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遂に建つ古田織部の数奇の成果たる屋敷。その出来は? 山田芳裕『へうげもの』第5巻
ひい、今日は結局午前様かよ。昨日は1日まともな食事一度もとらなかった。
そういえば、仕事行く時、どういうわけか、ぶっ転びました。自転車に乗ってる時とかならまだわかるけど、自転車乗ろうとしてる時に転ぶってのは何? バランス崩して体勢を立て直そう立て直そうとやってるうちに前のめりになって、顔から転びました。しかも、勢いがあったわけじゃないのに、軽く擦りむいたりして血まで出して、何やってんだか。しかもしかも、それを道歩いていた若夫婦に見られた。たぶん笑ってやがったよ!

それはともかく。
またもひょうげた漫画の紹介です。なんか、前のブログとかわんなくなってしまいますね。

へうげもの第5巻


『へうげもの』第5巻
(山田芳裕。講談社。モーニングKC。2007年。514円)
「徳川家康との関係を結び益々勢力を拡大させていく豊臣秀吉。彼の下で古田織部も、その数奇者としての才覚を存分に振るい続けていた。しかし、彼とも親しい千利休が、徐々に秀吉の方針に対して不満を持ち始め・・・」

『へうげもの』の第5巻。聚楽第の完成も間近のころ、九州討伐へと向かう秀吉軍。左介こと古田織部も、この世にふたつとない数奇を極めた屋敷を建てようと苦心していました。彼は利休の助言もあって、山城の郊外に住むノ貫(へちかん)という数奇者を訪ね、その良さに惹かれます。しかし、その左介が作った屋敷といえば、あまりにもあまりな勘違い気味のボロ屋敷。ちょっとやっちゃった感があるものの、悦に入って気付かない左介。利休はそれを指摘できない。さらに期待していた室内の絵画は左介的には大失敗で、絵師を斬りそうにさえなります。
徐々にその数奇者としての名声を高める左介は、秀吉が行う大茶会において、その名声で天下をとらんとするのですが・・・
これはちょっと微妙な展開になってきました。九州の秋月家の討伐では功績のあった古田織部ですが、ここで数奇をもって人を感嘆させられずに終わってしまうのでしょうか。次の巻の大茶会がどうでるか楽しみですな。そして、利休と秀吉の関係の結末は・・・

あと、秀吉が南蛮船が奴隷貿易を行っていたことを怒って、キリスト教の布教の禁止などを行い、さらに南蛮趣味があまり受けない(危険な)時代になっていく、というのも、どうなるのでしょうか。


参照サイト
へうげものofficial blog
http://hyouge.exblog.jp/

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by xwablog | 2007-08-25 04:40 | 史劇
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