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  デジタル・クワルナフ
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旧記事転載・『グローリー』で黒人連隊の雄姿を見よ
この記事も古い記事の転載。しかし、「史劇」にカテゴリするか、日記にするか迷うな。

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2006年01月05日
『グローリー』で黒人連隊の雄姿を見よ

グローリーDVD_glory

『グローリー』のDVDが安くなってたので、年末に買っておいて、お正月に見ました。
「ボストンの奴隷解放論者の息子ロバート・グールド・ショーは、北軍の中に結成された初の黒人部隊の指揮官として南北戦争に参加した。しかし、世間や味方の黒人に対する扱いは厳しく・・・。」

彼はポトマック軍団の中で過ごした近況を、家族にあててたくさんの手紙に残しました。この映画はその手紙の記録などをもとにショーと黒人部隊第54連隊の運命を描いた作品です。出演はマシュー・ブロデリック、デンゼル・ワシントン、モーガン・フリーマンなど。1989年の映画なんでデンゼルもモーガンもまだ若いですね〜。主演の白人将校ショーを演じた人、あんまり見ない俳優ですが、あの『ウォーゲーム』の主役の男の子ですね。まあ、それ以降はパッとしないようですが。
あと監督のエドワード・ズウィックって、『ラスト・サムライ』とか『戦火の勇気』『マーシャル・ロー』『トラフィック』の監督です。知らなかった。

昔は全然気にしてませんでしたが、冒頭の戦闘シーンは1862年9月17日のアンティタムの戦いだったんですね。
実は自分が思っていたほど戦闘シーンがなくて驚きました。全部で3回? しかも、最後のワグナー砦の戦いよりはじめのアンティタムの戦いの方が面白かった。このころの戦いは野戦が映えます。
これのデンゼル・ワシントンの演技はいいですね。『マーシャル・ロー』とかに酷い目にあわされましたが、やっぱいい役者です。あ、でも『フィラデルフィア』とか観てない。

「悪をもたらす力はやがて衰え、祝福は傷を癒し、愛はすべての障害を克服する」(エマソン)

正月映画はろくなのが無かったんですが、『レジェンド・オブ・フォール』はやってましたね。しかし、見逃しました。これもズウィック監督ですよ。
ブラピの映画の中ではこれと『ファイトクラブ』と『セブン』が良作で、自分的にはブラピ評価が下がらない理由ですね。

前に619円の激安価格で売ってたので買ったDVD『マイケル・コリンズ 特別版』をまだ観てない。こうして正月休みは無為にすごされるわけです。

Posted by 管理人・馬頭 at 01:59 |Comments(3) |TrackBack(0) | 映画 , 歴史


この記事へのコメント

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ここに1つコメントがあった。私も持っている、これは良い、というコメント。
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戦争映画というより、映画としてまず面白いですよね。自分の買ったやつにもドキュメンタリーがついてます。「第54連隊兵士たち」の声というやつです。もしかして同じやつかも。まだ見てないので楽しみです。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年01月05日 03:27

南北戦争研究室の中に、ショー大佐の映画の前の段階までの解説が載ってるのを見つけました。

ドキュメンタリーはDVDにふたつ入ってました。あとメイキングと未公開映像が。未公開映像の方は、友人の白人将校フォーブスとの会話とリンゴ摘みの少年を誤射するシーンのふたつで、確かにいらない部分でした。
Posted by 管理人・馬頭 at 2006年01月06日 01:53

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コメントについては、これでも削除してますが、毎回やるのめんどいな。
by xwablog | 2006-01-05 04:16 | 史劇
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