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18世紀末のロシアに漂着した大黒屋光太夫の物語。『ソフィアの歌』を森川久美氏が漫画化、という記事
古い記事です。

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2006年07月05日
18世紀末のロシアに漂着した大黒屋光太夫の物語。『ソフィアの歌』を森川久美氏が漫画化したやつ

やたー。北ちょうせんがミサイルうたー。たまやー。
しかし、政府のほうは、どうでるのか? とりあえず、マンギョンボン号の入港は半年停止、とかやったみたいですが。
国というやつは、ほっといても勝手に滅びるなんてことは無くて、無制限に状況が悪くなるだけなので、そろそろ何かして滅ぼしてほしいものですが、やはりあのオモシロ国家が無くなってしまうのも惜しい。あーあ、ユネスコが世界遺産に登録しないかな。

あと、ミサイルで思い出したけど、最近子供たちがやるペットボトルを水を圧縮してかなんかで飛ばすやつが、高性能のレーダーとかに反応しちゃうって聞いたことがあるような。飛行機とかに当たったら危ないのかな?
あれ、一度作ってやってみたい。

それはともかく。
次は画像を取り込んだのはいいけど、ずっと放置してたネタ。歴史ものです。

ソフィアの歌


『ソフィアの歌』

(森川久美。原作・五木寛之。角川書店。1994年)



これは五木寛之氏が原作の小説をあの歴史漫画の大家・森川久美氏が漫画化したもの。
18世紀末、回船の船頭の大黒屋光太夫が難破してロシア領だった極東(アリューシャン列島のアムトチカ島)に漂流。なんとか日本に帰ろうと、サンクトペテルブルクまで数千キロを旅し、女帝エカテリーナ二世やさまざまな人々と出会うという話。
ラクスマンの親友の妹が彼と恋愛関係になり、生まれも育ちも風習も違う彼らが愛を育み、そして別れることになる、という少し悲しい話。
とても面白いのでオススメ。

でも、原作は読んだことない。

ちなみに私は大黒屋光太夫がずっと商人だと思ってた。まあ、近いのかもしれないけど、正確には回船の船頭ということらしい。
大黒屋光太夫というと、『おろしや国酔夢譚』が有名ですが、これは井上靖の小説。実は、今まで誰が書いてたか知らなかったりもします。

しかし、光太夫は、九年間のロシア生活の苦難からやっと帰ってきたと思ったら、故郷の紀州には帰国させてもらえなかったみたいです。でも、漫画では不本意な生活として描かれてはいても、ウィキペディアの記事を見ると、その生活もそれほど不自由はなかったのかも。いや、「不本意な生活」と「不自由な生活」は別か。

ともかく、面白い人ではあります。ここらへんも何かちゃんと読んでおきたいな〜。
あ、この人が住んでた薬草園が文京区にあったとかいうことらしい。めちゃくちゃ近い。調べてみて、何か残ってるなら行ってみよう。

鈴鹿市には大黒屋光太夫の記念館があるそうです。


あと、ペットボトルロケットはこれだ。

日本ペットボトルクラフト協会
http://www.pcaj-i.jp/


参照サイト
大黒屋光太夫記念館
http://www.edu.city.suzuka.mie.jp/kodayu/

Posted by 管理人・馬頭 at 11:34 |Comments(2) |TrackBack(0) | ロシア・CIS , 漫画<歴史>


この記事へのコメント

 北朝鮮、潰れちゃうと大変だと思いますよ。潰れかたによっては難民はわんさか出そうだし、その後の面倒も見ないといけないし。中国も韓国もロシアもそして日本も、北朝鮮崩壊は望んでないんじゃないかしら。
 援助はしてあげるので、なんとか皆の言うことを聞いて欲しいというのが本音のような気がします。
Posted by 速水螺旋人 at 2006年07月05日 16:42

>北朝鮮
難民はやっかいですね〜。
自分の希望としては韓国に併合6割・傀儡政権2割・安定した存続1割・米国の占領1割くらいで起こってほしいなとか思ってるんですが、現実的には「交渉で譲歩しつつ存続」とか?
確かに周辺国のどこも朝鮮崩壊は望んでなさそうですね。

そういや、今日、職場の先輩とこのネタで話した時、南北統一されたら勝てなくなるからダメだ、と言われました。いや、それは戦争とかの話じゃなくて、サッカーチームが両国合わせたらサムライブルーより強くなるという話。
こんな限定的な話で南北統一を望まない人間がこの世にはいるのですよ。ならば私めの希望も、不遜な望みではありますまい。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年07月06日 04:3


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by xwablog | 2006-07-05 02:13 | 史劇
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