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時空を行き来する魔女アルマが関わったのは・・・。三山のぼる『メフィスト』第1巻
web拍手レスの返事
>新宿は汚いですか。田舎者の儚い幻想が・・・・(笑)でも西新宿においしい煎餅屋があるんでしょ?
私の印象が最悪なだけで(そういう所ばかりに目がいくというのもあるし)、便利ではあるし、おしゃれなお店も多いですよ。魔界都市ではありません!!

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今日は久々に新宿に行きました。相変わらず猥雑で薄汚い上に、下劣で粗暴な人間が目立つ街ですね。そんな街で会いたくもない虚言癖の人間に会うことに。ああ、こいつともう二度と会わないで済む方法ってないかな・・・

あと、新宿行った時に蛍光の黄緑の立派なモヒカン頭の男を見ました。まるでディメトロドンのようでした。

コシュトニツァ首相が辞任表明=EU加盟めぐり大統領と対立−セルビア(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008030900004
タディッチ大統領は加盟賛成で、コシュトニツァは反対派。

[タイ]ロシア人「死の商人」を逮捕 米捜査当局の情報で(毎日Jp)
http://news.livedoor.com/article/detail/3543977/

リンカーンの「奴隷解放」目指す書簡、NYで競売に(CNN)
http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200803070018.html
300万~500万ドルになる予想だそうです。手紙一枚が五億円・・・・

それはともかく。

メフィスト第1巻三山のぼる

『メフィスト』第1巻

(三山のぼる。講談社。モーニングKC。1985年。480円)
「16世紀のフランス。魔女として弾劾され殺された少女・アルマ。それから数百年後の日本において、オカルティズムに傾倒する青年・流動玲二(るどうれいじ)は幾人もの少年を誘拐し、黒魔術の儀式のために殺していた。そして玲二が呼び出したのは、アルマと名乗る美しい魔女だったのだが・・・」


表紙の「メフィスト」が「女フィスト」にも見えるようになってますね。
三山のぼる氏の描く壮絶かつ幻想的な物語。時間を彷徨し、苛酷で皮肉な運命の歯車に巻き込まれていく人々のドラマです。
アルマは医者の娘でしたが、その生誕には秘密があり、父が危篤の母を助けるため、悪魔とやりとりをしたのですが、その後生まれた彼女には、悪魔の印が授けられていたのでした。成人し、父の職業を継いだのですが、薬で人々を治し、多くの人から慕われ名声をもつようになった彼女を、領主ニコラ・ミレが目をつけます。彼はロレーヌ公シャルル3世の臣下で、検事総長として彼女を捕え、財産を奪って殺してしまいます。
そんなアルマですが、なんと現代の日本に蘇ることになります。アルマは黒魔術を行い、恋人を殺した青年・玲二のもとに、その恋人の姿となって蘇るのでした。彼女はそのまま人間としてこの世に残り、警察に捕まった玲二と関わり続けるのでした。彼女の不思議な力によってか、玲二は古代ローマやルネサンス時代のフランスへと時間を越えて行き来し、その時代の残虐な行いや堕落した狂騒の中へ叩き込まれるのでした。そして、彼はその自身の狂った本性をそこでも発揮し続けるのですが・・・

これ、すでに20年も前の漫画なんですが、すげー面白いです。星野之宣歴史ファンタジー系の作風で、この陰湿かつ暗い物語・その幻想的な雰囲気は星野氏を上回ります。

この作品の中で魔女狩りで殺されたアルマですが、魔女狩りは当時の理性的な普通の人たちにとってもかなりうさん臭いものとして写っていたようですが、それでもこんなにも流行ったのは、やはり儲かるというのが重要だったんじゃないかと。

ちなみに魔女を罰することの理由のひとつに「聖書」があります。

「魔法使いの女は、これを生かしておいてはならない。」
旧約聖書 出エジプト記22章18節

これは魔女を処罰するときに聖書から引用される言葉で、その行いの根拠となったりしました。
「出エジプト記」のこの21章から22章の部分は、モーセが神さまからいろいろな掟を聞いてる場面で、さまざまな例が出されます。その中のひとつがこの一文でした。


参照サイト
モーニング
http://www.e-1day.jp/morning/sitemap/

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