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壊滅した東京でゾンビと銃撃戦。伊藤明弘『BATTLE GARL(バトルガール)』という記事
古い記事です。

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2006年10月27日
壊滅した東京でゾンビと銃撃戦。伊藤明弘『BATTLE GARL(バトルガール)』。

この前の月曜、深夜に映画の『ドーン・オブ・ザ・デッド』をやってたんで見たのですが、なんか元気なゾンビってのでなんか笑えました。うわわわ、むちゃくちゃ全力疾走してる!
まあ、ゾンビものの基本をなぞる感じの作品だったんですが、なかなか面白かったです。

で、これ見てて『ドラゴンエイジ』の佐藤大輔&佐藤シュウジの『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』というタイトルが、『ドーン』のパロなのかもとか思った。
ちなみに単行本買う予定なので連載は見ないことにしたのだけど、やっぱ見とけばよかった・・・。

で、同じくゾンビものということでこんなの思い出した。

バトルガール


『BATTLE GARL(バトルガール)』

(伊藤明弘&モビーディック/光用高志。発行JIGEN。発売文苑堂東京店・ちなみに「文苑堂東京店」の「苑」の字は草冠の下にウ冠が入るやつ。1992年。980円)
「ある日、東京湾に隕石が落下した。隕石から発生した霧はコスモ・アンフェタミンと名づけられる菌を含み、それによって保菌者となった人々は、死後100パーセントの確率でゾンビと化した。こうして壊滅した東京および関東一円は封鎖され、ゾンビ蠢く死地となった。一ヶ月後、現地に派遣された慶子は、父親の桐原一佐の命令によって、残存する人間たちを襲撃する人間狩り部隊を倒すため、死者の街でひとり戦いぬくことになるのだが・・・」

現在、生き馬の目を撃ち抜くような大人気作家となった伊藤明弘氏が、かつて作画を担当した、ゾンビもののガン・アクション漫画。バトルスーツを着た女の子が、ゾンビたちと死闘を演じます。ゾンビものとガン・アクションものとを融合させたので、敵が撃たれ強いですし、ド派手なアクションをしながら撃って撃って撃ちまくり・・・って、そりゃいつもの伊藤明弘漫画じゃないか! もう十数年前の作品ですが、伊藤明弘氏の作風は昔からこんなんだったと再確認。
自衛隊の裏切り者が、ゾンビ化した人間狩り部隊を操って、原発を占拠し、東京を別の国家として独立させようと目論見ます。敵の作戦を打ち破るため、慶子は武器商人のバトルキッズの3人組と手を組んで、キャンプを救おうとしますが、先手を打たれます。ゾンビと化したキャンプの人間たちが襲いかかり、そこに人間狩り部隊も登場し、絶対絶命に。
これ、ゾンビものの定番として(定番か?)、移動が装甲バスだったり、カギを落としたりのネタがちゃんと入れてあります。

実は、これのアニメがあるらしいです。詳細不明。
あと、今年の末あたりに、主人公・桐原慶子らしき人物のフィギュアが出ます。なぜかK子となってる。
絶版らしく、漫画自体の再版・新装版化もないようなので、もしかして文苑堂や、モビーディックとの絡みで、権利が難しいことになってるとか? もしかして黒歴史?(追記・2008年1月に新装版が出ました。今まででなかったのは原稿紛失ということだったらしい)

しかし、伊藤明弘氏の作品って、基本的に話の流れが、他の流れを踏まえての展開だったりするので、その交錯する構成に絡まれるのが楽しくてしょうがない。でも、この作品は一巻完結のもので、さらに原作は違う人だからか、話の筋自体はかなり分かりやすいです。ありきたりのゾンビものではありますが、それをちゃんと読ませて楽しませるというのは、やはり伊藤氏の見せ場の魅せ方が絶品で、アクションのスピード感が読むことの停滞を許さないということもあるかも。

あと、『バトルガール』を探してる時に、こんなのもみつけた。

ギャロップGALLOP


『GALLOP(ギャロップ)』
(BREN-303=伊藤明弘。司書房。1989年。850円)
「2025年3月、核によって地球の人類は絶滅。軌道上の宇宙ステーションにいた米軍の空挺4個中隊だけが人類として残ることになった。しかし、その六ヶ月後、地球を撮影した画像には信じられないものが写っていた。まるで何事もなかったかのようにかつてのように存在する地球の姿。こうしてリステアたち選抜された兵士たちが、謎の解明のために降下する・・・」

やっぱりガンアクションがたっぷりあるSF。司書房の美少女漫画雑誌に連載されていたらしく、Hシーンもあります。でも、Hが少なかったからか、打ち切りっぽい感じで終わってます。

参照サイト
公認綾金観光協会
http://www.ipc-tokai.or.jp/%7Essuzuki/itoh/
文苑堂書店
http://www.bunendo.com/
桐原K子リリース(モビーディック)
http://www.mobydick.co.jp/news/060803.html
伊藤明弘のページ(WestRiver)
http://picnic.to/%7Egogowest/main/sakka/itouakihiro.htm


Posted by 管理人・馬頭 at 03:20 |Comments(62) |TrackBack(1) | 漫画<少年_青年_成年> , SF , 軍

この記事へのコメント

 懐かしいですね「バトルガール」。銃器がやたらとジャミングを起こしたり、「ゾンビ対策に為に輸入した銃器」が滅茶苦茶雑多でエンフィールドのリボルバーやコルト・ピースメーカーまで入っていたり、荒削りながら伊藤明弘っぽさが満遍なく発揮されている佳作だと思いますよ。
Posted by 晴天 at 2006年10月27日 10:59

>バトルガール
おお、ご存知でしたか。
銃のセレクトとか武装に関してはかなり伊藤氏の趣味が出てるような。
ほんと、いい作品なんですが、再版されませんね。『ブルーゲイル』が出るくらいですから、いつか出してほしいです。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年10月28日 02:18

キューティー鈴木が主演で実写されました
Vシネマだったとおもいます
Posted by うい at 2007年07月02日 00:06

>実写化
知らなかったです〜。情報ありがとうございます。実写でしたか。アニメだと思ってました。そして、なにより主役がキューティー鈴木とは驚きです。

『バトルガール Tokyo Crisis Wars』
ttp://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=86169
ttp://www.fjmovie.com/horror/j/t6/55.html

なんか出渕裕とか大槻ケンヂとかも関わってる。
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年07月02日 07:08

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どこが新装版出すのかと思ったら、徳間書店のリュウコミックスでした。

参照サイト
ペルーの村で、近くにいん石が落ちてから謎の病気が流行中(GIGAZINE)
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070919_mystery_illness_after_meteorite/

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by xwablog | 2006-10-27 05:55 | 日記
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