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アレクサンドロス大王の生涯を描く超大作。映画『ALEXANDER(アレキサンダー)』のDVDをとうとう
このblog形式だと、古い記事を入れてしまうと、新しく書いた記事が埋もれてしまいそうですね。どっかでまとめて古い記事を入れるとか、あと、投稿日を操作してトップに表示されないようにしないといけないかもしれない。

それはともかく。これは新しく書いた記事です。
たまたま行ったDVDコーナーでたまたま見かけたので買いました。

アレキサンダー


『ALEXANDER(アレキサンダー)』

(監督/オリバー・ストーン。米。2004年。字幕/松浦美奈。出演/コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンス、ヴァル・キルマー、ジャレッド・レト、ロザリオ・ドーソン、ジョナサン・リース・マイヤーズ、クリストファー・プラマー他)
「紀元前4世紀、マケドニアの王子として生まれたアレキサンダー(アレクサンドロス3世)は、父フィリッポスとの確執を経てマケドニア王となり、東方遠征へと乗り出す。敵は世界最大最強の国家・ペルシア帝国。しかし、その戦いはいつ終わるとも知れない壮大な東方への遠征となり・・・」

実はこの映画のDVDは持ってなかったわけですが、とうとう買いましたよ。173分の長編映画。今年のはじめだか、去年の終わりだかにテレビでもう放映してたりしてましたが、やっぱりDVDとして欲しかったので買ってしまった。テレビもう無いけど!
そういうわけで、PCのモニタでしょぼしょぼっと見たわけですが、あの『300』を見た後なだけに、戦闘シーンがちょっと大人しく感じてしまった。いや、あれと比べるのはどうかと思いますが。
映画としてはそれなりに面白いですし、自分としてもいろいろ楽しめましたが、いくつか突っ込みどころも。長編だけど、アレクサンドロスの生涯を描くものとしては短過ぎと感じ、映画としては冗長に思えました。焦点が絞り切れてなかったかも。
楽しませるとしたら、親子憎愛劇と仲間との同性愛的友情の部分、国家・同胞の延長としての軍事組織の中での人間関係の齟齬、をもっと濃密に描いてくれるか、すっかりただのアクションスペクタクルにしてペルシアに勝つまでを描くかのどちらかにするというやり方もあったかもしれない。というか、映画ならその手のものをやった方が成功したかと思われます。そういう意味で、『300』はえげつないが上手かった。

個人的には同性愛関係をああも簡単に使わないで欲しかった気もします。関係の描き方が物足りなくて、もったいなかった。まさに本物のプラトニックラブとしてより心理面に食い込めるネタになったのでは。日本人が見るにしてはあの関係についての説明不足感があったし残念。
同様に、遠征という行為のメイン部分ともいえる戦いで、中途半端にペルシア側を描いていいて、的外れな感じもしました。敵としては迫力に欠け、人間として薄い。基本的にこの映画は、マケドニア中枢の人間関係を描いた映画、なので実は外部に敵はいてもいないようなもので、戦争ものの薄皮は被っていても、戦争そのものではない、という話です。だからこそなのかもしれませんが、でも、だったらダレイオス3世とか、もっと台詞も無いようなキャラにすればよかったかも。

どうも、アレクサンドロス大王の映画ということで、過大な期待があったせいか、文句ばかりになってしまいますが、じゃあ、この映画嫌いなのか、と言われると、そうじゃなく、好きだったりします。特に父フィリッポスとの関係の描き方、その話の持ってき方とか、やっぱ上手いなぁ、とか。それにコリン・ファレルって演技凄くよかったです(逆にアンジェリーナ・ジョリーの演技はどうかと思いましたが)。あと、アンティゴノス役・クレイトス役の人たちが素敵だった!


このDVDは、ディスク2枚組で、もう一枚の方にはドキュメンタリー番組『Fight Against Time』とか、キャストインタビュー、「アレキサンダー東方遠征の軌跡」、スチールギャラリー、予告篇、などなどが収録。ここらへんもさらに楽しめる。

参照サイト
アレキサンダー特集(古代遺跡な日々)
http://www.kodai-iseki.com/alexander/
アレクサンドロス3世(wiki)
アレクサンダー・人名(wiki)
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by xwablog | 2007-08-08 04:32 | 史劇
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