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クズ人間だらけのエッセイ漫画。『できるかな』と『リゾート行かされまくり』。『失踪日記』。という記事
古い記事。
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2006年04月14日
ドキッ! クズ人間だらけのエッセイ漫画大会。『できるかな』と『リゾート行かされまくり』。『失踪日記』もあるよ。

西原理恵子氏の『できるかな』と宇野亜由美氏の『リゾート行かされまくり』を立て続けに読みました。

できるかな。西原理恵子


『できるかな』

(西原理恵子。扶桑社。1998年。952円)
信じられないことに、自分の持ってる版は、28版ですよ。すーげーえー。世の中には一回も重版がかからない漫画家がたくさんいるってのに・・・・。



リゾート行かされまくり


『リゾート行かされまくり』

(宇野亜由美。勝谷誠彦・写真。白泉社。ジェッツコミックス。2000年。933年)

どちらもエッセイ漫画のたぐい。西原理恵子氏は『ぼくんち』で、宇野亜由美氏は『オコジョさん』で有名。
かなりギスギスした状況の中、いろんなことしたりされたりを漫画にしてあります。無茶苦茶笑えますよ。『リゾート行かされまくり』は『PUTAO』に連載してたやつですが、個人的に思い出もあるので、少し感慨深く読みました。


それにしても、駄目人間ってのは、遠くから見てるから笑えるんでしょうね。
そうじゃなきゃ、漫画読んでるだけでさえ、むかむかするような場面の連続だというのに笑っていられませんよ。ご本人たちはこの基地外たち相手に楽しそうにしてるのが漫画に描かれてますが、多分、現実の場面はこんな笑えるような状況じゃないはず。
特に、身近にいるクズを相手にするのって凄く疲れるんですよね。ご心中お察しいたします。ご苦労様でした。

ところで、両方の漫画に出てくる外人のいいかげんさにはあきれますね。いや、作者本人のいいかげんさにもあきれますが、外人たちのテキトーさはもっと酷いです。漫画だから誇張して描いてるのならいいのですが、どうなんでしょう。
漫画の印象からすると、今までいくつか話に聞いたロシア人たちが、理性的に思えます。『できるかな』に出てきたタイ人など、国ごと滅びてしまえ、とか想ってしまうほどです。
タイもロシアと同じくテレビを使って平気で死体をお茶の間に送り出す国なんですが、『今日の死体(今日の仏)』という番組があるそうで、グロ死体画像が見れるそうです。でも、教育上好ましくないという最近の風潮から死体に目線を入れるようになったとか。グロ部分そのままで。

『できるかな』をバイトの合間に読んでた時があったんですが、タイで1番オカマの多い男子高の話の時は、お腹がよじれて死ぬかと思いました。必死に笑いをこらえようとしましたが、こらえ切れず。自分がおかしな人でした。

あと、ついでに美少女漫画でかつて名を成した吾妻ひでお氏の『失踪日記』の紹介でも。


失踪日記 吾妻ひでお


『失踪日記』

(吾妻ひでお。イーストプレス。2005年。1140円)

吾妻ひでお氏が漫画描いてた時期から、なにもかも投げ出してホームレスになって、さらにアル中をやってた時期までを、独特のテンポで面白おかしく読ませる良本。文化庁メディア芸術祭で、大賞を取った作品です。

こちらの漫画は、先に紹介した2つと比べ、とても心が休まる一冊となっています。作者の周りに出てくる基地外は結構近いものがありますが、作者ご本人が良い人なのか、ギスギスした感じが無く、むしろほのぼのムードすら感じます。ギャグの作風の違いということもあるでしょうが、心の弱い人でも普通に読めるし、小学生でも楽しく理解できるかと。

ほかの人はともかく、吾妻氏には幸せになってほしいですね。
なにはともあれ、これはオススメです。別れた奥さんに払うお金のためにも買ってあげてください。

参照サイト
鳥頭の城(西原理恵子公式)
http://www.toriatama.net/

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こんな大人になるはずじゃなかった。そう思ったことのある大人は必読。福満しげゆき『やっぱり心の旅だよ』
http://xwablog.exblog.jp/7854943
漫画家になった漫画家の漫画を描く漫画家の漫画と変わらない生活。福満しげゆき『僕の小規模な生活』第1巻
http://xwablog.exblog.jp/7854075/
『僕の小規模な失敗』の意外なアグレッシブさに少し絶望する自分を発見、の巻という記事
http://xwablog.exblog.jp/7480833
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by xwablog | 2006-04-14 03:34 | 書庫
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