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転生を繰り返すクレオパトラの願い。星野之宣『妖女伝説』第1巻
安倍首相辞任だそうです。
いろんな人が意見を書いてたりしますが、安倍政権に肯定的だった人たちは「早すぎる」と言い、否定的だった人たちは「遅すぎる」と言ってる。つまりは政治的な発言というより、その人の感覚的なものでしかないわけです。

安倍首相辞意に当惑=「改革に失敗、脆弱な指導者」−ロシア(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2007091201013
「ロシアは、安倍晋三首相がシドニーでプーチン・ロシア大統領と会談し、日ロ間のハイレベル対話継続で合意した直後だけに、突然の辞意表明に当惑している。」
年内の訪ロの予定もあったとか。誰が行くことになるのか。無くなるかも?

領土問題との関連付けは「誤り」=洞爺湖サミットでロシア当局者

ロシア内閣が総辞職=首相候補にズブコフ氏−権力継承への体制整備か

世界最強の気化爆弾の実験成功=核に匹敵−ロシア軍幹部

それはともかく。
文庫で出てたやつを読んでみた。

妖女伝説』第1巻


『妖女伝説』第1巻

(星野之宣。集英社。集英社文庫。1998年。670円。)
「紀元前30年、エジプトの女王クレオパトラは、自分の恋人アントニウスを見捨て、自らは生き残ろうと画策する。しかし、それが果たせないとなると、神殿の地下において、不死を成す魂転生の秘法を行う。数十年後、彼女はユダヤの王の娘・サロメとなり蘇るのだが・・・」

星野之宣先生のこれまたスケールの大きな歴史ファンタジー伝奇。
この巻には転生を繰り返し、なんとかローマ帝国へと復讐を遂げようとするクレオパトラの話『砂漠の女王』と、1920年代に二度イタリアによって行われた北極への飛行船による探検と、青年に起こる不思議な出来事を描いた『蜃気楼 ファタ・モルガーナ』の二つが入っています。
星野先生の歴史ネタを縦横無尽に駆使してこれほどの物語に仕上げる力に脱帽です。

ところで、この『砂漠の女王』はもともと1979年と1980年の『ヤングジャンプ』と1988年の『ヤングジャンプ』の増刊として出た『ヤングジャンプ88グレート青春号vol.12』と『ベアーズクラブ』のプレ創刊号というやつに載ったそうです。そんな昔にこれだけのものが描けたこととか驚くばかり。

参照サイト
ヤングジャンプ
http://yj.shueisha.co.jp/
STAR FIELD(ファンサイト)
http://www.kcn.ne.jp/~bluecity/starfield.htm
星野之宣の世界漫画の館
http://www.momiji.sakura.ne.jp/~werdna/hoshino/index.html


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