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こんな家族はイヤだ。ブレナン先生もいい迷惑。船戸明里『Under the Roseアンダーザローズ』4巻。春の賛歌
古い記事です。

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こんな家族はイヤだ。ブレナン先生もいい迷惑。船戸明里『Under the Rose(アンダー・ザ・ローズ』第4巻。春の賛歌

19世紀末〜20世紀初頭あたりのイギリスを舞台にした作品の最新刊。だいたい一年ぶりくらいの新刊です。なんか電子雑誌はどんなペースで連載されてるのかよく分からないから、いつ単行本が出るのか読めないですね。

アンダーザローズ第4巻_船戸明里

『Under the Rose(アンダーザローズ)』第4巻 春の賛歌

(船戸明里。幻冬舎。バーズコミックスデラックス。2006年。800円)
「ウィリアムにレイプされた家庭教師ブレナン。しかし、解雇を怖れてそれを伯爵に言うことも出来ない。そして、彼女をさらに追いつめるウィリアム。彼の罠に堕ちたブレナンは自らの信じるものが破壊され苦悩する。そんな中、ロウランド家では多数の客を招待してのパーティが行われ・・・」

またも痛々しい展開に加速がかかってまいりましたよ。週に2回レイプされることになったブレナン先生の受難の日々です。頑張って立ち向かおうとしますが、ウィリアムの方が一枚上手ですっかり躍らされています。

「ほら 貴女の花は嗜虐に咲く 声を殺して聞きなさい 喜びに従順な貴女の蜜の音を」

とんだ変態だったことが明らかになったウィリアム君(16)。足? 足で、って随分とマニアなプレイだな、おい。しかし、そんな彼も何かしら秘めるものがあるのか、言動がかなりいろいろ思わせてくれるようなものばかりです。父親に対する反抗心(?)らしきものが、今後どういった形で露出してくるのかが楽しみです。あとまだレディ・グレイスの死因について、自殺じゃない方向で探してるみたいだったのがちょっと驚きです。何かあるみたいですね。

私的にお気に入りのロウランド伯爵夫人アンナ。あの陰気さが最高ですが、その過去が語られます。もっと話は単純で、アンナがアーサーに実はツンデレ的精神で20年もやってるのかと思ってましたが、そうでもないみたいです。
それにしても、パパのアーサーは相変わらず駄目人間ですね。こいつがしっかりしてれば何もなかったはずなのに・・・。

客を呼んで宿泊してもらってますが、その中で何が起こるのか。今後の展開が面白そう。


参照サイト
ひまわりらんぷ(船戸明里公式)
http://www.ne.jp/asahi/orange/lamp/
webコミック幻蔵
http://www.gentosha-comics.net/genzo/index.php

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