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マケドニアの王子の恋と戦いを描く。赤石路代『アレクサンダー大王 天上の王国』
web拍手レス
>大王の御話ですと、ニコラス・ニカストロの小説も楽しかったですよ。
>なんといいますか、英雄伝説の”影”も描いてるのです。もちろん脚色があるでしょうけど。
アレクサンドロスの小説は多いですよね〜。やはりそれだけ物語の中心人物に適した人だということなのでしょう。明暗が濃いことも魅力でしょうし。
そういや、アレクサンドロスものだと、彼が死んだ後に、周囲の人が彼について語る、という形式が多いような気がします。映画『アレキサンダー』も、安彦良和氏の漫画もそうでした。

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どうも。馬頭です。今、『謎の彼女X』の最新刊を2度読み直してます。
同人誌の方はぜんぜん作る気がおきません。理由はいろいろあるけど、とにかく明日には再起動しないと。

アレクサンダー大王 天上の王国_赤石路代

『アレクサンダー大王 天上の王国』

(赤石路代。角川書店。ASUKAコミックス。1998年。420円)
「前342年。14歳となったマケドニアの貴族の息子ヘファイスティオンは、ミエザの学問所へと送られ、アレクサンダー王子と知り合うことになる。少し前から人の心の声が聞こえてくる不思議な力を手に入れていたヘファイスティオンは、人々の汚れた想いに嫌気がさしていたが、明朗闊達な王子とその仲間たちに魅かれていくのだった・・・」

1990年代に角川書店が出している少女漫画雑誌の中に、『歴史ロマンDX』というのがありまして、歴史ものの漫画ばかり扱っていたのですが、これはその雑誌で連載されたアレクサンドロス3世の少年時代を扱った作品です。作者は『ワン・モア・ジャンプ』や『P.A. プライベートアクトレス』、『市長 遠山京香』などで知られる赤石路代氏。
タイトルは「アレクサンダー大王」ですが、ヘファイスティオンの視点で語られる部分があったりします。前338年のカイロネイアの戦いまでが描かれますが、話の中心は、人望があり利発な王子アレクサンダーと、ロードス島からきた女傭兵サーヌの結ばれることのない悲恋です。最後はサーヌの死を持って終わります。

久々に見ましたが、こんな話だったけ? とかちょっと吃驚しました。ヘファイスティオンの不思議な力とかすっかり忘れてました。

『歴史ロマンDX』はかなりニッチな雑誌でしたが、結構買ってました。季刊で、たしかミステリーDXの増刊扱いだったはず。『ASUKA』系の作家だけじゃなく、いろいろな作家さんが描いていて、扱う範囲も西洋史・東洋史、古代・中世・近代と幅広かったです。『ガーター騎士団』とかもここで連載していました。雑誌は数年やって、98年くらいに休刊となったようです。

で、『アレクサンダー大王 天上の王国』ですが、なんと、『凛花』という新しい雑誌で連載が再開しているらしいのです。これは小学館の雑誌で、『月刊flowers』の増刊扱いで、年に三冊でてるみたいです。歴史ものに特化しているわけじゃないようですが、歴史ものが多く掲載されているようです。これが再開されたのは、映画『アレキサンダー』とか、漫画の『ヒストリエ』とかの影響なんでしょうか? それとも、『歴史ロマンDX』での連載は休刊によるもので、実はもとから続きがあったから、とか?


参照サイト
赤石路代公式
http://www.akaishi-michiyo.com/
凛花
http://flowers.shogakukan.co.jp/news/rinka05b.html
アレクサンドロス3世
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%82%B93%E4%B8%96

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by xwablog | 2008-11-23 01:52 | 史劇
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