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  デジタル・クワルナフ
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「カエサル暗殺」までの前半部分を観ました。ジョン・ミリアス『ROMA(ローマ)』episode01-12
前にも紹介した『ROMA』を半分くらい観ましたよ。



『ROMA(ローマ)』
(原作&製作総指揮ジョン・ミリアス。BBC&HBO。2005年。出演/レイ・スティーヴンソン、ケヴィン・マクキッド、キアラン・ハインズ、ポーリー・ウォーカーほか)

このDVD-BOX全22話でなんと15000円くらいという安さ。
今のところ観たのはepisode12まで。各話ごとのタイトルは
1「失われた鷲(The Stolen Eagle)」2「ルビコン渡河(How Titus Pullo Brought Down the Republic)」3「ローマ入城前夜(An Owl In a Trornbush)」4「休戦の使者(Stealing From Saturn)」5「アティアの奸計(The Ram Has Touched The Wall)」6「アントニウスの決断(Egeria)」7「ポンペイウスの最期(Pharsalus)」8「クレオパトラ(Caesarion)」9「凌辱(Utica)」10「凱旋式(Triumph)」11「第十三軍団の栄光(The Spoils)」12「カエサル暗殺(Kalends of February)」
です。
全体の半分なんですがタイトル通りカエサルが暗殺されるまでの話になります。
いやー、めちゃくちゃ面白かったです。




ヴォレヌスが途中ヘコんだりするもののどんどん出世していってついには元老院議員に! でも、プッロの方は殺人で堕ちるとこまで堕ちて剣闘場で処刑ということになりそうに! そんなコンビのあれこれと歴史的イベントがいろいろ絡んで来て、凄い展開になったりしてます。基本はキャラたちの入り組んだ関係と感情のやり取りを描くのですが、政治的な話も絡んできて、もうひっちゃかめっちゃかです。最後のカエサル暗殺までの流れがよく出来てて関心します。上手い。
あと、アティアとセルウィリアの女の戦いは怖い! なにこいつら。こんな家族持ちたくないなぁ・・・

カエサル役の役者さんが貫禄があっていいですね。アントニウスも意外に荒っぽいキャラなんですが慣れてくるとこれもいいかも。あとポンペイウスが結構好きなキャラでした。
ヴォレヌスのこの不器用な生き方とか凄く好き。プッロのはちゃめちゃぶりとで素敵な凸凹コンビになってます。プッロ、ほんとにしょうもない人間なのに、歴史の重要な場面に関わり過ぎ! カエサルとポンペイウスの決定的対立はこいつのせいだし、クレオパトラと・・・みたいな! もう、こいつ見てると次になにやってくれるんだろうって期待が・・・

さて、前半の12話まで終ったわけですが、最終話が「第一の市民」なのでオクタヴィアヌスが皇帝になるまでで終わりか。プッロもヴォレヌスも生きてますから、これからも当然出てくるんでしょうが、どう話に絡んでくるんでしょうね〜


その他、ニュースなど。

タイフェスティバル
http://www.thaifestival.net/
土日にタイ関連のがいろいろきてるお祭りがあったようです。代々木公園だったみたいですね。

取調室で火だるまになった男性、病院で死亡(MSN)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080511/crm0805112348015-n1.htm
変なニュースっていうかなんというか。おかしすぎ。

ブッシュ大統領映画、10月公開=ストーン監督、「こっけいな作品に」−米(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2008051000236
『W』。なんの略だ?

火山活発化で園芸農家に打撃、健康懸念も ハワイ島(CNN)
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200805110018.html

世界と日本の古文書 の写真(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/d2?p=old00101&d=004soc

世界の女性兵士の写真(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070907_woman_army/

戦車とミサイル… ロシア、戦勝式典で軍事大国誇示(MSN)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080509/erp0805092211008-n1.htm
この記事に写真がたくさん載ってます。


参照サイト
『ROMA(ローマ)』(wowow online)
http://www.wowow.co.jp/drama/rome/
タイフェスティバル Thai Festival
http://www.thaifestival.net/

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