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こんな清少納言、見た事ない! かかし朝浩『暴れん坊少納言』
『暴れん坊少納言』第1巻

『暴れん坊少納言』第1巻

(かかし朝浩。ワニブックス。ガムコミックスプラス。2007年。580円)
「時は平安・西暦994年のこと。歌嫌いで名高い貴族の青年・橘則光(たちばなのりみつ)は、道ばたで虫いじりをして遊んでいる少女をみかける。彼女に暴言を吐いた則光は、怒った彼女に見事な足払いでコケさせられてしまうのだった。それからしばらくして父親からお見合いをするよう頼まれた則光は、清原家の娘と会うのだが、なんとその相手こそがこの前の蟲女・清原諾子(きよはらなぎこ)だったのだ・・・」


のちに清少納言となる破天荒な少女とその夫となる橘則光を中心に、歌など文化面での話をからませた宮中ドタバタ劇。
『なんて素敵にジャパネスク』をよりはっちゃけさせたような内容で、元気いっぱいのツンデレ清少納言と、朴念仁の橘則光が大活躍。もちろん、清少納言が女房として仕えた中宮(一条天皇妃・定子)や、同僚の和泉式部、ライバルともいえる(史実では違うらしい)紫式部なんかも登場します。
これ、去年出たときはかなり気になってたんですが、いつか読もうと思って放置してました。で、この前たまたま『GUM』を読んだらこれが載ってて、凄く面白かったので、さっそく買って読んでみました。
いろいろ現代的にして読み易く、笑わせてくれる内容ですが、しっかり平安らしい部分も出していてかなり楽しめるかと思います。歌を上手く使ってるのも感心。
清少納言といえば『枕草子』を書いたことで知られる人物ですが、話の中では一応一巻の最後に書いています。史実では彼女、宮中に上がるのは結婚して出産して離婚した後の28歳の時だということですが、ここらへんはいろいろアレンジして少女のまんま上がってます。他の部分でも物語として面白くするためにかえてる部分があるそうです。

参照サイト
HAMMER HEAD HARBOR
http://hammerhead.blog.shinobi.jp/
コミックガム
http://www.comicgum.com/

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by xwablog | 2008-07-14 02:01 | 史劇
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