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日本語喋れるチェコ人女性が書いたプラハのいろいろな話。チハーコヴァー『プラハ幻景 東欧古都物語』
プラハ幻景

『プラハ幻景 東欧古都物語』
(ヴラスタ・チハーコヴァー。新宿書房。1987年。2400円。234ページ)
1 プラハはなぜ美しい
2 歴史をものがたる場所
3 街と人間のたたずまい
4 古い物の美学
5 生活のなかの芸術
6 涙と笑い
7 ヒロインとヒーロー
後書 わたしのプラハ幻景

チェコというか、プラハにまつわる昔話や逸話などを紹介するチェコ人の本。作者のチハーコヴァー氏は1944年生まれで、カレル大学でたぶん芸術系の学部にいた時に、日本大学芸術学部と東京芸術大学に留学し、1968年に日本人男性と結婚。その後12年間日本で暮らし、日越コーポレーションなるもののプラハ駐在員として戻って仕事していた女性らしいので、この本も日本語で自分で書いたのでしょう。
プラハ建設伝説のリブシェ女王の話から、カレル橋などのいわくある建築物、プハラの歴史、街の風景、作られ使われる家具や調度品の話、そしてお化け話やオカルティックな話、奇妙な実話や歴史的事件といったものをネタにして、プラハ、そしてボヘミアを紹介しています。

中でも気に入ったのは、ボヘミア王ネクランの時代に隣国「ルチア族(たぶんルーシ=ロシアのことでしょう)」の勇者がボヘミアの美女を連れ去り妻とした話が面白かったです。ルチア族のヴラスチスラフ王って誰かに比定されるのかな?

この本の帯に松本清張の推薦文がありました。ちょっと時代を感じるなぁ。
ちなみにこの本は年に新版が出ました。新版は増補新装版ということで、ページ数も256ページになってるとか。値段は3262円になってますが。

『黄金のプラハ 幻想と現実の錬金術』をあわせて買う人が多いらしい。


その他、ニュースなど。

「世界最古の油絵」と判明=バーミヤン遺跡の壁画−米紙(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008042600244
「油絵は15世紀に欧州で始まったとされるが、調査対象となった7世紀半ばから10世紀にかけて描かれた50の洞窟壁画のうち12は、クルミやケシの実の油を含むとみられる油性絵の具で描かれていた。」だそうです。油絵って意外と歴史浅いんですね。

日ロ首脳、東シベリア開発強化で一致・領土は対話継続(日経ネット)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080426AT3S2600S26042008.html
択捉とかが日本の領土に戻る可能性はまず無いわけですが、それでも対話を継続しないと文句言うやつらがいるわけで、それが意味ないし損だとわかっていてもやらざる得ない。そしてこの手の話を読みたがる人間がいるので、この記事の半分は意味のない話題で埋まるわけです。あれ? シベリア開発のくわしい話とかは?

過剰な減量指南に罰則 仏、やせ過ぎ対策(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/200804/CN2008042601000549.html
こういうのが問題になるってことは、フランスはこの手のものが多いってことでもあるんでしょうね。

五稜郭公園の桜が満開 北国に春の訪れ

「休みたいなら辞めろ」発言は言語道断! 連合会長、日本電産社長を批判 (J-CAST)
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/20080426jcast2008219537/
「 雨宮さんは 「非正規労働についての取材をしていると、今(非正規雇用で)起こっている問題は、ホームレスの問題と直結していることがわかります。ちょっとした怪我や病気で契約を切られてしまって、すぐに収入がゼロになってしまう。雇用形態によって、生存が脅かされる状況になっています」 と、非正規労働者がちょっとしたきっかけで」
とありますが、いまの会社で丁度同様の話がありまして、ちょっと前にリハビリが必要なほどの怪我をしてしまった人が、どうやら解雇されることになりそうです。私としては現在でも比較的「使える人」なので辞めさせないで欲しいんですが上の方ではそうは見てないみたいです。
明日は我が身か。馬頭の貯金額は聞いて驚くほどの額なんですが、今後はこの手の将来のためにがんばって貯めていきたいです。(前向きっぽく後ろ向き


参照サイト
新宿書房
http://www.shinjuku-shobo.co.jp/
外務省 チェコ共和国
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/czech/index.html

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by xwablog | 2008-04-26 23:58 | 書庫
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