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リトビネンコ事件の映画化が決定。ポロニウムの放射能で画面にちらつきとかが出たりとかはしない
そもそもジョニー・デップということころがわからないのですが。

ロシア元将校変死事件、ジョニー・デップが映画化へ 米誌
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200701140010.html
「ロシアの情報機関、連邦保安局(FSB)元将校のアレクサンドル・リトビネンコ氏が変死した事件を、米俳優ジョニー・デップが映画化する。米誌バラエティーが5日伝えた。
米映画会社ワーナー・ブラザースは、デップの映画製作プロダクション、インフィニタム・ニヒル社の代理で、リトビネンコ氏の死に関する本の映画権を取得した。デップはプロデューサーを務めるが、作品に出演する可能性もある。」
(CNN1月14日記事より抜粋。)

早っ! まだほんのこの前の話だというのに!
それにそれほど映画化に向くようなネタとも思えないのだが・・・・。

あと、マイケル・マンとコロンビアが所得する可能性もあったようで、なんかそっちの方がよかったような気もしないでも。

映画ついでに。
信じられないけど、『空の境界』が映画化されるとか。
うおお、型月は立て続けだな~。


参照サイト
映画版空の境界公式
http://www.karanokyoukai.com/
空の境界
http://www.typemoon.org/kara/

関連記事
墨家の活躍を描いた傑作漫画、酒見賢一・森秀樹『墨攻』が映画化。主演はアンディ・ラウ
http://xwablog.exblog.jp/10493682
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by xwablog | 2007-01-14 00:26 | ニュース
ブレダ開城の経緯がわかる。『歴史群像』2007年2月号。バルバロッサとかセミョーノフとかツィタデレとか
悔しいですね。久々にジュンク堂行ったんですが、読みたい本がいっぱいあるんですよ。もう、全部読めないのが悔しくて。ちょうど「文庫で読めない面白い本」だかのキャンペーンをやってて、いろいろ目移りが・・・
とりあえず、自分の部屋の積みあげた本をどうにかしよう。今年はホント、読む数増やしてこう、とか思ったり思わなかったり。

それはともかく。
昨日、本屋で見て買ってしまいました。はじめは買わないで我慢するつもりだったんですが。

歴史群像2007年2月号

『歴史群像』2007年2月号

(学研。2007年。1000円)
・ツィタデレ作戦
・墨子の兵法
・幻の海軍「空軍化」構想
・真説・加藤清正
・国産プロペラ物語
・ウェーク島攻略作戦
・ミシガン湖上の石炭空母
・伊藤甲子太郎
・細島泉
・フリードリッヒ・バルバロッサ
・白衛将軍セミョーノフ伝
・甲斐・躑躅ケ崎館
・重戦車TIGER I
・ブレダ開城

特別付録・帝国陸海軍戦闘機ガイド


何といっても「ブレダ開城」が我慢できませんでした。最近は三十年戦争あたりのものに餓えてるのですよ。オランダ独立八十年戦争は前に手を出そうかと思ったネタでもあるので大変楽しい記事でした。これあのベラスケスの有名な絵が載ってるのは当然ですが、さらに当時のブレダの地図なんて嬉しいものも載っています。これ見て買うの決めましたよ。

あとはバルバロッサの略伝みたいの。これも分かりやすい記事でとても良かったです。ああ、なんか中世ドイツ史もそろそろ手を出したいところではあります。

全然詳しく知らない人でしたが、読んでみたらセミょーノフがカッコよかった。日本との関連もあってなかなか興味深い。

躑躅ケ崎館の記事&イラストも良かったです。武田の城、というか館なのにそれほど巨大でもなく、武骨でもない。その理由とかも面白かった。

加藤清正は実はそれほど「精鋭」の兵士を持ってなかった。それゆえの鉄砲重視とかそいういう話は興味深かった。加藤清正は熊本の大名というイメージがあるけど、実際には短期間(11年)しか加藤家は統治してなかった。苛酷な収奪者だった清正が、その後良いイメージを持たれたのは後任の細川家の政策に寄るという。面白いなぁ。

墨子。映画は2月の3日から。どうしようかな~
あ、ソリマチ汗の方は見ない予定。

『歴史群像』は号によっては自分の好みとは大きく離れるネタばかりの時もあったんで、最近はトビトビでしか買ってません。でも、今号はなかなか良かったように思います。

悔しいといえば。
するー。自分も友人ヅラしてテレビ出て、悔しい悔しいってするー。
・・・で、金もらってんだろーなー、あいつは。
とか思ったり思わなかったり。

バラバラにするのは死体の処分に困るからだそうで、日本の住宅事情、どこに行っても人がいる状況の都市ゆえかな。
そういえば、日本で外食産業とラブホテルが発達したのは、住宅が狭いからだとか聞きました。


参照サイト
歴史群像
http://www.gakken.co.jp/rekigun/

関連記事
スペインの剣客の活躍を描く。ヴィゴ・モーテンセン主演の映画『ALATRISTE(アラトリステ)』見てきました
http://xwablog.exblog.jp/10174394


この記事へのコメント

すいません、

「ツンデレ作戦」

と読んでしまいました・・・orz
Posted by 蒸しぱん at 2007年01月13日 03:54

『ツンデレ作戦』
(東部戦線出版。1943年。390億円)
「那智洲学園のヒゲ部に所属する火虎アドル子は蘇連高校の須田林ヨシ夫に想いを寄せる女子高生。ともにヒゲ部同士ということで他の部員の手前、素直に領土が欲しいとも言えず悶々とする日々が続くことに。そんな中、両校の戦争がはじまり、アドル子はこれ幸いにと押しかけ女房気取りでモスクワの手前まで行くものの、プライドが邪魔して、つい各地で酷い態度をとってしまう。それでも一時はいい所までいくのだが、実は須田林は死んでしまった礼忍先輩のことが忘れられず、自分の名前が付いた街でアドル子を拒絶してしまうのだった。そして、あまりの事態に苦悩するアドル子は、ついにウクライナで最後の反攻作戦を実行する・・・」

たぶん、こんな感じ。
アドル子が須田林に「うっかり告白」するのは、ママイの丘の木の下で、です。
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年01月14日 04:13

追記・最近、「ツタデレ作戦」→「ツンデレ作戦」の意図的誤読のネタは各所で見受けられるようになりました。世も末です。
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by xwablog | 2007-01-12 00:22 | 書庫
オイラート汗と12世紀英国領の定義とかについて。『史学雑誌』第100編第1号。あと80編11号のランゴバルド族
ここのところ、使ってるMacintoshの調子がおかしいです。カタカタ音もかなり頻繁になってきた。そろそろヤバいかもしれません。内蔵HD換えるのがいいのか、もっと我慢してお金貯めるのがいいのか。
しかし、新しいMacを買うにしても、欲しいヤツは43インチのプラズマテレビが買えるような値段なんですよね。年収の何分の1だと思ってるかぁ!

それはともかく。
今年は積んだままだった『史学雑誌』を少しずつ読んでこうと決めたのでとりあえず2冊読んだ。

史学雑誌100_1

『史学雑誌』第100編-第1号
(史学会。1991年。860円)
・文治の守護・地頭問題の基礎的考察・・・三田武繁
・オイラット・ハーンの誕生・・・宮脇淳子
・2人の年代記作家はイングランドとノルマンディをいかにとらえたか オルドリク・ヴィタルとウィリアム・オヴ・マームズベリの場合・・・有光秀行
・書評『二重構造』(日本経済史6)・・・宮島英昭
・書評『フランス革命』(岩波セミナーブックス30)・・・遅塚忠躬

こっちは北アジアものとイギリスものが入ってる。オイラート(オイラット。オイラト。瓦刺)はアルタイ山脈以西にいたモンゴル系騎馬民族(の部族連合)。1449年の土木の変が有名。内容はオイラートの簡単な歴史をたどりつつ、君主称号に「ハン」をなかなか使わなかったのは何故かとか、使うためにはチンギスハンの血統が必要で権威付けにダライラマ政権が関係したとか。モンゴル系の歴史なんて素人なんですが(モンゴルの「右翼」「左翼」が南を向いて右左だとはじめて知ったくらい)、なかなか興味深い話ばかりでした。ロシア史との絡みでいうと、すでに17世紀初頭から交流があって、これにはトムスクの知事が交渉とかにあたったみたいです。1618年の中国への使節派遣の時に領土を通過させてもらっていて、その帰路にはオイラートの使節が一緒にモスクワまで行ってるとか。だけど、この時にオイラート側からはカルムイクを一緒に討伐しようとか持ちかけたせいで、好戦的だと見られて、交流しないようにトムスクの知事に通達が出てるとか。
ちなみにヴォルガ川下流に今もあるカルムイク共和国は、ジュンガリアから17世紀の前半に移住したオイラートの一部の人々の末裔。カルムイク人は北方戦争とかにも参戦してるので興味深い。
イングランドとノルマンディの記事の方は、11~12世紀に生きた2人の年代記作家の記述をもとに、当時のイギリスという国のとらえ方、概念を探るというもの。ノルマン朝といえば、ノルマンディー公ギヨームがイギリスを征服してウィリアム1世となって開いた王朝ですが、イングランドと現在のフランスのノルマンディ地方が同一の君主によって治めれていたからといって、その両方の土地がひとつの概念でくくられていたか?という点について語ります。2人の年代記作家オルドリクとマームズベリはともに同時代を生きた修道士で年代記作家で、さらに2人ともアングロ・サクソン人とノルマン人の混血であるという点が共通していて、年代記の中で使われる用語がどのように使われるかを探ります。で、2人がどう見てたかというと、より地縁的な結びつきを重視し、イングランドとノルマンディを同一のものとしてくくることはほぼ無かったようです。「ノルマン帝国」とか「アングロ・ノルマン王国」といった後世の歴史家たちが付けたような名称は、おおまかに全体をまとめて言うために目立つ共通項を名前にもってきただけで、実際にそのような内容があったわけじゃない、ということかな。

あと第80編-第11号の『史学雑誌』も読みました。この中にある「民族移動期におけるランゴバルド族の動向」(久野浩)が面白かったです。ゲルマン民族大移動とかいっても、その内容なんかほとんど知らないので、こういうのは楽しい。ランゴバルドももとはスカンジナヴィア半島にいて、南下してハンガリーに入り、そこからさらにイタリア、という流れで移動したわけですが、他のゲルマン人たちと比べると移動が少なめかな。それでもたいしたものですが。
「その際その息子の一人イルディゲスも若干の仲間とともにスラヴ人の許に亡命したのであったが・・・」という部分もあって、スラヴ人との関係が少し見えてるのも興味深かったです。ちなみにここで名前が出てるリシウルフの子イルディゲスの放浪と戦いの連続だった生涯の話がかっこよかったです。あと、ゲピド族を滅ぼす部分が燃えます。


『史学雑誌』といえば、少し前に出た9号には「7世紀中葉におけるアラブ・サーサーン銀貨の発行——アラブ戦士に対する俸給との関係から——」というのがあってこれは見てみたいなぁ。

まあ、こんな感じで徐々に溜めてた本を消化してかないと。

参照サイト
史学会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/hsj/

関連記事
ヴァイキングの物語。舞台は1013年のイングランド! 『VINLAND SAGA(ヴィンランド・サガ)』第3巻
http://xwablog.exblog.jp/7620925
ドイツ騎士団などによる北方十字軍についての記事も載ってます。『歴史群像』2008年4月号 no.88
http://xwablog.exblog.jp/8170006


この記事へのコメント

>史学

ここの会費は高いです・・・ちょっと貧乏人には手が届きません。

でも10号の「三十姓突厥の出現――突厥第二可汗国をめぐる北アジア情勢―― 」なんて、ちょっと面白そうですね。
Posted by 大鴉 at 2007年01月12日 23:25

>会費
私も別に会員というわけではなく、古本で手に入れたのでした。タイミングが合えば、まとめて売ってるので、安く買えるんですよ。

>突厥第二可汗国
自分もちょっと気になります。北アジアから南ロシア平原までの地域の歴史やその関連性とか、もっと詳しく知りたいですよね~
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年01月13日 00:37

私はオイラト族の留学生です。オイラト族はモンゴルの一部ではありません、自分の歴史、文化を持っています。皆さんは誤解しないように申し上げます。
Posted by パイタハン at 2007年03月16日 18:32

>パイタハン さん
ようこそ!
オイラト族の方からコメントいただけるとは嬉しいかぎりです。
それに日本に留学されているのですね。どうですか、日本は?
オイラト族の人とのことですが、どこの国のオイラト族なんでしょうか? 中国の新彊ウイグル自治区の出身ですか?
それに、オイラト族がモンゴルの一部ではないということですが、オイラト族の人は自分たちはモンゴル人とは違う、という意識を強く持っているということでしょうか?
自分は中国史や中央ユーラシア史は全然詳しくないので、そこらへんの詳しい話は全然知りません。「オイラト族 = モンゴル系の民族」という世界史の本や世界史辞典とかからの情報だけで書いてますので、間違ってたらごめんなさい。オイラト族の人たちがどこに帰属意識を持っているかという点など、日本だとどうしても情報源が限られてしまいますからね。
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年03月17日 04:01

いま「最後の遊牧帝国」という本読んでます。これにオイラトの話がいろいろ出てきます。読み始めたばかりですけど・・・・・
Posted by ボールペン at 2007年03月31日 08:26

>ボールペン さま
はじめまして。
『最後の遊牧帝国 ジューンガル部の興亡』ですね。講談社選書メチエの中のひとつ。
サイトからの引用によると、
「十四世紀、元朝が中国から撤退した後、中央ユーラシア草原は歴史の舞台から消えてしまう。しかし、モンゴル帝国の後裔たちは、各地で強大な遊牧王権をつくり、独自の文化を形成していた。そして十七世紀、ジューンガル部は大遊牧帝国を築きあげる。さまざまな言語の史料を駆使し、誰も語れなかつたオイラト民族の歴史を鮮明に描き出す意欲作。」とのこと。オイラートの歴史についてのようですね。珍しい。
今度チェックしてみます~

第1章 ジューンガルのガルダン、清軍に敗れる
第2章 モンゴル帝国の伝統
第3章 モンゴルとオイラトの抗争
第4章 オイラト部族連合と新しいモンゴル
第5章 十七世紀のオイラト
第6章 ジューンガル部の覇権
第7章 ジューンガル部の滅亡、その後
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年04月01日 02:50

返信ありがとうございます。私は中国新疆ウイグル自治区のオイラト族です。オイラト族は戦争や政治など原因でいろんなところに分散しております。ロシアカルムイク共和国、中国青海省、モンゴル西部の三つの県などです。もちろん、モンゴルの影響受けたものはあります。例えばモンゴル文字を借り改良し使ったこと。また長い間戦ったし支配されたし、隣ということもあったのが原因です。モンゴルの一部というのが最近のことです。その前はオイラトという名前ででてきます。ちゃんと国もありました。実際にオイラト人とモンゴル人があって話しすると通じません。もっと知りたい方がいれば協力します。もちろん 私にはモンゴルの友達もいますよ。

Posted by パイタハン at 2007年12月01日 16:16

追記
おお。中国の新疆ウイグル自治区の方でしたか。

管理人・馬頭
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by xwablog | 2007-01-11 00:19 | 書庫
2007年元旦のニュース。スパイだった司教とソマリア情勢。20070109
新年のニュースです。

スパイの過去認めた大司教が辞任 ポーランド
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200701070015.html
「ポーランドで7日、先日ワルシャワ大司教に就任したばかりのカトリックの神父が、旧共産政権時代にスパイとして活動していたことを認め、辞任した。ローマ法王庁(バチカン)の関係者などが明らかにした。
辞任したスタニスラフ・ビールグス氏は昨年12月6日、グレンプ枢機卿の後任として大司教に任命された。しかしその直後から国内メディアにより、1960年代後半から約20年間、カトリック聖職者の情報を当局に提供していた疑いが指摘されていた。」(CNNより抜粋。)

共産党時代の余波というか。「ただ、教会関係者の最大10%は、旧共産政権に意識的もしくは無意識的に協力していたとみられる。」とも記事にあるように、まあ、他の多くの人もやってんでしょうが、枢機卿のそれがバレたらやはり不味かったみたいですね。


そうそう。年末からずっと気にはなってたのがソマリア。

ソマリア暫定政府、ほぼ全土制圧
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070101STXKB010101012007.html
「ソマリアの首都モガディシオを制圧した暫定政府部隊とエチオピア軍は1日、イスラム原理主義勢力「イスラム法廷会議」が最後の拠点としていた南部の港湾都市キスマユに進軍、ゲディ首相はAP通信に対し「キスマユを掌握した」と語った。これにより暫定政府は、1991年以来無政府状態が続くソマリアのほぼ全土を制圧した。」(NIKKEI.NET。1月1日記事より抜粋。)

イスラム勢力、新たな拠点も放棄し敗走 ソマリア
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200701010018.html
「ソマリア南部キスマヨ――アフリカ北東部のソマリア情勢で、同国暫定政府は1月1日、首都モガディシオから敗走したイスラム勢力「イスラム法廷連合」(UIC)が新たな拠点としていた南部の港湾都市キスマヨを放棄、ケニア国境方面へ向けて逃走した、と発表した。エチオピア軍の支援を受ける暫定政府軍は追走している。」(CNN。1月1日記事より抜粋。)

しかし、展開が早いですよね。エチオピアが宣言したのが24日だから一週間でやったことになる。

エチオピアが開戦宣言・ソマリアのイスラム勢力と
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061225STXKB000625122006.html
「エチオピアのメレス首相は24日のテレビ演説で、ソマリア中南部の大半を支配するイスラム原理主義勢力「イスラム法廷会議」と戦争状態に入ったことを宣言した。AP通信が伝えた。エチオピアはソマリア南部の地方都市バイドアを拠点とする暫定政府を支援しており、24日には空軍機や戦車などをソマリア領内に投入、イスラム法廷の拠点を攻撃するなど攻勢を強めている。」(NIKKEI.NET。12月25日記事より抜粋。)

Somali Islamic stronghold falls
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/6222211.stm
「ソマリアのイスラム教勢力の要塞陥落。エチオピアに支持されたソマリアの暫定政府は、南部にある港湾都市キスマヨ(イスラム教徒民兵の最後の要塞であった)を掌握したと宣言しました。 イスラム勢力は後退し、エチオピアの航空機によって支持された戦車と軍隊が都市に入りました。首相は、和平調停者を送るようにアフリカ連合に促して、武装を解除した兵士のために恩赦を提供しました。イスラム教徒は昨年ソマリアを貫きました、そして、キスマヨからの彼らの後退は主要な反転と考えられます。SomaliアリモハメドGhedi首相はAFP通信社に言いました: 「キスマヨが政府の手に既にあります。」 「イスラム教徒は逃走しました。」

BBCの記事の英文の一部を翻訳サイトでの訳をちょっといじったもの。やはり日本で流されるニュースとは報道の姿勢が違いますね。

ソマリアで住民デモ、エチオピア駐留と武装解除計画に抗議
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200701070009.html
「アフリカ東部ソマリアの首都モガデシュで6日、400人規模の住民デモがあり、参加者らがタイヤを燃やしたり、車を略奪するなど暴徒化した。
デモは市内南部の広場で行われ、参加者らは、暫定政府に肩入れし同国に駐留しているエチオピアの打倒に向けて気勢をあげ、武装解除計画への抗議を表明した。」(CNNより抜粋。)

そうそう。イラクとスリランカと北東インドではテロがバコバコ起こってますね。

解放のトラ連続テロか、スリランカで20人死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070106-00000212-yom-int
「スリランカからの報道によると、南部アンバランゴダで6日、走行中のバスの車内で爆弾がさく裂、乗客少なくとも15人が死亡、約40人が負傷した。自爆テロとみられる。」(読売新聞より抜粋。)

これは解放のトラみたいです。

新駐日大使にベールイ氏=ロシア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070107-00000066-jij-int
「タス通信によると、ロシアのプーチン大統領は7日までに、駐日大使にミハイル・ベールイ前駐インドネシア大使を任命する大統領令に署名した。」(時事通信より抜粋。)

まあ、何か日本のニュースに出たりとかはしない人ですが、一応。
前の大使はアレクサンドル P. ロシュコフ (Alexander P. Losyukov)氏でした。あ、まだ交代してないか。

<ベラルーシ>ロシア産石油の欧州向け供給停止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070108-00000074-mai-int
「からベラルーシを経由しポーランドとドイツに輸出されているパイプラインによる石油供給が7日午後10時(日本時間8日午前6時)以降止まっていることを明らかにした。ポーランドは石油備蓄があり、市民生活などに影響は当面、出ない見通しだが、欧州連合(EU)がロシア、ベラルーシ両当局に原因解明を要請するなど、欧州側に懸念が広がっている。」(毎日新聞より抜粋。)

<カザフスタン>首相辞任、内閣も総辞職
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070108-00000067-mai-int
「インタファクス通信によると、中央アジア・カザフスタンのアフメトフ首相が8日、辞表をナザルバエフ大統領に提出、大統領が受理した。首相の辞任に伴い、内閣も総辞職した。」(毎日新聞より抜粋。)


あと魚の話。

カスピ海産キャビアの輸出を再開、保護対策強化受け
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200701030007.html
「絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引を規制するワシントン条約の事務局は2日、カスピ海の野生チョウザメ類からとれる高級食材キャビアの輸出を2007年に認める、と発表した。
輸出割当量は約96トンで、05年と比べ約15%減。同事務局は昨年、カスピ海のアゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、ロシア、トルクメニスタンの輸出国がチョウザメ保護に消極的などとして、06年の輸出を禁止していた。」(CNNより抜粋。)

まあ、チョウザメは早い内に絶滅するでしょう。その前に稼いどこうということなのかも。

「キャビア業界は、不法漁獲は年間、約100トンに達すると見ている。世界に流通するキャビアの9割はカスピ海産。」
だそうです。あれ? 昔は南ロシアだかにも居たような気がしますが。『ヒストリエ』でもありましたよね、そういう話。
まあ今後一生食すこともないでしょうが、何かあって食べることになったら、カスピ海のチョウザメ絶滅に加担してると思いながら食べることにします。

インドネシア第1王女、たこ焼き店開
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070106-00000004-yom-int
「インドネシアの古都ジョクジャカルタで昨秋、現地の王室のグスティー・パンバユン第1王女(33)が誘致した「TAKOYAKI(たこ焼き)店」がオープンし、人気を集めている。
 「日本の庶民の味」にほれ込んだ王女が出店を熱望し、たこ焼きなど粉食の普及に取り組む日本コナモン協会(大阪市)の協力で実現した。街には昨年5月のジャワ島中部地震のつめ跡も残り、関係者は「被災者らも元気づけられれば」と、テント生活が続く人々にたこ焼きを振る舞うことも検討している。」(読売新聞より抜粋。)
インドネシアは共和政ではあるけど、一部に王室が残ってる地域もあるそうで、ジョクジャカルタもそうだとか。そういや昔、『料理の鉄人』だったかで、料理作らせたのはインドネシアだったっけか? タイ?

おまけ。

Vistaには「恥ずかしい壁紙を隠す機能」がつく
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061219-00000010-giz-ent
「Windows Vistaには、我々が待ち望んでいた機能が、とうとう搭載されるようです。「プレゼンテーションモード」とは、プレゼン中にパソコンがスリープモードに入ることを防いでくれる機能なのですが、同時に、なんと
「あなたのデスクトップ壁紙を、無難なものに変えてくれる。つまりあなたがいつも使っているビキニのグラビアアイドル写真の壁紙を、上司や顧客が間違って目にするといったことが起きなくなる」
んだそうです。」

あと、最近、宣伝ブログ、意図のよくわからない作ったばかりみたいなブログ(基地外が何かしらの意図を持ってトラバしてきてる?)があったりしてトラバがうざいです。トラバやめちゃうか制限するかもしれませんがあしからず。

あと感想も。
佐原あすの『ほしのこえ』を単行本で読んでたら泣きそうになった。



この記事へのコメント

ポーランドにおける大司教辞任のニュース。東欧各国では「共産主義と関わっていなかったこと」が積極的に評価されるべきアイデンティティになっているのかな、という気がします。ちょっとした役職ならともかく、大司教くらいになると、共産政権に協力などしていない「きれいな体」の人が求められるのでしょう。現在の旧東側諸国の政治風土を考える上で、何となく興味深い話です。
しかしこの大司教の名前、ポーランド語だと「スタニスワフ」と発音するはずですが、英語表記に引っ張られたのか「スタニスラフ」にされていますね。ポーランド語…やっぱりマイナーなのかなあ?
Posted by 奥野 at 2007年01月10日 03:52

>マイナス評価
かつてあれだけ重要だったものが、今となってはマイナスポイント扱い・・・。
このマイナスイメージそのものが、共産党政権崩壊以前からの「持ち越し」なのか、それとも崩壊によって「誕生」したものなのか。そこらへんと合わせて「きれいな体」を考えると面白いかもしれません。
あと、どこまでが良くて、どこまでが良いのかとか。

>スタニスラフ
あ、ほんとだ。
多分、記事書いた人も特にポーランドのニュースを見たわけじゃなく、英語の記事を見てやったんじゃないでしょうか。
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年01月10日 05:14
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by xwablog | 2007-01-09 00:17 | ニュース
壮大すぎるアレクサンドロス大王のドラマに感動。安彦良和『文明の道 アレクサンドロス』
元旦の深夜に映画『アレキサンダー』がやってましたね。その繋がりで安彦先生の『アレクサンドロス』を読みました。
実はこれ、一ケ月くらい前に買ってたんですが、時間が無くて読めなかったもの。

NHKスペシャル文明の道1 アレクサンドロス

『COMIC Version NHKスペシャル文明の道1 アレクサンドロス 世界帝国への夢』

(安彦良和・NHK「文明の道」プロジェクト。NHK出版。2003年。1600円)

マケドニアの王子として生まれ、20歳でマケドニア王となり、ペルシアを征服し、中央アジア、インドにまで遠征した偉大な征服者・アレクサンドロス大王の生涯を漫画にした傑作。
いやこれホント面白い。もう「文明の道」なんて関係ないです。というか、「文明の道」のメディアミックス(って言うのか?)に乗っかって、描きたいことを好きなように描いたような作品。いつもの安彦先生の作風です。星野之宣先生が『宗像教授』で描いた『文明の道 クビライ』とは好対照です。あっちは「文明の道」の内容を消化しながらも自分の作品の中に上手く融合させてひとつの作品に仕上げてますから。安彦良和版「文明の道」は、テレビとかで言ってたような説明的な内容はほとんど触れることは無く、アレクサンドロス大王とその大事業に関わった人々の心理面や人間関係といったものを上手く描きだしています。いやー、映画の『アレクサンダー』観た後だっただけに話の作りの上手さを心底感じました。『我が名はネロ』もよかったけど、こちらも上手く一巻でまとめてます。長生きして、死ぬまで漫画描いて欲しいですね。あといくつ歴史漫画描いてくれるのかな~。

しかし、オリバーも『アレキサンダー』を映画にするなら、イッソスかガウガメラまでにしとけばよかったのに。そこまでの遠征部分における人間関係に焦点をあてればカッコよく気持ちいい映画作れたのになぁ。裸シーンばっかりより、戦闘シーン中心で。女が出したいなら、あんな母親役じゃなく、バルシネからめて上手くやれたんじゃないか、とか思います。まあ、オリバーのやりたかったのはそういうのではなかったんだろうけど、作ったのがあんま面白く無いのが問題かも。

そうそう。映画『アレキサンダー』ではプトレマイオス(プトレマイオス朝エジプトの開祖)がエジプトを支配した後、書記に記述させるためアレクサンドロスのことを語る、という形で話しをしますが、漫画の『アレクサンドロス』はリュシマコスを語り部としています。年老いたリュシマコスの語り口は泣かせます。

あ、ちなみに漫画の中で、『ヒストリエ』の主人公エウメネスもちょっとだけ出てきます。

参照サイト
安彦良和の宮殿
http://www.asahi-net.or.jp/~sj2n-skrb/yas/
デジタル・クワルナフ
http://www.toride.com/%7Edigxwa/
アケメネス家の系図
http://www.toride.com/%7Edigxwa/digxwaFiles/genf/g_akemenesu.htm

関連記事
こうしてエウメネスはマケドニアへ・・・。岩明均『ヒストリエ(HISTORIE)』第5巻
http://xwablog.exblog.jp/10403921
17世紀イタリア絵画、コルトーナ「ダリオの敗北」のポストカードを調べる
http://xwablog.exblog.jp/7293902
ネタの中心はアレクサンダー大王。『シルクロード紀行29』マケドニア・ブルガリア、という記事
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この記事へのコメント

松の内が終わりそうなので、そうなる前に新年のご挨拶をしておくべきでした。
あけましておめでとうございます。

アレクサンドロスについて書くなら、やはり前半のペルシア帝国を一気に征服していくところと後半の尾羽打ち枯らして(と言うとちょっと言い過ぎですが)インドから引き返すところはやはり書いてほしいなあと思うので、前半だけで終わらせるのはちょっともったいないなあと。あの映画の場合は後半部分に偏りすぎだったとおもいますが…。トロイ訪問の話とか、エジプトでの話とか位は入れてほしかったですね。
Posted by ひで at 2007年01月07日 19:40

あけおめです~

>アレキサンダー
全部やるならやっぱりドラマにして24話~50話くらいに! 確かにトロイ訪問やエジプトでファラオになるとことか、いいエピソードはやってほしかったですね。自分的にはゴルディオンのとことか。
まあ、2時間~3時間が限度の映画ならどこかに絞って欲しかったなぁ、ということで。ハリウッド的なアクション大作作るならペルシア戦がいいかと。

映画と漫画でまたアレクサンドロス熱が上がってきました。ついつい『世界の戦争1アレクサンダーの戦争』を読み直してしまいましたよ~
やっぱり面白いですね~
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年01月08日 03:19
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by xwablog | 2007-01-02 00:11 | 史劇
哀れみと施しの交換経済。中世ドイツの乞食や詐欺師についての本『放浪者の書 博打うち 娼婦 ペテン師』
どうも~。部屋が全然片づかない馬頭です。
とりあえず、テレビとほとんどの漫画は処分することを決意。漫画は今のところ歴史系漫画と『ガンスリ』と『ゆびミル』と『宗像』と『はやて』あたりは残すつもり。

それはともかく。
2007年はじめての歴史書は、これ。

放浪者の書ハイナーベーンケ

『放浪者の書 博打うち 娼婦 ペテン師』

(ハイナー・ベーンケ&ロルフ・ヨハンスマイアー編。永野藤夫訳。平凡社。1989年。2300円)

15世紀あたりのドイツでの放浪者・乞食たちを取り扱った本。
ヨーロッパにおける貧しい者への施しは、キリスト教と結びついてその普及が進みました。

「法律より信仰によって、公の秩序より各市民の分別によって、貧民をふみつけてゆたかになった者の良心の痛みによって、守られていたのだ。これは、都市と浪費の歴史の裏面である。物乞いの歴史、みずから進んでなった、別の貧者の歴史---「キリストにおける」貧者の歴史である。」(P23)

ヨーロッパでの施しの歴史は古い。それはカロリング朝のカール大帝にまで遡ることができるとか。15世紀でさえ700年も前の話。カール大帝は弱者・貧者を「捨てられた民の特別人頭税」で特別に保護していました。しかし、時代は下り、15世紀にもなると、そうした保護策は残がいしか残っていません。さらに、当時の領主たちは経済的負担が大きくなり、それを住民たちに課したため、多くの貧民が流出することになります。そんな時代的背景の中、貧者と富者、そのそれぞれを批判する人々の証言などを元に、当時の貧者、乞食たちの姿を見せてくれます。
施すことで天国への道、救いを手に入れる人々と、それを見込んで物乞いをする人々。貧者には本当の貧者、経済的に破綻し、そうならざるえないがためにそうなった人々がいたものの、さらにそうして施しを出させてそれで生活しようとする詐欺師たちが多数いました。彼らは大げさな身振り手振り、芝居や口上で不幸振りをアピールし、人々からお金などを手に入れました。施す人々も自分自身の魂の救済のために、天国に入りやすくなるために、施しを行いました。こうした関係が、さらに貧者を維持したのでは。基本的には施しはその場しのぎでまったく解決にはならない行為で、富者と貧者の不健全な経済行為でしかないわけで、システムとしてそうした人々を救済・補助することが行われるようにならないと、どうにもならないかと。キリスト教的施しはまさに前時代的で現在ではより根本的な解決が求められべきかと思われますが、実のところ、現在でもこの施しは社会的救済システムの一部を担い、機能しています。これによって各種勢力が力を得るのですが、それは今後経済的な破綻・困窮・両極化が進むことでより顕著になるのでは。

「この連中は生まれつき役立たず、大食い、無精、卑劣、うそつき、いかさま博打うち、手品使い、神をけがす者、盗人、追い剥ぎ、人殺し。頑丈だが、神と世間の役には立たない」(P22)

15世紀当時、一部のモラリストたちには、物乞いをする貧者たちはこのように見られていたわけです。本物の貧者と偽物の貧者の区別はなかなか困難ですが、なんにせよ貧困は犯罪の温床というわけです。現代の日本でも貧困層が増えれば犯罪が増えるだろうと容易に想像できるのですが・・・。今後、日本が貧者と犯罪者をひとくくりにして扱うのかどうかが興味深い。

あ、本の感想を言うの忘れてた。
本はそれほど厚くなく、200ページほど。手軽だし、当時の社会生活の一端を見せてくれて楽しめます。
実はこの本、数年の間ずっと探してたのですが、この前神保町に行った時に発見しました。この日はさらにもっと前から探してた『アルメニア史』も手に入れてホクホクですよ。


関連記事
1600年に行われたパッペンハイマー裁判の詳細。ミヒャエル・クンツェ『火刑台への道』
http://xwablog.exblog.jp/10272518


この記事へのコメント
> ほとんどの漫画は処分することを決意

ほぁっ!?
それはもう古本屋さんを呼びつけるレベルの大変革じゃないですか。
なんというか 「オラもそろそろ本気だすか!」 ガシャンガシャン!
(胴着と靴を脱ぐ音)、というシーンが目に浮かびます。

今年の馬頭さんは本気だ!
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
Posted by 蒸しぱん at 2007年01月03日 22:42

>本気
いやいや、なんというかもう追いつめられただけ、というような感じですよ。
なんとかしないと~
Posted by 孫馬頭 at 2007年01月04日 01:59

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。しかし、馬頭さんのところは暮れも正月もなく、相変わらずのフル操業ですね。

ほとんどの漫画は処分。さらっと書かれていますが、僕も我が目を疑いました。全ての財を捨てて修道院にでも入るつもりですか?
僕の思うに、馬頭さんの部屋はすでに、あれだけの量の書籍を置くことでバランスが取れてしまっているのではないかと。漫画がなくなったら、片舷だけから荷物を降ろした船のように転覆する恐れがありますよ。くれぐれもお気をつけ下さい。
Posted by 奥野 at 2007年01月06日 00:59

あけおめです~
フル自転車操業ですよ~

>バランスが取れて
帆船時代の戦艦は積載バランスを取るため、かならず左右両側に同数の大砲を置いたとか。

そういえば、鉄筋の部屋でもやっぱり荷重で傾いたりたわんだりはするとか聞いた憶えが・・・
き、気をつけます~(何に?)

それはともかく。
もしも身近に「漫画はすでに紙袋6袋分くらいは処分しましたが、今日はもう4冊買ってきた」とか言い出す人がいたとしたら、それは、どうしようもない人です。
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年01月06日 17:37
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by xwablog | 2007-01-01 00:06 | 書庫