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平凡社『世界の民族14 シベリア・モンゴル』。北ユーラシアの諸民族を紹介した一冊。
この本は、シベリアとモンゴルに焦点をあてています。シベリアに関する本が少なすぎるので、これくらい古くても読むところはあったりします。

世界の民族14シベリア・モンゴル

『世界の民族14 シベリア・モンゴル』

(平凡社。総監修エバンズ=ブリチャード。日本版監修梅棹忠夫。14巻監修加藤九祚。1979年。2000円)
動物と人間(生物学からみた社会の起源)
シベリア、モンゴルの人々
モンゴルの人々
シャーマニズム
ハンティ族、マンシ族(ハンティ・マンシ民族管区)
ネネツ族(シベリア北部)
ヤクート族(ヤクート自治共和国)
アルタイ族(ゴルノ・アルタイ自治州)
ツァータン族(モンゴル)
シベリアのロシア人
開拓者たち
新しいシベリア人
ウデヘイ族(ハバロフスク州・沿海州)
ツーバ族(ツーバ自治共和国)
エベンキ族(シベリア)
ブリヤート族(ブリヤート自治共和国)
ケート族(エニセイ川、南シベリア)
ニブヒ族(アムール川下流部、サハリン)
コリヤーク族(カムチャッカ)
シベリア、モンゴルの諸民族一覧
日本版の読者のために

この本の中にこんな記述があります。

「ケートは自分本来の魂も含め7つぐらいある魂によって、生命と意識が与えられていると信じていた。この魂は氏族内を転生したクマにものり移ることができた。これはケートがクマに抱く畏敬の念と、クマを殺したあとクマに敬意を表して開く宴会を説明する手がかりになる。」(P125より抜粋。)

「ハンティとマンシの宗教生活は伝統的に内容豊富で込み入っていた。彼らにはたくさんの神や精霊があり、シャーマンを通してそれらとの交信が行われた。シャーマンは幻覚作用のあるベニテングダケを食べて神がかり状態に入るのだった。男には5つ、女には4つの魂があると信じられていた。動物が持っている魂はもっと少なく、クマだけが人間と同数の魂を持っていると信じられた。」(P50より抜粋。)


ついでにニュース。

モヘンジョダロ 塩害で崩壊進む インダス最大級都市遺跡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070311-00000006-maip-soci
「インダス文明最大級の都市遺跡モヘンジョダロ(1980年に世界遺産登録)で、塩害によって遺跡の崩壊が再び進んでいることが明らかになった。90年代に日本を含む各国の援助で大規模な修復や塩害防止策が図られたが、パキスタンが01年9月の米同時多発テロ後にアフガニスタンでの米国の対テロ戦争に協力する“前線国家”となり国際的な発掘調査は途絶えた。遺跡周辺の治安が悪化したため遺跡の保護が困難になっていた。」(ヤフーニュース3月11日記事より抜粋。)

この前、講義を聞いた時の地域ですね。
観光客も減ったようで、「外国人観光客も年間350人前後に落ち込み、修復資金となる入場料収入も得られなかった。」とあります。しかし、これだけ有名な遺跡なのに350人ってのは少なすぎ。

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この記事はもともとblogでの『マブイノコトワリ』第一巻の紹介記事だったものです。


日時----2007年04月13日
タイトル-----失われた魂を取り戻せ。琉球系の呪術がネタの漫画。高円寺雅彦&森ゆきなつ『マブイノコトワリ』第1巻

『らき☆すた』のOPは中毒性がありますね。何度も見てしまいます。しかし、単行本を買おうとしたら、1巻とかは売り切れ。最新刊しか残ってない。
そういや、佐原ミズ氏の『マイガール』の単行本を初日に買い逃したら、売り切れてた。失敗した。

それはともかく。
琉球系の呪術がネタの漫画『マブイノコトワリ』第一巻。

マブイノコトワリ第1巻_

『マブイノコトワリ』第1巻

(高円寺雅彦&森ゆきなつ。ワニブックス。ガムコミックプラス。2006年。580円。印刷/大日本。装幀/hive)
「班長の比嘉によって特捜研(特殊捜査研究班)に新たに加えられたのは、沖縄の特別な巫女の家系の末裔である天御宮祭(あまみくまつり)だった。都市伝説や霊能の力によって起こった事件を解決する特捜研での彼女の仕事は、その力を使って失われた魂を取り戻させ鎮めることだったのだった・・・」


沖縄の霊能者・呪術者「ユタ」を主人公の能力とし、それを刑事ものに使った作品。沖縄の霊魂観念では、人間は魂を七つ持っているということになっていて、その魂「マブイ」がひとつでも足りないと心身に異常をきたしたりするといい、それをなんとかして治すのが「ユタ」という人たちだとか。「生」を司る神女とは違う、「死」を扱うユタ。その力をオカルト的に持ち出した点は新しいですね。

この話の中ではじめて知りましたが、琉球での信仰では魂の数が七つということになっているのですね。思い出しましたが、シベリアの少数民族たちの信仰でも魂の数は複数でした。



シャーマンといえば『シャーマンキング』ですが(ぇー、

シャーマンキングOP(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=O-ri67nop10

これ、キリスト教圏でも放映してるみたいですが、いいんですかね。オープニングの、しょっぱなから「よみが〜え〜れ〜」ですもん。「もう一度生まれよう この場所で」とか。
そういや、この『マブイノコトワリ』、全然シャーマニズムとは関係なかったな。



参照サイト
さぶろうぺーじ
http://saburou-p.sakura.ne.jp/
コミックガム
http://www.comicgum.com/
沖縄〜その不思議な世界(むぎ社)
http://www.mugisha.net/column5.html
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by xwablog | 2007-04-13 00:11 | 書庫
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