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ハンザとルーシの無視しえない関係のために。『ドイツ・ハンザの研究』高村象平という記事
古い記事です。

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2006年05月10日
ハンザとルーシの無視しえない関係のために。『ドイツ・ハンザの研究』高村象平

『ドイツ・ハンザの研究』を、ロシアのバルト海交易との関連のためにちょいと読んでみました。実は買ってからかなり経ってますが、未読だったりしました。・・・この部屋はそんなのばっかりだ!

ドイツハンザの研究


『ドイツ・ハンザの研究』

(高村象平。日本評論新社。1966年。470円)



定価が安い。古本屋で買った時は1000〜2000円くらいだったか?
で、ノヴゴロドとの関連の記事があったかというと、少しだけしかありませんでした。ハンザ全体についての記事であって、地域も時代も広範ですから、薄めの本ではこれくらいが限界かと。でも、記事自体はとても面白かったです。

ノヴゴロドについても、西ドイツの諸都市がバルト海東岸地域と何故交易したのか、という点について、毛皮の入手とともに、穀物を手に入れることが重要だったとしているのが興味深い。
「この商業的進出の目標は、なによりもまずノーヴゴロドに集まる毛皮と、デューナ河(西ドヴィナ川のドイツ語読み)流域の豊富な農産物であった。」(P41より抜粋。)
少し驚いたのは、ノヴゴロドといえば中世を通して、食糧不足に悩んでいたということが知られていると『ロシア中世都市の政治世界』とかに書いてあったのに、西ドヴィナ川流域で作られた作物は輸出されていたという点。すぐ近くで穀物を必要としていたノヴゴロドがあるのに、ここを支配したポロツク公国はハンザに売ってしまってるということは、ハンザの方が高額で買ってくれたということか? それとも先物取引として送らざる得なかった? あと、詳しく書いてないから分からないだけで、実は穀物が多量に生産されていたのは、下流〜河口近くのリトアニアの支配領域でのこと? もし、河口近くなら宗教騎士団の領土か。

あと、この本では「ハンザ同盟」という一般的な呼び名は少し間違ってるとのこと。「ハンザ」という語自体が「仲間」とかそんな意味なので、「同盟」と付けると意味が重複してしまうそうです。あと、ハンザ同盟自体が、自分自身たちの組織(集団)に対する認識を確定させようとはしなかったので、定義づけが難しいとのこと。近い時代にあった「ライン同盟」などと同列に「都市同盟」とするのは違うそうです。(1966年にこう言われてるのに、今の歴史本で普通に「都市同盟」としてるのは、説が受け入れられなかったということか?)

興味深いですね。ハンザについてもっと詳しい話どっかないかな。


今日は歯医者へ。もう歯はぼろぼろ。ほとんど手が入ってます。早く治療してほしいんですが、そこの歯医者繁盛してて、2週間に1回しか入れさせてくれないんです。虫歯進行しちゃうだろ。そういえば、前に通ってた北大塚の歯科医はまずかった。簡単にいつでも入れられるくらい流行ってなくて、しかも技術的に少し問題も。治療に関する説明も少ないし。
あと、歯医者ってなんで人の口の中に自分の指やら器具やら入れたまんま、喋らせようとするんだか。答えられないの分かってないはずないのに。

Posted by 管理人・馬頭 at 04:28 |Comments(2) |TrackBack(0) | 歴史 , ロシア・CIS , 本

この記事へのコメント

ああ〜、分かります
治療中に声かけられるとキツイですねぇ
ボロボロって大丈夫なんですか?(汗)
相当痛いのかしら?
どうかお大事に!
Posted by うるま at 2006年05月11日 00:24

>ボロボロ
いたくはないけど、奥の方は全滅です。
普通の金属のかぶせ物なので、劣化してきたらまた歯医者いかないといけないという面倒もあります。やっぱり歯は大事ですね。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年05月11日 04:43


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だれだっけ、このうるまって人?
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