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殺人事件の容疑者となった兄を探してトルコまで。篠原千絵『暁に立つライオン』
ヒッタイトといえば『天は赤い河のほとり』の篠原千絵氏ですが、またもトルコを舞台にした漫画です。しかも、今回は現代もの。

暁に立つライオン_篠原千絵

『暁に立つライオン』

(篠原千絵。小学館。2003年。390円)
「女子高生・和泉えりなは兄・鷹士が殺人事件の容疑者として国際手配されたと伝えられる。鷹士はトルコでNPO団体ヒューリエットで働いていたのだが、そこの仲間を殺したというのだった。そこにトルコからヒューリエットの代表シンクレアが来て、えりなが来れば隠れている鷹士も現れるのではないかといって、えりなにトルコまで来てくれないかと言ってくる。彼女は鷹士から送られてきたペンダントを持って、トルコへと渡ることにするが・・・」

『天は赤い河のほとり』の連載が終了した後、またもトルコものでということで描いた作品。ミステリーもので、高校生えりなが、殺人容疑をかけられた兄を求めてトルコまで行ってしまいます。しかし、怪しい人物は兄の所属した団体のメンバーらしく、命まで狙われてしまいます。実は密輸を偽装することもあった団体だったため、シンクレアがこのことで鷹士を捕まえたいがために、エサとして呼ばれたえりな。そんな危機を助けてくれるのが、同じ団体のメンバーのひとり、アルプ・アスラン。実は彼は・・・みたいな話。

これ、巻末にトルコ旅行記のおまけ漫画「トルコ取材雑記」がついてて、これが面白かったです。で、なんとカマンカレホユックの遺跡まで行って、あの大村幸弘氏と会ったりとか、ハットゥサ(ボガズキョイ)まで行ってみたりとか、楽しそう。


参照サイト
篠原千絵リング(ファンサイト)
http://www002.upp.so-net.ne.jp/nene/ring/sinohara.htm

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by xwablog | 2006-10-29 06:42 | 史劇
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