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とうとう2人でエストリアへ!『プライベート・プリンス』第3巻という記事
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2006年07月31日
とうとう2人でエストリアへ!『プライベート・プリンス』第3巻

実はロシア旅行から帰ってから、先週までずっと、毎日パスタを食べてました。パスタと納豆ごはんとメロンパンを順繰りに喰うような感じで。毎日同じ食事でも全然飽きない人間なのでなんとも思いません。
で、ちょうどソースと麺が切れたのでカレーに変えたのですが、また今日からパスタに戻りました。最近微妙にソース作りに失敗してますが、今日のもやっぱり少し酸味が強いのを作ってしまった。いつも通りなのに、なんでだろう。

それはともかく。
先週はいろいろ書くのがあってこれを後廻しにしてました。

プライベートプリンス03


『プライベート・プリンス』第3巻
(円城寺マキ。小学館。2006年。390円)
「自分たちの恋について悩み、もどかしいウィルフレッドと都の2人。都の母親は2人の仲を知って妨害しようと画策し、料理人の小野寺をけしかける。小野寺が思いの外熱く迫ってくることにとまどう都。そして自分の立場を痛感する。しかし、彼女の悩みを吹っ切させるため、ウィルフレッドは彼女をエストリアへと連れていくのだった・・・」



ウィルは、はじめの内は、コンドームが無いから姫はじめが出来ない!、とか言ってますが、中盤で自分の立場を思い知らされ悩む都に。どうもできません。
今までは互い相手(とのセックス)に夢中だったので気付かなかったわけですが、ここに至り、母親の妨害が功を奏し、都はすっかりトーンダウン。自分が「王子」の相手に相応しくないのはわかってたようで、苦しみます。
そこで、ウィルは自分の国に都を連れてって取り込んでしまおうとします。
しかし、エストリアにはウィルの兄で王位継承者たるアルフレッドが。アルフとウィルの関係は微妙なようで、しかもアルフの方が一枚上手。ちょうど途中で終わってしまってますが、続きはどうなることやら。

ここまで読んでくると都のうじうじ具合より、ウィルの対応のまずさの方が目立ちますね。わがまま王子だからか、いちいち感情的になってガキっぽいという面が、この2人のギクシャクの主要な原因じゃないかと。まあ、そこがこの物語を面白くしてるのかもしれませんが、都がウィルのどこを好きになったのかというのが「精神面」のことではないのがハッキリしてきました。えー、つまり「ルックス」「家柄(研究の利用価値)」「セックス」という、かなり現物支給型の恋愛ということ?
今のままでは、もうひとアクション欲しいところ。たぶん次の巻あたりで終わりそうな気もするので、何かやってほしいですね。


Posted by 管理人・馬頭 at 12:38 |Comments(0) |TrackBack(0) | 漫画

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関連記事
鳴り響くファンファーレが知らせるのは、ドツボに嵌まったロイヤルロマンス。『プライベート・プリンス』
http://xwablog.exblog.jp/7751535/
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by xwablog | 2006-07-31 03:14 | 史劇
カモッラをネタにした超常パルプフィクション! 成田良悟『バッカーノ!』シリーズ
古い記事です。

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2006年07月30日
カモッラをネタにした超常パルプフィクション! 成田良悟『バッカーノ!』

今日は寝ようと思って布団に入ったものの、興奮して寝つけない。しょうがないので、何か記事でも書いておこうかと思います。

とりあえず、最近読んだライトノベルでも。

バッカーノ!01


『バッカーノ! The Rolling Bootlegs』

(成田良悟。イラスト/エナミカツミ。メディアワークス。電撃文庫。2003年。570円)
「マフィアと並ぶイタリア系の裏組織・カモッラ。1930年のニューヨークで、カモッラのひとつ、マルティージョ・ファミリーに席を置くフィッロは、若くして上級幹部の仲間入りしようとしていた。しかし、その昇進の儀式が行われる日は、波乱のはじまりとなる。マルティージョの幹部のマイザーは、実は数百年前に悪魔との契約によって、不老不死になる薬を手に入れ、仲間とともにそれを分け合い、殺し合っていた。その時の仲間の一人セラードが、その薬を手に入れ、そして偶然にも奇妙な関わり合いによって、マウザーと再会することになり・・・」


作者の成田良悟氏も書かれてるように、『パルプフィクション』的な別個の話の集合体が統一された話となる構成の群像劇。

軽妙な文体とテンポの良い会話。錬金術師たちが手に入れた「不老不死の薬」というアイテムの特異性を活かしたトリックと展開。話の構造が相互に連結して集約的にラストに向かうそのよどみの無さ。どれもが上手く組み合わさって、たいへん面白い読み物として作られています。超常的要素がありつつも、キャラクターたちの生き生きとした動きが冴えてます。
驚いたことにこの成田良悟氏は、この『バッカーノ!』がデビュー作で、2003年の電撃ゲーム小説大賞金賞受賞だそうです。
説明不足とキャラの活躍が分散化して希薄な点が多少あるものの、読みやすさや、ぐいぐいと引き込む魅力というのがはっきり分かる良作です。

これ一作だけ読むと続きは無いかのように思えますが、続編も出てるようです。

アメリカ、禁酒法時代を舞台にした作品はいくつかありますが、それにオカルトというかファンタジー要素を混ぜた作品というのはなかなか親和性がありますね。最近でいうと『俺と悪魔のブルーズ』とか『宵闇眩灯草紙』の6巻とかかな。
そういや、『俺と悪魔のブルーズ』でも言ってたけど、禁酒法って酒の販売・製造は禁止してるけど、自宅での飲酒は禁止してないとか。

ウィキペディア(Wikipedia)の「アメリカ合衆国憲法修正第18条(禁酒法)」の項目を見ると、なかなか興味深い。
禁酒法が制定されたのには三つの要因「清教徒的倫理観」「第一次世界大戦による穀物不足」「酒業界を仕切るドイツ系への反発」があったとか。

禁酒法のアメリカを紹介する本は数少ないようで『禁酒法ー酒のない社会の実験』(岡本勝。講談社現代新書)というのが代表的だそうです。
ミステリ関連のサイトでその内容が分かりやすく紹介されてました。先の三つの要因の他にも、酒がもてなしの基本だった社会ということ、新移民がカトリックであったということ、あと女性運動の活発化とかも影響したとかいうことです。時代状況が許せば、こんな法律も通ってしまう民主主義。まあ、結局ザル法でしたが。

ちなみにカモッラは、イタリア・ナポリの監獄の内部で形成された組織。19世紀のはじめころにはしっかりと存在したとか。暴力的だが陽気でオープン。


参照サイト
成田良悟公式
http://www2.tba.t-com.ne.jp/taoru/resistance/
電撃文庫
http://www.mediaworks.co.jp/users_s/d_hp/index.php
中原行夫の部屋・ミステリ資料室-----禁酒法
http://homepage1.nifty.com/y_nakahara/hammett3.html

Posted by 管理人・馬頭 at 06:23 |Comments(29) |TrackBack(0) | 本<小説> , 歴史

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これ、今秋にアニメ化されました。

参照サイト
バッカーノ・アニメ公式
http://www.baccano.jp/
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by xwablog | 2006-07-30 03:12 | 史劇
「メッコ岩魚の怪」の衝撃。・・・『釣りキチ三平』を久々に読んで。という記事
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2006年07月30日
「メッコ岩魚の怪」の衝撃。・・・『釣りキチ三平』を久々に読んで。

『釣りキチ三平』第16巻(矢口高雄。1976年)に収録の「メッコ岩魚の怪」という話をご存知でしょうか。三平とじいちゃんが岩魚釣りに行って、その川に片目の岩魚がたくさんいるという謎を解き明かすというものですが、久々にこれを読み直す機会があり、しっかりと堪能させてもらいました。自分にとって『釣りキチ三平』のさまざまな話の中で、忘れずに印象に残っている度合いでは、カジキマグロ釣りと双璧を為す話です。(他にもオモリを投げる競技の話とか潟でハゼを釣るのや毛針やルアーの話とかも結構印象的だった気もしますが、このふたつがずば抜けてた)

「な、なんでえあれは・・・い、岩が青白く光ってる・・・」



しかし、この話のオチ・・・・河岸にある「ウラン鉱」から放たれる放射線によって片目になってしまう、というなかなか(今思うと)シュールなもの。科学的にもそんなのありえんのかい、とか考えてしまいますが、これを読んだ子供のころは、素直に納得し、スゲーと思っていたのですよ。別に話も凝ってないし、ネタも単純だけど、自分にとってはまさに「心に残る」作品となったわけです。
そしてさらに凄いのは、これが今も面白いこと。私みたいに無駄な人生送ってきて袋小路の思考しかできなくなると、今この話を読んでも、どうでもいいような小理屈ばかり思い浮かべてしまいますが、・・・・それでも、それでもなお面白いんですよ。
うーん、自分の死にかけた感性では、もはやこれに対する感想をうまく言葉にすることはできないのですが、当時には当時の、今には今なりの感じ方があったということかな。

なんか、話を広げられなくなったので、おわり。

参照サイト
矢口高雄公式
http://www.sampei33.jp/
 
Posted by 管理人・馬頭 at 05:04  |Comments(0) |TrackBack(0) | 漫画

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by xwablog | 2006-07-30 03:08 | 日記
メガネとか、髪とか、雰囲気とか! 大石まさる氏『水惑星年代記』という記事
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2006年07月29日
メガネとか、髪とか、雰囲気とか! 大石まさる氏『水惑星年代記』

不機嫌きわまりない気分で帰ってきたとしても、食事をしてお腹が膨れると、結構収まってきたりするから不思議だ。
こーゆー人間が餌付けされやすいんだろうなぁ〜

それはともかく。
大石まさる氏の新連載。『水惑星年代記』が単行本になりました。

水惑星年代記大石まさる


『水惑星年代記』
(大石まさる。少年画報社。2006年。762円)
「雪の降るある日、軌道エレベーターに勤務する茉莉は、ひさびさに実家に帰省した。それは自分の恋人であるエイブラハムズに手紙を届けるためだったのだが・・・・」



近未来が舞台。軌道エレベーターの完成により、宇宙はより身近な存在となっています。しかし、人間はそんなに変わったとはいえないようで、人を愛したり、好きになったり、悩んだり、喜んだりと、いつも通りの大石ワールドが展開されます。
短編が8本。紹介文に書いた話は『空からこぼれた物語』に収録されている『LETTERS』の続編『LETTERS2』です。
しかし、連載で読んでいたとはいえ、やはり『宇宙を向いて歩こうin winter』はえがったです。何が良かったかといえば、「メガネとか、髪とか、雰囲気とか!」(ぇー。
いやもう、この単行本におけるひとつの頂点がここかと。


軌道エレベーターといえば、ちょっと前、軌道エレベーターの実験に成功してましたね。
気球から吊るしたケーブルで疑似的に作った軌道エレベーターに、ロボット昇降機を登らせるというもの。
これが実用化されれば、宇宙までこのエレベーターを使って安価かつ安全に行けるらしい。確かアシモフだか誰かの有名なSF作家は、合成したダイアモンドみたいので建造するといいとか言ってたな。
軌道エレベーターを登場させる漫画といえば『まっすぐ天へ』ですが、他にも『エグザクソン』とか『ダーク・ウィスパー』とか『セラフィックフェザー』とか『銃夢』とか『サイレントメビウス』とか!
あと、この前やったアニメ『エウレカセブン』でも登場しましたね。


ついでに関係ない話でも。

おお。ユコスなくなっちゃうのか。

<ロシア>石油大手ユコス、倒産決定 全面解体へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060726-00000022-mai-int
「ロシア政府による巨額の追徴課税を受け、破たん状態となったロシアの石油大手ユコスの債権者集会が25日開かれ、同社の破産と清算開始を承認した。ソ連崩壊後、ロシアで台頭した新興財閥を代表するホドルコフスキー元社長が創立した国内最大の石油私企業は事実上、全面解体されることになった。」
(ヤフーニュース。毎日新聞7月26日記事より)

まあ、追徴課税がどっぷりぶっ掛けられたんじゃ仕方ないか。


参照サイト
大石工画店
http://www2.tbb.t-com.ne.jp/ohishi/
「宇宙エレベーター」空中昇降テストに成功」(HOTWIREDJAPAN)
http://hotwired.goo.ne.jp/news/20050929301.html



Posted by 管理人・馬頭 at 23:06 |Comments(0) |TrackBack(0) | 漫画 , ロシア・CIS


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この漫画、現在も続刊出てます。非常に面白い! オススメ。


関連記事
『pen』2007年8月1日号・特集・ロシア航空宇宙庁・NASA現地取材 宇宙へ
http://xwablog.exblog.jp/7440310
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by xwablog | 2006-07-29 03:08 | 日記
コミック電撃大王の戦う女の子たちの話をふたつ買った。片方は『ガンスリンガーガール』7巻
古い記事です。

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どうもー。付属のからしを全部入れた辛いインスタントラーメンを食べたら指先がしびれ始めた馬頭です。
同人誌作成のために参考にしてたメインの本、成文社の『イヴァン雷帝』の貸し出し期限が切れてしまった。すぐには貸しなおしてくれないので作業ができんのです。ピンチだ!

それはともかく。
月末ともなると漫画が出まくって大変ですよ。今日も2冊買いました。『Gunslinger Girl』の7巻と、『はやてXブレード』の5巻。どっちもメディアワークスの。

GUNSLINGER GIRLガンスリンガー・ガール第7巻相田裕


『GUNSLINGER GIRL(ガンスリンガー・ガール)』第7巻
(相田裕。メディアワークス。電撃コミックス。2006年。550円)
「担当官を亡くし、その記憶すら無くしたクラエスは、寮の中で静かに暮らすが、それでも過去の出来事が彼女の無意識に働き掛ける。新しく寮にやって来たペトラは、そんな彼女が気になり、担当官のサンドロが言うように『観察』してみるのだが・・・」

今回の表紙は大人変装してるトリエラとクラウスの2人。とはいっても、クラウスの方は高校生風な設定ですが。中表紙はこの前の『電撃大王』の表紙で使われたペトラ。

この巻では、ジャンとジョゼの兄弟の父親が殺されたクローチェ事件をひとつの軸に、「過去と理由(動機)」をテーマとした話が語られます。全体を通してペトラが登場し、前半はクラエス、後半はトリエラが関わっていくことに。また、3人の義体がそれぞれ変装をしてみせてくれます。大人トリエラや高校生クラエスは、意外にも違和感なかったです。まさに「大人になったら(大人になれたら)」こんな感じ、というものでしょうか。
前半の湖に行く話も、後半の検事を護衛する話も、ともに流れがスムーズで読みやすく、キャラクターの会話がうまく組まれていて楽しかったです。アクションシーンの挟み具合も絶妙で、この二つの話にはよく合ってました。
久々にクラエスの活躍が見れるのでクラエス派の人は喜んでいることでしょう。このまえから登場の新キャラ・ペトラは、とても「良く動く」キャラで、活きがいい。前の巻では経緯と紹介で終わってしまったけど、この巻からは話もさらに動きはじめてるみたいで先が楽しみです。
それにしてもトリエラは良く撃たれる娘ですね。あえて言うとトリエラ派の私としては、それが彼女の良さなんだ、と言っておきます。(どんな良さだ)

単行本で買いたい本が多いから、わざと雑誌は読まないようにしてる『コミック電撃大王』ですが、読みたいもののひとつがこの『ガンスリンガーガール』。しかし、『コミック電撃大王』の作品群の中でシリアスな『ガンスリンガーガール』は異色の存在とも言えるかもしれません。


ああ、しかし、今日出てるかと思ったシギサワカヤ氏の『箱舟の行方』は売ってなかった。Amazonとかでもまだ出てないから、発売延期になった?
しかも、いつの間にか公式サイトも無くなってる?

参照サイト
相田裕公式 JEWEL BOX
http://www.remus.dti.ne.jp/~jewelbox/
メディアワークス
http://www.mediaworks.co.jp/

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関連記事
サンドロが向き合う過去を捨てた女と過去を失った女。相田裕『GunSlingerGirlガンスリンガーガール』第8巻
http://xwablog.exblog.jp/7973160
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by xwablog | 2006-07-28 02:18
二つの都、ウィーンとベルリンに焦点をあてたドイツ・中欧史。加藤雅彦『中欧の崩壊』。

古い記事です。

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2006年07月25日
二つの都、ウィーンとベルリンに焦点をあてたドイツ・中欧史。加藤雅彦『中欧の崩壊』。あと巨大恐竜のこと。

会社に活力が無いのは、仕事が非効率なせいだ。
仕事が非効率なのは、経営者にしっかりとした経営方針と未来像が無いからだ。


それはともかく。
神聖ローマ帝国やプロイセン、オーストリア帝国は、ドイツ人だけではなく、より雑多な人々、広範な地域を抱える国だったのですが、その枠組みが継承され、ほんの少し前まで独特の世界を形成していました。第2次世界大戦後にそれは東西の対立で分断されてしまいますが、そこに至るまでの歴史を書いたのがこの『中欧の崩壊』です。

『中欧の崩壊 ウイーンとベルリン』


『中欧の崩壊 ウイーンとベルリン』

(加藤雅彦。中央公論社。中公新書。1983年。560円)


神聖ローマ帝国とオーストリア帝国の首都ウィーンと、プロイセン王国そしてドイツ帝国の首都たるベルリンという二つの街に焦点をあて、東西冷戦時代にその存在と意義が見失われていた「中欧」という地域概念とその歴史について興味深くかかれています。

初版が19833年というわけで、多少古いのですが、中欧史に関する紹介の本としてはとても良いかと。
確か、同じ中公新書でベルリンという街に焦点をあてた歴史紹介があったと思いますが、こうしてウィーンと、その延長線上にある街としてベルリンを見ると、また別のベルリンの側面が見れるかと。

この本で知りましたが、ローマ皇帝で五賢帝の一人、マルクス・アウレリウスはウィーンで死んだそうですね。
あと、ウィーンの城壁は皇帝フランツ・ヨーゼフによって解体されたわけですが、やはりそれには19世紀前半のウィーンの住宅不足という問題があったようです。当時、ちょうどウィーンを中心としてハプスブルク家の支配圏の各地に鉄道網が整備され、それによって人口流入が激しかったとか。
都市の肥大化と労働者人口の増大は、さまざまな出来事が起こるための前提条件として必要だったのはご存知の通り。最近、テレビで知った話でも通信網の重要性は侮れないようなので、やはり、19世紀における鉄道網と通信網の発達は、社会を改変させるための重要なファクターとして、もっとしっかり知っておかないといけないかも。


あと、今日、再放送でやってた『サイエンスZERO』の巨大恐竜ものの番組は面白かったです。
首長竜などの巨大恐竜がいかにして大きくなったかとかの話だったんですが、かつて学研の図鑑とかで見て知った恐竜のイメージが多少変わりました。
そもそも、巨大恐竜がなんで大きくなったのかというのは、「たくさん栄養のあるものを食べたから巨大になった」ではなく、「栄養価の低い食べ物を摂っていたため、大量に食べるため、そしてそれを消化するための長い内蔵を持つために巨大化した」ということらしいです。二酸化炭素量が現代よりも格段に多かった当時の大気だと、植物が急速かつ巨大に育つわけですが、その代わり、植物に含まれる栄養である窒素の量が減るため、大量に食事をしないといけなかった。そのため大量に食べ、なおかつ植物繊維を分解するための大きな内蔵が必要だったといいます。まあ、他にも要因はあったでしょうが、この理由は面白い。
それと、最近描かれる首長竜のポーズは、首を立てないし、しっぽを引きずらないようになってるらしい。昔の図鑑とかだと、首長竜といえばキリンみたいに首立ててたものですが。やっぱり長い首と長いしっぽでバランスをとってたらしい。

Posted by 管理人・馬頭 at 05:33 |Comments(4) |TrackBack(0) | 歴史 , 本 , TV番組

この記事へのコメント

 むかーし、ヨーロッパ風スチームパンク世界の設定を考えていたとき、オーストリアの存在の大きさというものを再確認したものです。ハンガリーは是非行ってみたいんですねー。
 そういやフランツ・ヨーゼフ1世はヴィクトリア女王以上の在位期間で、19世紀後半から20世紀初頭にかけて延々地道に仕事をしているのに日本ではマイナーですね。カワイソウ。
Posted by 速水螺旋人 at 2006年07月25日 16:14

>ヨーロッパ風スチームパンク
スチームパンクというと、ついアメリカ(西部)的世界観で思い浮かべてしまいますが、むしろ状況的にはさまざまな国があって要素が絡み合ってるヨーロッパの方が楽しそうですね。
「オーストリア・ハンガリー二重帝国」も面白そうですし、あと当時のフランスなんかもかなり驚きの世界な感じですよ。
>フランツ・ヨーゼフ帝
この人はむしろ奥さんのエリザベートが有名で、わき役になっちゃってますね。キャラが喰われてます。
江村洋氏の『フランツ・ヨーゼフ ハプスブルク最後の皇帝』は読みましたが、激動の時代を生きたなかなか面白い人物ですよ。
>ハンガリー
私も行きたい!
あ、そういえば、いまさらだけど『快傑蒸気探偵団』ってスチームパンクだったのか。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年07月26日 02:19

>ハンガリー
右に同じ意見>私も行きたい。
ちなみに、来月には喜多山さんがハンガリー行かれるそうですよ。
もう何度目になるのかわかりませんが。
でも、やっぱり「フス戦争」絡みの土地、というかギシュクラ様絡みの場所ばかり行かれる、かなりマニアックな旅だそうで。
ギシュクラの足跡は謎に満ちております・・・・。
>ベルリン
そういえば、ルクセンブルク家は一時あのあたり領有してましたっけ。ハプスブルクに取られなきゃ、つくづく大帝国だったのに・・・。
Posted by 大鴉 at 2006年07月30日 16:00

>ハンガリー旅行
喜多山さんてば、またですか。・・・・・羨ましい!
うーん、ほんとにいつかは我々も行かねばなりますまい。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年08月01日 02:00

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関連記事
ドイツから東欧への人の流れの歴史を追う。シャルル・イグネ『ドイツ植民と東欧世界の形成』
http://xwablog.exblog.jp/7908977/
東欧ロシアの世界遺産映像が見れる。『世界史の扉を開けて』Vol.7 東欧とロシアの映像など
http://xwablog.exblog.jp/7739493/
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by xwablog | 2006-07-25 03:00 | 書庫
夏の決戦はそろそろだぞ!『コミックマーケット70』カタログCD-ROMという記事
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2006年07月24日
夏の決戦はそろそろだぞ!『コミックマーケット70』カタログCD-ROM

今年も夏のコミックマーケット(夏コミ)が近付いてまりましたね。
さっそく土曜日に出た『COMICMARKET 70 CD-ROM CATALOG』を購入してきました。
とらのあなで買ったので、オマケでなんと折畳み傘がついてきた! 前は湯飲みだったし、なんか凄いなぁ。


コミケ70カタログ


『COMICMARKET 70 CD-ROM CATALOG』2000円
表紙は「あいすとちょこ」の七尾奈留氏。
ちなみに冊子版は2400円。



とりあえず、過去のカタログでチェックしたのを全部読み込んでみましたが、なんだ、この量は!
CD-ROM時代になってから、こうやって過去の分のチェックが蓄積してくので、えらい数のチェックになってしまいます。
壁際の大手サークルは時間と予算の関係から、泣く泣く捨てて並んだりはしないのですが、つい習性のようなもので、チェックしています。やっぱりカットだけみても読んでみたくなるので困ります。



ところで、うちのブログだけ見てる人は馬頭が世界史サークルをコミケで出してるとは知らないかもしれませんが、元々はそっちが本体だったのです。

デジタル・クワルナフ
http://www.toride.com/%7Edigxwa/

掲示板に広告書き込みが酷かったのでブログに転向したんですが、その後アップロード用のパソコンが壊れていろいろ困ったことに。サイトの更新も出来ない状態ですので、最新情報はこのブログでご確認ください。

で、今回の私のサークル『クワルナフ』ですが、二日目の土曜日の、西館、な-16b、となっています。肝心のブツはあるのか、といいますと、ごめんなさい。カットに書いてある『キエフ公国史2 イジャスラフ1世の時代』はありません。
予定がいろいろ変わって、『イヴァン雷帝関連人物辞典』となります。オフセの印刷頼むのはどうも間に合わなさそうなので、コピー本で。
コピー本って高くなるから嫌なんですが、とりあえずそれで出します。ただ、今度の本はコピー本のままで終わらせるようなことにはしないつもりですので、冬まで待ってもらえればオフセで出そうかと。それにパソコンが復活したら、そのデータはさっさとウチのサイトの用語辞典の方にも掲載するつもりです。
既刊は、『第1次ブルガリア帝国の興亡』のAとBの両方と『キエフ公国史 改訂版』のあわせて三つが出ます。
パソコンの方は、ほんとはすぐにも直せるみたいなんですが、せっかくなので新しいの買おうかと思ってますので、さらに何か月か先になる予定。なんか、OEM版のXPを買うと、24000円くらいなのに、スペックの高くないパソコンを安く買おうとすると1番安くて9万円くらいで買えてしまうようなので、だったらあと65000円貯めようかな〜と。またも節制の日々ですよ。

ちなみに、クワルナフの隣には「ふごさんちーむ」さんと「貂主の国」さんが並びますよ。三神合体。
さらにその隣には「RAF」さんとかも来ちゃう。その他のサークルもまあいつも通りのメンバーがほとんどですが、やはり微妙に世界史サークルの規模自体が縮小傾向なのはこれ見ても分かりますね。三国志の大波にもまれる小舟のようだ・・・

参照サイト
デジタル・クワルナフ
http://www.toride.com/%7Edigxwa/index.htm
コミックマーケット公式
http://www.comiket.co.jp/
貂主の国
http://blog.goo.ne.jp/north_eurasia/


Posted by 管理人・馬頭 at 00:33 |Comments(4) |TrackBack(0) | 歴史 , 漫画

この記事へのコメント

ごぶさたしております。
印刷代を稼ぐために、20日ほど山に出稼ぎに行っておりました。
そのかいありまして、無事に新刊(総集編ですが)が納入されてきました。来週の今頃、会場でお会いしましょう。
Posted by みはらフゴ at 2006年08月05日 11:17

どうも。おひさしぶりです。
山に出稼ぎって、いったい何を・・・
来週お会いしましょう。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年08月05日 22:56

>山に出稼ぎ
 リゾート地に来ているサーカス団の通訳です。
 新刊を出せたのも夏コミに行けるのも、この仕事のオカ下々なのです。

 新刊に早速ミスを見つけてしまいました。正誤表を作らなくてはなりません。
 それから、イメージキャラをお披露目する予定です。

 サークルカット、やりすぎでした。反省しています。
Posted by みはらフゴ at 2006年08月05日 23:52

>サーカス
え、じゃあ毎日サーカス見れたりするとか?

>ミス
そうだ。こっちも正誤表作り直さないと・・・
またギリギリ作業ですよ。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年08月07日 11:45

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by xwablog | 2006-07-24 02:58 | 日記
見れども見れども我が暮らし楽にならざり。7月後半のテレビ番組のチェック。という記事
古い記事

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2006年07月23日
見れども見れども我が暮らし楽にならざり。7月後半のテレビ番組のチェック。

ところで、この前からコメント欄に広告書き込みが多くなってきたので、「http」とかを禁止ワードにしてあります。もしもどこかのサイトを紹介したい場合は「http〜」を使って直接リンクさせないで、「h」抜きにするとかにしてください。

実ははすでにHDレコーダーの容量がパンパンの状態。まだ夏(の特番ラッシュ)はこれからだというのに。
そんな馬頭がチェックする7月後半から8月頭あたりまでの番組は次のような感じ。

23日(日)21時NHK「NHKスペシャル ワーキングプアー 働いても働いても豊かになれない」
23日(日)24時(0時)NHK「世界遺産フランス縦断の旅6 マルセイユ」
24日(月)24時(0時)NHK「NHKスペシャル。 危機と闘う テクノクライシス2 軍事転用の恐怖 ロボット」
25時10分「同上3 航空機エンジン」
26日(水)24時30分NHK教育「高校講座・世界史 アフリカのイスラーム化と諸王国の興隆」
27日(木)22時25分「武士の家計簿」
27日(木)26時NHK教育「高校講座・地理 高齢社会と福祉 スウェーデンとドイツ」
28日(金)20時NHK「アートエンターテイメント 迷宮美術館 アルフォンス・ミュシャ館」
29日(土)15時30分NHK教育「ヨーロッパ食材紀行 ドイツ」


30日(日)15時30分NHK教育「ヨーロッパ食材紀行 フランス」
16時NHK「超温暖化」
21時NHK「NHKスペシャル 同時3点ドキュメント イラク」
24時40分NHK「Weekend Jpanology 畳の歴史と魅力」
8月2日7時NHK教育「地球ドラマチック 巨大竜巻を追いかけろ」
24時NHK「世界ふれあい街歩き コルドバ」
25時55分TBS「CBSドキュメント さらばマイク・ウォーレス」
26時28分フジテレビ「NONFIX 中国ロケット宇宙開発事情」
3日13時30分テレビ東京「SF巨大生物の島」
22時NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 ロボット技術者 小柳栄次」
4日22時NHK「21世紀の潮流 ラテンアメリカの挑戦2 世界最悪の格差社会を克服せよ」

そういや、自分はいっつも『TVステーション』で番組のチェックをしてますが、前回の号の内容は、かなり食い違いがありました。緊急のニュースとかいろいろあったから?

先日の金曜にやってた「ラテンアメリカの挑戦」の第1回 「脱アメリカ宣言 ベネズエラ 7年目のチャベス革命」は面白かったです。ちょっと、えー、とか思うような場面とかありましたが、なにはともあれ、チャベスかっこいいな。前々からNHKはチャベスを推してる感じしますが、この番組でも褒めまくり。前にやったカナダだかドイツだかの番組のチャベスの政変ものも面白かったですが、これもなかなか。ベネズエラの反米的傾向が高まるのはとても結構なんですが、もっと中国が出張ってくると面白いなぁ。あとパラミリタリーの話も、前に『ブラックラグーン』のネタの時に話したような気がしますが、これも興味深い。ただ番組の中で右派民兵の活動についてだけ強調して取り上げたのはちょっと片手落ちというかんじですね。まあ、現在そんなふうにコロンビアとの関係が緊張してるとは思わなかった。あそこらへんの事情をもっと知ると面白いかもしれない。


ここ一週間ずっとやってる「世界遺産フランス縦断の旅」は見てるだけでとても面白い番組なんですが、ただ、リアルタイムでやる意味ってあるのか? 自分的には臨場感とか別に必要ないのですが。
馬車に乗って撮影してる時、めちゃくちゃ画面揺れてたりしましたが、あれはいいのか?
でも、伊東順二氏の話はとても面白いし、普通みれないような場所にいろいろ入っていったりするのはいいですね。フランスってやっぱり、宮殿、教会、お城、町並み、どれも絶品です。
しかし、NHKはほんとたくさん「世界遺産」ものの番組やりますね。TBSから文句言われてたけど、有無を言わさずなし崩しで無かったことに? もしくは、逆にそれを意識して、違うアプローチでの「世界遺産」の番組を作ろうとしてるのかも。


>「NHKスペシャル ワーキングプアー 働いても働いても豊かになれない」
え、私めのことですか?
これ楽しみですね。



参照サイト
外務省ベネズエラ情報
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/venezuela/


Posted by 管理人・馬頭 at 01:48  |Comments(2) |TrackBack(0) | 歴史 , TV番組

この記事へのコメント

馬頭様が以前ご覧になったというチャベス大統領についてのNHKの番組は、キム・バートレー&ドナヤ・オブライエン監督のドキュメンタリーフィルム「チャベス政権クーデターの裏側〜ベネズエラ」(2003年アイルランド)でしょうか。
私は去年の「EUフィルムデーズ」で観ましたが、NHK特集で放映されたことがあるということでした。国際的な賞も獲っているとかいう話で、そのアイルランドのTV局にとってもかなりの自信作だったようです。
自国宣伝の場である「EUフィルムデーズ」に、敢えてこのドキュメンタリーフィルムを持ってきたアイルランド大使館のセンスはなかなかのものだと思いました。
Posted by Киска at 2006年07月25日 00:14

>『チャベス政権クーデターの裏側』
たぶんそうです。確か何かの賞を貰ってるとも表示されてたので。
しかし、アイルランドの番組でしたか!
2005年のEUフィルムデーズの作品一覧を見ると、他はみんな映画なのにアイルランドだけドキュメンタリーですね。かなり見ごたえある番組でしたし、大使館の人が推すのも分かる気が。(アイルランドじゃなく外国の話のをこういう場面で出しちゃうというのも思い切ってるかと)
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年07月25日 05:45

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by xwablog | 2006-07-23 02:55 | 日記
鳴り響くファンファーレが知らせるのは、ドツボに嵌まったロイヤルロマンス。『プライベート・プリンス』
古い記事です。


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2006年07月20日
鳴り響くファンファーレが知らせるのは、ドツボに嵌まったロイヤルロマンス。『プライベート・プリンス』

眠い〜。先週からやけに仕事がつまってます。
同人誌作業のほうも全然進められませんよ。

昨日は『VBローズ』と『嬢王』『むすめふさほせ』、さらに『アオバ自転車店』の4巻を購入。これらについてはまた別の日に。
とりあえずこちらの3巻買う前に一・二巻を紹介してみます。


『プラベートプリンス』第1巻



『プラベートプリンス』第2巻



『プラベートプリンス』第1巻・第2巻
(円城寺マキ。小学館。プチフラワーコミックス。2005年・2006年。390円)
「日本の英都大学に留学してきたウィルフレッドは、ヨーロッパにある国・エストリアの王子。エストリア史を専門に研究している院生の桜川都は研究のために王子とお近づきになりたいものの、日本の女の子に大人気の王子にはなかなか近づけない。しかし、王子の開くパーティーに行くチャンスをつかみ、見事王子と知り合うことが出来たのだが、まぬけな都を気に入った王子はその本性を出してきて・・・」



円城寺マキ氏の作品は王道的なラブストーリーに落としの上手いギャグとプラスちょっとHな嬉し恥ずかしが絶妙に混じっているという、自分的趣味にばっちりあった極上の作風となっていて、大変大好きです。
この『プライベート・プリンス』は性格に裏面アリの美形王子に巨乳のもっさい(もっさいは言いすぎか)女の子がいいようにいじられる、という話。都ちゃんが巨乳でメガネだったりメイド喫茶で働かされたりとか、おしかけ半同居状態とか、そこらへんは狙ったというより、たぶん作者様の趣味なんじゃないかと思ってます。(全肯定)
残念ながらいろいろあってまだ3巻買ってませんが、早い内に買う予定。

ところで、この『プライベート・プリンス』の設定では、ウィルフレッド王子は架空の国エストリアの王子となってますが、どうも英国をモデルにしてるような感じです。大国とも小国ともいってないですが、何にせよ、ヨーロッパの王室の人が日本に留学なんてありえんのかな。よほど専門的なことじゃないと来ないんじゃない?
あと、ウィルフレッドのフルネームが「ウィルフレッド・エンリケ・リツカ・エストール」となってますが、ネーミングをテキトーに混ぜすぎで何系かすら不明な・・・。
ちなみにウィルフレッド王子は曽祖母が日本人女性リツコだということになってます。だから名前に「リツカ」が入る?

ヨーロッパの架空の国というと、自分としては『アップフェルラント』とかより、最近のハーレクインの漫画化の中の、ヨーロッパ王族ものを連想します。あれも、かなり怪しげな設定がありました。たとえば「イギリスの西にある王国」とか。(えー

Posted by 管理人・馬頭 at 23:38 |Comments(4) |TrackBack(0) | 漫画


この記事へのコメント

さっそく3巻も買ってきました。コメントは来週くらいかな。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年07月21日 21:02

いやー、もともと王子様とくっつきたい下心があるのならともかく、歴史研究のためにというのはまずいと思いますよ。研究対象と過度に近づきすぎるのは否定的な結果を招きかねないですからね。もちろんその辺りは本人の心がけ次第なんだろうけど、指導教官の心証を悪くしてしまう恐れもあるかも。

…「突っ込むべきところはそこじゃない」というのは分かってます。わざとです。ごめんなさい。

しかし、仮にこのまま主人公が王子様といい仲になっていって、同時に研究者としても成長して、エストリア史に関する「客観的な」論文を書くことになる。だがそれは、必ずしもエストリア(就中その王家)の公式な歴史観に沿うものではない。研究をとるか恋人をとるか。果たして主人公の決断はいかに?
とかいう大河歴史学ロマンになったら面白いと思うんですけどね。個人的には。しかし物語としては盛り下がりそうだな…
Posted by 奥野 at 2006年07月23日 19:42

>指導教官
あああ、確かにそれだとマズイかもしれませんよ。まさに、主人公の都がやろうとしてるのは、ウィルフレッドの曽祖母にあたる人物のリツコをテーマにした研究。その資料が欲しいがために身も心も差し出したというのに・・・・

>研究をとるか恋人をとるか
ウィルフレッドは次男なのですが、研究をとれば都のために日本に移住して彼女の研究の客観性を多少でも保つようにしないといけないのかも。
もし都が恋をとれば、都はエストリアの「御用歴史家」としての、生温い評価を甘受しないといけないわけですか。
なんか、最後は都が「自立して」研究を続け、二人は相手を想いながらも結婚は出来ませんでした〜、みたいなエンディングをむかえそうな・・・
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年07月24日 00:52

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これ、前のblogの時に変なコメントが入りました。上のコメントの後に入ったんですが、それが下の文。

「初めまして。私は19歳の学生です。突然ですが、都とウィルに似たような関係が私にもあるのでこうして告白している訳です。
私が想いを寄せているのは、実際にある国の王子です。今は訳あって言えないのでご免なさい。相手はヨーロッパのとある国の王子(21)です。私は”王子”という品格に惹かれている訳ではなく、その1人の人間を好きになりました。私は一昨年にオーストラリアの女性と破天荒な王太子との長遠距離恋愛を乗り越えて結婚した、そういうのにあこがれました。
これは冷やかしではありません。私は本気です。もし、少しでも共感できる所があればこのHP上でお返事を下さい。
Posted by マキ at 2006年12月07日 11:05」

てな、電波な文章。まあ、あまりにあまりだったので残しておきます。ちょと面白かった。
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by xwablog | 2006-07-20 02:52 | 史劇
ロシア関連書籍のナウカが自己破産。理由は? あとペテルブルグサミットと変な記事という記事
古い記事。


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2006年07月19日
ロシア関連書籍のナウカが自己破産。理由は? あとペテルブルグサミットと変な記事

どうもー。微熱より強めの熱がある馬頭です〜。
この前の「クーラーかけっぱなし寝」の時の体調の悪さは乗りきったはずなんですが、どういうわけか月曜から熱っぽいです。なんで?

この前の旅行を計画してからこのかた、国民年金支払ってなかったので、30万円分くらい滞納しるんですが、支払おうにも最近は仕事させてもらえないせいもあってどうにもならない感じです。とはいっても、たまにちゃんとやらされるんで、今日みたいに帰りが午前となるわけです。だから、いつもは寝る前の深夜にブログの記事を投稿して、毎日新規の記事があるようにしてます。そうすれば、書き逃すこともないので。でも、先週と昨日はちょっと気を抜いて前日の内に記事を用意できなかったせいで記事無しになってしまいました。ホント、ブログに毎日かかさず新規記事を書いてる人は凄いですね。
今日はなるべくもうひとつばかし、記事書きたいと思います。


それはともかく。


ШШШШШ
Гб Ч б З
  Д      「この記事はロシア関連の話なので
           ロシア文字だけで顔を作ってみました。」


人の顔に見えます?
新文化を見てたら7月5日のニュースにこんなのがありました。

ナウカが自己破産
「7月5日、東京地裁に自己破産を申請、翌日に破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約29億円。欧米の学術系書籍や雑誌、図書館情報システムのソフト開発などを手がけていたが、近年は売上げが下降、2003年の年商は約12億円となっていた」(新文化ONLINEより抜粋。)

がーん。

ナウカさんには何度かお世話になりましたが、いつのまにやらこんなことに。公式ホームページも無くなってます。
やっぱり出版業界自体が厳しい上に、あまり売れるような本を扱ってなかったから?
あの神保町にあった店が場所を移したのは何か経営状況に関係した移動だったのかな。
そういや、ちょっと前にナウカの店(?)が池袋にもあるというのを知って探したんですが、無かったのはすでに閉まってたということか。

で、サンクトペテルブルクでサミットですよ。サミットで重要なのは開催される場所だ! と、言いきってみる。
サンクト・ペテルブルクの西の近郊にあるストレーリナのコンスタンチン宮殿で行われたそうです。ストレーリナはペテルゴフに行くちょっと手前という感じの場所。『地球の歩き方』はもちろん、『ロシア建築案内』や『ロシアを知る事典』にすら載ってない。ロシアにはまだまだ知られてないおいしい場所があるみたいですよ。

問題は、日経の記事だ。

ロシア異質性論議なく・サンクトペテルブルクサミット
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060718AT2M1700B17072006.html
「プーチン大統領はサミットを大国ロシアを世界に印象づける舞台として十分に活用した。議長として世界の指導者と渡り合う姿はソ連崩壊以降国民が失っていた自尊心をくすぐり、2008年春の任期切れまでの政権運営を盤石なものにした。ただ、民主化後退などの批判の声が封じ込まれる素地が一段と強まったのも確かだ。
 「立場を一致させることができなかった問題はなかった」。プーチン大統領は17日の閉幕記者会見でこう強調した。特に、中東に関する声明については「ロシアがいなければバランスがとれた声明は出せなかった」とも語りシリアをテロ国家として指弾しようとした米国を暗に批判。イスラエル寄りの米国の主張を退け、妥協を見い出したのは自らのイニシアチブだったと自賛した。」(NIKKEI.NETより抜粋。)

なんなんだろう、この偏向的な記事は。この記事を書いたバカの頭の中では冷戦時代に培われた「ロシア=悪」の構図ががっちり出来てるんだろうなぁ。



首相、北朝鮮問題を主導・サミット
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060718AT3S1700H17072006.html
「小泉純一郎首相は17日、六回目で最後の主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)の日程を終えた。イスラエルによるレバノンへの軍事行動が続くなか、欧州首脳の関心は中東に染まりかけたが、首相は北朝鮮問題の論議を主導。ミサイル・拉致・核問題で結束を取り付け、ひとまず「常連」の存在感を示した。」(NIKKEI.NETより抜粋。)

ほんと分かりやすく自己修正した記事だな。
これだとまるで小泉の存在感が大々的にアピールされたかのように言ってますが、そうじゃない。つまり、やんちゃなイスラエルで大変なこの時期に、北朝鮮問題なんかを議題に出したのは日本だけだということと、小泉がそれ以外にも話したことについては日本ではニュースにすらならないという、このふたつの点がより問題なわけです。そもそも、イスラエルが侵攻した時に、イスラエルにいた小泉がこの問題にもっと重要な役割を担えるはずなのに、何も出来ない無能ぶり。こいつなら「対中東・イスラエル政策は?」と聞かれた時に「何もない」とうっかり言いそうだな。


参照サイト
新文化
http://www.shinbunka.co.jp/
 
Posted by 管理人・馬頭 at 04:01  |Comments(0) |TrackBack(0) | ロシア・CIS , 国際情勢 , 本


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by xwablog | 2006-07-19 02:45 | ニュース