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『Men-at-Arms 427 イヴァン雷帝の軍隊 1505-1700』を入手。『中世ロシアの軍隊1250-1500』も持ってますよ
アマゾンに頼んでおいた本が届きました。

Men-at-Arms 427  Armies of Ivan the Terrible Russian Troops 1505-1700

『Men-at-Arms 427 Armies of Ivan the Terrible Russian Troops 1505-1700』

(オスプレイ社。V.Shpakovsky & D.Nicolle。2006年。1578円。48ページ)
THE LATE 15th-CENTURY ARMY
THE ARMY OF IVAN THE TERRIBLE
THE 17th CENTURY: NEW THREATS, NEW HORIZONS
17th-CENTURY MILITARY ORGANIZATION
FORTIFICATION
RUSSIA'S FRONTIERS
FURTHER READING
THE PLATES
INDEX

メンアットアームズのイヴァン雷帝時代のロシアの本です。
『ロシアとモンゴル』に「また、モスクワ人は、戦う相手が誰であろうと、モンゴルの装備と戦術についての自分たちの知識を活用した。ヨーロッパ人の旅行者は間違ってモスクワ人の軍装をオスマン朝トルコ人のものと同じだと思ったのであるが、十六世紀の描写は典型的なモスクワ大公国の騎兵をあぶみ付きの鞍に跨がり、モンゴルの兜を着け、モンゴルの複式弓と矢筒で武装した姿で示している。」って書かれてましたが、確かにこれに載ってる挿絵を見るとヨーロッパ的というよりモンゴル的な武装ですね。
徐々に東や南の遊牧民的勢力との戦いの比重が落ちて、東欧での戦いが増えることで装備もヨーロッパ的になってくとも書いてありましたが、この本ではちょうどその時期です。
リトアニアとの戦争、諸公国の併合、そしてカザンやアストラハン、シベリアの征服という時代でもあり、またオプリーチニキが活躍した時代でもあります。ロシアの銃兵はかっこいいのですが、オプリーチニキがまたいいのですよ。


ちなみにこれの前の時代のがこっち。

Men-at-Arms 367  Medieval Russian Armies 1250-1500

『Men-at-Arms 367 Medieval Russian Armies 1250-1500』

(オスプレイ社。V.Shpakovsky & D.Nicolle。2002年。1578円。48ページ)
THE MONGOL CONQUEST OF RUSSIA
CHRONOLOGY
CAMPAIGNS & BATTLES OF THE 13th-15th CENTURIES
ARMS AND ARMOUR
FORTRESSES AND SIEGE WARFARE
FIREARMS
CONCLUSIONS
FURTHER READING
THE PLATES
INDEX

「中世ロシアの軍隊」。1250年から1500年までのルーシの武装。タタールのくびきがはじまった直後から、クリコヴォの戦いとかウグラ河畔の対峙とかが起きた時代。
そういや、なんで上の方の本は、1505年から、と思ったら、イヴァン雷帝の父・ヴァシーリー3世が即位した年からということかな? 1700年ってのはスウェーデンとの北方戦争がはじまる前までの段階の装備ということでしょう。


参照サイト
オスプレイ・パブリッシング(公式サイト 英語)
http://www.ospreypublishing.com/
新紀元社
http://www.shinkigensha.co.jp/

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by xwablog | 2008-06-16 00:05 | 書庫
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