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ソ連軍と戦った最も有名なアフガニスタンの司令官を取材。長倉洋海『マスードの戦い』。
これは古い記事です。

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この前もらった本の中のひとつ。

マスードの戦い_長倉洋海

『マスードの戦い』

(長倉洋海。河出書房新社。1992年。650円。印刷/中央精版印刷。デザイン/栗津潔。)
第1章・アフガニスタンへ
第2章・パンシール
第3章・マスードの戦い
第4章・ヒンズークシを越えて
第5章・統一戦線へ
第6章・戦士群像
その後のマスードとアフガン

2001年に起きた同時多発テロの二日前に自爆テロで殺された、アフガニスタンの軍司令官・政治家、「パンジシールの獅子」ことアフマド・シャー・マスードを、1983年の段階で取材した一冊。作者はフォトジャーナリストの長倉洋海(ながくらひろみ)氏。私が持ってるのはソ連軍が撤退し、諸勢力連合がカブール入りした後に出た文庫版。

1973年、王制から共産主義国となったアフガニスタンですが、トップに立ったアフガン人たちが問題があったり言うことを聞かなかったりして、どうにも駄目になってしまいます。そうして1979年、ソ連による武力介入がはじまり、10年に渡る戦争となります。
この時、故郷のアフガニスタン北東部にあるパンジシール渓谷を拠点にして、ソ連軍と戦ったのがマスード司令官でした。彼は数々の戦いを勝ち抜き、実力者となっていきます。
そんな彼の姿を、数ヶ月に渡って密着取材したのがこの本です。長倉氏がおもいきり思ったまんまな感じで書き連ねたアフガン戦士たちの戦いの日々と日常。かなり身近に感じる感じで書かれた素敵なムジャヒディンたち。

ともかく、マスード格好良過ぎ。勇敢な戦士にして冷徹な司令官。リアリストであり、優しく笑う1人の男。いや~、こりゃ凄いわ。
それに、貧弱な装備ながらもソ連軍と互角に戦うアフガン戦士たちの姿が描かれていて、これまた凄い。
こんな男たちが相手じゃ、さすがのバラライカの姉御もヤバかろう(違う)

長倉洋海氏はフォトジャーナリストということなので、たくさんの写真が掲載されていました。どれも素敵な写真ばかり。中には、カブールに開店した、ヘリコプターの機体を使ったアイスクリーム屋が出来た時に、客として行った時の写真なんかも載ってます。これが一番気に入った。
カラーでも見てみたいですね。そういや、マスード関連の写真集とかもたくさん出てましたね。

前にNHKでマスード死後に特集組んでて、やっぱり長倉氏が呼ばれてました。あの番組、DVDに保存しておいたと思ったけど、どこやったかな~。

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Posted by 管理人・馬頭 at 02:31 |Comments(6) |TrackBack(0) | 軍事 , 中東 , 本<歴史>

この記事へのコメント

彼が生きていたら、アフガンの戦後は今とは違った形になっていただろうと思う。
ちなみに、渋谷にあったアルバンの店員のお父さんはムジャヒディンだったそうな。
Posted by モーリー at 2007年07月01日 10:08

>戦後は今とは違った
そうですね。とりあえず、あのひどい元国王は帰ってこないようにはできたかも。

>お父さんはムジャヒディンだったそうな
なんと。そりゃ凄い。どの勢力の中で戦ったんでしょうね。パシュトゥーン系か、ウズベク系か、タジク系か、ハザラ系か。
子供はやっぱり戦災を避けて日本に? それとも、お父さんがムジャヒディンになりに外国からアフガンに入ったのかな?
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年07月01日 20:07

どこの勢力かは知らんけど、もともとアフガンの人らしい。
店員さん本人は、戦火を逃れて日本に来たみたい。
本も出してたはず。
Posted by モーリー at 2007年07月02日 00:38

>本も出してたはず
なんて本か分かる?
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年07月02日 07:16

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4092940246/mitsu-5-22/ref=nosim
これ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794212968/qid=1115532592/250-5383918-7418606
こっちは妹さんの

http://k.excite.co.jp/hp/u/amin1092/
これはパパさんのHP
Posted by モーリー at 2007年07月02日 11:08

>本
貴重なアフガン人の本。この家族はカブール出身らしいですね。

>パパさん
「虎山」て、なんか凄い名前だな。

しかし、ネットでプロフィール探すと「白人」って書いてあるけど、どいうことなんだろ?
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年07月03日 00:36

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参照サイト
長倉洋海ホームページ
http://www.h-nagakura.net/
駐日アフガニスタン大使館
http://www.afghanembassyjp.com/
外務省 アフガニスタン情報
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/afghanistan/index.html

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