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ネネツ族(Nenetsy。ユクラ。ユクラ・サモエード)_クワルナフ用語辞典
ネネツ族(Nenetsy。)

北ロシア、西シベリアの北辺に広がるツンドラ地帯とエニセイ川中流域以北のタイガ地帯に住むウラル語派に属するサモエード系の民族。「ツンドラ・ネネツ」はツンドラ地帯でトナカイを飼育、「森林ネネツ」はタイガ地帯で狩猟・漁労民として生活しています。1979年の段階で人口は2万9900人。その中でも「森林ネネツ」はわずか1000人(1959年の情報)だけ。ネネツ族はこれでもサモエード語族系の部族の中では最大の人口を誇っています。この「ネネツ」という呼び名は、革命以後に付けられたもので、「人間」を意味する「ニェネチ」から。それ以前は単にサモエードとか、ユラク、ユラク・サモエードと呼ばれていました。こうした改名をしたのは「サモエード」という言葉が、サモエードの人々が食人種であるとの風説から「samoedy(自らを食べる者)」というロシア語に由来するとされていたため(実際の元の意味は不明。サーメ人のサーメと同源とも)。現在ロシア共和国内には「ネネツ自治管区」や「ヤマロ・ネネツ自治管区」といったものが設けられているようです。独自の神話を持ち、シャーマンがいます。

(参考文献・『ロシア・ソ連を知る事典』P237、430、)
(03/09/28作成、)

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by xwablog | 2007-07-21 18:33 | 用語辞典
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