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南北戦争でゲリラ戦をした民兵の若者たちの運命は・・・。アン・リー監督『シビル・ガン 楽園をください』
web拍手レス

>南北戦争ですか・・・・・「コールドマウンテン」(原作)が忘れられません。荒々しくて哀しくて・・・・・
>「さらばロンメル」も楽しいです。なぜか南軍騎兵隊の大活躍が描かれていましてね。題名も偽りではないのですが。
はじめ、この記事書いてる時、「コールドマウンテン」と「ブロークバックマウンテン」を勘違いしてました。実はどちらもまだ未見。「コールド」は映画でなら見てみたいです。「さらばロンメル」は知りませんでしたが本来は第二次世界大戦モノのようですね。なんで南軍が活躍?
南北戦争といえば、そういや『ダンスウィズウルブズ』がそうだったような憶えも。

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この前、どうしてもまた観たくなってDVDを買っちゃいました。

シビル・ガン 楽園をください

『シビル・ガン 楽園をください』

(アメリカ映画。パイオニアLDC。アスミック。角川書店。監督/アン・リー。出演/トビー・マグワイア、スキート・ウーリッチ、ジョナサン・リース・マイヤーズ、ジム・ガヴィーゼル、ジェフリー・ライト、ジュエル。2001年。138分。6000円)

アン・リー監督のアメリカ南北戦争映画で、1999年ロンドン映画祭オープニング作品。原題は『Ride with the Devil』ですが、上映時には『楽園をください』に、DVDではなぜか『シビルガン 楽園をください』になってます。
南北戦争当時のカンザス州とミズーリ州の州境を舞台に、ブッシュワッカーと呼ばれる民兵組織に所属した青年たちを中心に描いた作品で、私は非常に気に入っています。
南北戦争では北部の奴隷廃止派と南部の奴隷存続派が対立して戦いになるわけですが、北部の南にある四つの州は「ボーダーステイツ」と呼ばれる奴隷制度を保持したたまま北部側についた州でした。ここではいろんな分裂と軋轢があって、ブッシュワッカーたちのゲリラ戦が展開されることになります。森にひそみ、各地で襲撃を繰返す彼らの中に、この物語の主人公たちがいます。
ジェイク、ジャック、ジョージ、そして黒人解放奴隷のホルト。同じ国民が敵味方に別れて戦う悲惨な内戦は彼らの運命を劇的に変えていくことになるのです。

この物語では、戦争の残酷さに浸りきれない青年ジェイクが主人公なんですが、裏の主人公ともいうべき黒人のホルトが非常にいい味を出しています。結末の引き方も好き。
南北戦争映画というと、まあ『グローリー』が一番盛り上がる作品ですが、物語としてはこっちの方が好きかもしれません。『南北戦争前夜』は酒場のシーンだけは最高ですがね!
戦争映画ではありますが、合戦シーンみたいのはローレンスの虐殺の後の一回だけ。他の戦いは少人数同士の銃撃戦です。でも、西部劇みたいな感じではないですよ。


参照サイト
楽園をください(公式)
http://www.asmik-ace.com/Rakuen/
南北戦争(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%8C%97%E6%88%A6%E4%BA%89
奴隷(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B4%E9%9A%B7

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by xwablog | 2008-09-26 01:32 | 史劇
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