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目録を狙う裏切り者からの逃避行と壮絶な戦い。伊藤悠『面影丸(おもかげまる)』
新年そうそう死にそうな馬頭です。

新風舎、東京地裁に民事再生を申請(新文化)
理由のとこがおかしいですが、とにかくここの本で欲しいのは早めに買っとくがよし、かと。

朝日新聞社、「朝日新聞出版」設立を正式発表(新文化)
「同4月1日から「週刊朝日」「AERA」「週刊百科シリーズ」と新書・文庫を含む書籍部門を新社から発表する」とのこと。でも朝日新聞社は残るらしい。衰退の一途をたどる新聞社としては、利益を出せる可能性のある部門を切り離し、そこが自主的主体的に活動できるようにしようということなのかな?

イラン精鋭部隊が米軍艦艇を挑発=ホルムズ海峡で「爆破」と脅す−米国防総省(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2008010800007
イラン政府、ドイツ外交官を国外退去に(CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200801070018.html


それはともかく。

面影丸


『面影丸(おもかげまる)』

(伊藤悠。集英社。ヤングジャンプコミックス・ウルトラ。2001年。714円)
「代々、帝に仕える忍びの者たる高辻家の当主が裏切りにより殺され、一族の持つ忍びたちを束ねるための目録が狙われた。高辻家の最後の生き残りである少年・大悲(だいひ)は、目録の秘密がある仮面を持ち、高辻家に仕える忍びの頭領・大慈(だいじ)とともに逃げ出す。それにいくつもの仮面を持つ男・面影丸も加わり・・・」

最近だと佐藤大輔氏の『皇国の守護者』のコミカライズで知られる伊藤悠氏が、数年前に『ウルトラジャンプ』で連載した忍者モノ。一応忍者モノですが、戦国時代を舞台にはしてなさそうな内容で、特異な戦闘技術を持った忍びたちが、互いに殺し合います。

高辻家に仕えていた忍びたちの中心である、九人の忍び「九曜」の中のひとり埋火(うずめび)が他の仲間たちを誘って反乱を起こします。それには頭領たる大慈や面影丸は参加しておらず、高辻家の跡継ぎが持って逃げた目録を巡って争います。台詞とかがかっこいいし、絵も見せ場を分かった素晴らしい描写が多く、伊藤悠氏のセンスが光る作品で、物語としても上手く一冊で収まっています。
この単行本、ずっと欲しかったものの、すでに絶版でなかなかお目にかかれず、半ば諦めてましたが、去年の頭あたりから猛烈に欲しくなって古本屋巡りしてやっとこの前見つけました。(ネットでなら簡単に買えるけど、なんかめんどくさくてしなかった。いや、ほんとはネットの方がめんどくさくないんですが・・・)

そういや、年末のコミケの時、いやに剣虎兵のコスプレの人がたくさんいましたね。それも女性がなってるのが多くて驚いた。あの作品、女性に人気があるのかな?


参照サイト
ウルトラジャンプ
http://ultra.shueisha.co.jp/

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