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トルケルの追撃によって追いつめられ・・・。幸村誠『VINLAND SAGA(ヴィンランド・サガ)』第5巻
完全な複製本で最古のコーランが競売に、最高額で落札(CNN)
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200710240026.html
「競売大手、クリスティーズは23日、1203年に制作されたとみられるイスラム教の聖典コーランの複製本が競売に出品され、230万ドル(約2億6500万円)で落札されたと発表した。」
これは「最も完全な複製本では最古のもの」だそうです。羊皮紙だろうけど、完全な、というからにはかなりのページ数になるし、よく残ってたなぁ。

Hungary police battle protesters(BBC)
ハンガリーのブダペストで、ハンガリー事件51周年を記念したデモで一部が暴れたみたいな記事がありました。写真の警察車両がカッコイイですな。ハンガリー事件は、1956年の10月23日にデモ、24日にナジ政権発足、11月4日にソ連が第二次介入という流れ。

それはともかく。
やっと買った、というか、今日ももう少しで買えないところでした。

『ヴィンランド・サガ』第5巻


『ヴィンランド・サガ』第5巻

(幸村誠。講談社。アフタヌーンコミックス。2007年。562円)
「深い雪によって進軍を阻まれ、敵地イングランドのある村に潜伏するアシェラッドたちだったが、少女がもたらした情報によりトルケル軍が迫ってくる。これに気付いたアシェラッドは、クヌート王子を連れ、いち早く村を脱出する。しかし、何事も上手く行かない落ち目のアシェラッドに、部下たちが離れていき・・・」

『アフタヌーン』連載中のヴァイキング漫画。
前回、村人を虐殺して籠っていた村の生き残りの娘が、なんとか逃げて助かって、村の惨状を報告。それによって、マーシア伯領グロースターに滞在中だったトルケル率いるデーン人部隊に情報が伝わり、さっそくトルケルが出撃します。
アシェラッドはこちらの様子を伺っていたイングランド人部隊を蹴散らし、ついでにその戦闘にかこつけて、クヌート王子の目付役ラグナルを邪魔なので殺してしまいます。唯一の味方であるラグナルが死亡して呆然とするクヌートを無理矢理連れ、村を脱出するアシェラッドたち。離脱する仲間もいて、士気は低下する一方。さらにその離脱してトルケルに投降した仲間たちも、あっさり殺されてしまいます。もう、あとが無いアシェラッド軍ですが、残った兵士たちの間でもアシェラッドに対する不審が強くなり、ついにトルケルを前にして、アシェラッドを裏切ることになるのです。絶対絶命のアシェラッド、いっしょに逃走した王子を捨て、アシェラッドを「殺すため」戦場に戻るトルフィン。そして彼はトルケルと対決することになるのです・・・

とにかく、トルケル強ぇえええ! もう、あのアシェラッドの部隊でさえタジタジですよ。こんなのと戦って、生き残れるのか、トルフィンは。
アシェラッドもどうやら年齢的な面からか、焦りが出てるみたい。今回、かなり怪我してしまいましたが、そう簡単にはくたばらないと思うので、ゲインズバラで段取りしているというラグナルの弟とかと提携、って感じになるのかな? なんにせよ、トルフィンとの決着も、アルトリウス公絡みの話もまだまだなので、死にはしないかと。

そういや、この話の中で、イングランドの隊長を拷問するシーンで、アングル人とサクソン人がウェールズのケルト系の人々になにももたらさなかった、という話がありましたが、これもこのまえ読んだ『アイルランド』の中で言われていたような、ケルト被害者論的な話の流れかもしれない。
そういや、『興亡の世界史』のシリーズの中の『ケルトの水脈』はまだ読んでないな。

参照サイト
ヴィンランドサガ特別予告編サイト(少し重い)
http://kodansha.cplaza.ne.jp/e-manga/common/whatnew/vinland/
アフタヌーン(e-1day)
http://www.e-1day.jp/afternoon/magazine/

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by xwablog | 2007-10-25 03:23 | 史劇
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