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私はこれを見てて八輪に開眼しました。『世界の装輪装甲車カタログ』という記事
古い記事です。

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2006年04月07日
私はこれを見てて八輪に開眼しました。『世界の装輪装甲車カタログ』

「装甲車はいい。社会の嫌なしがらみを忘れさせてくれる・・・。」

現代社会の厳しさに疲れた人々を、太いタイヤと硬い装甲でやさしく癒す、装輪装甲車たちを集めた一冊がこの『世界の装輪装甲車カタログ』です。新版もありますが、自分がこの前買ったのは1997年の旧版。

世界の装輪装甲車カタログ


『世界の装輪装甲車カタログ』
(日本兵器研究会編。アリアドネ企画・三修社。1997年。1800円)
「戦車とジープやトラックの間を埋める性能を持つ装輪装甲車は、世界情勢の変化にともないその重要性を増し、各国で作られるようになった。用途に合わせ多種多様なバリエーションを持つ装輪装甲車の数々を紹介する。」

冷戦時代は主力戦車などで正面からやり合う大戦を想定して軍事車両が作られていましたが、冷戦の終わった今となってはそういう物よりも、時代のニーズに適応した装輪装甲車が求められているようです。それには冷戦後の軍事費削減や低烈度紛争の拡大といった変化があり、高額な戦車などより安価で運営費用の比較的かからない装甲車で充分対応できたことが理由のようです。過度の防御・攻撃力よりも、迅速さと長い行動距離が求められる機動力重視の時代になったということでしょう。
(装甲車好きにとっては)良い時代になりました。

今まで自分は装輪装甲車というと、六輪好きだったのですが、これ見てたら八輪もいいかも、とか思い始めました。六輪の外見の寸胴コンパクト感が良かったんですが、八輪には八輪の良いところがありますね。
このカタログを見てた中では、やはりスイス・モワーグ社(mowag)のピラーニャがフォルムの良さなどで特に良さそう。あと、イタリア・イヴェコ社などのセンタウロ(チェンタウロ?)がカッコいいです。特にデカい90ミリ砲をのっけてるのが。中東の魔改造戦闘車両みたいなのよりずっとスマートでたまらないです。
どうやら自分は装甲車の中でも上に何か乗ってる方が好きみたいです。だから、日本の87式なんか六輪だし、性能はともかく見た目は凄い良いかと。

装甲車の重量はどんどん重くなってきてますが、前にロシア旅行で行ったモスクワ国立軍事博物館にあったBA64はちっこかった。可愛くて好きですが。

なかなか楽しい本でした。なんか2002年に『新・世界の装輪装甲車カタログ』というのが出てるらしいんですが、それも見たくなってきました。

新・世界の装輪装甲車カタログ(AA)


ところで、『萌えよ!戦車学校II型』の発売日が4月12日に決まりまったようです。
『萌えよ!ミリタリー枢軸』
http://www.ikaros.jp/moesen/index.html

Posted by 管理人・馬頭 at 21:59

この記事へのコメント

日本の道路事情を考えると、裝輪式装甲車に重装備・重装甲の方が戦車よりも使える気がする。最近のは、対戦車能力も主力戦車なみだしね。
わしも、一番のお気に入りはチェンタウロ!次は南アのやつ。名前忘れた。
Posted by モーリー at 2006年04月08日 00:03

 装輪装甲車好きとは渋いご趣味で。
 確かに、主力戦車なんぞは高価で整備性が悪く、重すぎて通行できる道路・橋が限られ、平時には自走するとアスファルトが破壊され、そして輸送さえも難しい代物ですから。それを考えると、道路にやさしく、軽快で、比較的安価な装輪装甲車はよいものです。さらにはC130クラスの輸送機で展開できれば言うことなしです。
 ただし、RPGや30mm機関砲弾でも危うい装甲は、ちとどうかとは思いますが。
Posted by 晴天 at 2006年04月08日 01:56

>南アのやつ
マンバじゃないよね? ラーテルかロイカットのどっちか?
ラーテルは運転席のデザインがいまいちだけど、ロイカットはチェンタウロに通じるかっこよさが!
>重装備化
日本もそうだし、ヨーロッパでも道路事情が良いので、使い勝手が良いみたいですね。90式なんかホントにどこで使うんだか。(え? やっぱり大陸に進出?)
30tクラスの大きさだとやはりC130とかじゃ輸送できないみたいです。ブラッドレーとかも30tくらいあるそうですから、装輪とはいっても凄い重さです。LAVは13tで、ヘリコプターで運べるようですが、ヘリとは言わないまでも、やはり輸送機で運べるクラスがいろいろ迅速に対応できそうですね。
問題は、やはり装甲ですか。7.62mm弾なら至近でもはじき返すくらいは普通のようです。ロイカットなら23mm、チェンタウロなら20mmの機関砲で撃たれても、正面だったら耐えられるとか。105mm砲弾に耐えるには車体重量が40tを越えることになっちゃうそうなのですが、装甲車としての利点を失うことを考えると微妙ですね。
そういや、『ブラックホークダウン』でパキスタン軍が装甲車出してますが、あれ、RPGで撃たれたらやばかったんじゃないでしょうか。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年04月08日 19:32

>パキスタン軍が装甲車
 M113は、ベトナムや中東ではRPGでかなりやられてますので、RPGで撃たれたらマズかったでしようねえ。イスラエル軍のM113なんか、RPGのHEAT弾対策でかなりの追加装甲をしていますし。
 しかし「軽快さ」と「装甲」の相反する問題はいかんともしがたいです。
Posted by 晴天 at 2006年04月08日 23:12

モンロー効果で装甲を破壊する兵器には、中空装甲が有効かと。これなら重量の問題もいくらか解消できるのでは?
それとも、WW2のソ連軍を見習ってベットをくくりつけますか?(パンツァーファウスト避けに本当にT34とかにくっつけてた)
Posted by モーリー at 2006年04月09日 00:41

>追加装甲
ベトナムでの経験があったからか、イラク戦争時には米軍も追加装甲つけて対策してたみたいですね。
増加装甲や爆発反応装甲より、中空装甲の方がコスト面でもいいかも?
M113は側面でも12mm機関砲の攻撃に耐えられるそうですが、兵員の損失を恐れる米軍とかなら、どんどん追加装甲付けるでしょうね。
ネパール・外出禁止令守らず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060408-04370422-jijp-int.view-001
ちょうど、ネパールでの写真がアップされてたんですが、ここに写ってる装甲車は、どこのでしょうね。中国から5台の装甲車が譲渡されたという話もありましたし、それかも。
なんでもネパールはカトマンズの町中に装甲車が配備されてるそうで、身近に見れるらしいですよ。羨ましい?
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年04月09日 11:28

ニュース写真に出ているAPCは、中国のWZ551装輪装甲車みたいですね。
調べてみると、ネパールはアメリカ、インド、英国、中国、南アなどから武器を仕入れているようで、武器供給チャンネルを使い分けるとはなかなかネパールも強かです。こういう第三世界の兵器事情は興味深いです。
>M113
人口と既存兵器を大切にするイスラエルは、M113に追加装甲とリアクティブアーマーをしこたま付けたりもしていますが、燃費と機動性が落ちたばかりではなく、トーションバーとエンジンの消耗が激しくなったそうです。やっぱり防御と機動力の両立は難しいのですね・・・。
>モーリー様
ベッドをくくりつけた話は存じませんでした。
まあ確かに楯にはなるでしようけど、豪快な・・・。
Posted by 晴天 at 2006年04月09日 12:04「

>ネパール
やはり中国製でしたか。王政の国が中国から武器を貰って、それを毛沢東主義者が攻撃する・・・。やっぱりネパールの共産党から分離した毛沢東主義者は、中国にとっても危険な存在なのかも。
外務省のHPでみましたが、現在あの国王になってからインド・英米は武器弾薬の供給を停止してるそうです。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年04月10日 05:14


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この記事はけっこう人がきてました。やはり、装甲車は人気あるのか。

参照サイト
『萌えよ!ミリタリー枢軸』
http://www.ikaros.jp/moesen/index.html
聖ヴァシーリー教会、ロマノフの家博物館、 モスクワ中央軍事博物館(デジタル・クワルナフ、ロシア旅行七日目2004年)
http://www.toride.com/%7Edigxwa/digxwaFiles/tabif/tabi_rus07.htm
イタリアのイヴェコ社(iveco)
http://www.iveco-italia.com/cgi-bin/iveco.dll/IVECO_ITALIA/home.jsp
スイスのモワーグ社(mowag)
http://www.mowag.ch/
三修社
http://www.sanshusha.co.jp/np/index.do

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http://xwablog.exblog.jp/7457435
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by xwablog | 2006-04-07 01:16 | 書庫
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