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スナイパーたちの尋常ならざる逸話の数々。『戦場の狙撃手』、という記事
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2006年04月11日
スナイパーたちの尋常ならざる逸話の数々。『戦場の狙撃手』

この前ジュンク堂に行ったら、狙撃兵たちの歴史を紹介する『戦場の狙撃手』という本があったのでつい買ってしまいました。『ギリシャ・ローマの戦争』にしてもよかったけど、狙撃手関係の本はあんまり見た事がなかったのでこれに。

戦場の狙撃手


『戦場の狙撃手』
(マイク・ハスキュー。小林朋則/訳。原書房。2006年。2000円)

ライフル銃が命中精度をあげて狙撃というものが一般化していく18世紀終わり頃から現代までの狙撃手たちの歴史を、逸話を交えつつ紹介していく一冊。
狙撃に関する技術についてはそれほど書いてないですが、当時の文献やら引用やらで当事者たちの発言とかがたくさん載ってるので、狙撃手たちが何を考えていたのとか、どう思われていたのとかを知ることができます。
読みやすい上に写真がとても多く(しかもカラーが多い)、一通り読むとだいたいの歴史も有名な人物のことも知ることが出来るのでオススメです。
それにしても、ホントに信じられないような技量の持ち主たちの話が載ってます。殺してる兵士の数もケタ違いですし、敵兵たちに恐れられたのもわかりますね。


これに影響を受けたというわけじゃないですが、ちょうど『Kal 7.92』さんのblog記事で取り上げられていたのを見て、イーグル社製のスコープカバーが秋葉原のアソビットで安く売ってるという話を知ったので、買いに行きました。・・・平日の午前中に。

サイトカバー


サイズがL・M・Sとあったんですが、L(2100円)とM(1600円)を買ってきました。PSG1用とスコープ付けたステアAUG用に。しかし、買ったあとで重大な問題に気付きました。まだPSG1にバイポッド付けてないじゃん。スコープカバー買う前にそっちにお金使えばよかったかも。バイポッドはだいたい5000円くらいだったかな?
しかも、PSG1にLサイズの方を取り付けてみたら、スコープカバーに付属している銃身に被せるカバーが、銃身が長過ぎて届かない・・・。付け方が悪いのかと思ったけど、何故か付かない。いや、連結してる部分を外せばいいんですが、それでいいのか?
アソビットホビーにはたくさん狙撃銃が展示してありましたが、どれもカッコいい。やっぱり、まともな狙撃銃欲しいですね(どれも高いんですが・・・)。

話戻りますが、『戦場の狙撃手』の中に誤植をひとつ見つけました。
P171の左から3行目、「1848年1月から」とありますが、「1948年1月から」の間違いかと思われます。
あと、誤植ついでに。
『アフタヌーン』最新号の2006年5月号、777ページ、『ガンスミスキャッツバースト』21話、15ページ目の3個目のコマで「見方する気は全然ないのよ」とありますが、「見方」じゃなく「味方」もしくは「身方」が正しいかと。

現代になってくるとまた話は別なんですが、20世紀前半だとモシン・ナガンやM-1ガーランド、ゲーベルなどより、やっぱり第一次世界大戦時代のリー・エンフィールドがフォルムがカッコ良くて好きです。
MARUIのPSG1は安く買えたので買っちゃいましたが、ドラグノフSVDも欲しいです。
ドラグノフといえば、昔、『ウルトラジャンプ』で内野文吾(うちの文吾)氏が『ドラグノフキッド』という漫画を描いていたんですが、この前これを探し回ってたのに、実は単行本が出ていないと知って少しショックでした。・・・な、なんで出てないの?

参照サイト
Kal 7.92
http://hklem.blog51.fc2.com/
アソビットシティー
http://www.akibaasobit.jp/

Posted by 管理人・馬頭 at 03:10

この記事へのコメント

ああ、この本も面白そう・・・・目移りしてしまいます。この方面では「本朝銃士伝」という短編集もよかったですよ。太平洋戦争を背景にした最後の短編が記憶に残っています。米軍の狙撃兵と日本軍の狙撃兵が激突して、最後に少しだけ心通わせるお話。悲しい幕切れでしたが・・・・・
Posted by 鉛筆 at 2007年02月01日 21:09

これは軍事的な面よりも、凄い技術を持った人たちの話として、面白かったですよ。
映画の『スターリングラード』とかもスナイパーの話ですね。
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年02月02日 08:19


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参照サイト
内野文吾
http://www.freewebs.com/megatronweb/
by xwablog | 2006-04-11 03:18 | 書庫
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