建国の物語を映画化した作品。ミハウ・ジェブロフスキー主演『レジェンド 伝説の勇者』
http://xwablog.exblog.jp/9872832
イブン・ファドランの北方旅行を元にした冒険小説。マイケル・クライトン『北人伝説(ほくじんでんせつ)』
http://xwablog.exblog.jp/7598791
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# by xwablog | 2009-01-21 01:26 | 史劇
「純潔のマリア」二話目はインキュバスを作っちゃいますよ。『good!アフタヌーン』#02
今日は無駄足だわ小学生に馬鹿にされるわで散々なことばかりでした。帰りに『麗島夢譚』買ってきましたがすぐには読めず。これから読みます。

それはともかく。

good!アフタヌーン』♯02

『good!アフタヌーン』♯02

(講談社。2009年。680円)
表紙・巻頭カラー・高橋ツトム「地雷震 diablo」
石川雅之「純潔のマリア」
虎哉孝征「カラミティヘッド」
太田モアレ「鉄風」
藤島康介「パラダイスレジデンス」
吉田基己「夏の前日」
新連載・深山和香「ロケットスターター」
都築和彦「やまとものがたり」
ほか。

隔月刊の『good!アフタヌーン』の2号が発売されてました。
今回の「純潔のマリア」は、夢魔アルテミスをやって英国側の指揮官たちを骨抜きにする作戦だったのに、英軍内で同性愛がはやってて困ったことに。マリアがふくろうをもとにインキュバスを作ろうとするのですが・・・というお話。まだ正確な年代とかわかりませんが、最後までわかないままかな?
「エフェソスのエニグマ」って呼んでる本てなんでしょね。エフェソスといえば、アルテミス信仰の一大拠点。エフェソス公会議の時でもまだ住民は聖母マリア信仰の下層でアルテミスを崇めてたともいうし、そこらへん関係かな。
ブールジュはフランスのど真ん中あたりの都市。オルレアンのちょい南あたりか。「ブールジュの王に・・」って台詞があるので、これで少し時代を特定できるかも? 百年戦争関連の本探すのめんどいので確認はまた今度。
フクロウに名付けられた名前「プリアポス」もギリシャ神話の神名ね。小アジアのミューシアの神。パーン神に比定される豊穣神。男性の性的な力の神としても崇拝されたそうで、そっからこの名前をとったんでしょうね。



ギリシア神話(新装版)フェリックス・ギラン

『ギリシア神話』(新装版)

(フェリックス・ギラン。中島健/訳。青土社。1991年。1800円。324ページ)

これ、今回ちょっと見ててはじめて気づいたんですが、原著の初版は1930年ですね。そういう本だったのか。



『good!アフタヌーン』は新連載もたくさんはじまって充実してきましたね。「ハルシオン・ランチ」は今回落としてましたが。
虎哉孝征氏の「カラミティヘッド」は今後楽しみ。注目してた太田モアレ氏の「鉄風」はなんか燃える展開に。都築和彦氏の「やまとものがたり」は古代日本ものであの絵柄なので、合うかな〜、とおもってましたが結構面白いです。深山和香氏の「ロケットスターター」はたしか元は同人誌でやってたやつでしたか?


参照サイト
good!アフタヌーン
http://kc.kodansha.co.jp/magazine/index.php/13872
編集チーフの真夜中の事情
http://good-afternoon.weblogs.jp/blog/

関連記事
石川雅之の新作「純潔のマリア」が連載開始。中世フランスが舞台。 『good!アフタヌーン』が創刊。
http://xwablog.exblog.jp/9838239
中世フランスが舞台の『純潔のマリア』も連載されます。2008年11月に『good!アフタヌーン』創刊予定
http://xwablog.exblog.jp/9367570
時は幕末、不穏な京都の街中で新撰組を密かに襲い続ける男がいた。石川雅之『人斬り龍馬』
http://xwablog.exblog.jp/7635723
森薫氏が描く19世紀のカフカスが舞台の新作登場。『fellows!(フェローズ!)』2008年10月号(創刊号)
http://xwablog.exblog.jp/9671068
中世フランスが舞台の『純潔のマリア』も連載されます。2008年11月に『good!アフタヌーン』創刊予定
http://xwablog.exblog.jp/9367570
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# by xwablog | 2009-01-20 00:26 | 史劇
ファンタジーの源流たる叙事詩をCGを駆使し映画化。ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ 呪われし勇者』
ウチにNTTの人が来て、今度、住んでるアパート全体で光回線の工事をして、それに入ると今よりだいたい1500円くらいは安くなるという話を説明しにきてくれたんですが、電話線のところを工事しないといけないということで、やって欲しいけど、部屋に見知らぬ人を入れるには、あまりにも汚い状態すぎて、結局お断りしました。あー、年間一万五千円くらい安くなるんじゃないか? となると、部屋の片付けをなんとかするべきなんだけどなぁ。

それはともかく。



『ベオウルフ 呪われし勇者』

(アメリカ映画。監督/ロバート・ゼメキス。2007年。パラマウント、ワーナー。出演/レイ・ウィンストン、アンソニー・ホプキンス、アンジェリーナ・ジョリー、クリスピン・グローヴァー、ロビン・ライト・ペン、ジョン・マルコヴィッチ、ブレンダン・グリーソン。115分。廉価版1500円。)
「507年、デンマークの竜退治の勇者・フロースガール王は連日自らの宮殿・ヘロット宮で宴会を開いていた。しかし、その宴会は人の倍もある身の丈の化物・グレンデルによって襲撃され、人々は虐殺されてしまう。この怪物を退治する者を求めたところ、遠くイェアート(スウェーデン南部)から勇者として知られるベオウルフが部下を連れてやってきて・・・」

古英語の叙事詩『ベオウルフ』をSFXを駆使して映像化した作品。監督は『インディペンデンスデイ』や『デイアフタートゥモロー』のロバート・ゼメキス。
前に見た『ベオウルフ ベイオウルフ&グレンデル』という映画では前半部分のグレンデルとの戦いがメインでしたが、こちらは物語の後半にあたる年老いたベオウルフの竜退治が含まれています。
話は現代的解釈されていますが、さすがといいたくなるような盛り上がる作りになっています。ファンタジー世界的なモンスターたちとのバトルが凄いですが、強く弱い王ベオウルフの栄光と悔恨を描けててなかなか楽しめます。実は見る前はもっとトンデモな作品かと思ってたので意外でした。
まあ、少々CG使い過ぎで人間までやってて、その動きなんかがキモい所もありますが、竜との戦いなんかは迫力あって結構好きです。

それにしてもアンジェリーナ・ジョリーが登場するシーン見た時、「スピーシーズか?」とか思いました。

あと、アンファースは踏んだり蹴ったりだな。


『ベオウルフ』は新口語訳文語訳『古代英詩―哀歌・ベオウルフ・宗教詩』があるみたいです。『ベーオウルフ―中世イギリス英雄叙事詩』という岩波文庫版のもあるらしいけど、これは見たことないなぁ。

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mixiをやめようやめようと思ってたけど、なんか意外と見ることが多くてやめられない。
逆にpixivはいつも見よう見ようと思ってるけど、つい見忘れることが多い。
この違いはなんなんだろう。

いくつかラノベが溜まってるので時間あるうちに読んでおきたいんですが、やはり昔のようなペースでは読めないですね。
とりあえず、去年買っておいた富永浩史氏の『BLACK SHEEP 黒き羊は聖夜に迷う』をやっと読んだ。次は『ハルヒ』か『とらドラ』かもしくは『有翼騎士団』か。


参照サイト
ベオウルフ 呪われし勇者
http://wwws.warnerbros.co.jp/beowulf/

関連記事
素直にゼメキス版観ないのには、深い意味はないのですよ。ジェラルド・バトラー主演映画『ベオウルフ』
http://xwablog.exblog.jp/7968597
ポーランド建国の物語を映画化した作品。ミハウ・ジェブロフスキー主演『レジェンド 伝説の勇者』
http://xwablog.exblog.jp/9872832
『狼と香辛料』(支倉凍砂/著)の世界を紹介する充実のガイドブック。『狼と香辛料ノ全テ』
http://xwablog.exblog.jp/10015288
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# by xwablog | 2009-01-19 23:21 | 史劇
イギリスと結婚した処女女王がスペインと戦う。イギリス映画『エリザベス ゴールデン・エイジ』
今日はいろいろ無茶したせいか、体調が悪いです。この前手に入れることができた『虹色のトロツキー』全巻を帰ってから読もうかと思ったけど、ちょと無理だ。
代わりにこの前観たこれでも。

エリザベス ゴールデン・エイジ

『エリザベス ゴールデン・エイジ』

(イギリス映画。監督/シェカール・カプール。出演/ケイト・ブランシェット、ジェフリー・ラッシュ、クライヴ・オーウェン、アビー・コーニッシュほか。2007年。114分。)
「16世紀後半、イングランドの女王として君臨するエリザベス1世。ある年、彼女の宮廷に一人の航海者がやってくる。新大陸から帰ったウォルター・ローリーは、女王と知己を得ようとしていたのだが、エリザベス1世は彼の魅力に強く魅きつけられる。しかし、エリザベスの侍女エリザベス・スロックモートンもローリーに魅かれ・・・」

1998年に作製された『エリザベス』の続編。スタッフは同じ。
今度の話は、女王に即いて権力を握ったあとのエリザベスが強大なスペインと戦う姿を描いたものですが、ウォルター・ローリーとの恋の話がもうひとつの柱となっています。
英邁な君主としての姿と、恋ひとつままならず、女として老いはじめた姿、そして妹メアリー・スチュアートと対立しなければならない苦悩を描きます。(ババア萌えな人にはいい作品かも)
ウォルター・ローリーがかっこいい男で(残っている肖像画もかっこいいです)、物語のもうひとりの主人公的な存在となっています。
かなり力の入った作品で、町中の様子とか行列や儀式で使う衣装なんか凄いですし、アルマダの海戦もなかなか良かったです。
フェリペ2世がスペイン中の森を伐採して無敵艦隊アルマダを建造するところなんてなかなか興味深かった。あとイギリス艦隊の指揮官・ドレイクや、占星術師として有名なジョン・ディーまで登場してくれます。敵のボスであるスペイン王フェリペ2世が私的に非常にかっこよくたまりません。
それと、エリザベス1世の婿探し的なシーンでは、ロシアのイヴァン雷帝の肖像画が登場したりします。けど、あの肖像画は19世紀に描かれたやつなんですが。

世界の戦争 6 大航海時代の戦争 エリザベス女王と無敵艦隊

『世界の戦争 6 大航海時代の戦争 エリザベス女王と無敵艦隊』

(編/樺山紘一。講談社。1985年。1300円。329ページ)
この中の一章「スペイン艦隊の敗北」は海野弘氏が書いています。



スペイン無敵艦隊

『スペイン無敵艦隊』

(石島晴夫。原書房。1981年。1800円。282ページ)
この本では第五回まであったアルマダの戦いを全部紹介し、イギリス・スペイン間の海での対立を通して解説しています。



アルマダの戦い スペイン無敵艦隊の悲劇

『アルマダの戦い スペイン無敵艦隊の悲劇』

(マイケル・ルイス。訳/幸田礼雅。新評論。1996年。3090円。290ページ)
こちらはまさに1588年の「アルマダの戦い」のみを細かく解説。



どうでもいいことですが、メアリー・スチュアートが処刑されるシーンを見て、『ジョジョの奇妙な冒険』を思い出した。タルカスとブラフォードはどこだーっ!

参照サイト
エリザベス ゴールデンエイジ公式
http://www.universalpictures.jp/sp/elizabeth_goldenage/
ウォルター・ローリー(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC
アルマダの海戦(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%80%E3%81%AE%E6%B5%B7%E6%88%A6

関連記事
騎士道のかっこよさをエドワード黒太子視点で描く。蒲生総『ガーター騎士団 Splendour of KING』全3巻
http://xwablog.exblog.jp/10041406
スペインの剣客の活躍を描く。ヴィゴ・モーテンセン主演の映画『ALATRISTE(アラトリステ)』見てきました
http://xwablog.exblog.jp/10174394
船の技術と歴史を紹介する博物館「船の科学館」に行ってまいりました。
http://xwablog.exblog.jp/9544946
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# by xwablog | 2009-01-18 01:38 | 史劇
全滅必至の金ヶ崎の退き口の絶望的状況の中で・・・。宮下英樹『センゴク』第3巻
今日、会社で流れていたラジオを聞くとはなしに聞いていたのですが、最近は戦国武将が女性たちの間で流行っているという話を聞いて、聞き始めたんですが・・・
あの小川町にある歴史系本屋・時代屋さんの中の人の女性が出てコメントを聞かれてて、その会話が変で面白かったです。だいたいこんな感じの会話してました。

パーソナリティー「戦国武将なんて言うと中年男性とかが好きそうなものですが、なんでも最近は女性の間でも流行っているとか」
女性「はい、ゲームなどから入ってくる人が多くて、『戦国BASARA』というのが出てからが・・・」
パ「へ〜、へ〜」
女性「これに登場するキャラクターたちがみんなイケメンでして・・・」
パ「ほう、ほう」
女性「そういうイケメンたちを妄想でカップリングしたりどうこう・・・」
パ「は〜」
女性「ウチの店でも戦国武将にあやかった人気商品が売れたりしまして・・・」
パ「どういったものが売れるんですか?」
女性「はい。家紋の入ったアイテムとかが・・・」
パ「そりゃ他人の家の家紋じゃないですか!?」

その通りだよな(笑)。
なんかえらくツボに入りまして、仕事中にもうイヤらしい一人笑いが止まりませんでしたよ。
他にも

女性「結婚式では女性ばかりが特別な衣装着たりしますが、最近は男性が甲冑を着たりしてやるのが流行ってて・・・」
パ「それは新郎がやりたいんじゃないんでしょ!?」

とか、いろいろ面白かったです。

それはともかく。

そういった女性向けな戦国時代ではない方の戦国時代もの『センゴク』の3巻読みました。

宮下英樹『センゴク』第3巻

『センゴク』第3巻

(宮下英樹。講談社。ヤンマガKC。2004年。514円)
「1569年、足利義昭を連れての上洛に成功していた信長だったが、斉藤龍興と三好三人衆によって義昭の宿泊所が襲撃される。世に言う六条合戦(本圀寺の変)は浅井の猛将・山崎新平の活躍もあり事無きを得たが、その時役立てなかったセンゴクと木下隊は自分たちの無力を痛切に感じるのだった・・・」

仙石秀久が主人公の戦国時代漫画。
六条合戦と金ヶ崎の撤退戦がメインの巻。斉藤義龍の息子・斉藤龍興が隠れた名将として暗躍。さらに珍しく浅井長政が愚鈍な大名として描かれています(普通は織田家との関係に悩む若くかっこいい当主として描かれたり)。
近畿一帯の経済圏獲得のために朝倉家と戦うことになった織田信長ですが、敦賀を目指して順調に勝利を収めていたものの、浅井の離反によって一転して絶望的な状況に追い込まれてしまいます。
この時、撤退する軍団の殿をすることになったのは、木下藤吉郎の部隊。全滅必至の中、生き残る望みを捨てず、懸命に撤退戦を続けるセンゴクたちの苦闘が描かれます。

参照サイト
センゴク ヤンマガ
http://www.yanmaga.kodansha.co.jp/ym/rensai/ym/sengoku/sengoku.html
斎藤龍興(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E9%BE%8D%E8%88%88
本圀寺の変(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E6%9D%A1%E5%90%88%E6%88%A6

関連記事
試し合戦にて奮迅する仙石秀久に引きずられるようにして・・・。宮下英樹『センゴク』第2巻
http://xwablog.exblog.jp/10148738
マイナー武将・仙石秀久が主人公。戦国時代の真実の姿を描く! 宮下英樹『センゴク』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9919918
今川義元と太原雪斎が駿河の国を大きくしていく。宮下英樹『センゴク外伝 桶狭間戦記』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9850096
油売りから戦国大名に! だれもが知ってる下克上。本宮ひろ志『猛き黄金の国 道三』第1巻 法蓮坊
http://xwablog.exblog.jp/9761967
細密な池上絵と重厚な工藤話の描き出す織田信長の生涯。池上遼一&工藤かずや『信長』全8巻
http://xwablog.exblog.jp/10137965/
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# by xwablog | 2009-01-17 23:40 | 史劇
ロマノフ朝・帝政ロシアの皇帝26人を一挙紹介。デヴィッド・ウォーンズ『ロシア皇帝歴代誌』
うう、寒いですね〜。自転車で走ると顔が痛いです。
今日は晩飯に「緑のたぬき」を食べたんですが、天ぷら乗せ忘れたのに食べ終わった後に気づきました。

それはともかく。
1月16日は1547年にイヴァン雷帝が「ツァーリ」として戴冠した日だそうですよ。

ロシア皇帝歴代誌

『ロシア皇帝歴代誌』

(デヴィッド・ウォーンズ。訳/月森左知。監修/栗生沢猛夫。創元社。2001年。3300円。292ページ)
はじめに:ロシア皇帝の生涯
序章:ロシア帝政の成立
第1章 帝政の誕生と試練
第2章 ロマノフ朝の誕生
第3章 帝政の絶頂期
第4章 近代化への道

帝政ロシアにおける皇帝26人を紹介した本。創元社が相次いで出した「歴代誌」シリーズの一冊。それぞれの皇帝を時代順に、数ページから数十ページを割いて紹介記事を書いています。図版多し。あんまり見た事ないような肖像画とかもあるので嬉しい。
著者はケンブリッジ大学卒の歴史教師だそうで、別にどっかの教授とか研究所の人ということではないみたいです。翻訳は別の人ですが、監修者として栗生沢猛夫先生が関わっているので、元の本が英語の本(1999年にロンドンで発行)ではありますが、おかしな部分は少ないはず。

英語の原著は『Chronicle of the Russian Tsars: The Reign-By-Reign Record of the Rulers of Imperial Russia (Chronicle) 』。他にも『Russia』というタイトルの本も書いてるそうです。


参照サイト
ロマノフ家君主の統治期間の比較(デジタルクワルナフ)
http://www.toride.com/%7Edigxwa/digxwaFiles/hisf/his_etcromatoutikikan.htm

関連記事
同名の本は何か副題をつけるようにして欲しい。『イヴァン雷帝』トロワイヤとスクルィンニコフ
http://xwablog.exblog.jp/7751504
帝政末期のロシア。帝室に巣食う吸血鬼を狩れ。スエカネクミコ『BLOOD+ アダージョ』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9163711
江戸東京博物館『ロシア皇帝の至宝展 世界遺産クレムリンの奇跡』に行ってきました。超一級宝物が大量に!
http://xwablog.exblog.jp/8919799
恐竜と人間がクールにヒートアップ! 久正人『ジャバウォッキー』1巻・2巻同時発売!という記事
http://xwablog.exblog.jp/7340558
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# by xwablog | 2009-01-16 01:35 | 書庫
国辱ものの大幅映像カット。ジェブロフスキ主演『ファイアー・アンド・ソード』。フメリニツキの乱を描く。
web拍手レス
>ファイアーアンドスウォード、フメー二ツキの援軍のモンゴル傭兵隊長がダニエル・オルブリフスキ
>です。三部作の二作目「大洪水」の主演。パンタデウシュ物語の渋い脇役さん。。。
オルブリフスキは「ブリキの太鼓」や「ヨーロッパの解放」にも出てるみたいですね。そしてこの前紹介した「レジェンド 伝説の勇者」にも。ポーランドじゃ有名な俳優さんなんでしょうね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日はさらに気温が下がりましたね。自転車には辛い。

それはともかく。今日、レンタル屋に行ったら、なにげにこれが置いてあったので驚愕しました。買おうか迷ってたけど、とりあえず借りてみました。

DVD『ファイアー・アンド・ソード』

『ファイアー・アンド・ソード』

(ポーランド映画。イェジー・ホフマン監督。出演/ミハウ・ジェブロフスキ、イザベラ・スコルプコ、アレクサンドル・ドモガロフ、ボグダン・ストゥプカ、ほか。DVD2005年。103分。)
「1647年、ポーランドの最前線たるクリミアから帰国したヤン中尉。当時のポーランドは苛政に苦しむウクライナの人々の不満が高まる中、ボグダン・フメリニツキがコサックたちを率いて一大勢力となり、内戦になってもおかしくない不穏な状況にあった。そんな中、上司のビシニョヴェツキ公の元へ向かう途中、ヤンは美しい娘ヘレナと出会う。彼女はすでに婚約者ボフンのある身だったが、ヤンは屋敷の乗っ取りを企む彼女の叔母と交渉し、ヘレナとの結婚を約して出発する。ヤンがビシニョヴェツキの特使としてフメリニツキの元へと向かうのだが、彼らは捕われの身となってしまい・・・」

前々から聞いてはいたポーランドのフメリニツキーの乱を題材にした小説の映画化。原作はノーベル賞授賞作品『クオ・ヴァディス』で知られるヘンリク・シェンキェヴィチの歴史小説で、三部作『トリロギア(Trylogia)』の第一作目『火と剣とをもって(Ogniem i mieczem)』(1884年の作品)がこの『ファイアー・アンド・ソード(With Fire and Sword)』というわけです。(シェンキェヴィチの作品ではこの『トリロギア』の方がポーランドでは知られているみたいですね。でも、映画化はこれがはじめて?)
映画の方は、1999年に上映されたもので、日本でDVDになったのは2005年。非常に残念なことに、この日本版は、大幅なカットがなされていて、180分もある長編のはずが、106分にまで縮められてしまっています。なので、話がとびとびで筋自体がよくわからなくなってしまったり、説明不足のところがたくさん出来てしまいました。amazonのレビューも散々叩いていますが、この酷い編集を「完全映像化」などと謳って売り出す販売会社アットエンタテインメントには目眩がするほどの憎しみを憶えます。カットしようと決めた奴めは神に呪われるがいい。いつかこれの本当の完全版が出ることはあるのでしょうか? 無さそうですね・・・。ちゃんとしたのを見たい人は、英語版とかそこらへんを入手してリージョンフリーのデッキで見るとかしないといけないのかもしれません。小説の英語版なら1991年版のが買えるみたいです。
あと英語のペーパーバックで『The Trilogy Companion: A Reader's Guide to the Trilogy of Henryk Sienkiewic』という解説書?みたいのもありました。

ああ、話の説明とかしときますと、1648年からはじまったボグダン・フメリニツキの乱の中(時代的にちょうどこの前観た『アラトリステ』のちょっと後にあたりますね)、青年将校ヤン中尉が、戦いに参加しながらも、ヒロインのヘレナを巡ってライバルのボフンとやりあったりします。戦いのシーンが多くていいですよ。小説では1647年から1651年までの話らしいのですが(違う?)、映画では1649年のズボルフの包囲戦のところまで(ズボルフ協定結んで一旦戦いが止まるまで)を描きます。

youtubeで映像を加工したのが見れますが、ポーランドの騎兵フッサール(フッサリア)が超かっこいいです。


husaria
ちなみに、この映像の中でも日本語版で見れなかった映像が含まれています。あああ、美味しいところガンガンに削りおってからに。

ちなみに、ボグダン・フメリニツキーは、ポーランドでは内乱の指導者ですが、ウクライナ側からすると独立戦争の指導者に。その流れからソ連では彼の名前を冠した勲章があったそうです。さらにウクライナの巡洋艦にも彼の名前がついています。あと、ソ連映画で彼を描いた作品があるそうです。1941年の作品。それの映像が無いか探してみましたが、ちょっと見つけられませんでした。代わりに、去年2008年に製作された『Богдан-Зиновій Хмельницький (2008). Трейлер. Музика Джона Дауленда.』というのがあったので、それを貼っておきます。



おお、これも結構良く出来てるみたいです。見てみたいな〜。ん? けど、映像がなんか古いな。2008年じゃないかもしれないとおもったけど、これみると2008年でいいみたいです。
http://www.okino.org/2008/04/28/bogdanzinovjj_khmelnickijj.html

なんか東欧系の映画いっぱいあるんだな〜。もっと来ないかな。あとできれば中世もののドイツ映画とかね。

参照サイト
ボフダン・フメリヌィーツィクィイ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%95%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%BB
%E3%83%95%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%84%E3%82%AD%E3%83%BC
Ogniem_i_mieczem_(film)(wikipedia)
http://pl.wikipedia.org/wiki/Ogniem_i_mieczem_(film)
Ogniem i mieczem (film) w bazie stopklatka.pl
http://www.stopklatka.pl/film/film.asp?fi=39
Daniel Olbrychski(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Daniel_Olbrychski

関連記事
ポーランド建国の物語を映画化した作品。ミハウ・ジェブロフスキー主演『レジェンド 伝説の勇者』
http://xwablog.exblog.jp/9872832
近現代史メインのポーランドの通史の本。山本俊朗&井上敏夫『ポーランド民族の歴史』
http://xwablog.exblog.jp/10180129/
ポーランド史の本といったらほぼコレ! ステファン・キェニェーヴィチ/編『ポーランド史』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9860880
スペインの剣客の活躍を描く。ヴィゴ・モーテンセン主演の映画『ALATRISTE(アラトリステ)』見てきました
http://xwablog.exblog.jp/10174394/
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# by xwablog | 2009-01-15 01:53 | 史劇