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江戸時代の人びとにとって江戸はどう描かれたのか。千葉正樹『江戸城が消えていく 江戸名所図会の到達点』
web拍手レス

>私もこれが読みたいのですが未入手です。類書になるかわかりませんが
>風景とは何か—構想力としての都市 (朝日選書)内田芳明はフーコーをつかった景観論です。
>篤姫ブームですが、フジテレビ版大奥になぜか江戸城天守閣が映っていて、ストーリー
>全体が高度の虚構であることを視聴者に示す良心的な工夫だと笑ったことがあります。
>(骨だらけ=サラゴサの者)

・『風景とは何か』は社会学からのアプローチのやつですね。なかなか面白そうですね。イーフー・トゥアンのみたいな内容?
・時代劇はイメージ重視ですから〜

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『江戸城が消えていく 『江戸名所図会』の到達点』
(千葉正樹。吉川弘文館。歴史文化ライブラリー239。2007年。1800円。255ページ)
江戸イメージの交錯---プロローグ
上方の視線 『江戸名所記』の平和(新都市見物、画像の工夫と混乱、武装する人びと、『平和』の啓蒙)
ゆがむ江戸絵図(「絵」と「図」のあいだ、測量図からの離脱、江戸絵図の論理)
『江戸名所図会』の虚実(名所図会の時代、仮想としてのリアリティ、国土の中心、地誌に忍ばせたメッセージ、江戸の自画像)
みんなの江戸とそれぞれの江戸---エピローグ
あとがき
参考文献

江戸時代の名所案内などに見られる江戸の姿を調べ、そのイメージと現実の違いと、イメージの変遷、その理由とそうした社会を紹介する本。
これ、読んでた時は、凄いいろいろ思ってたことがあったのですが、もう何日か経ったせいか、あの時起こった情報の結合による閃きのようなものがすっかり無くなってしまいました。また読まないとダメかも。もうね、いろいろあったせいか脳みそがうまく動かないよ・・・・
「我々の持つ江戸イメージ」と「現実の江戸」という二面だけで江戸を見るのではなく、当時の人たちの考えも入れて見るべきということ。現在のイメージの元には、「理想」と「現実」と、そして当時の人たちの「感覚」としての江戸があったと考えるべきだとかどうだとか、そんなことを思って読んでたはず。もう思い出せない・・・・
でも、凄く面白かったですよ。そういう印象が強くあります。「そうか! そうだったんだっ! そういうことか!」みたいな感覚は凄いあった。

とにかく、今は熱でボーっとしてて眠くてしょうがないので、これについてはまた今度。

参照サイト
吉川弘文館
http://www.yoshikawa-k.co.jp/

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by xwablog | 2008-06-03 02:11 | 書庫
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