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  デジタル・クワルナフ
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チェコ史スロヴァキア史を判り易く解説。中世史に偏り気味で良い。薩摩秀登『図説チェコとスロヴァキア』
今日は遅刻した馬頭です。寝坊すると目覚めた時に一発でわかります。なぜかというと、やけに目覚めたときの気持ちがいいから。

シャラポワ・イワノチビッチ決勝ヘ 全豪テニス女子単(CNN)
http://www.cnn.co.jp/sports/CNN200801240010.html
おお~っ。やりましたね。次も勝つかな。
ところで、最近、テニスで東欧系の人名が目立ちますね。

『奇想遺産』という本が面白そうですね。

それはともかく。
この本、やっと手にしました。

図説チェコとスロヴァキア


『図説 チェコとスロヴァキア』

(薩摩秀登。河出書房新社。ふくろうの本。2006年。1800円。127ページ)
第一章 プラハとブラチスラヴァ
第二章 地方都市を訪ねて
第三章 チェコ王国の繁栄と動乱
第四章 ハプスブルクの旗のもとで
第五章 山国スロヴァキアの中世
第六章 古城が語る歴史
第七章 近代社会への足取り
第八章 激動、大転換、分裂
チェコ王、ハンガリー王、オーストリア系ハプスブルク家系図
チェコとスロヴァキア史略年表
あとがき
主な参考文献
コラム(17の世界遺産 伝統漁法 ビール王国チェコ チェコ映画と第二次大戦 チェコのアニメ)

河出書房新社のカラー図版がたくさん入ったシリーズのひとつです。欲しい欲しいとは思ってたのですが、実は持ってなかったわけですが、今度、ボヘミア王ヨハンについて簡単にまとめた記事を書く事になったので、買うことに。
豊富な写真も重要ですが、意外にも中世史に関してたくさんのページが割かれているのが非常に嬉しい一冊。
ちょっと思ったのですが、すでに持っている『図説バルカンの歴史』のときは柴宜弘氏だったから近現代史に多くページが割かれてたし、今度のは中世史、それも何故か中世初期やらフス関連の情報とかが多く載ってるというのは、作者に好きに書かせてるとか? まあでも、そういうのイイですね!
ただでさえ少ないチェコ・スロヴァキア史の本ですが、これはなかなか良い入門書としても使えますよ。手軽かつ分かりやすく、図版もたくさん。まずはこれからどうでしょうか?

あ、肝心のヨハン盲目王についてはわずかな情報しかなかったですが。

ところで、河出書房新社のHPを見に行ったら、いきなりトップに『くりいむレモン』の広告が載っててビックリしました。サイト間違えたのかと。どうやら『くりいむレモン』のノベライズを河出書房新社が出すらしく(!)、その広告だったようです。河出書房新社にはコミックとかラノベとかエロとかのイメージが全然なかったからよけいに吃驚でした。そういや漫画は九龍COMICSとかありましたね。

参照サイト
河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/index.html
東欧史研究会
http://www.na.rim.or.jp/~aees/index.html

関連記事
ドイツから東欧への人の流れの歴史を追う。シャルル・イグネ『ドイツ植民と東欧世界の形成』
http://xwablog.exblog.jp/7908977
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http://xwablog.exblog.jp/7809024
by xwablog | 2008-01-24 23:54 | 書庫
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