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一裁判官の人生と死の訪れを描く。トルストイ『イワン・イリッチの死』
イワン・イリッチの死 トルストイ

『イワン・イリッチの死』

(レフ・トルストイ。訳/米川正夫。岩波書店。岩波文庫。初版1928年、1994年61刷。378円。105ページ)
「1882年の冬、裁判所にいる仲間のもとに、イワン・イリッチの死が伝えられる。彼の死について語る仲間たちだが、その価値はある意味軽く、ある意味重い。そして、そのイワン・イリッチの人生が語られはじめるのだった・・・」


原作は1884年(1886年?)に書かれたもの。岩波文庫で出てて、11節わずか100ページちょっとの短編です。原題は『СМЕРТЬ ИВАНА ИЛЬИЧА』(スペルあってるかな?)。「イワン・イリイチの死」とも訳されますね。
『アンナ・カレーニナ』(1877年)を書いた後、数年間著作活動をしてなかったトルストイが久々に書いたのがコレ。ある裁判官の、他人にとってたいしたことなく、本人にとって最重要な、一俗人の生涯。はじめの一節目は友人のピョートル・イワーノヴィチの視点で描かれますが、二節目以降はイワン・イリッチの人生のはじめから、まさしく最後の瞬間までが描かれています。

面白かったのですが、半分くらいをトイレの中で読んだのは失敗でした.......orz

今月、岩波文庫から、フランス文学者の桑原武夫の書いた『ソ連・中国の旅』(初版1955年)が復刻されるようです。


参照サイト
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A4
米川正夫(wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%B7%9D%E6%AD%A3%E5%A4%AB
岩波書店
http://www.iwanami.co.jp/

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