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毛皮の街でのチャンスと危機。確かめ合う2人の関係は? 支倉凍砂『狼と香辛料』V(第5巻)感想
今日はジュンク堂の中ではたと我に返って逃げ帰ってきた。何、本買おうとしてるのさ、お前は。みたいな。
さすがにいいかげんにしようとか思ってた矢先だったのですが、いや、ほら、『芸術新潮』の最新号がいいらしいとの情報が、ね?

それはともかく。
『狼と香辛料』のシリーズの最新刊が発売になりました。これは一応歴史ものに近いし、お気に入りなので、このブログに書いていくことにします。古い感想記事も入れておきました。

狼と香辛料第5巻支倉

『狼と香辛料』第5巻(V)

(支倉凍砂。イラスト/文倉十。メディアワークス。電撃文庫。2007年。590円。装丁/荻窪裕司)
「テレオの村から今度は毛皮交易で栄えるレノスへとやってきたロレンスとホロの2人。街の年代記作家リゴロに会いたい2人だが、街はちょうど毛皮の取引を停止することになり緊張していた。そのため50人会議のメンバーであるリゴロに会うことも難しそうだった。しかし、同じ宿に泊まる商人エーブが仲介してくれることに。そのエーブはロレンスにある取引を持ちかけるのだが、それはホロとの関係を危うくしかねないもので・・・」

今度はさらにホロの故郷に近づいて、毛皮交易の街、レノスへとやってきます。レノスではなぜか街での毛皮の取引が停止されていて、そのことがホロの故郷の情報を手に入れることを妨げます。
エーブという商人と宿で知り合いますが、エーブは年代記作家リゴロへと繋ぎをとってくれて、さらに割のいい取り引きへの参加を持ちかけます。毛皮取り引きが停止されているのは、何かしら街と外部の関係に変化が起きているからで、それの隙間をついて、上手く現金を使って大きく儲けようといいます。しかし、それにはやはり裏があって・・・
という話なんですが、この話の間中、ずっとホロとロレンスがいちゃいちゃいちゃいちゃ、いちゃつきやがって! 良し! もっとやれ!(さあ、馬頭はニヤニヤしてきましたよ!)
かなりホロの故郷に近づいてきたみたいです。
しかし、この話、結末がああなってますが、結局あの後の部分は話として続けるのか、それとも、あれでやるとして飛ばすのか、どっちなんでしょうね。
ともかく、あと2〜3巻で終わってもおかしくないとこまでやってきました。ますます楽しみです。

今回は人身売買の話も絡んで来るわけですが、明確な奴隷、という感じでもないみたいだし、なんかどういう世界なんでしょうね。

奴隷と奴隷商人

『奴隷と奴隷商人』知の再発見双書23

(ジャン・メイエール。創元社。1992年。1300円)
第1章 奴隷商人の出現
第2章 大規模な黒人売買の開始
第3章 アフリカへの道
第4章 恐ろしい航海
第5章 プランテーションでの苛酷な労働
第6章 自由を求めて
第7章 勝利後の苦悩


まあ、これは黒人奴隷貿易の話なんであれですが、『狼と香辛料』で使われたのは、もっとソフトな、女性の嫁ぎ先の斡旋の酷い版みたいな? いや、あのままホロが遊郭みたいなとこに的なこととかあったりもしたら凄かったですが。

中世ヨーロッパにおいて、農奴制とかは残りましたが、明確な奴隷制度はなくなったのは、やはりキリスト教の影響が強いようですね。ここらへんの倫理観については、農民の不自由さとどう折り合いがついてたのか、興味あるところです。


で、『狼と香辛料』の方は、アニメ化が決定したわけですが、帯にも情報が。





『狼と香辛料』第5巻の帯

キャラデザは黒田和也氏だそうです。『怪物王女』のキャラデザとかいろいろやってる、しまほっけの人。ホロはちょっと顔つきがスマートになったかも。
それに比べると、コミカライズの方の小梅けいと氏の方はより似た雰囲気出してるかもしれない。漫画の方はかなり楽しみです。

あと、電撃文庫のペーパー「電撃の缶詰」見てて驚いたんですが、有川浩の『図書館戦争』が二カ所で漫画化するっていう話。『LaLa』と『電撃大王』ですよ。ララの方は、弓きいろ氏、大王の方はなんと、ふる鳥弥生氏だという! だから『ソウルメイトツーリスト』終わらせたのかも?
あと、今更なぜか『イリヤの空 UFOの夏』がコミカライズ。アニメの時なんでやんなかったんだろ? これは『電撃マ王』で。

あと、『狼と香辛料』のグッズが出るみたいですが、いきなり抱き枕って! あと文房具。


参照サイト
狼と香辛料アニメ公式サイト
http://www.spicy-wolf.com/
支倉凍砂 すぱイしー ているず
http://ameblo.jp/hasekura2/
ハイノハナ(文倉十)
http://haino.mods.jp/
小梅けいとの原典皆既
http://www7.plala.or.jp/koumekeito/
芸術新潮
http://www.shinchosha.co.jp/geishin/

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by xwablog | 2007-08-09 02:31 | 史劇
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