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生まれるはずのない「男」の「歌姫」。彼が歌う理由とは? あき『歌姫(UTAHIME)』
最近、時間が無い無いといってネタが未消化なまま終わってる記事がまかり通るクワルナフブログですが、そういう時は生暖かい目で見守っていただけると嬉しいです。

それはともかく。
とりあえずすぐにでも紹介しとかないといけないものかと思ってこれを書く。

あき『歌姫(UTAHIME)』

『歌姫(UTAHIME)』

あきリブレ出版。ゼロコミックス。2006年。629円)
「国を守る歌を歌う歌姫という役割を男でありながら代わってやっているカイン。あってはならない男の歌姫の秘密を見守るトーマス。そんな彼らの住む村に、謎の少女ラーがやってきて行き倒れる。彼らはその少女が手配書に載っている王立騎士団が追う人物だと気付くが・・・」

あき氏の初単行本。
表紙見ただけで、もう気になって気になってしょうがなくなって、結局買ってしまいました。お金無いし、一日だけ我慢したけど、やっぱダメでした。紹介文とかも読んじゃってたのがいけなかったかも。良さそうな雰囲気、というのが出てた。特に表紙からは良さ気な漫画が放つオーラみたいのが出てました。
男でありながら、死んだ姉マリアの代わりに、国を守るとされている歌を歌う「歌姫」の役割を果たそうとするカイン。村が歌姫の一族を囲い込んで依存していることに反発して家出したカインだが、姉の死に罪悪感を感じ、代わりに歌い続ける。本来なら生まれるはずのない男の歌姫という存在を巡る、悲しいけどやさしい気持ちがあふれるお話。
なんだろう・・・自分自身の価値が自分自身を傷つけ、それに苦しみながらも生きる人たちの話?
なんかいい話ですよ。絵も上手い。どうやら「社長の巣箱」というサークルで「幻想水滸伝」赤毛軍師の本をずっと描いてたようです。

リブレ出版ということで、BL系かと思ってましたが、直接的なネタはありませんでした。
巻末の短編『ダリカ』というのが少しそれっぽかったけど。

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追記
今度、一迅社から『オリンポス』という作品の単行本第1巻を出すみたいですね。


参照サイト
もえのこやし(あき公式)
http://crc-uni.boo.jp/
リブレ出版
http://www.b-boy.jp/

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by xwablog | 2006-12-15 03:01 | 日記
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