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変なSF世界にすんなり入れるなじみの良さ。粟岳高弘『鈴木式電磁気的国土拡張機』
web拍手レス
>粟岳さんですか・・・・初耳ですが面白そうですね。実は僕も褌愛用してるのです。親しみを感じますね
いや、これが、この漫画の中で出てくるフンドシは普通のじゃないのですよ。変な生物たちは上半身の被服は全て武装と見なすやつらなので、どうしてもそうする必要が。(なんてスムーズかつ自然な褌着用の理由付け! ・・・なのか?)
最近は褌が女性用下着として流行ってるそうですよ。履き心地が良いとか。
人気あるなら消え去って行く文化にはならないで済みそう?

>ええ!?女性の間で褌が。嬉しいですね。銭湯でもめったに見かけないのに。
たぶん人前じゃあ履かないのでは? やっぱり「女性が褌なんて・・・」というのを気にして。

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鈴木式電磁気的国土拡張機_粟岳高弘

『鈴木式電磁気的国土拡張機』

(粟岳高弘。コスミック出版。Kyunコミックス。2006年。1000円)
「昭和57年のある日、香奈子は建物の隙間に裸(ふんどし有り)の少女を見かける。つい近寄った香奈子を拘束し、気絶した彼女から服を奪って行ってしまう。そして、裸(ふんどし有り)で残された香奈子が連れ込まれた場所は、言葉を喋る謎の生物がいる特別な場所で・・・」

粟岳高弘氏の二冊目4年振りの単行本。単行本出た時は、気になったものの買わなかったのですが、その後買おうとしても、全然売ってなくて困りました。で、しょうがなくネットで手に入れたのですが、どうして早くに読まなかったのか悔やまれる良作でした。
基本的には短編集ですが、続きのある話もあれば、同一世界の話だったり、関連性があるようになっています。収録作品は「浸水殻」「鈴木式電磁気的国土拡張機」「3型拡張空間」「異星構造体」「遷移点の鉄塔」「空中線」「モヘモヘ」「風呂桶の庭」「遠州灘立方体」「用水」「増殖改変体第5形態」「堰堤(えんてい)とプール」「あとがきまんが」となっています。
田舎っぽい土地で繰り広げられるSF的要素が、非常にすんなりハマってて独特の雰囲気を出しています。変な状況をナチュラルに受け入れているキャラたちを見ていると、この変な話をあっさりと受け入れている自分がいることを発見することになるでしょう。
『水惑星年代記』読んだ時も思いましたが、田舎とSFって「なじみがいい」のかもしれない。
裸の女の子がなんどか出て来たりもしますが、作者の趣味なのか、ふんどしとか人前で裸とかそういうマニアックなのが多いですね。Hなことをするわけじゃないのですが、あっけらかんとしていてなおかつエロいです。
初単行本の方の『プロキシマ1.3』も欲しいのですが、こっちこそどこにも売ってないですね〜。

はじめ「粟岳高弘」じゃなく「栗岳高弘」で探しちゃってました。出版社名も「コズミック出版」で探してました。ほら、ブラウザの文字って読みづらいから・・・

参照サイト
Takahiro Awatake's WebPage(たばなくる)
http://www.cx.sakura.ne.jp/~awatake/
コスミック出版
http://www.cosmicpub.jp/
FOX出版
http://www.foxcomic.com/

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by xwablog | 2008-09-10 23:25 | 日記
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