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カテゴリ:書庫( 213 )
日本ポーランドの人物交流史が特集。『ポロニカ(Polonica)ポーランド文化の現在・過去・未来』93年no4
明日からまた寒くなるらしいですよ。昨日一昨日とやけに暖かかったですが、気をつけないとまた風邪ひいちゃいそうですね。

ポロニカ(Polonica) ポーランド文化の現在・過去・未来』93年 vol.4

『ポロニカ(Polonica) ポーランド文化の現在・過去・未来』93年 vol.4

(恒文社。ポロニカ編集室。1993年。2500円。242ページ)
特集 日本・ポーランド人物交流史
日本を旅したポーランド人
ポーランドで日本を演じた役者たち2
それぞれのポーランド体験
イディシュ文化の故郷を訪ねて1
短編小説 ブレイネ嬢の話
短編小説 こぶ
ポーランド紙幣の歴史
ポーランド・ポスター界の現況を考える
ポーランド演劇とポスト・モダン
ポーランドのピアニストたち
真昼の精と山姥4 ポーランド怪異譚
ほか。

馬頭が持ってるポロニカは1と4だけなんですが、4の方は歴史関連の記事がほとんどない内容でした。
日本にはじめてきたポーランド人(記録に残ってる人)は、イエズス会のメンチンスキ神父です。彼は1642年にすでにキリスト教が禁止された日本に、仲間と五人で密入国して、数日でソッコー捕まってしまい処刑されてしまいました。ポーランド東部の伯爵家の出身だとか。死亡して五年後にやっと死亡のことが本国に伝わったらしいのですが、どうやって伝わったんでしょうね。
あと、他に記録に残ってるポーランド人は、19世紀の学者でブロニスワフ・ピウスツキとかも紹介されています。このピウスツキも貴族の出だそうです。
目次見てもわかるように、文化系の記事が多いですが、中には興味深い紙幣の歴史なども。

このno.4は神保町の湘南堂で買ったものでした。

そういや、『ピアノの森』でショパンコンクールがあるのはポーランドのワルシャワででしたね。


その他、ニュースなど。

教会が一軒まるごと消えた!? 盗まれたロシア正教会(エキサイト)
http://www.excite.co.jp/News/odd/E1226915194602.html
これは酷い。モスクワの東北に市する隣村コマロヴァの人々が建物を解体したのは、イヴァノヴォ-ヴォスクレセンスカヤ教区の「復活の教会」だそうです。

今日、amazonから『Crusader Castles in the Holy Land (General Military) 』のセールスのメールがきました。ちょっと欲しいかもとか思ったり。



参照サイト
恒文社
http://www.ko-bun-sha.co.jp/
同人誌『初期ポーランド史』
http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/magf/mag_poland.htm

関連記事
日本初のポーランド語辞典で、いまだこれしかない。木村彰一ほか共編『白水社ポーランド語辞典』
http://xwablog.exblog.jp/9885057/
ポーランドに関する記事だけで作られた本『ポロニカ(POLONICA)ポーランド文化の現在・過去・未来』創刊号
http://xwablog.exblog.jp/9878377/
ポーランド建国の物語を映画化した作品。ミハウ・ジェブロフスキー主演『レジェンド 伝説の勇者』
http://xwablog.exblog.jp/9872832/
ポーランド史の本といったらほぼコレ! ステファン・キェニェーヴィチ/編『ポーランド史』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9860880
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by xwablog | 2008-11-17 21:00 | 書庫
日本初のポーランド語辞典で、いまだこれしかない。木村彰一ほか共編『白水社ポーランド語辞典』
ども。『龍骨』読んで懐かしがってる元ドラマガ読者の馬頭です。
今、ポーランドものの同人誌作ってるわけですが、この時点で全然進んでいません。8ページか16ページ程度の簡単なの、とか思ってたのですが、停滞してしまってます。昔はもっとガシガシやれたのに、最近は愚痴ばかりが先に出ますね。今、新石器時代から青銅器・鉄器時代を書いてます。(えー
駄目だこいつ、早くなんとかしないと。

それはともかく。
またポーランドものでも。これ、久々に使いました。

白水社ポーランド語辞典

『白水社ポーランド語辞典』

(白水社。木村彰一、工藤幸雄、吉上昭三、小原雅俊、塚本桂子、石井哲士朗、関口時正。1981年初版、1997年第六版。6214円。802ページ)

日本初のポーランド語辞典らしいです。現代語を中心に二万二千語を収録。発音カナがついているのが初心者にも嬉しい。巻末には「和ポ語彙」が50ページ分ほど入ってます。あと、「語形変化表」も。
ちなみにポーランド語関連の本だと、「ポーランド語の入門」、「エクスプレス ポーランド語」、「標準ポーランド会話」、「ゼロから話せるポーランド語」、「よくわかる現代ポーランド語文法」、「ポーランド語で話しましょう」など、結構色々あるみたいです。
ちなみに、今売ってるのはカバーが赤白のに新しくなってますね。でも、辞典はどうも本当にこれだけだそうです。初版から30年近いというのに。やはりマイナー語学だとこんなもんなんでしょうか。


参照サイト
白水社
http://www.hakusuisha.co.jp/

関連記事
ポーランドに関する記事だけで作られた本『ポロニカ(POLONICA)ポーランド文化の現在・過去・未来』創刊号
http://xwablog.exblog.jp/9878377/
ポーランド建国の物語を映画化した作品。ミハウ・ジェブロフスキー主演『レジェンド 伝説の勇者』
http://xwablog.exblog.jp/9872832/
ポーランド史の本といったらほぼコレ! ステファン・キェニェーヴィチ/編『ポーランド史』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9860880
更新記録66の2・ポーランド王国史、という記事
http://xwablog.exblog.jp/8853146
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by xwablog | 2008-11-16 03:56 | 書庫
ポーランドに関する記事だけで作られた本『ポロニカ(POLONICA)ポーランド文化の現在・過去・未来』創刊号
web拍手レス
>おおお!?これが餃子?びっくりです。でも、おいしそう。
外見ではでっぷりしてても内容はそれほどみっちり詰まってるわけではないのですが、皮は厚みがあって食感も良く、なかなかイケますよ。

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ファイト餃子の餃子定食

近くに美味しい餃子屋があると会社の人に教えてもらって行ってみました。西巣鴨・庚申塚駅近くにあるファイト餃子です。ホワイト餃子っていうチェーンがあるらしいんですが(入ったことない)、そこの仲間のお店。餃子がメインですが、ラーメンとかチャーハンとかもあります。餃子はまるっこい不思議な形でカリカリでグニグニの厚めの皮が美味です。いつも混んでる人気店みたいで、すでに三回ほど行きましたが、毎回相席になります(店も狭いですし)。で、この前行った時は隣に座ったお兄さんが、餃子25個たのんでました。大きな皿が全部餃子。フライパンで一回にやれる分全部っぽかったです。それをビールだけでパクパク食べて私より早かったり。あと、ちょうど今日、また行ったのですが、目の前に座った人が、すげー大量の唐辛子を入れるんですよ(辛味噌とかなくて唐辛子が置いてあります)。私は辛いの好きだから、醤油1:ラー油1で混ぜますが、その人はそんなもんじゃなくて、醤油2:ラー油1:お酢2:唐辛子5、みたいな感じでやってました。もー、液体じゃないんですよ。辛味噌みたいというか、ジャリジャリネトネトした感じの真っ赤なソレを、べっとり付けて喰うという。そのくせ汗もかいてなかったです。まあ、水はたくさん飲んでましたが。
辛いの好きの世界は天上知らずですな。

それはともかく。
昨日からポーランドつながりで。

ポロニカ(POLONICA)―ポーランド文化の現在・過去・未来』創刊号

『ポロニカ(POLONICA)―ポーランド文化の現在・過去・未来』創刊号 no.01

(恒文社。責任編集/吉上昭三。1990年。1800円。287ページ)
「スタニスワフ・レムに聞く」
「好きな作家 嫌いな作家」村手義治
「ポーランド映画が駄目になる?」山田正明
「ポーランドのピアニストたち」佐藤允彦
「ポーランドのバジリスク伝説」栗原成郎
「童貞聖マリアと生神女 ポーランドにおけるマリア信仰と東方的要素」森安達也
「ポーランドの建国伝承考 中世年代記の比較を通して」荒木勝
「世紀末のワルシャワとクラクフ」関口時正
「文芸誌『ヒメラ』の周辺」長谷見一雄
「小説 老ドクター」ボグダン・ヴォイドフスキ。訳/小原雅俊
「ポーランド現代詩回廊」工藤正広
「ゴンブローヴィッチ 日記抄」西成彦
「私の出会ったポーランド児童文学」内田莉莎子
「世界のポーランド図書館 スイス・ラッペルスビルを訪ねて」荒木勝
「ポーランド文学と加藤朝鳥」吉上昭三
ほか

ポーランドというくくりで記事を集めた雑誌というか、論文集やアンソロや同人誌みたいというか。国でくくるというならチェコものを集めた『ツックル』がこれに似てるかな。
この創刊号は歴史関連の話がいくつかあったので嬉しい一冊。この中の「ポーランドの建国伝承考 中世年代記の比較を通して」が、昨日紹介した『THE レジェンド 伝説の勇者』の話のもとになってる伝説とかに言及しています(物語全部が載ってるわけじゃないです)。
これによると、ポーランド建国の話は二種類あって、ピャストの息子シェモヴィトがポピエルに代わって王となる、みたいな話は、ヴィエルコ・ポルスカあたりの伝承で、ヴィエルコポルスカ中心に描かれた『匿名のガル年代記』などに引き継がれ、マヴォ・ポルスカ(南部ポーランド)を中心として描かれた『ヴィンセンティの年代記』では、クラクフの名前の由来になった人物クラクによる建国伝説を持つとか。クラクの方の話はどんなもんか読んでみたいですね。
ちなみに映画にあったネズミが王をかじる話は前者、親族を毒殺する話は後者から元ネタをとったみたいです。

ちなみに昨日の記事でジモヴィットがピャスト朝でどの位置にいるかとか説明してませんでしたが、ジモヴィットのひ孫がポーランドをはじめて大部分統一したミェシュコ1世です。

『ポロニカ』は全部で5冊出てとまってしまいました。
ポロニカ—ポーランド文化の現在・過去・未来 (No.2(’91)) 」
「ポロニカ—ポーランド文化の現在・過去・未来 (No.3(’92)) 」
「ポロニカ—ポーランド文化の現在・過去・未来 (No.4(’93)) 」
「ポロニカ—ポーランド文化の現在・過去・未来 (No.5(’94))」
いつか揃えよう。


参照サイト
ファイト餃子 ホワイト餃子グループ
http://www.white-gyouza.co.jp/branch/sugamo.html
CUKR(ツックル)
http://cukr.net/

関連記事
ポーランド建国の物語を映画化した作品。ミハウ・ジェブロフスキー主演『レジェンド 伝説の勇者』
http://xwablog.exblog.jp/9872832/
ポーランド史の本といったらほぼコレ! ステファン・キェニェーヴィチ/編『ポーランド史』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/9860880
更新記録66の2・ポーランド王国史、という記事
http://xwablog.exblog.jp/8853146
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by xwablog | 2008-11-15 01:23 | 書庫
ポーランド史の本といったらほぼコレ! ステファン・キェニェーヴィチ/編『ポーランド史』第1巻
ステファン・キェニェーヴィチ『ポーランド史』第1巻

『ポーランド史』第1巻

(ステファン・キェニェーヴィチ/編。加藤一夫&水島孝生/訳。恒文社。1986円。二冊揃9000円。400ページ)
序文
中世ポーランド(アレクサンデル・ギェイシトル)
第一章 国家形成前のポーランド
第二章 ポーランド国家の形成
第三章 ポーランド国家の揺籃期
第四章 ポーランド王制の成熟期
第五章 経済の発展と社会的変化の世紀
第六章 ポーランド王国の全盛期(14-15世紀)
シュラフタ共和制(7-9章ヤヌシュ・タズビル、10-13章エマニエル・ロストフォロフスキ)
第七章 「黄金時代」のポーランド(1492-1586年)
第八章 共和国の転換期(1586-1648年)
第九章 危機に立つ共和国(1648-1696年)
第十章 独立の危機(1697-1763年)
第十一章 ロシア支配下における国制改革の試み(1763-1788年)
第十二章 啓蒙時代の社会と文化
第十三章 共和国の独立と回復をめざす闘争(1788-1794年)

ポーランドの歴史を扱った本といえば、まずはこれが代表格でしょう。中世史に関してはほんとこれしかなかった時代が長かったので大変お世話になりました。これは1979年にワルシャワで出たアレクサンデル・ギェイシトル(Aleksander Gieysztor)氏などが書いた「History of Poland」という本の翻訳です。
結構ヘタれてきたので、新装版とか出してくんないかな。恒文社の他のも同様。
と、いいつつも、『ポーランド史』は1巻と2巻が一緒になって箱入りで売ってるはずですが、私は一巻しか持ってません。古本で買ったので。目次見ると解りますが、1巻だけで18世紀の終わりまでやっちゃうんですよね。ポーランド史は中世しか興味無かったので、結局ずーっと2巻買わないまんまです。どっかで2巻だけ売ってれば買っておいた方がいいかもしれませんが?
そういえば、最近、山川出版社が「ケンブリッジ版世界各国史シリーズ」というシリーズで、「ポーランドの歴史」も出してましたが、あれはあんまりにも使えないシリーズですから持ってません。
それ以外だと、クセジュの「ポーランド史」や、略史みたいな「ポーランド民族の歴史」もありましたが、やはり山川の世界各国史の「東欧史」で扱われてるのがよかったですね。あと、その系統で「ポーランド・ウクライナ・バルト史」がそれなりに使えます(少々問題のある本ですが)。
他の東欧諸国だと、中世史関連で研究書とか出てたりするのですが、なぜかポーランド史は全然ありません。あんだけ中世が面白い国なのに残念ですね。研究者がいないのか、売れないから出ないのか?
どうか私の生きている内にポーランド中世史の本が出ますように。

ちなみにこのポーランド史の本の著者キェニェーヴィチ氏は他にも本出してます。「歴史家と民族意識—ポーランドの民族的伝統についての省察」
あ、1949年という古い時代に帝国書院から「野の国ポーランド その歴史と文化」という本が出てますね。これはまったく見たことないなぁ。


ついでに。
昨日、心の底からどうでもいいことを思いつきました。

吉富昭仁『ツレビト(連人)』第1巻

『ツレビト(連人)』第1巻

(吉富昭仁。講談社。マガジンZKC。2007年。580円)

この「ツレビト」という漫画の表紙を、遠くからぼーっと見てると、タイトルの「ツレビト」が、「ソビエト」に見えませんか?
・・・いや、ただそんだけですが。



参照サイト
恒文社
http://www.ko-bun-sha.co.jp/
同人誌『初期ポーランド史』
http://www.toride.com/~digxwa/digxwaFiles/magf/mag_poland.htm

関連記事
ドイツから東欧への人の流れの歴史を追う。シャルル・イグネ『ドイツ植民と東欧世界の形成』
http://xwablog.exblog.jp/7908977
コミケ75受かりました。相変わらず本作りは遅々として進まず・・・
http://xwablog.exblog.jp/9808790
更新記録66の2・ポーランド王国史、という記事
http://xwablog.exblog.jp/8853146
二年前に、世界遺産・リトルポーランドの木造教会群の回を見た、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7182283
思ったよりかポーランド関連のこと記事にしてないなぁ。
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by xwablog | 2008-11-12 23:30 | 書庫
騎士の武器や戦いの様子。普段の生活などを解説する。『ビジュアル博物館43 騎士』
「ベルダン年代記」のことが書いてある論文のコピーを探して部屋中ひっくり返してたのですが、結局見つからずメゲそうな馬頭です。
今日こそ記事書こうと思ったけど、何もやってません。かわりに部屋の下の方から懐かしい本とかこんなの持ってたなぁ、という本を発掘。古本屋で買った映画のパンフをいくつか見つけましたが、意外と面白かったです。「ネレトバの戦い」のパンフも久々に見て懐かしがったり、「宇宙皇子」のパンフがあって吃驚したり。

それはともかく。
この前の『カラーイラスト世界の生活史』と一緒に発掘した本です。

ビジュアル博物館43騎士

『ビジュアル博物館43 騎士』

(クリストファー・グラヴェット。監修/森岡敬一郎。同朋舎出版。1994年。2800円。63ページ。)
最古の騎士、ノルマン人、騎士になる、全身を鉄でおおう、鋼鉄のファッション、甲冑の内側、武器と人間、馬上の騎士、城、戦時の城、城攻め、甲冑をつける、敵、戦場へ、平和時の城、荘園領主、荘園の貴婦人、騎士道の理想、武芸競技大会、馬上槍試合、徒歩戦、紋章、狩猟と鷹狩り、信仰と巡礼、十字軍、キリストの騎士たち、日本の武士、職業兵士、騎士道の凋落、索引

子供向けの絵本的な解説付き写真集のシリーズのひとつ。これは中世ヨーロッパの「騎士」を扱ったものになっていて、騎士の装備やその生活の中での道具などを紹介し、綺麗な写真にキャプションで部位の名称の説明などをつけたりしています。大人でも充分読むにたるものとなっています。
もとは1993年にイギリスで出た本のようです。

参照サイト
同朋舎メディアプラン 旧同朋舎出版
http://www.media-sk.co.jp/

関連記事
昔の人の生活の様子を再現した絵本みたいな本『カラーイラスト世界の生活史』シリーズの手持ちを並べてみた
http://xwablog.exblog.jp/9826760/
12世紀ドイツの歴史などに詳しいちょっと古い歴史書。F・ラウマー『騎士の時代 ドイツ中世の王家の興亡』
http://xwablog.exblog.jp/9477826
中世ドイツ国家の制度と組織を解説。ハンス・K・シュルツェ『西欧中世史事典 国制と社会組織』
http://xwablog.exblog.jp/7798331
より上の階梯の敵が登場。冲方丁&夢路キリコ『シュヴァリエ』第2巻。サラマンドルとは?
http://xwablog.exblog.jp/7641669
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by xwablog | 2008-11-09 21:54 | 書庫
昔の人の生活の様子を再現した絵本みたいな本『カラーイラスト世界の生活史』シリーズの手持ちを並べてみた
web拍手レス
>このシリーズ近所の図書館で見かけましたよ。読んでみます。
地域の図書館のどれかひとつかふたつには、これが揃って置いてあったりします。よく『ビジュアル博物館』のシリーズなんかと一緒にあったりも。
なんとなくメンアットアームズシリーズの絵の部分だけ集めたみたいな感じにも見えて、なかなか楽しいですよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ども。この前会社から渡された重要な書類をどうやらシュレッダーにかけてしまったような馬頭です。

それはともかく。(えー
片付けしてて『カラーイラスト世界の生活史』シリーズをちょっと手にとったのですが、自分が今の段階でどれとどれを持っているのか解るように並べてみます。

カラーイラスト世界の生活史07カラーイラスト世界の生活史28

『カラーイラスト世界の生活史7 中世の都市生活』
(監訳/福井芳男&木村尚三郎。東京書籍。1985年。1500円。64ページ)
『カラーイラスト世界の生活史28 近世のヨーロッパ社会』
(監訳/福井芳男&木村尚三郎。東京書籍。1989年。1800円。47ページ)
この二つは中世や近世の人々の生活の様子を描いたものですが、まさにこのシリーズらしいですね。

スキャナーで撮影できないので、こうして写真撮りました。

このシリーズは全部で30冊くらい出てますが、発行が1985-86年の第一期と1989年の第二期と1991年頃の第三期で別れて出たみたいです。



カラーイラスト世界の生活史22カラーイラスト世界の生活史11

『カラーイラスト世界の生活史22 古代と中世のヨーロッパ社会』
(監訳/福井芳男&木村尚三郎。東京書籍。1986年。1500円。47ページ)
『カラーイラスト世界の生活史11 近代国家の成立』
(監訳/福井芳男&木村尚三郎。東京書籍。1985年。1500円。64ページ)
古代と中世のヨーロッパ社会というのには、ビザンツ帝国の首都コンスタンティノープルの様子などもあって、なかなか楽しい。



カラーイラスト世界の生活史06カラーイラスト世界の生活史23

『カラーイラスト世界の生活史6 ヴァイキング』
(監訳/福井芳男&木村尚三郎。東京書籍。1985年。1545円。64ページ)
『カラーイラスト世界の生活史23 民族大移動から中世へ』
(監訳/福井芳男&木村尚三郎。東京書籍。1986年。1500円。65ページ)

で、この二つがシリーズ中でも特に素敵なんです。絵のいっこいっこに物語があって、ワクワク感が溢れてますよ。絵も上手い。



カラーイラスト世界の生活史26カラーイラスト世界の生活史25

『カラーイラスト世界の生活史26 ローマ軍の歴史』
(監訳/福井芳男&木村尚三郎。東京書籍。1989年。1800円。71ページ)
『カラーイラスト世界の生活史25 ギリシア軍の歴史』
(監訳/福井芳男&木村尚三郎。東京書籍。1989年。1800円。71ページ)

ローマ軍とギリシア軍のやつ。ギリシア軍のやつは前に映画の『300』の紹介の時にも出しましたね。
「原始時代から現代までの庶民の生活を全ページ・カラーイラストで再現する」としているだけあって、幅広いですが、中でも古代ものが多いです。私はあんま持ってませんが。
あとは、8の「城と騎士」や、5の「ガリアの民族」あたりが欲しいかな。でも、今これ、絶版で高いんですよね〜。中古でも3500円くらい。昔は中古で1000円くらいだったのに。あの時代に買い揃えておけばよかった。

参照サイト
東京書籍株式会社
http://www.tokyo-shoseki.co.jp/

関連記事
テルモピュライの戦いは100万対300人のガチンコバトル。F・ミラー『300(スリーハンドレッド)』その2
http://xwablog.exblog.jp/7489973
図書館のいらない本。配ってたので貰ってきたけど、貰うにしても、やり過ぎた、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7420234
紋章は家や人そのものを表す力がある。『紋章の歴史 「知の再発見」双書69 絵で読む世界文化史』
http://xwablog.exblog.jp/8117473
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by xwablog | 2008-11-06 01:01 | 書庫
内戦終結のための最後の戦い。未完の大作。打海文三『覇者と覇者 歓喜、慚愧、紙吹雪』
打海文三『覇者と覇者 歓喜、慚愧、紙吹雪』

『覇者と覇者 歓喜、慚愧、紙吹雪』

(打海文三。角川書店。2008年。1800円。483ページ)
「黒い旅団に致命傷を与えた常陸軍とその同盟勢力たちはつかの間の平安を手に入れていた。しかし、その戦闘によって首都圏から多量の難民が流出し、常陸軍の勢力範囲に流れこんできた。海人やファンたちが難民の対処に戸惑う中、奥州軍は自分たちの領地内にある難民キャンプを封鎖し、難民を追い出しはじめた。限界を越える難民たちは街の治安を悪化させ、さらには奥州軍との対立へと拡大し・・・」

2007年10月9日に亡くなった打海文三氏の遺作となってしまったこのシリーズ。最後の巻『覇者と覇者』がとうとう出ました。今まで『裸者と裸者』『愚者と愚者』のどちらもがはじめ海人メイン、あとは月田姉妹メインの上下巻で別れていたように、この巻も本来は上下巻で別れるはずだったのでしょう。けど、急死のため下巻の半分まで書いたところで終わってしまっています。まさに未完の大作。上巻下巻で副題が違うことになってたはずですが、今回これについた副題の「歓喜、慚愧、紙吹雪」はたぶん上巻用のものでしょう。内容的に。

もっとも危険だった黒い旅団を撃退し、最後は我らの祖国から首都圏をめぐって決戦に、ということになりますが、疲弊した両勢力は一時的に休むことになります。でも、そこで難民問題が発生。首都圏からの膨大な難民の流入と、奥州軍のキャンプ閉鎖と難民の追い出しで、危険な緊張状態となってしまいます。奥州軍との対立、北海道政府の平和・統一のための動き、そして支援を受け、諸勢力を糾合して決戦へと挑む常陸軍。海人は軍事司令官として様々な場面に対処していくことになります。
これが、前半まで。
後半は月田椿子とパンプキンガールズがメインで、我らの祖国を倒して、諸勢力が共同でつくった国民和解政府ができた後の話となります。戦争は戦闘が終わってからが大変なんですが、武装解除、就職斡旋、北海道軍の平和維持軍や軍閥との軋轢、などなど問題は山積み。さらに我らの祖国の残存勢力がテロをしかけてきたりして、という展開になります。残念ながら、最後がどうなるのかわからないまま終わってしまっています。
終わったところから判断しようとしても、ああなる可能性もあるし、こうなる可能性もあるし、で予想はしづらいのですが、できれば海人たちには幸せになってほしいですね。未来のビジョンを描けない危うさがあったとしても。
この巻では小さかった恵や隆たちも大きくなって帰国して、復興にかかわってきたりもしてくれます。ああ、なんか恵は危なっかしいなぁ。
あと、常陸軍の報道官の女の人の名前が最後まで出てこなかったのは残念。死体屋もね。


池上冬樹の解説がついてますが、それによると、やはりはじめは『死者と死者』が最終巻のタイトルだったらしい。あと、この本のシリーズ名って「応化戦争記三部作」なのか「応化クロニクル三部作」なのかどっちなんでしょうね。


参照サイト
パンプキンガールズは二度死ぬ(打海文三公式)
http://higasinaganuma.cocolog-nifty.com/blog/
愚者と愚者 角川書店公式
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200609-03/
帝国少年
http://tksn.web.infoseek.co.jp/

関連記事
警察官による報復テロとその暗闘の決着をつける時が来た。『ハルビン・カフェ』打海文三
http://xwablog.exblog.jp/7537872
内戦の混乱の中で生きる少年と少女たちの生きるための戦いについて。『裸者と裸者』上下巻、という記事
http://xwablog.exblog.jp/7533952
首都圏を巡る混沌とした戦いの中で十万人の女の子と十万丁のAKを夢想しろ!『愚者と愚者』上下巻。の記事
http://xwablog.exblog.jp/7537793
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by xwablog | 2008-11-02 14:36 | 書庫
インドの殺人秘密結社の首領となった青年の物語。山際素男『カーリー女神の戦士』
池袋東口・シャンティ、豆とひき肉のカレー

どうしたことか、またカレー屋でカレー食べました。意味不明な勢いにのってます。
この前行ったのは、池袋東口にある「シャンティ カリーバー&カバブ」という店。この前紹介したお店も「シャンティ」でしたが、カレー屋でこの店名良く使ってます。サンスクリット語で「平和、安らぎ、静寂」の意味だとか。行った店の場所は、池袋のポストホビー60階通り店の近く、黒人がよくたむろってる洋服屋の隣りあたりです。一階はカウンターのみだけど、二階にも席があるみたいです。
食べたのは日替わりカレーなんですが、その日は豆の入ったひき肉のカレーでした。口当たりもよくカレーのルーの量もこの前のスパイスガーデンと同じくらいで比較的多かったんですが、ナンが少し小さめでした。深夜四時?くらいまでやってるらしいです。


というわけで、またインド関連の本、ということで探してみましたが、ウチにあるのは、あとはこんなのくらいでしょうか。



『カーリー女神の戦士』

(山際素男。集英社。集英社文庫。1994年。660円。384ページ)
「19世紀初頭のインド。裕福な商人に拾われ養子となったファランギーは、立派な青年へと成長する。しかし、義父たちが実は女神カーリーを崇め、その教えに則って多くの人間を秘かに殺し続ける殺人秘密結社『タグ』の一員だと知るのだった。苦悩するファランギーだったが、ついに彼はタグに入党することを決意するのだった・・・」

翻訳家・ノンフィクション作家でもありインド文化研究家でもある山際素男氏による異色の小説。インドの女神カーリーを崇める殺人秘密結社「タグ(サッグ)」の首領となった青年の話。
14世紀にはじまり、北西インドなどで旅行者などを殺し続けてきた秘密結社が存在したというだけでも驚きですが、これはそれが敵側とかじゃなく、主人公達の側だってのが面白い。
この暗殺者集団については澁澤龍彦氏の『秘密結社の手帖』にも載ってるそうです。なんでも、黄色いハンカチーフでの絞殺、というのが殺しのスタイルだったようです。

この小説、はじめは三一書房から出たのが、あとから集英社から文庫で出たみたいです。

そういや、『屍姫』を全巻やっと読み終わりました。この中でもカーリーの力を称する教主ミラムという屍が登場してましたね。


そろそろ赤壁の戦いの映画、『レッドクリフ』公開ですね。見たいけど、どうしよう。


参照サイト
山際素男(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E9%9A%9B%E7%B4%A0%E7%94%B7
シャンティーカレーバー&ケバブ(食べログ)
http://r.tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13019493/

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by xwablog | 2008-10-31 00:24 | 書庫
原書から43篇を抜粋。マーチャーシュ王の登場する話もあります。オルトゥタイ『ハンガリー民話集』
昨日はロシアの民話でしたが、今日はハンガリーです。



『ハンガリー民話集』

(オルトゥタイ。訳編/徳永康元&石本礼子&岩崎悦子&栄美子。岩波書店。岩波文庫。1996年。720円。434ページ)
I(1 底なしの泉、2 靴をはきつぶす王女たち、3 怪物王女、4 ブルゴーは悪魔、5 森の葉かげで生まれた子ども、6 ラドカーン、7 伯爵と従僕のヤノーシュ、8 死の婚約者、9 ベチャーロシュ、10 小馬、11 ナジ・ヤーノシュの物語、12 天までとどく木、13 地獄のかま焚き、14 花髪の男、15 明けの明星、16 グリフィン、17 力持ちのヤーノシュ、18 二人の金髪の若者、19 夢見る若者)
II(20 マーチャーシュが王になる、21 老人は人生をどのように分けたか、22 マーチャーシュ王と星占い、23 マーチャーシュ王と若者、24 マーチャーシュ王はどんな贈り物をしたか、25 金を払わないと葬式をしてくれない坊さんとマーチャーシュ王、26 アラニュ・ジャーダ、27 美男ヤーノシュ、28 燭台猫のマターン)
III(29 井戸掘り、30 セーケイのかみさんと悪魔、31 ものぐさな嫁、32 勘定は誰が払う?、33 親父より利巧な息子、34 呪われた修道士、35 ふざけ小僧、36 ジプシーの弁護士、37 王さまになったジプシー、38 靴屋、39 犬と狼の会話、40 狼と少女、41 九羽の雌鶏と一羽の雄鶏、42 ミソサザイと熊、43 黄色い鳥)
原注
ハンガリーの民話
訳注
オルトゥタイについて
『ハンガリー民話集』関連地図
『ハンガリー民話集』関連地名対照表
あとがき

ハンガリーの民俗学研究家で、一時期は宗教・教育大臣にもなったことのある、オルトゥタイ・ジュラ教授が1960年に編じた『ハンガリーの民話』の中から43篇を選び、翻訳したものです。原書の方は、全部で412篇分もある3巻本だそうです。
バラエティに富み、読み応えのあるお話が揃ってます。翻訳がいいのか、台詞回しとかも結構いい。
ハンガリーで人気のある王様のマーチャーシュ王の話もいっぱいあって、東欧史好きはそういう意味でも楽しめます。

これのほかには、池田雅之氏の『ハンガリーの民話』というのもあります。


その他のことなど。

この前注文した『犯罪の大地』が届きました。あと、予約しておいた『覇者と覇者』(打海文三)が届いたかもしれませんが、受け取れませんでした。一人暮らしはこーゆーの弱いです。あと、当日中の再配達のタイムリミットが六時ってのはちょっと無理があるんじゃないか?


参照サイト
岩波文庫編集部
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/bun/
ハンガリー民話集(岩波文庫)
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/32/9/3277610.html

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by xwablog | 2008-10-30 23:45 | 書庫
動物ものが少し多めでした。金光せつ/編訳『ロシアのむかし話2』
偕成社_ロシアのむかし話2_金光せつ

『ロシアのむかし話2』

(金光せつ/編訳。偕成社。偕成社文庫3184。1991年。700円。246ページ)

ロシアの民話を集めた本。字とか大きいし、子供向けのむかし話本かと思ったら、ルビが一部にしか振ってないことから幼児向けの本というわけではなく、小学校高学年以上〜大人が対象のものみたいです。
収録されているお話は「動物たちの冬ごもり」「キツネとツグミ」「お百姓はガチョウをどうわけたか」「若がえりのリンゴと命の水」「うるわしのワシリーサ」「夢のおつげ」「わらじをひろったおばあさん」「灰色ひたいの子ネコとヤギとヒツジ」「塩」「魔法のわざくらべ」「イワンと魔法の馬」「クマとボダイジュの足」「ネコとキツネ」「どこかわからないがそこへいって、なにかわからないがそれをもってこい」「なめし革工のニキータ」「ツルとアオサギ」の16話。最後に金光せつ氏の解説がついています。
この中の「魔法のわざくらべ」が面白かったです。愚かな父親が何度も自分の息子を他人に売り払うのですが、魔法使いのもとで修行した息子は自力で何度も戻り、詐欺行為を働きながら父親に収入をもたらし、最後は師匠の魔法使いをズタズタにして殺すという話。
やはり、昔話は面白い。


その他のこと。

昨日は友達と半年ぶりくらいに会って、食事しました。『もやしもん』と『クルドの星』を渡すためだったんですが、ついでに『ルーンマスカー』もあげた。
聞いた話だと、日本から、ウズベキスタンとかトルクメニスタンへの郵便局へは送金できるけど、なぜかロシアとウクライナへは送金できないとのこと。
あと、『ストパン』と『ヘタリア』と『萌えよ〜』は大嫌いとのこと。
あと、『フィンランド軍入門』は最悪、『イタリア軍入門』は良い、『フランス軍入門』は不安、とのこと。


参照サイト
偕成社
http://www.kaiseisha.co.jp/

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