デジタル・クワルナフ
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カテゴリ:蒐集( 3 )
この前買ったポストカードをアップ。血の上の救世主教会、ジェームズ2世の鎧、フェールベリンの戦い
土曜は深夜二時半まで残業しましたが、そうなると日曜の休みは実質半日しかないです。あんまり考えてなかったので結局何も出来ずに終わった。しかし、私は休みが無くて文句言ってばっかりですが、今日会った人間は週休0日で休みがまったくない状態みたいでした。まあ、そういう人もいるわけで、私などまだまだマシな方か。

それはともかく。
この前紹介した、ダリオの敗北のといっしょに買ったポストカードを紹介してなかったので、ついでに紹介しときます。


血の上の救世主教会


血の上の救世主教会
サンクトペテルブルクにある教会です。これは1881年3月13日(ロシア暦で1日)に暗殺されたアレクサンドル2世が、まさに暗殺された場所に建っている教会で、アレクサンドル3世が建てはじめ、ニコライ2世時代の1907年に完成。サンクトペテルブルクの教会の中では異色の様式。モスクワ赤の広場にある聖ヴァシーリー聖堂に似てるかな。よく見えないけど、下にいる人たちは20世紀初頭あたり、もしくはもっと前の感じの服装をしているので、そのころの写真でしょう。この教会は、ロシア革命後、たしか別の目的に利用されてたはず。





バッキンガム宮殿


バッキンガム宮殿
昔の様子なので、車が古い。それに道を歩いている男の人たちが昔らしい感じのスーツ着てます。こういう昔の日常シーン的な部分が見れるのは好きです。





ロンドン塔内の展示品、ジェームズ2世の鎧


ロンドン塔内の展示品、ジェームズ2世の鎧







ポーランドの国王ヴワディスワフ2世のお墓


ポーランドの国王ヴワディスワフ2世のお墓の墓石に掘られた彫刻

ヤゲロー朝の創始者ですね。お墓はヴァヴェル城(クラクフ郊外)のカテドラルにあるって書いてあります。
この画像はこの前買ったポーランドの本にもあった。本来の色は茶色の石。寝てる姿だけど、枕の下に獅子が寝てるんですよね。




フェールベリンの戦い


フェールベリンの戦い

フリードリヒ・ヴィルヘルム大選挙侯が、ルイ14世と結んだスウェーデン軍を敗った戦い。これ以降、ブランデンブルク側はこの地域で優位を占め、戦いを何度も勝利してプロイセンからスウェーデン勢力を駆逐しました。
この戦いは他にもこういう画像がある。
フェールベリンの戦い
http://de.wikipedia.org/wiki/Bild:Schlacht_bei_Fehrbellin2.JPG





18-19世紀ころの戦いの様子


謎? 18-19世紀ころの戦いの様子、もしくは戦場の惨禍を描いたものだろうけど、詳細不明。





参照サイト
フリードリヒ・ヴィルヘルム大選挙侯
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%
E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%98
%E3%83%AB%E3%83%A0_(%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3
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血の上の救世主教会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E3%81%AE%E4%B8
%8A%E3%81%AE%E6%95%91%E4%B8%96%E4%B8%BB%E6%95%99%E4%BC%9A
バベル城(ポーランドからの報告)
http://sachiko.vip.interia.pl/polska/wawel.html

関連記事
17世紀イタリア絵画、コルトーナ「ダリオの敗北」のポストカードを調べる
http://xwablog.exblog.jp/7293902
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by xwablog | 2007-08-26 23:57 | 蒐集
17世紀イタリア絵画、コルトーナ「ダリオの敗北」のポストカードを調べる
今日も非常に良い天気でしたね。短時間外にいただけですが、汗まみれ。これは週末のイベントでどうなっちゃうのかが恐ろしい。

あと、現在発売中の『月刊少年シリウス』で連載がはじまった「将国のアルタイル」(カトウコトノ。旧tono)がとても良いです。ファンタジーなんですが、イスラム的な雰囲気を出してるのが珍しいし、質も高い。デビュー作も『アナスタシアの親衛隊長』という作品で気になってました。今後注目です。

それはともかく。
先月、めちゃくちゃ忙しいというのに、つい神保町に行ってしまい、ついついいくつか本を買ってしまったのですが、その時に、なんとはなしにポストカードが売ってるお店に行って、ついついついポストカード漁りを長々と・・・
そういうわけで、こんなのを手に入れました。

イッソスの戦い




Roma - Pinacoteca Capitolina - Berrettini P. (Paolo da Cortona)「Disfatta di Dario」
この絵画ははじめて見ましたが、パッと見て、すぐに有名なシーンだと気付きました。イッソスの戦いでアレクサンドロス大王にダレイオス3世が敗れ、逃げ出す場面を描いた作品です。
全然知らない作品だったので、いろいろ調べましたが、これが意外と難物でした。作品名は「Disfatta di Dario(ダリオの敗北)」。作者とか作品名はハガキの下に直接書いてありますが、そのまま検索しても出てこない。しょうがないから、関係ありそうなのでかたっぱしから調べ、美術館のサイトに行き、さらにその美術館名と作者名で探し、ようやく二時間以上かかってなんとなく分かりました。
描いた人は、ピエトロ・ダ・コルトナ。ハガキの下には「Paolo da Cortona」って書いてあるけど、どうやら「P」は、「Pietro」が正解らしい。はじめは息子とか身内なのかと思ったのですが、そうでもないみたい。

ピエトロ・ダ・コルトーナ(wikiより一部抜粋。)
「ピエトロ・ダ・コルトーナ(Pietro da Cortona,1596年11月1日-1669年5月16日)はバロック期のイタリアの画家、建築家。本名はピエトロ・ベレッティーニ(Pietro Berrettini, またはPietro Berettini)。イタリアの盛期バロック期を代表する美術家である。」

ローマのバルベリーニ宮殿の天井画「神の摂理」で有名な人。あとウルバヌス八世の肖像画とか。ウルバヌス8世の身内との繋がりで、ローマ教会関係の仕事を受けてます。一時期、トスカーナ大公フェルディナンド2世のところにいたとか。
ウルバヌス8世といえば、自分的には30年戦争時代の教皇ということや、ガリレオ裁判の時の教皇というわけですが、この人、芸術家とかもたくさん支援してたのです。

で、このコルトーナが描いた『ダリオの敗北』のちゃんとしたカラー画像を見たくて探してましたが、どうも出てこない。で、しょうがないので、ハガキに書いてある、ローマの「Pinacoteca Capitolina(カピトリーニ美術館)」を調べました。この美術館、二つの美術館(コンセルヴァトーリ宮殿がコンセルヴァートリ美術館に、パラッツォ・ヌオーヴォがカピトリーノ美術館になってる)が合体しているところらしい。ローマのカピトリーノの丘にあるわけですが、この美術館は世界でもっとも早くから一般公開された美術館だといいます。収蔵されている美術品は、あのマルクス・アウレリウス騎馬像や、コンスタンティヌス大帝の巨像、ロムルスとレムスが狼の乳を吸っている姿のブロンズ像「カピトリーノの雌狼」が有名。あとたんまり胸像とかがあります。
しかし、肝心の「ダリオの敗北」はどこにあるのか、全然わからず、美術館のサイトで収蔵品や館内の様子の写真を端からいちいち見て回って、やっと見付けました。コンセルヴァトーリ宮殿の「勝利の間(Sala dei Trionfi)」という部屋に、「とげを抜く少年」というこれまた有名な作品があるのですが、これのバックにある写真がありました。あの絵画そのものを紹介してはいませんが。

勝利の間
↑この部屋のトップの画像のの背景にある壁にかけてある絵画が「ダリオの敗北」のようです。

結局、カラーのちゃんとした画像は発見できませんでした。
モノクロなら一応、
VITTORIA DI ALESSANDRO SU DARIO(Fototeca Nazionaleより)
というのを見付けましたが。

「ダリオの敗北」というのは、オペラのタイトルにもなって、ジョヴァンニ・パイジエッロが1776年にローマで作ったのが有名。パイジェルロといえば、エカテリーナ2世時代にロシアに招かれて『セビリアの理髪師』をはじめて作った人。ナポレオン一族にも好かれた人です。
この人が書いた「ダリオの敗北」は、ダレイオス3世の娘スタテイラが、敵将に恋心を抱き苦しむので、見かねて自ら彼女と別れる(置いて行く)というシーンがある話みたいです。
当時の歴史ロマン作品のひとつでしょうが・・・、よし、燃えどころをよく分かってるぞ!(てか、昔からこーゆーのはみんな好きなんだなぁ)

ところで、ウィキペディアのダレイオス3世の記事、一部変じゃないかな?

参照サイト
ピエトロ・ダ・コルトーナ(wiki日本語)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%88%E3%83%AD%
E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%
E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A
Pietro da Cortona(wiki英語)
http://en.wikipedia.org/wiki/Pietro_da_Cortona

Category:Pietro da Cortona Medien in der Kategorie „Pietro da Cortona“(wiki)
http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Pietro_da_Cortona?uselang=de

Musei Capitolini(カピトリーニ美術館公式)
http://www.museicapitolini.org/
Musei Capitolini の Sala dei Trionfi(勝利の間)
http://www.museicapitolini.org/percorsi/percorsi_per_sale/appartamento_dei_conservatori/sala_dei_trionfi

Pinacoteca Capitolina(カピトリーニ美術館)の案内(Le Pagine di ROMA)
http://www2.comune.roma.it/museicapitolini/pinacoteca/home.htm
コルトナの絵画
http://www2.comune.roma.it/museicapitolini/pinacoteca/visita/sala8.htm

K513(Mozart con grazia)
http://www.marimo.or.jp/~chezy/mozart/op5/k513.html

Pietro Berrettini. Cortona 1596 - Roma 1669
http://www.romecity.it/Pietrodacortona.htm

VITTORIA DI ALESSANDRO SU DARIO(の写真。Fototeca Nazionaleより)
http://fototeca.iccd.beniculturali.it/FOTOINT/DDW?W%3DFTAN%3D%27ICCDE0000038966%27

ジョヴァンニ・パイジェッロ(wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B4%E3%82%A1%
E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A4%
E3%82%B8%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%AD

少年シリウス公式 作品紹介「将国のアルタイル」
http://www.sirius.kodansha.co.jp/contents42.html

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アレクサンドロス大王の生涯を描く超大作。映画『ALEXANDER(アレキサンダー)』のDVDをとうとう
http://xwablog.exblog.jp/7261234/
エウメネスのはじめての戦い。パフラゴニア編完結。岩明均『ヒストリエ』第4巻
http://xwablog.exblog.jp/7280445/
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by xwablog | 2007-08-14 21:22 | 蒐集
大砲のさきっちょにはめ込む蓋について書いた。
これも古い記事です。
大砲のポストカードを手に入れてあったので、そのネタ。

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2006年01月09日
大砲のさきっちょ

「ほーら、おじさんの青緑色で硬くてでっかいコレをみてごらん〜」と、ヘンリー8世が言ったかどうかは、もう知ることのできない歴史の謎ですね。
こんにちは。せっかくの二連休を無為に過ごした馬頭です。それでもちょっとだけ部屋の片づけはすることができました。で、その繋がりでこんな話など。

わずかですが、昔のポストカードのコレクションがありまして、その中に次の写真みたいなのもあります。

大砲



ヘンリー8世時代のイギリスの青銅製の大砲で、1542年に作られたようです。

これを見てみると、どうも大砲のさきっちょ、砲口の部分に金属製のフタをかぶせてあるみたいです。これはどんな意味があるんでしょうね。保存用のとりはずし可能なフタ? 軍事的理由でやった使えなくするための処置? それとも時代が代わって不要になったからとりあえずふさいだ?
思うに、いつでも使えるようにゴミとか入ったりしないよう、管理するための脱着可能なフタという線がありそうです。でも、こういうのあんまり見ないですね。ロシア旅行行った時も、クレムリン内の大砲はこんな感じで野ざらしですよ。

(旅行の時の写真がありました。かわりに旅行記のページの写真

クレムリンにある「大砲の王様」。
むちゃくちゃデカイ。

もちろん、さきっちょにフタなんかしてないです。これって雨が降ったりしたら、砲身の中に水がたまっちゃったりしないのでしょうか。そもそも、野ざらしで大砲がダメになっちゃわないのか不思議です。クレムリンの元老院の前にも、ナポレオン戦争の時に鹵獲した敵の大砲がたくさんならべてありましたが、ただ置いて有るだけだし。
「しかし、青銅は大気中で徐々に酸化されて表面に炭酸塩を生じ緑青となる。そのため、年月を経た青銅器はくすんだ青緑色、つまり前述の青銅色になる。」(wiki。青銅)
上の写真の「大砲の王様」も野ざらしなので、そんな感じの色になってます。
まあ、大砲なんてわざわざ博物館に展示するほどのものでもない、ありふれた品なんでしょうが、もったいなく感じてしまいます。


(ここから下はコメント。)

大鴉さんからのコメント
オスマン朝の巨砲主義についてのコメントがありました。仏・独の軍事顧問も呆れたとか。


>巨砲
「ウルバンの大砲」でしたけっけ。コンスタンティノープル攻略に使用されたやつ。
たしかに問題はあったようですが、巨大だっただけあって、破壊力は抜群だったみたいですね。

それにしても、どいつもこいつも、どうして「大きいの作りゃいいんだ」的な安易な方向に行っちゃうんでしょうね〜。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年01月10日 23:57

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冒頭が微妙に下品。下品な語りはここからすでにはじまっていたのだ、と知った。


参照サイト
青銅砲(wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E9%8A%85%E7%A0%B2
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by xwablog | 2006-01-09 05:15 | 蒐集