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人類滅亡後の世界を描く読み切り『HOTEL』。韓国の凄腕作家Boichi。という記事
古い記事です。
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2006年05月21日
人類滅亡後の世界を描く読み切り『HOTEL』。韓国の凄腕作家Boichi。

『グリード』面白れ〜! とか思って観てたら、『NHKスペシャル・アマゾンの攻防』を見忘れました。
しまたー。

友達のblogで『モーニング』でやった読み切り漫画『HOTEL』のこと褒めてたので、読んでみることにしました。

ちょうど『モーニング』25号を見つけて読むと、結構硬派なSF作品。

『HOTEL』(著/Boichi)
「22世紀前半、地球温暖化によって大気は気温270度まで上昇し、海は干上がり、確実に地球が破滅へと向うことが分かった時、ある科学者が提唱した計画を実行することになる。それは、約17万年かかる遠い恒星系に人間の遺伝子を運ぶこと、そして地球には「人類以外のあらゆる生物の遺伝子を残すため」の超巨大な塔を作ることだった。
塔は「HOTEL」と呼ばれ、その管理には高度な自立性・人格性を持つコンピューター「ルイ」が搭載される。人類が絶滅していき、そして地球環境が激変する中、「ルイ」が冷静な視線で語り継いでいく滅亡と希望の物語。」

いや、これ上手いですね。「HOTEL」の支配人たるルイは、人格を持ち、生みの親たる科学者たちを両親として、彼らに与えられた使命を全うしようとし、そして彼らに「思いを馳せる」のです。物語のはじめの3分の1くらいで人が出てこなくなりますが、HOTELとルイ、そして地球が登場人物となって話が進みます。地球環境の激変や塔の改造が面白くて、まったく飽きさせません。

これを描いてるBoichi(ボウイチ)氏は、韓国の作家で、むちゃくちゃ絵が上手いですよ。しかも、プロフィールによると、物理学だかなんだかの大学も出てるというのでSF的知識も本格的。現在、『ヤングキング』にて、『サンケンロック』を連載中です。こっちは少しギャグの入ったヤクザもの?
『HOTEL』の方はいつ単行本化されるかわかったもんじゃないので、今のうちに読むべし。

韓国の漫画家には、『黒神』の朴晟佑(パクソンウ)氏みたいな作家やこのBoichi氏みたいな人もいて、なかなか期待できます。
でも、いっつも不思議なんですが、台詞とかはどうやってるんでしょうね? 日本語訳してるんでしょうけど、効果音や描き文字まで日本語にしてるんですよ。
絵と一体化してるのが無いので、多分、絵だけのを描いた後、そこに適した効果音や描き文字をデータ上で乗せていったのでしょうけど、それは日本人のスタッフがやってる?

Posted by 管理人・馬頭 at 23:49  |Comments(0) |TrackBack(0) | 漫画

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by xwablog | 2006-05-21 02:22 | 日記
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