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殺し屋VS武器商人。休暇を台無しにする銃声の調べが奏でられる。高橋慶太郎『ヨルムンガンド』第2巻
殺し屋VS武器商人。休暇を台無しにする銃声の調べが奏でられる。高橋慶太郎『ヨルムンガンド』第2巻。ぱんつ履いてない


実は今日知ったのですが、スティーヴン・ハンターの傑作小説『極大射程』が映画になるみたいですね。『ザ・シューター/極大射程』という題名で、6月1日から公開。主役はマーク・ウォールバーグ。
うおおおおお。これは見ねば。私はスティーヴン・ハンターは『極大射程』が初読みで、いきなりがっちりハートを鷲掴みにされた人間なのですよ。
読んだ当初から映画向きだな~、とか思ってたのですが、やっぱりなりました。問題はあの作品の良さを出しつつ、映画にできるかですね。期待半分不安半分かな。

それはともかく。
銃撃戦と語りがたまらないのはこの作品もそうです。『サンデーGX』で連載中の『ヨルムンガンド』の第2巻。本日発売。

ヨルムンガンド第2巻_高橋慶太郎

『ヨルムンガンド(Jorumungand)』第2巻

(高橋慶太郎。小学館。サンデーコミックスGX。2007年。533円。印刷/図書印刷。単行本編集/銀杏社+小室時恵)
「チーム揃っての休暇で中東のドバイにやってきたココたち。しかし休暇中だというのに『オーケストラ』を名乗る殺し屋の男女に狙われることになってしまう。バルメと共にショッピングに出かけたココは、突然町中で銃撃を受ける。そこに勉強を抜け出してきた元少年兵ヨナが割り込み、瞬く間に壮絶な銃撃戦へと発展する!!」

この巻は中東・アラビア半島にあるアラブ首長国連邦の中心都市ドバイを舞台にした殺し屋との対決を描いた『ムジカ・エクス・マキーナ』がまるまる入ってます。街の中でのガンアクションが冴える!
休暇中のココのチームを狙って、殺し屋『オーケストラ』がやってきます。仕事を演奏に例える「師匠」とその連れのテンガロンかぶった少女・チナツ。どちらも凄腕でしかもかなりキてます。町中だというのに撃ちまくる撃ちまくる。散々巻き添えを出しながらも、なんとか一人を倒してケリをつけれそうになるのですが・・・。
メイン敵キャラのオーケストラの他に、中東担当(?)のCIA工作員のスケアクロウや、ココの兄・キャスパーが登場。スケアクロウは顔見せ程度ですが、今後手強い敵になるのかも。キャスパーはココの兄ですが、なにやらヨナとの関係があるみたい。最後に一話だけ入っている『Vein』がドバイからアフリカへ向かう船の上での話で、そこにキャスパーが出てきます。この後、アフリカにミカ・ミサイルを輸送していくみたいですが、アフリカでは中国系の怪しい公司が動いてるみたい。どうなるんでしょうね~。

今回は演奏だどうだといいながらも撃ちながらほざきまくる師匠とか、マヌケた会話をするチナツと師匠とか、ヨナとココのいい感じの語りとか、飄々としたレームとか、ココとスケアクロウのやり合いとか! もう楽しくて楽しくてたまらないトークばかりで大満足。いやいや、楽しませてもらいました。

あと、チナツのパンツ履いてないのオチは受けた! けど、ちょっと悲しくなりそうだった。

巻末におもしろオマケ漫画「ムンムンガンド2」が入ってます。味のある小話。

そういや、漫画の中でバルメが警官の楯を貫通されるシーンあったけど、前にどっかで警官が使うシールドは、ライフル弾だと貫通しちゃうって聞いたことあるな。たしか二枚だか三枚だか重ねれば平気とか。なんの事件だったかな? 浅間山荘?

最近はヴァージニアでの韓国人学生による大学銃乱射事件とか、ブラジルでのマフィア抗争とか、長崎市長銃撃とか、銃撃戦が立て続けですね。あ、最後のは銃撃戦じゃないか。
ヴァージニア工科大学の事件のニュースなど。

大学内で乱射事件、22人死亡=犯人は自殺か−米バージニア州
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2007041700021
米TVにビデオ・写真送付=「やった」とつぶやく映像−最初の銃撃後・乱射容疑
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2007041900138

これ、結局32人くらい死亡しましたが、実は同日にイラクでテロがあって、もっと死んでる。

イラクのテロ死者191人に・18日の爆弾テロ
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070419AT2M1900P19042007.html

あと、武器商人ネタにからんで。

ロシアに協力促す=東欧のミサイル防衛計画で米高官
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_int&k=20070419012014a

イランが東欧にどうこうするわけないけどね。

(3/27)「中国、軍事外交を活発化」・防衛研が分析
http://www.nikkei.co.jp/china/society/20070327c1a3r001_27.html

あれ、そういや、この前、中国がアメリカからヘリコプターたくさん買うって話あったような。

海外メディアも「衝撃」伝える・長崎市長銃撃
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2M1801B%2018042007&g=G1&d=20070418

これ、「海外メディア」ってあるけど、事例がAP通信のみ。そのまま「AP通信も」とは伝えないで、嘘をつかずに拡大解釈を促す手法。こういうの問題あるんじゃないの? とこの前話したりしてたので。

ちなみに、今回のヴァージニアでの銃撃事件でウチのブログの「アーミッシュの学校で銃乱射」って記事に数十人も人が来た。


ところで、高橋慶太郎氏って、アシスタント使ってないのかな? 巻末にスペシャルサンクスで作画協力・秋月亮氏の名前はあるけど、他に無いし。

参照サイト
1CL-M
http://tthtk.ifdef.jp/
サンデーGX
http://websunday.net/gx/
『ザ・シューター/極大射程』
http://www.shooter-movie.jp/

関連記事
ココと愉快な武器商人仲間たち。高橋慶太郎『ヨルムンガンド』第1巻。サンデーGX銃撃ち漫画フェア・その1
http://xwablog.exblog.jp/10524014


この記事へのコメント

おや懐かしい。S・ハンターですか!「真夜中のデッドリミット」も良かったですよ。
「極大射程」は読んでないのですが、面白そうですね。狙撃手の話でしたっけ?そういえば、だいぶ前ですけど太平洋戦争中の日米狙撃手の対決を描いた小説読んだことがあります(柘植久慶じゃないですよ)死を前に、二人の狙撃手がほんの一瞬心通わせる場面が哀切でした。短編ですけど妙に記憶に残っています。
Posted by ep at 2007年04月20日 21:11

元軍人のスナイパーが主人公のお話です。銃器や狙撃に関するネタなどの充実ぶりが読み応えをさらに増している作品です。普通の人でも楽しくよめる、はず。
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年04月21日 05:56

次の巻ではアフリカで中国ネタという感じになりそうですが、こういう事件も起きてます。

中国系の油田を襲撃、多数死亡、拉致も エチオピア
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200704250033.html
「アフリカ東部のエチオピア政府などは24日、分離独立を求める反政府勢力の武装闘争が続く同国東部にある中国の石油関連企業の油田開発施設で24日朝、武装した約200人の襲撃があり、少なくとも9人の中国人とエチオピア人65人の計74人が殺され、中国人7人が拉致されたと述べた。」(CNNより抜粋。)

確かスーダンとかでも積極的に進出してましたね。話の方ではどこらあたりが舞台になるのか。
Posted by 管理人・馬頭 at 2007年04月26日 11:35


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by xwablog | 2007-04-19 01:46 | 日記
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