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昔、放送大学でロシア史の授業やってたんですよ。阿部玄治『ヨーロッパ論1 ロシア史とその周辺』
どもども。
今、部屋の中が本だらけで、本を置く場所が無くて困ってたのですが、スキャナの上に本をのっけてたら、とうとうスキャナが壊れてしまいました。ホントに。さすがに20も30も本のっけたらいけなかったみたいです。皆さん気をつけましょう。数年愛用してたスキャナをこんなことで無くしたくなければ。

それはともかく。

ロシア史とその周辺

『ヨーロッパ論1 ロシア史とその周辺』
(阿部玄治。日本放送出版協会。放送大学教材55107-1-9111。1991年。1650円。153ページ)
まえがき
1-東ヨーロッパとロシア
2-2つの祖国戦争-その1
3-2つの祖国戦争-その2
4-デカブリスト
5-第1次大戦とロマーノフ朝の終焉
6-2月革命
7-10月革命とボリシェヴィキー
8-過ぎし歳月の物語 『原初年代記』
9-ノルマン説と反ノルマン説-その1
10-ノルマン説と反ノルマン説-その2
11-ノルマン説と反ノルマン説-その3
12-ノルマン侵入の東と西-その1 西ヨーロッパ
13-ノルマン侵入の東と西-その2 ロシア
14-東方遊牧民とロシア-その1
15-東方遊牧民とロシア-その2 モンゴルとロシア
付記
索引

前に「ヴェルダン年代記」に関する論文が見つからないとか書きましたが、未だ見つかっていません。代わりに、この『ロシア史とその周辺』の中に少し記事があったのを思い出しました。
ちなみに「ヴェルダン年代記」よりこの本みたいに「ベルタン年代記」の方が読みとしてはあってそうな。あと、付記で書かれてますが、この本ではアクセントの部分を長音で表現してるそうです。だからロマノフがロマーノフとかに。
放送大学の教材だってことからもわかるように、放送大学で「ヨーロッパ論1」というのをやったときに、ロシア史をまとめて教えてた番組があったのですよね。私も、随分昔にこれを見たことがあって、チャンネル回した時、ちょうどドニエプル川の「浅瀬」の話だったわけです。これにがっぷり食いついた私ですが、こういう本が出てるとは長い間知らなかったです。で、ある時、中古でこれを手に入れました。なんか、もう一度番組見たくなってきました。

知りたかった記事は10章「ノルマン説と反ノルマン説 その2」のところにあります。
839年、フランク帝国のルードヴィヒ敬虔王のもとにビザンツ帝国の使者がやってきますが、その一行の中に、「ロース」と呼ばれる人々がいて、そのことが当時書かれた『ベルタン年代記』に書かれています。フランクの人たちが彼らを調べてみると、どうやらスウェーデン人らしいということがわかります。

この本は、他にも面白い記事がたっぷりですので、手に入れにくいかもしれませんがおすすめ。


参照サイト
放送大学
http://www.u-air.ac.jp/
阿部玄治 書籍リスト(紀伊國屋
https://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshoseaohb.cgi?W-FAUTH=%88%A2%95%94%8C%BA%8E%A1
++++++++++++++++++++++++++++++++&HITCNT=020&RECNO=1&AREA=02&LANG=E
Annales Bertiniani ベルタン年代記(wikipedia)英語
http://en.wikipedia.org/wiki/Annales_Bertiniani
Бертинские анналы ベルタン年代記(wikipedia)ロシア語
http://ru.wikipedia.org/wiki/%D0%91%D0%B5%D1%80%D1%82%D0%B8%D0%BD%D1%81%D0%BA%D0%B8%D0%B5_
%D0%B0%D0%BD%D0%BD%D0%B0%D0%BB%D1%8B
Bertin ベルタン(wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Bertin

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by xwablog | 2008-11-19 21:43 | 書庫
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