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モスクワの地下を彷徨うホラー映画。ヴィンセント・ギャロ主演『モスクワ・ゼロ(MOSCOW ZERO)』
ども。馬頭です。
会社にコミケにサークル参加しているらしい人がいるんですが、どうやらまだ新刊は出来てないらしい。同志よ! まあ、こっちがやってることは知られてないんで心の中で応援しときました。

それはともかく。時間がないのにこんなの観ました。

『モスクワ・ゼロ(MOSCOW ZERO)』

『モスクワ・ゼロ(MOSCOW ZERO)』

(アメリカ・スペイン・イギリス映画。2006年。監督/ルナ。出演/ヴィンセント・ギャロ、オクサナ・アキンシナ、ヴァル・キルマー、ヨアキム・デ・アルメイダ。85分。3990円。)
「アメリカ人のオーウェン神父は、友人の人類学者セルゲイがモスクワの地下に入ったまま一週間も戻らないと知り、モスクワにやってきた。セルゲイは都市伝説を追い、修道院の地下を目指していたようだが、張り巡らされた地下道は迷宮のようになっていたのだった。オーウェンは案内人とともに地下へと降りるが、そこは不気味な影が蠢く不吉な場所で・・・・」

モスクワの地下世界へと入っていくホラー作品。ヴィンセント・ギャロとヴァルキルマーが出てるというのでなんか凄い作品なのかと思わせつつ、実はそんなたいした事なかったです。
行方不明の友人セルゲイを追ってオーウェンとその同行者たちが不気味な地下通路を進んで行くという内容ですが、セルゲイはまだ死んでないで先に先にと進んでいっていて、彼とオーウェンたちが交互に出てくる作りになってます。あと、地下にいる子供たちの幽霊が登場し、この子たちの場面のところどころに挟んであります。ヴァル・キルマーは地下に住む浮浪者たちの親玉の一人として登場するんですが、ちょい役です。
オーウェンはセルゲイの助手やロシア人の協力を得て地下へ入るため、地下道に住み着いている浮浪者たちの親玉の一人トルストイと話し、案内人をつけてもらうのですが、それがオクサナ・アキンシナ演じるリュバという女。(あとでギャロのキャラといい感じになるんですが、唐突過ぎ。)
地下に住み着いた浮浪者たちは、川が干上がると出てくるという『悪魔』たちを恐れているのですが、それが1920年に死んだ子供たちの霊のことらしいです。で、この悪魔たちにオーウェンの仲間も殺されたりということになります。
話はほんとに単純なもので、登場人物もほんの少し。15〜30分の怪奇もののTVドラマで充分かという内容のものを引き延ばした感じ。そのくせ説明が少なく、緊迫感もないです。
ちょっと微妙な内容なんですが、まあ、モスクワが舞台ですし、私はとりあえず見ましたよ。
ちなみにこの話の中で目的地とされる修道院は、ノヴォデヴィチ修道院ということみたいです。映像で出て来た教会はどうもスモレンスキ−教会じゃなかったみたいですが。そして、はじめ、ギャロが仲間たちとともに浮浪者に会うため地下鉄の駅のホームから降りて地下に入っていくのですが、どうもそこの地下鉄駅はルビヤンカ駅のようでした。ちなみにルビヤンカからノヴォデヴィチまでの間に川はありません(小さな川ならあんのかな?)。あと、セルゲイはモスクワ大学の教授という設定なのか、冒頭でちょっとだけモスクワ大学が見えたりしました。

登場人物たちはだいたい英語しゃべってますが、ところどころでロシア語が出てますね。

オクサナ・アキンシナは1987年レニングラード生まれだそうです。
彼女は、実は前に紹介したロシア映画のファンタジーもの、『ウルフハウンド』にも登場してました。


ついでに。
世界各地で同じ人が踊る「Where the Hell 〜 Matt?」って映像がありますが、ロシアがちょっと出てくるのもあります。



これはシリーズのはじめ「Where the Hell WAS Matt?」の一部ですね。ヴァシーリー聖堂のモスクワ川側の前で踊ってます。工事中のネットがはってあるから、私が旅行した2004年あたりかな?
このシリーズの最新のが良かったです。ロシアないけど日本ありました。けど、なぜかメイド喫茶で。
Where the Hell is Matt? (2008)
http://jp.youtube.com/watch?v=zlfKdbWwruY
高画質で見るにはURLの末尾に「&fmt=22」をつけるといいですよ。

参照サイト
Oksana Akinshina
http://en.wikipedia.org/wiki/Oksana_Akinshina
■[Web] 世界中でダンスする"Where the Hell is Matt?"のまとめCommentsAdd Stargunzyou(A Successful Failure)
http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20081116

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by xwablog | 2008-11-18 23:17 | 日記
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