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考古学ミステリーもとうとう佳境に。魚戸おさむ&東周斎雅楽『イリヤッド 入矢堂見聞録』第14巻
20070505 西山洋書で、5月6日まで全品10%offのバーゲンセールをやってますよ。高いの買ったりたくさん買ったりする人は急げ! それはともかく。 『家裁の人』の作者が描くアトランティス探索ミステリーの最新刊。 『イリヤッド 入矢堂見聞録』第14巻 (魚戸おさむ&東周斎雅楽。小学館。ビッグコミックス。2007年。505円。印刷/凸版印刷。) 「ついに秦の始皇帝の陵墓にたどり着いた入矢たち。そこで見付けたアーサー王の落書きと羊皮紙の断片。そこには1人の人物の名前が書かれていた。それこそが、マルコ・ポーロから東方の話を聞き出した人物だったのだ。そのころ、山の老人のグレコ神父は仲間とともに情報提供者が殺される事件に遭遇する。そしてグレコ神父をバトラー神父が捕らえることに成功するのだが・・・」 始皇帝の墓は無事クリア。てか、あの考古学史の奇跡的クラスの遺跡を放置するのはどうかと思うのですが、それはともかく。 とうとう物語も佳境に入りました。次の15巻で最終巻だそうです。 入矢たちは始皇帝の陵墓の中で墓に刻まれたアーサー王に関する一文と羊皮紙の断片を発見。これに書かれた名前はなんと、マルコ・ポーロから『東方見聞録』を口述筆記した作家ルスティケロでした。彼こそがこの東西の土地を結びつける重要人物のようです。 そしてグレコ神父の方も大変で、山の老人内での内紛があり、さらにバトラー神父たちに捕まってしまいます。そこで持ちかけられる意外な提案。 こうした展開の中で、実は生きていたオコーナーが動きだします。そして、さらに驚くべき裏切り者が存在しました。ユリの父エンドレの盟友である財団の責任者コバチというまさに側にいた人物が裏切っていたのです。しかも、ずっと側にいた人物の中で裏切り者はもう1人いて・・・ コバチが死の中で語るアトランティスの意外な場所。そしてそれを巡るさまざまな思惑をかかえ、最終巻へと向かいます。楽しみです。 前の13巻から14巻までがかなり早かったような気がするので、15巻も早く出てくれないかな。待ち遠しい。 意外と「イリヤッド」で検索してうちに来てくれる方がいます。 参照サイト 忙しい人のための『イーリアス』 http://home.highway.ne.jp/skondoh/il_story.html 関連記事 秦の始皇帝の陵墓にアトランティスの謎が! 魚戸おさむ&東周斎雅楽『イリヤッド 入矢堂見聞録』第13巻 http://xwablog.exblog.jp/10538901 →デジタル・クワルナフ サイト・トップへ
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| 2007-05-05 02:02
| 史劇
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