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危険なヨーロッパの裏社会の繁栄。ブライアン・フリーマントル『ユーロマフィア』


『ユーロマフィア』
(ブライアン・フリーマントル。訳/新庄哲夫。新潮社。1998年。2800円。563ページ)
困難な取材に応じてくれた人々への謝辞
第一章 犯罪の報酬
第二章 オリエント方式とは
第三章 殺し合うための武器
第四章 「武器はわれわれを強力にする」
第五章 スノーほど素敵なビジネスはない
第六章 「ヤード」はおいらのヤサだ
第七章 マネーは天下の回りもの
第八章 標的はモナコのカジノ
第九章 フランス流お家の事情
第十章 大気も何かキナくさい
第十一章 子供たちはどこに消えるのか
第十二章 ラブ、売ります
第十三章 盗みとられる臓器
第十四章 蜜入国はカネのなる木
第十五章 乗っ取り
第十六章 金の卵を生むガチョウ
第十七章 「神の御心のままに(インシャラー)」
第十八章 芸術のための芸術
第十九章 バック・トゥー・ザ・フューチャー
第二十章 おじ貴と呼ばれた男
第二十一章 イタリア式ビッグバン
第二十二章 九頭蛇ファクター
第二十三章 見て見ないふりをする権利
第二十四章 タバコ・ロードの抜け道
第二十五章 フランケンシュタインは案山子だ
第二十六章 2+2が5になる時
第二十七章 法の支配
第二十八章 恐れを知らぬ男への葬送歌
第二十九章 身分証明法の危険性
第三十章 考えられないことを考える
むすび
訳者あとがき
付録(原注・EU関係文献・参考書目・「EC(欧州共同体)/EU(欧州連合)の歩み」略年表)

ジャーナリスト出身の小説家でノンフィクション作家としても知られるブライアン・フリーマントルがヨーロッパにはびこる犯罪組織の恐ろしさを記した一冊。原題は『THE OCTOPUS:Europe in the Grip of Organized Crime』。密輸、麻薬、売春、人身売買といった犯罪がいかに横行し、犯罪組織がいままでにないほど成長しているかがわかります。しかも決め手無しみたいな。うへぇ、と思うような酷い話ばかりです。たしか、『BLACK LAGOON』の広江礼威氏や『Gunslinger Girl』の相田裕氏もこの本をネタ本にしてるとかなんとか聞いたような憶えが。
この前古本屋で半額セールやってて、つい買ってしまった本。買ってからこれの文庫版が出てるのに気づいて、失敗した、とか思いました。

この人、ソ連時代にはソ連に入国を拒否されてたそうで、ソ連崩壊後にやっとロシアに行けたそうです。

参照サイト
ブライアン・フリーマントル(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83
%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AB
マフィア(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2
ロシアン・マフィア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A2

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by xwablog | 2008-08-12 01:59 | 書庫
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