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半世紀前の戦争を乗り切った日本の廣島が舞台の話。小だまたけし『平成イリュージョン』
平成イリュージョン_小だまたけし

『平成イリュージョン』

(小だまたけし。宙出版。ミッシィコミックス。2004年。750円)
「日清戦争百周年を祝う日本の廣島へと帰って来た平成太郎(たいらせいたろう)。大陸での活躍から『今のらくろ』と呼ばれる彼と一緒に行動することになった憲兵隊の戸原翔子(とのはらしょうこ)は、伝え聞いたイメージとは違う駄目人間振りにあきれつつも、彼の働きに巻き込まれていくことになり・・・」

『アワーズ』で連載していた『平成コンプレックス』のプロトタイプみたいな作品。収録作品は「イリュージョン・シンドローム」「空と海の狭間で」「ミレニアム・シンドローム」といった『平成』シリーズだけじゃなく、「KOMACHI〜ロボ家政婦は見た」「女神の背信」「チャンバラとリオ」という短編も含みます。宙出版から出てますが、各作品の掲載はメディアワークスの『月刊電撃コミックガオ!』でした(どれも1999年)。どうやらメディアワークスの方で、一度単行本は出てたみたいです。
『平成イリュージョン』の話の方は、ほぼ『平成COMPLEX』と同じで、城の屋根裏からの狙撃とかもそのまま。南洋の国家元首の少女だかなんだかは出てないです。いろいろ設定とか伏線とかあったのですが、三話目で微妙に説明して終わってます。
なんか、久々に『平成COMPLEX』を読みたくなったんですが、売ってないなぁ。あれもなぜか途中で連載が途切れたまんまなのが残念ですね。非常に楽しみにしてた作品だったのですが、なんで続き出ないんでしょうね?
現在は『その時歴史が動いた』のコミック版をいくつか担当してるそうです。

「小だまたかし」じゃなく「たけし」。
amazonで「小だまたけし」で検索してもなぜか出ない。全部ひらがなで打てば出ます。

その他のこと。

今日は会社帰りに雨になってしまい、自転車でびしょ濡れになりながら帰宅。あんなビッショリになったのは久々です。

ロシア:要人、哀悼の意…ソルジェニーツィン氏死去
http://mainichi.jp/select/today/news/20080805k0000m030145000c.html?inb=ff
吃驚しました。とりあえず、ここに一報をリンクしときます。

この前出た『史学雑誌』の117編第5号での「2007年の歴史学界 回顧と展望」で日本のビザンツ史研究を巡る盗用と剽窃、まあつまりパクリの問題が書かれてるそうですが、誰についてのことなのかとか先に言っておいて欲しいなぁ。研究者とかちゃんと勉強してる人は判別できるんだろうけど、素人にはできないからなぁ。

今日は会社でむかつくことがあったのですが、なにげないことの方がむかつくし、後々むかつきが増すのは不思議ですね。


参照サイト
こだまだこ。
http://www.codama.jp/

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by xwablog | 2008-08-04 00:26 | 史劇
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