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グルンヴァルトの戦いのゲームもあるよ。『コマンド・マガジン日本語版』No.34死闘!北方軍集団
2008年最後の書込みとなります。
コミケが終わるまでえらく辛かったのですが、今日は同人誌読んだり漫画読んだりしながら、まったりしてます。
そういや、コミケの原稿やってる時に「バカは不幸だ」と強く思いました。ポーランド語とか英語とかドイツ語のサイトとか見ながら作ってましたが、英語すらできない私のこと、当然ながらポーランド語もまったく解らず、英・独・ポの辞書で単語を見比べながら「なんとくこういうことだろう」と当たりをつけてその情報を記事につかったわけです。ジリジリとしか作業が進まない上に、記事の内容が本当に正しいのかすら判断できないという・・・。この凄い時間の浪費も出来上がった怪しい文章も、ぜんぶ言葉がわかれば解決するというのに!。こんな趣味もっていながら、頭悪いというのはなんなんでしょうね。前に友達にも「あんたこそ外国語わかんないといけないんじゃないの?」って言われたんですが、まったくもってその通りだと思い出しましたよ。

それはともかく。
やっとみつけたコレ。

コマンド・マガジン日本語版』No.34死闘!北方軍集団

『コマンド・マガジン日本語版』No.34
(国際通信社。2000年。3780円。82ページ)
特集・死闘!北方軍集団
教えてやる、騎士十字章の獲り方をな 『死闘!北方軍集団』アフター・アクション・レポート(山内克介)
ナルヴァの戦い、1944年 ドイツ北方軍集団の終わりの始まり(Patrick McTaggant)
騎士団総長、王手! 1410年グルンヴァルトの戦い(Maciej Jonaz)
夏休み最後の宿題『グルンヴァルト1410年』中世版「タンネンベルクの戦い」に挑戦(豆田一智)
古典的名作に現代的アレンジを 『ロシアン・キャンペーン2』ヴァリアント
新作ゲーム情報 オリジンズで発表された新作ゲーム
ドリームキャストで大戦略 『アドバンスド大戦略〜ヨーロッパの嵐・ドイツ電撃作戦』
『死闘!北方軍集団』付録ゲーム(Dirk Blenemann)
『グルンヴァルトの戦い』付録ゲーム(Ted S. Raicer)
ショート・ラウンズ(ペノブスコット湾の戦い:アメリカ海軍史の汚点、コンスタンティヌス大帝によるローマ帝国の軍制改革、イランの現有戦力、ワーテルロー神話の虚実に迫る)

ずっと探していた『コマンドマガジン』の34号をこの前発掘しました。なんか、かなり手前にあったのに気づきませんでしたよ。ポーランド本作ってる時に素直に出てくりゃよかったのに、諦めた後になってから出てくるんだもんなぁ。たった40年差でピャスト朝の時代じゃないのですよ。
この号では、1944年におけるドイツ軍・北方軍集団の奮闘を再現したゲームについて特集組んでるのですが、それと一緒に、同じくバルト海沿岸での重要な戦い、1410年におこったグルンヴァルトの戦いを再現したゲームについても記事になってます。このゲームは本に付録としてついていて、遊べるようになっているのですが、私はこれ、やったことありません。
ドイツ騎士団VS.リトアニア&ポーランドの連合軍の戦いは、この地域におけるヤゲロー家の優位を決定づけることになるわけです。
なので、同じ場所で戦われた第1次世界大戦の重要な戦いタンネンベルクの戦いの中世版だということなんです。第1次第2次のタンネンベルクって付ける場合もありますが、中世の方をグルンヴァルトの戦い、一次戦の時の方をタンネンベルクの戦いって呼ぶのが一般的でしょうか。グルンヴァルトの戦いの方は、グルンヴァルト村とタンネンベルク村の近くにある平野で行われました。まあ、実は一次戦のタンネンベルクの戦いは、実際には同じ戦場じゃなかったのに、一応タンネンベルク村の近くだったので、政治的な意図があって、そう名付けられたというものだそうです。つまり、1410年にドイツ騎士団は負けたけど、今度はドイツ帝国が勝ったぞ、って。ほら、ドイツ帝国って、プロイセン王国が主導してドイツを統一しましたが、プロイセン王国はドイツ騎士団とブランデンブルク辺境伯領が合体して出来た国ですから。

そういや、コミケで佐和木さんにドイツ騎士団総長ヘルマン・フォン・ザルツァについての記事がある本ってないか、って聞かれたんで、『北の十字軍』が一番マシですって答えたんですが、いまいち不安になってみて読み返してみたら、確かに一番マシではあるけど、それほどたくさんは書いてありませんでしたね。他になんかあったかな。

参照サイト
コマンドマガジン
http://www.kokusaig.co.jp/CMJ/
国際通信社グループ
http://www.kokusaig.co.jp/
タンネンベルクの戦い(1410年)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84_(1410%E5%B9%B4)
グルンヴァルト(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AB
%E3%83%B3%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%83%88

関連記事
奥野さんの記事「バトゥのロシア遠征」も載ってる。『コマンドマガジン』vol.79 チンギスハン特集
http://xwablog.exblog.jp/8099527
コミックマーケット75にサークル参加してきました。中世ポーランド本『ピャスト家君主一覧』
http://xwablog.exblog.jp/10116922/
ポーランド史の本といったらほぼコレ! ステファン・キェニェーヴィチ/編『ポーランド史』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9860880
ドイツから東欧への人の流れの歴史を追う。シャルル・イグネ『ドイツ植民と東欧世界の形成』
http://xwablog.exblog.jp/7908977
ドイツ騎士団などによる北方十字軍についての記事も載ってます。『歴史群像』2008年4月号 no.88
http://xwablog.exblog.jp/8170006
読み直して再発見。ドイツ騎士団形成の理由と結果。山内進『北の十字軍 ヨーロッパの北方拡大』。
http://xwablog.exblog.jp/10128890/
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by xwablog | 2008-12-31 23:15 | 書庫
コミックマーケット75にサークル参加してきました。中世ポーランド本『ピャスト家君主一覧』
2008年12月30日(火)
コミックマーケット75に参加してきました。
ギリギリで間に合いましたよ。

コミケ75_スペース1



西館・う-26-b
今回のスペースはこんな感じです。ちょと寂しい・・・
前の書き込みからもわかるように、当日の朝六時半くらいまでは作業してました。プリント出力と平行して、コピー本を家でも折って作っておいたのですが、よりによってこの時折った分を全部家に忘れてきてしまいました(!)。折ってない分は袋に入れて持って行ってたので、到着してから群雄のカノッサさんに手伝ってもらいながら(ありがとうございます)コピー本を折ったのですが、数が少なくて、すぐなくなってしまいました。すみません。

コミケ75_スペース2


ちなみに今回はお誕生日席の栄誉を賜りました。お隣さんはもちろんベラルーシ本のふごさんチームさんです。
お隣は盛況で、本もいろいろあるというのにこちらはこの有様。お誕生日席に相応しからぬ内容でいたたまれない。次はちゃんとオフセにしよう・・・・

ともかく一応全部はけました。来てくださった方ありがとうございました。
あー、そういえば今思い出しましたが、夏に出した『リューリク家君主一覧』を再版して出すと夏の時に来ていただいた方にいったようなことを、今になって思い出しました。持ってけなくて、すみせんでした。

で、今回出した本がこれです。

ピャスト家君主一覧 中世ポーランドの支配者たち

『ピャスト家君主一覧 中世ポーランドの支配者たち』
A5・28ページ

ポーランドにはじめて作られた国家を支配したピャスト家の君主、ポーランド公、ポーランド大公、ポーランド王、(クラクフ公)、といった地位についた人たちを選んで、一人一人紹介しています。全部で31人。信じられないことに、一回も校正していません。今見ると用語の使い方が前半と後半で違ってたりとか、いろいろ問題あります(地名が前半は「シロンスク」なのに後半は「シレジア」になってるとか)。内容の間違いに関してはご指摘くださると嬉しいです。
それにしても、コピー誌を作ると、どういうわけか、やるたんびにページ数が増えていくですよね。今回は28ページ。14枚もA4コピー紙を折らないと一冊にならないので、大変でした。プリントもえらい時間かかったし。『プシェミスル家君主一覧』なんか、12ページしかなかったのに・・・
ちなみに、この表紙の下の方にある黒線は、意図してやったのではなく、プリンターの調子がおかしくて出た線です。他のページにも出てたのですが、そっちはプリントしなおしました。表紙は問題なさそうなんで、そのまま使いましたが。

さっそく誤植みつけました。
ボレスワフ1世の兄エッケハルト1世は、「異母兄」って書いてありますが、「異父兄」です。マイセンとメグゼブルクの辺境伯ギュンターとボヘミア公女ドゥブラヴァが結婚してエッケハルト1世を産み、ギュンターの死後にドゥブラヴァがミェシュコ1世と再婚してボレスワフ1世が産まれたわけです。

さて。次の参加ですが、次はまたポーランド本の可能性大。今度こそね。

コミケが終わると友達たちと恒例の飲み会となったわけですが、寝ないで作業して作って、そのままコミケ行って、終わってから飲み始めたので、途中で寝ちゃいました。なんか三時間くらい寝てたとか。その後も新宿で24時半まで飲んでから帰宅しましたが、酔っぱらってたので道ばたでコケました。顔から地面にぶっ倒れた上に、その鼻先を車が通過して、もうちょいで死ぬとこでしたよ。怪我した上に、眼鏡も壊れてしまったので、明日にでも直しに行かないと・・・


参照サイト
コミックマーケット
http://www.comiket.co.jp/
同人誌のページ(デジタル・クワルナフ)
http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/magf/mag_f.htm

関連記事
クワルナフは、コミックマーケット72に参加しました。三日目日曜日。
http://xwablog.exblog.jp/7319314/
コミケ75受かりました。相変わらず本作りは遅々として進まず・・・
http://xwablog.exblog.jp/9808790
一応できました。これから印刷します。三日目は参加できそうですよ。
http://xwablog.exblog.jp/10112005/
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by xwablog | 2008-12-31 02:35 | 日記
一応できました。これから印刷します。三日目は参加できそうですよ。
どもども。ちょっと死んだ方がいい馬頭です。

2008年の冬コミですが、三日目に参加します。
今さっき原稿書き終わったので、これから印刷します。印刷が上手くいけば会場で本出せるかと思います。

タイトルは『ピャスト家君主一覧』です。
コピー誌です。何ページになるかは今もって不明。

ちなみにビッグサイトでのスペースは、

西館-う-26-b クワルナフ

となります。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

追記

完成しました。持ってきます。
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by xwablog | 2008-12-30 03:27 | 日記
呉国にやってきた孫武が登用されるまでの話。ももなり高『孫子』第1巻 孫武の巻
ども。早く寝たい馬頭です。
今日は大日本漫画祭りことコミケの一日目ですね。当然ながら行きたかったのですが、現在原稿やってます。まだやってんのか。
いやー、昨日帰宅してからずっと書いてたんですが、まだ結構ありますよ。最後の方がいろいろな意味で大変です。
今頃有明の会場は楽しいことになってんだろうなぁ・・・・・・・これ書いたら、少し休もう。

それはともかく。

ももなり高『孫子』第1巻 孫武の巻

『孫子』第1巻 孫武の巻

(ももなり高。世界文化社。ロマンコミックス。2006年。838円。240ページ)
「前6世紀の中国。春秋時代の混乱の中、長江下流にある国・呉は隣国・楚と長い戦いを繰返していた。そんな中、呉に2人の人物がやってくる。一人は楚を追われた亡命者・伍子胥。もう一人は、中国北東にある斉という国から来た青年・孫武。自分の軍事的才能を自負する孫武は、自分を冷遇する祖国を捨て、呉にその使い道を求めていた。そして、ついに呉楚の戦いがはじまり、時が来たと確信する。そんな中、孫武はすでに厚遇されている伍子胥と知遇を得るのだが・・・」

中国の兵法書で武経七書のひとつ『孫子』の作者・孫武の生涯を描く歴史漫画。
自分の才能に自信はあるものの、まだ勝ったこともない人間の兵法書なので相手にされない孫武。彼は祖国・斉を捨て、まだ荒々しさの残る水郷の国・呉へときて、自分の才能を売り込んでいきます。
なんか凄い兵法書書いた人なんで、もっと冷静なキャラでいくのかと思ったら、結構熱い人です。話の過程で、古代中国の当時の事情や、故事の由来などを紹介してくれます。
絵も上手く、話も史実に沿ってやってますが、一部フィクションを加えて面白い読み物にしてます。
今のところ、2巻『孫武の巻』までは出てるみたいです。

作者のももなり高氏はいつもはヤクザ実録もの?らしきものを原作付きで描いてる人みたいですがこれの他にも『孔子』っていうのも描いてます。

孫子といえば、孫子の子孫といわれる孫臏(そんぴん)が主人公の『臏  孫子異伝』(星野浩字著)というのも最近出てますね。『スーパージャンプ』で連載だったかな。

参照サイト
世界文化社
http://www.sekaibunka.com/
孫武(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E6%AD%A6
孫子(書物)(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E5%AD%90_(%E6%9B%B8%E7%89%A9)
孫臏(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%AB%E3%83%94%E3%83%B3

関連記事
大将軍になることを夢みる少年の戦いと成長。原泰久『キングダム(KINGDOM)』現在12巻まで
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ぐいぐい引き込む漫画力。呪術的観点からの『三国志』という驚異。大西巷一『女?(じょか)JOKER』
http://xwablog.exblog.jp/7720530
いつも劉備の敵役にされていた曹操を主人公にした漫画。大西巷一『曹操孟徳正伝』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/10006115
墨家の男が城を守りにやってきた。ジェイコブ・チャン監督『墨攻』映画版。残念ながらのガッカリ映画
http://xwablog.exblog.jp/9677486
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by xwablog | 2008-12-28 13:26 | 史劇
コミケ75に参加します。できるかどうかは不明ですが、ポーランドの本のコピー本です。
そろそろ年末。年末と言えば冬コミですね。今回もうちのサークルはコミックマーケット75に参加します。

三日目、30日火曜日の西館-う-26b 「クワルナフ」

となります。

同人誌の方は、まだ出来てません。かなりヤバいのですが、前日の夜までに持ってけるかどうかを連絡できると思います。(またか
内容は、『ピャスト家君主一覧 中世ポーランドの君主たち』という感じになりそうです。たぶん20ページくらいのコピー本になります。


参照サイト
コミックマーケット
http://www.comiket.co.jp/
同人誌のページ(デジタル・クワルナフ)
http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/magf/mag_f.htm

関連記事
2008年あけおめ。あと、コミケ、サークル参加の報告とか。
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コミックマーケット73。明日は間に合わないかも。セルビア歴代王一覧本。
http://xwablog.exblog.jp/7878313/
クワルナフは、コミックマーケット72に参加しました。三日目日曜日。
http://xwablog.exblog.jp/7319314/
コミケ75受かりました。相変わらず本作りは遅々として進まず・・・
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by xwablog | 2008-12-25 23:24 | 日記
パラレルな19世紀末。アクマとエクソシストの戦いを描く。星野桂『D.Gray-man(ディーグレイマン)』第1巻
D.Gray-manディーグレイマン第1巻

『D.Gray-man(ディーグレイマン)』第1巻

(星野桂。集英社。ジャンプコミックス。2004年。390円)
「女警官のモアは不審な廃教会の中で不思議な少年アレンに出会う。同僚が殺されアレンの監視をかねて自宅謹慎にさせられたモアだが、彼らの目の前で亡くなった姉の夫マルクが不気味な化け物へと変化するのだった・・・」

『週刊少年ジャンプ』で連載中で、一冊あたり50万部以上売れてる、アクマとエクソシストの戦いを描いた大人気漫画。アニメ化もされています。
舞台は「仮想19世紀末、そこは蒸気に紛れ、奇怪な事件が起こり始めていた」ではじまるスチームパンク的パラレル世界で、その世界のエクソシストたちの活躍を描きます。エクソシストたちは黒の教団という組織に属していて、イノセンスという超兵器を体内に持っていて、超常の力を使って「アクマ」と名付けられた兵器と戦います。人の情念を糧にするアクマははるか昔から生きている千年伯爵という人物によって生み出され、エクソシストたちを狙います。エクソシストのアレンは、師匠のクロス元帥から黒の教団に行ってエクソシストになるようにいわれ、そこで仲間たちと出会い、彼らとともにアクマたち、そして人間でありながら千年伯爵に協力するノアの一族と戦います。

4巻からはじまる「孤城の吸血鬼」編では吸血鬼型のイノセンスを持つエクソシスト、アレイスター・クロウリーが登場します。あのアレイスター・クロウリーから名前とったんでしょうが、そのクロウリーと一緒に城に住んでたのがエリアーデって女のアクマでして、これもたぶんエリアーデ・ミルチャからとったんでしょうね。

参照サイト
ジャンプ 集英社
http://jump.shueisha.co.jp/home.html

関連記事
バルカンで核が使われるとかいう状況がピンとこないけど、ネタにしてる作品を最近ふたつ見た。
http://xwablog.exblog.jp/7990421
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by xwablog | 2008-12-23 05:45 | 史劇
大将軍になることを夢みる少年の戦いと成長。原泰久『キングダム(KINGDOM)』現在12巻まで
web拍手レス
>古代中国が舞台なら漢字中心のタイトルになりそうなものですが・・・・敢えてこういうタイトル
>にしたのは色々考えがあってのことでしょうね。表紙の、くびれた(?)型の剣大好きです。中国
>でも使われていたのでしょうか。
英語タイトルはあえて目立つために? 中国ものなのに英語タイトルというのでは、『ランペイジ』ってものありますよ。黄巾の乱がネタになってるやつです。
表紙のくびれてる剣って実際にあったんでしょうかね? かっこいいけど折れ易そうな。

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いやはや。馬頭です。
唐突に熱が出て風邪っぽくなったのですが、少し回復しました。この時期にそりゃないよ。
同人誌作業の方はまだやってますが、ほぼ無理っぽい感じです。まあ、いつも通りなんですが! ギリギリまでやってみます。

それはともかく。

キングダム(KINGDOM)第1巻_原泰久

『キングダム(KINGDOM)』第1巻 無名の少年

(原泰久。集英社。ヤングジャンプコミックス。2006年。505円)
「古代中国、春秋戦国時代。中国西部の国・秦の小さな村で奴隷のような扱いを受けながらも、いつか大将軍に出世することを夢見、剣の訓練に性を出す孤児の少年・信(しん)と漂(ひょう)。ある日、通りかかった身分の高い男・昌文君(しょうぶんくん)によって漂は見出され、都へと登っていく。友の出世を祈る信だったが、都で政変があった時、漂は瀕死の重傷を負って村へと戻ってきて・・・」

古代中国を統一し、初の帝国を建設した秦で活躍した人々の物語。『週刊ヤングジャンプ』にて連載中です。
孤児として厳しい生活を強いられている少年たちが、「大将軍になる」という夢に希望をかけ、剣の力で出世しようと剣術の訓練をしているのを、都で秦王に仕える昌文君という男に見られ、漂が秦の王子・贏政(えいせい)に瓜二つだということで彼を贏政の身代わりとするため連れていきます。しかし、贏政は弟のクーデターによって追いやられ、影武者の漂は重傷を負ってしまい、死亡してしまいます。信は漂の代わりに待ち合わせ場所に向かい、漂が身がわりとなった王子・贏政と出会うことになります。こうして秦王室の権力闘争に巻き込まれた信は、その超絶の身体能力によって難局を乗り切っていき、贏政の復位を手伝うことになるのです。
秦の始皇帝(=贏政)と李信将軍の少年時代を描く成長物語。現在12巻まで出ています。

キングダム(KINGDOM)第12巻_原泰久

『キングダム(KINGDOM)』第12巻 飛矢

(原泰久。集英社。ヤングジャンプコミックス。2008年。514円)

12巻では秦国に侵攻した趙軍と王騎将軍率いる秦軍の壮絶な戦いが描かれます。過去の虐殺のため秦をひどく恨む趙軍が恐るべき敵となって襲いかかりますが、信率いるたった100人の特別部隊・飛信隊が敵将の首を狙って活躍します。


参照サイト
ヤングジャンプ
http://yj.shueisha.co.jp/
李信(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%8E%E4%BF%A1
秦王政(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%A6%E7%8E%8B%E6%94%BF

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墨家の男が城を守りにやってきた。ジェイコブ・チャン監督『墨攻』映画版。残念ながらのガッカリ映画
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中国の国名の漢字の意味を調べてみた。だいたいが「大きい」の意。
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ぐいぐい引き込む漫画力。呪術的観点からの『三国志』という驚異。大西巷一『女?(じょか)JOKER』
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いつも劉備の敵役にされていた曹操を主人公にした漫画。大西巷一『曹操孟徳正伝』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/10006115
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by xwablog | 2008-12-22 01:30 | 史劇
新連載「悪霊(シュトヘル)」開始。あと「のぼうの城」がイイ。『ビッグコミックスピリッツ』2009年4-5号
ビッグコミックスピリッツ』2009年4-5号

『ビッグコミックスピリッツ』2009年4-5号
(小学館。2008円。310円。)
新連載・伊藤悠「悪霊(シュトヘル)」
(のりつけ雅春「上京アフロ田中」、黒丸&夏原武「新クロサギ」、玉井雪雄「かもめ☆チャンス」、高橋のぼる「土竜の唄」、花咲アキラ&和田竜「のぼうの城」、せきやてつじ「バンビ~ノ!」、中原裕「ラストイニング」、細野不二彦「電波の城」、曽田正人「MOON-昴 ソリチュードスタンディング」、原克玄「みんな生きている」、真鍋昌平「闇金ウラジマくん」、一色登希彦「日本沈没」、浅野いにお「おやすみプンプン」、三上龍哉「鬼龍院冴子探偵事務所」、草場道輝「LOST MAN」、藤沢とおる「遠い星から来たALICE」、吉田戦車「スポーツポン」、小田扉「団地ともお」、長尾謙一郎「ギャラクシー銀座」、山田玲司「ココナッツピリオド」、松本太洋&永福一成「竹光侍」、ホイチョイ・プロ「気まぐれコンセプト」、中崎タツヤ「じみへん」)

『スピリッツ』で伊藤悠氏の新連載がはじまりましたね。1200年代の東ユーラシア・西夏が舞台という話。ここで「悪霊(シュトヘル)」と恐れられる女戦士の体に入ってしまった現代の高校生・須藤の話。いやー、楽しみですね。

あと、今回久々に読んでみて、あの『美味しんぼ』の花咲アキラ氏が和田竜氏原作で「のぼうの城」という戦国時代ものの漫画描いてるのには驚きました。しかも、主人公が成田長親というから驚きです。「のぼう」と侮られる忍城の城主・成田長親が、石田三成率いる豊臣軍と戦う話。おおお〜。なんか面白いぞ。
もしかして、マイナー武将を主人公にするのが流行ってるのか? 『信長の野望』で結構北条氏でやってましたが、この武将はいまいち印象に無いですね。成田氏長の従兄弟だそうです。

参照サイト
ビッグコミックスピリッツ
http://spi-net.jp/
成田長親(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E7%94%B0%E9%95%B7%E8%A6%AA

関連記事
マイナー武将・仙石秀久が主人公。戦国時代の真実の姿を描く! 宮下英樹『センゴク』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9919918
今川義元と太原雪斎が駿河の国を大きくしていく。宮下英樹『センゴク外伝 桶狭間戦記』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9850096
関東遠征の中でも、みんなしてわび数寄で大忙し。山田芳裕『へうげもの』第7巻
http://xwablog.exblog.jp/9374202
西夏国滅亡が迫る中、悪霊と呼ばれた女戦士が蘇る・・・。伊藤悠『シュトヘル(悪霊)』第1巻
http://xwablog.blog20.fc2.com/blog-entry-6.html
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by xwablog | 2008-12-21 01:54 | 史劇
沖縄系シャーマンの血統に連なる女刑事の活躍を描く。森ゆきなつ&高円寺雅彦『マブイノコトワリ』第2巻
サンワサプライの液晶モニタ用のクリーナーを買ったんですが、放置してたら中が乾燥しちゃって使い物にならなくなっちゃいました。もっと頻繁に使うもんなのか。

それはともかく。

マブイノコトワリ第2巻_森ゆきなつ

『マブイノコトワリ』第2巻

(森ゆきなつ&高円寺雅彦。ワニブックス。ガムコミックスプラス。2007年。600円)
「特捜研の新人・君塚の助力で復帰した天御宮祭は、飛び降り自殺が頻発する自殺団地の調査を行うが、久美子が白い男の策謀に巻き込まれてしまう。白い男の目的はついにここで新たな依り代を得て実行され・・・」

沖縄系シャーマン・ユタの血統に連なる女刑事の活躍を描く作品の完結編。
あの白い男は、ガイア教団の生き残りで、神・アプラサクスの降臨を狙うのですが、これを祭たちが防ぐことになります。
しかし、君塚くんとひっつくかと思ったら、そうはなりませんでしたね。

参照サイト
さぶろうぺーじ
http://saburou-p.sakura.ne.jp/
コミックガム
http://www.comicgum.com/
沖縄〜その不思議な世界(むぎ社)
http://www.mugisha.net/column5.html

関連記事
平凡社『世界の民族14 シベリア・モンゴル』。北ユーラシアの諸民族を紹介した一冊。
http://xwablog.exblog.jp/7160877/
トナカイ王ヴィノクーロフの生涯。ヴィシネフスキー『トナカイ王 北方先住民のサハリン史』
http://xwablog.exblog.jp/7335945
読めばその魔力に魅入られること請け合い。五十嵐大介『魔女 WITCHES』第1集
http://xwablog.exblog.jp/8505755
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by xwablog | 2008-12-20 05:11 | 日記
人気ゲームのコミカライズ作品。大崎充『新鬼武者』第1巻
新鬼武者01大崎充

『新鬼武者』第1巻

(大崎充。カプコン。2005年。800円)

カプコンの人気ゲームシリーズ『鬼武者』の新しいバージョン『新鬼武者』のコミカライズ。作画担当は大崎充氏。最近だと『グ・ラ・メ!』という首相官邸の料理人の話が凄い面白いですね。
この新鬼武者の主人公は、結城康秀と柳生十兵衛(女)です。

参照サイト
カプコンCAPCOM
http://www.capcom.co.jp/

関連記事
鳳には勝利したものの、燈は連れ去られてしまい・・・。佐藤健悦&吉野弘幸『聖痕のクェイサー』第05巻
http://xwablog.exblog.jp/9107352
疫病の流行で社会が変わり女将軍が生まれる時がきた。よしながふみ『大奥』第3巻
http://xwablog.exblog.jp/7920601
今度の『鬼武者』は結城秀康が主人公。『DAWN OF DREAMS』、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7280551
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by xwablog | 2008-12-19 01:51 | 史劇