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森の墓地とストラスブール。刀を返してTBSを斬ってみる
古い記事。

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2006年02月12日
森の墓地とストラスブール。刀を返してTBSを斬る。

先週の世界遺産のこと。

「スウェーデン・スコーグスシュルコゴーデン」
先週のTBS『世界遺産』はスウェーデンの共同墓地。
ヨーロッパで火葬の習慣が広まったのは、19世紀後半から。それは産業革命で、市内に墓地が作れなくなり、郊外に広大な墓地が作られるようになったから。今までは教会に隣接した墓地に埋葬されてたのでお墓は身近なものだったようです。墓地が郊外に移転したことによって「墓参り」という習慣も生まれたとか。
スウェーデンのストックホルム郊外にある巨大な墓地「森の墓地(スコーグスシュルコゴーデン)」は世界遺産に登録されてます。エリック・グンナール・アスプルンド設計の集団墓地。

この前、祖父の墓参りに行ったんですが、その墓地というのがやはり郊外にあるやつで、とにかくお墓だらけの場所でした。でも、なんというか利便性と数量を満たすことだけに重点を置いたようなとこだったので気色悪い感じがしました。山林をゴリゴリ削って作ったので凄い不自然なんですよ。
それと比べるとこの「森の墓地」というのはいいですね。森と一体化した感じで安らげそう。

あと、この回で良かったのは、ストックホルムの図書館を見れたこと。
ストックホルム市立図書館(1928年建設)は円筒形の中央部に外周をぐるりと囲むように本が収まるようにしてある図書館。円筒部は吹き抜けになっていて、3段の階層がつくられています。こういった作りの図書館、日本に無いのかな〜、と羨ましく思います。

ちなみにこの回は松下電工の汐留ミュージアムでやってる「グンナール・アスプルンド展」と連動した放送だったのかも。
松下電工の汐留ミュージアム
http://www.mew.co.jp/corp/museum/


さて、世界遺産といえばNHKの『探検ロマン世界遺産』もありますが、今回の世界遺産は「ストラスブール」。
ストラスブールといえばアルザス地方にある中世の大都市で、高さ142メートルもある大聖堂があることで有名ですね。中世のヨーロッパで他の建造物を遥かに上回る高さです。当時の人にとって、あの高さは驚異的だったろうな〜。

ストラスブール
「フランス北東部、アルザス地方の中心都市。ローマ都市に由来し司教座。神聖ローマ帝国に属し13世紀に帝国都市となる。17世紀にフランスに併合され、普仏戦争後から第一次世界大戦の終わりまで再びドイツ帝国に属していた」

三十年戦争の最後、ウェストファリア条約でフランス領になったって、世界史の問題であったなぁ。

素晴らしい街のようですが、これ見てて気になったのはレポーターです。なんと、あの『世界不思議発見』の、かつてのミステリーハンター水沢螢さんではないですか。すでにミステリーハンターはやめてるんですが、こんな番組でお目にかかるとは。
これは『探検ロマン』を『世界遺産』のパクリだと文句を付けたTBSへの、少し遠回しな意趣返しなんじゃないでしょうか! そういうことでも興奮できた番組でした。


参考記事
自分スタイルのインテリアノート
http://www.ne.jp/asahi/style/note/
グンナール・アスプルンド展 癒しのランドスケープ
http://www.mew.co.jp/corp/museum/kaisai.html

この記事へのコメント

大鴉さんからコメント
ストラスブールがフス派の遠征の西端だったとのこと。

>もっとも西方の街
ドイツをほぼ横断したわけですね。カトリックの重要拠点ですから司教座にもなってますが、15世紀となるとすでに帝国都市となった後ですね。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年02月13日 12:38

ちなみに、ちょうど本日2月14日は、842年に東フランクのルードヴィヒ2世・ドイツ人王と西フランクのシャルル2世・禿頭王の間で、ストラスブールの誓約(シュトラースブルクの誓約)がかわされた日ですね。自分のサイトのトップを見て思い出しました。
流石、ローマ時代からの街。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年02月14日 05:06

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by xwablog | 2006-02-12 19:50 | 日記
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